K&R2の日本語訳について(第8章)
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\begin{document}
\title{K&R2日本語訳訂正表}
\author{第8章}
\date{}
\maketitle
207 ページ,
17 行目,
「ユーザが」は「ユーザプログラムが」。
\vspace{3mm}
208 ページ,
2 行目,
「端末」は「そこ」。(意味するものは「画面」。)
13 行目,
字下げ不要。
「どちらも実際に」は原文になし。
16 行目,
「実際に」は原文になし。
「書くはずだったバイト数」は「要求された数」。
17 行目,
「通常エラーになる」は「エラーである」。
18 行目,
「通常使う値は…」以下の私訳
「最も普通の値は,一度に一文字(バッファリングなし)を意味する 1,
周辺デバイスの物理的ブロックサイズに対応する 1024 や 4096 のような数である」。
\vspace{3mm}
209 ページ,
10 行目,
「システムで適当に決めればよい」は「に適当なサイズである」。
$-$10 行目,
字下げ不要。
$-$4 行目,
「単一」の原語は simple であって,single ではない。
さて,何と訳す?
\vspace{3mm}
210 ページ,
15 行目,
「[sic]」は訳してない。私訳「ママ」。
(注意:{\tt creat} のつづり字が違っているのではないか,と心配する
読者のためのものである。)
\vspace{3mm}
211 ページ,
4 行目,
「に再書き込みをする」は「を書きかえる」。
9 行目,
「{\tt creat} はその内容を捨て,ファイルの長さを 0 にする」は
「{\tt creat} はその長さを 0 にし,そうすることによってその内容を捨てる」
\vspace{3mm}
212 ページ,
17 行目,
「8.6 節で述べた」は「8.6 節で述べる」。
(原文の described は過去分詞であって,過去形ではない。)
21 行目,
「{\tt vprintf} も」は「{\tt vprintf} は」。
$-$1 行目,
「普通 20」は「普通約 20」。
\vspace{3mm}
213 ページ,
7 行目,
「{\tt filename}」は「{\tt name}」。
15 行目,
「実際には」は原文になし。
\vspace{3mm}
214 ページ,
4 行目,
「簡単な」は原文になし。
18 行目,
「ゼロでない」は「非零である」。
$-$8 行目,
「標準ライブラリにあるファイルは,」は
「標準ライブラリでは,ファイルは」。
$-$3 行目,
「読込み/書出しモード」の次に「,エラー状態など」を入れる。
$-$2 行目,
「{\tt stdio.h} というファイル」は「{\tt }」。
\vspace{3mm}
216 ページ,
2 行目,
「逆スラッシュ」は「バックスラッシュ」。
$-$14 行目,
コメントが訳してない。
「空きスロットをみつけた」。
\vspace{3mm}
217 ページ,
9 行目,
「\verb'"t+"'」は「\verb'"+"'」。
10 行目,
「なお,」は原文になし。
13 行目,
「されるものであれば」は「されることになっていれば」。
15 行目,
「次に \verb"_fillbuf" が呼び出されたときには」は
「次以降の \verb"_fillbuf" の呼び出しでは」。
16 行目,
「いるはずである」は「と判る」「と判定される」?
\vspace{3mm}
218 ページ,
1 行目,
「さて,」は原文になし。
2 行目,
「{\tt stdin}, {\tt stdout}, {\tt stderr} のために
配列 \verb"_iob" を定義し,それを」は
「配列 \verb"_iob" を定義し,
{\tt stdin}, {\tt stdout}, {\tt stderr} のために」。
4 行目,
これは原文にもあるのだが,「{\tt stderr}」の直後のコロンは何か?
9 行目,
字下げ不要。
「\verb"_flag"」は「{\tt flag}」。
演習 8-2,
最後に「コードのサイズと実行時間を比較せよ」を入れる。
演習 8-4,
「状態情報であるということ以外は」は
「状態情報であり位置でないということ以外は」。
$-$8 行目,
私訳「今までに出てきたものとは異った種類の
ファイルシステムの相互作用が求められることが時々ある。
それは,ファイルの中味ではなく,ファイルについての情報を求めることである」。
$-$6 行目,
「機能」は「プログラム」。
\vspace{3mm}
219 ページ,
2 行目,
「システム」の前に「高度に」を入れる。
3 行目,
「なるべく」は「比較的」。
8 行目,
「当てはめてゆく」は「適用する」。
「仮定されるのは」は不要。
9 行目,
「である」は「を処理する」。
10 行目,
「説明する」は「おさらいする」。
12 行目,
「実際には」は原文になし。
16 行目,
「UNIX」は原文になし。
21 行目,
「その上で」は原文になし。
23 行目,
「演算」は「演習」。
27 行目,
「{\tt FILE} と同様な」は「,{\tt FILE} に類似した,」。
$-$2 行目,
「最長のファイル名要素」は「ファイル名要素の最長」?
\vspace{3mm}
220 ページ,
12 行目,
「一方,」は原文になし。
18 行目,
「そのファイル名」は「ファイル {\tt name}」。
19 行目,
「普通は」は「代表的には」?
$-$8 行目,
「文字で」は「キャラクタ単位で」?
\vspace{3mm}
221 ページ,
1 行目,
「便宜上,」は原文になし。
2 行目,
「の一部になっている」は「に含まれる」。
6 行目,
「文字スペシャル」は「キャラクタスペシャル」?
13 行目,
「含まれていれば」は「含まれているか知れないから」。
$-$9 行目,
「現用ディレクトリ」は「カレントディレクトリ」。
$-$2 行目,
「ためのものである」は原文になし。
\vspace{3mm}
222 ページ,
$-$20 行目,
「ファイル中」は「ディレクトリ内」。
「{\tt fcn}」は原文になし。
$-$19 行目,
私訳
「これはディレクトリをオープンし,その中のファイル群をループして
それぞれのファイルに関数を適用し,そのディレクトリをクローズして戻る」。
$-$1 行目,
コメントが訳されていない。
私訳「自身と親をスキップ」。
\vspace{3mm}
223 ページ,
12 行目,
私訳「各ディレクトリは常に \verb'"."' と呼ばれる自分自身へのエントリ,
\verb'".."' と呼ばれる親へのエントリ
を含んでいる。
これらはスキップしなければならない。
そうでないと,プログラムは永遠にループする」。
$-$12 行目,
「ディレクトリ項目」は「ディレクトリエントリ」?
$-$2 行目,
「{\tt system}」は「``システム"」?
\vspace{3mm}
224 ページ,
1 行目,
「次に」は原文になし。
$-$17 行目,
字下げすること。
「また」は原文になし。
「ものである」は原文になし。
$-$5 行目,
「ポインタは」は「ポインタが」。
\vspace{3mm}
225 ページ,
15 行目,
「特殊な」は「特殊化された」?
17 行目,
「その形態や中身を」は原文に見えない。
19 行目,
私訳「…のみ現われ,プログラムがそれらのファイルをインクルードするのであって,
プログラムの中に宣言を埋込むのでないことが重要である」。
20 行目,
「第2は」は「第2の観察は」。
「それ自身比較的にシステム独立でありながらも」は,
主語が単数なので,オブジェクト(objects)ではなく
インタフェース(interface)にかかる。
私訳「システムに依存するオブジェクトに対しても,
比較的システム独立なインターフェースを…」。
$-$5 行目,
「もっとメモリが必要になれば,{\tt malloc} でオペレーティング・システムを
呼び出してメモリが確保できるからである」は
「{\tt malloc} はオペレーティング・システムに
必要なだけさらにメモリを要求する」。
また,17 行目では「OS」,ここでは「オペレーティング・システム」と訳すのは,
訳文の不統一であろう。
\vspace{3mm}
226 ページ,
$-$13 行目,
「それはともかく,」は原文になし。
$-$12 行目,
「しかし,」は原文になし。
$-$10 行目,
「ブロック群」は「大きなかたまり」。
(OS からもらってきたときには一つの大きなブロックでは? %
また,ここでは「OS」と訳されている。)
$-$8 行目,
「次に,」は原文になし。
$-$6 行目,
「空きリスト上のブロックのどちらかの端と隣りあっている」は
「どちらかの端で空きブロックと隣りあっている」。
$-$5 行目,
「ばらばらに」の前に「あまりに」を入れる。
$-$4 行目,
「メモリの順序」は「昇順」。
「位置」は「しているかどうか」。
$-$2 行目,
「後で」は不要?
$-$1 行目,
「かどうかという」は「ようにする」
\vspace{3mm}
227 ページ,
2 行目,
「当然」は原文になし。
8 行目,
「最も制御の強い整合型の例」は「最も整合の制限の強い型のインスタンス」。
10 行目,
「整合させる」の後に「ため」を入れる。
13 行目,
「空きリストの上なら次のブロック」は
「空きリスト上にあるなら次のブロック」。
19 行目,
「ついても」は原文になし。
22 行目,
「繰り上げられる」は「切り上げられる」。
\vspace{3mm}
228 ページ,
8 行目,
「終りの位置」は,プログラム中のコメントに合わせるなら
「後尾」あるいは「後尾の部分」。
$-$5 行目,
「空きリストをリング状につなぐ」は
「空きリストを一回りしてしまった」?
\vspace{3mm}
229 ページ,
2 行目,
「もちろん」は原文になし。
3 行目,
「するのは損である」は「したくはない」。
4 行目,
「より大きくなったこのブロックは必要ならば切り取られる」は
「このより大きなブロックは必要に応じて切り分けられる」。
6 行目,
「が挿入される」は「を大きなアリーナに挿入する」?
7 行目,
「次に」は原文になし。
「{\tt sbrk (n)」は「{\tt sbrk(n)」。
「追加する」は「追加される」。
8 行目,
「本来は」は原文になし。
11 行目,
「たくさん」は原文に見えない。
12 行目,
「が意味のある形で比較できる」は「の比較が意味をもつ」。
$-$2 行目,
「ものになっている」は原文になし。
\vspace{3mm}
230 ページ,
1 行目,
「どちらかのブロックに」は「どちらかで」。
11 行目,
コメントの私訳「解放されるブロックがアリーナの最初か最後」。
12 行目,
コメントの私訳「上に隣接するブロックと結合」。
17 行目,
コメントの私訳「下に隣接するブロックと結合」。
$-$7 行目,
「うまく」は原文になし。
演習 8-6,
「{\tt calloc (n,size)}」は「{\tt calloc(n,size)}」。
\vspace{3mm}
231 ページ,
演習 8-8,
「{\tt bfree} 使って」は「{\tt bfree} を使って」。
\begin{flushright}
岩瀬順一
\end{flushright}
\end{document}