越昭三・高橋泰嗣・加藤幹雄「微分積分概論[新訂版]」(サイエンス社)は、 微分積分学の講義の際にお世話になっています。 気がついたことを書きます。
全微分可能ならば接平面がある、は述べられているが、 接平面があれば全微分可能か、が述べられていない。
p.129 の例 14 と問 18 について。
(d/dt) = { h(∂/∂x) + k(∂/∂y) } なのだから (d/dt)m z = { h(∂/∂x) + k(∂/∂y) }m z なのは明らかでは?