岩瀬順一の「日誌 --- 2007 年(四月〜)」

2007-05-10 (4)

5限、「計算数学1」の第4回。

前回から挿入ソートを書かせているのだが、

    for (
        if (a[i-1] > a[i]) {
            for (
と書いてしまう学生が多く見られた。 (授業では要素間の比較は関数を使って行なうようにさせたのでこの通りではないが。)

先週は、こう書いているのは一人か二人だと思ったので、 当てずっぽうで書いた結果だろうと思ってしまったが、 そうではないことが判明。 多くの学生がこう書いており、 話してみると、 挿入に当たって一度も swap の必要がない場合をスキップさせようとしているのだった。 私の説明がそう解釈されやすいものだったのか、 その次の for がこの if も兼ねることがわかりにくいのか。

学生と対話できる授業をしてみると、こういうことがわかって有益である。

あと、要素数が 10000 で実験した学生から、 比較・交換回数が 8 けたになってしまい、 普通の電卓では平均が計算できない、という指摘があった。 Linux の中に電卓があると思ったが、見つからない。 (筆算でもできるはずだが、大学生は電卓を探すのが普通である。)

一方、ちょっと失敗したと思ったのは、 「最初のうちは進んでいる学生の相手をするが、 そのうち、遅れている学生の相手をする」という切り換えがうまくできなかったこと。 最初のうち進んでいる学生の相手をするのは、 それ以外の学生はまだプリントを読んだり前のプログラムを見直したりしていて、 私の出番が少ないから。 進んでいる学生のプログラムが完成に近づけば、 こんどはその学生が回りの学生に教えてくれるようになる。 その段階になったら、進んでいる学生は“ほうって”おき、 遅れている学生の世話に回らねばならない。

2007-05-09 (3)

きょうは早川先生のところのセミナーはなし。

センター実習室で、あすの「計算数学1」のプリントを出力。

学生が Network ID を使ってメール送受信をする場合、 メールツールは一つに限るほうがいいのだが、 授業で先生方が別々のメーラを指定することもありえる。 そのため、学生に読んでもらおうとページを作りかけていた。

しかし、 「ページを作って『あとは読んでやれ』」 では自分も無責任のそしりをまぬがれないと考え直したので、 すべて破棄した。

2007-05-08 (2)

5限、「情報処理基礎」の第4回目。 佐藤正英先生の担当はきょうでおしまいである。

少し早く終わったので歩いて帰る。 帰り道で、 「タイピング練習を Network ID で math にログインしてやらせ、 結果は私のディレクトリでパーミッション 1777 にしてあるところに Contents ID をファイル名として書き込ませる」 というアイディアが浮かんだ。 それまでは wwwedu に Contents ID でログインしてやらせるつもりだった。 Web サーバにログインしてタイピング練習をさせて構わないかという問題、 実習室の TereTerm のデフォルトの接続先は math であるという問題があるからなのだが、 前者は「Web ページを作るためのタイピング練習です」と言いわけできるし、 接続先に「wwwedu」と打ち込ませるだけならたいしたことはあるまい。 (間違えれば接続できないだけ。)

2007-05-07 (1)

大学会館2階のパソコン相談窓口に行って、 ネットワーク ID でのメール送受信についてどう指導しているか聞いてみたら、 それはここの管轄ではないそうだ。 (学生と間違われたようで、 ネットワーク ID はとりましたかと学生指導員に聞かれた。)

メールの添付ファイルは自分のパソコンではあけず、 センター実習室の PC であけることにした。

四月にきた日仏会館からのメールだが、 .xls ファイルをあけてみたら画像ファイルによるロゴと、 「氏名」「メール」「大学名、学部」「専門分野」「滞仏時所属期間」「滞仏期間」 という見出しだけが出てきた。 .doc ファイルはメール本文と同じだったりなどして、むだが多い。 研究者のリストを作りたいというのだが、 書かれている条件が and なのか or なのか --- フランス語なら(たぶん)et なのか ou なのか --- 明記されていない。 どうしようもないと判断し、無視することにした。

2007-05-05 (6)

国民の祝日だが、大学に出た。 往復とも歩き。 行きは、角間新町のバス停のところから、角間川沿いの遊歩道にはいった。

math にログインし、/usr/ucb/mail username でメールを送ると、 昔ながらに /var/mail/username というファイルに届く。 当然、これは、~/maildir 以下を読もうとする Active! mail などでは読めない。 けさ未明に家から PPP 接続してこのやり方で送信してみたが、 Active! mail では受信できず、送れないのかと思ったが、 大学でログインしてみたらなつかしの「You have new mail.」が出て気づいた。 送受信は /var/log/syslog* に記録され、それが誰でも読めることも昔どおり。

2007-05-04 (5)

国民の祝日だが、大学に出た。 行きは歩き。

金沢大学中央のバス停で16時09分のバスを待っていたが、31分ごろきた。 兼六園下の交差点が渋滞していた。

2007-05-03 (4)

憲法記念日だが大学へ。

センター1階西側にある、 正面玄関風除室内の内線電話のあたりにしゃがみ込んで無線 LAN に接続。 ネットワーク ID で認証を受けて Sign-On し、 Outlook Express で受信。 それからネットワーク ID で認証を受けて Sign-Off した。 結構疲れる。 きょうは好天だから楽だったが、雪の日などはつらかろう。

AL-Mail で受信して Outlook Express に移動、というのも考えたが、 AL-Mail は最初に AL-Mail 独自の一行をつけるし、 MIME を(いわゆる)日本語に直して保存してしまう。 やめた。

コントロールパネルの「地域と言語のオプション」で 「フランス語(フランス)」を選んでみた。 日付の短い形式は使いやすさから 2007-05-03 に変更したが、 長い形式は jeudi 3 mai 2007 のまま。 フォルダ内のファイルを詳細表示させたときは前者なので普段と変わらないが、 プロパティを見ると後者で表示される。 ちょっとうれしい。 と思ったが、ほかのいろいろなところもフランス語仕様となってしまい、 困る点が出てきたので、すぐやめにした。

歩いて帰る。角間新町のY字路で右にはいる。 若松のバス停からちょっとだけ鈴見台二丁目のほうへ行った交差点に出た。 そのまま直進。 適当に歩いていたら、サムソン&デリラという名前の美容院の前に出た。 デリラは DELILA とつづり、最後に H はつかないようだ。

2007-05-02 (3)

13時から、早川さんのところのM1のセミナーに出る。

センター1階ラウンジで無線 LAN に接続成功。 電波が出ている装置がどれだかわかった。 これなら休みの日でも外から受信できそうだ。

三月 20 日以降、どうやって読み書きしようかと悩み、 家のパソコンから PPP 接続して受信し、 USB メモリに入れていた kenroku のメールを仕事用パソコンの Outlook Express にドラッグ & ドロップすることで“インポート”。

2007-05-01 (2)

パソコンをセンターに持ち込んで無線 LAN に接続する実験。 やはり、ID とパスワードを入れる窓が出た。

5限、「情報処理基礎」の第3回目の授業に出る。 先週無線 LAN 接続に成功した学生でも、 今週またパスワード入力を促される場合あり。

sylpheed から Active! mail へのメールの“インポート”法。 AL-Mail からも同様に可能。

  1. Active! mail の「オプション」「メールボックス管理」で「作成」 ボタンの左の四角に(たとえば)sylpheed と打ち込み、「作成」 ボタンを押す。ログアウトする。
  2. ~/maildir で ls -la するとその下に .sylpheed という ディレクトリができている。その中は ~/Maildir と似た ディレクトリ・ファイル構成になっている。
  3. ~/Mail/inbox にある、sylpheed で受信したメールを収めたファイル --- それらには 1, 2, 3, ... という名前がついている --- を、 ~/Maildir/.sylpheed/new にコピーする。
  4. Active! mail にログインする。「メール受信」画面で、「受信箱」 と表示されているのを「sylpheed」に変更する。すると、さっき コピーしたファイルがメールとして見えている。
  5. ただし、メールの受信日時が本当の受信日時とは異なる場合がある。 それらを受信箱に移動することも可能なようである。 ~/maildir 以下のフォルダ内に同名のファイルがある場合でも、 メールの移動によってそれらが上書きされることはないようである。
ただし、Active! mail の“サーバ” 側に貯えられる情報とは矛盾するかも知れない変更を勝手にするわけだから、 本当に大丈夫かどうかはわからない。

以上はセンター実習室で実験しながら書いたメモ。 これをメールでどうやって自宅に送ろうかと一瞬悩んだが、 メーラの実験をしてるんだから、そこから送ればいいのだった。

2007-04-30 (1)

振り替え休日だが大学に出た。 昼食は抜くつもりだったが、おなかがすいて、自販機でアイスを買った。

仕事用パソコンで AL-Mail32 をダウンロードし、 インストールしてみた。 APOP が使えるので、理学部棟から使っても安心であろう、と考えたためである。

ひとつのアカウントでいろいろなメーラを使うとおかしくなる。 それを防ぐには受信時にサーバからメールを削除しないよう設定すればいいはずだ。 Network ID でその実験をしていたのだが、 Active! mail の表示する日付が 2007/04/24 になる理由がわからない。 ~/maildir/cur 以下のファイル一つがメール一通に対応しているが、 ls -la しても ls -lac しても ls -lau してもこの日付はない。 touch しても 2007/04/24 のままだ。 われわれに見えないところに Active! mail が何らかの情報を持っているのか。 そうだとしたら、誰かに聞かないとわかりそうにない。

休日にもセンターの近くに行けば無線 LAN につなげるかもしれない。 そうすれば、POP3 しか使えない Outlook でも大丈夫だろう、と考えて、 近くまでパソコンを持って行ってみた。

と四箇所で試したが、電波はきているところがあるものの、 いずれもだめだった。

理学部大講義室下ではかなり強く電波が来ていたが、 同じ「lounge」という名前でも別物の気がしたのでパスワードなどは入れず。 (なぜか、入れるウィンドウが出た。)

maildir 形式で Active! mail を使っていてメールボックスを増やすと、 ~/maildir の下に .mailboxname の形の名前でディレクトリができる。 そして、その中がまた ~/maildir と同じようになっている。

Sylpheed から Active! mail へのメールの移動は、 上のようにしておいてから、 前者のメールがたまる ~/Mail/inbox からファイルを ~/maildir/.mailboxname/new へコピーしてしまえばいいようだ。

Maildir 形式のサーバとそうでないサーバ (kenroku とか)ではオプションの設定画面が違う。 この違いのせいでもあるのだろう。

歩いて帰る途中、杜の里のジャスコに寄った。 母の日が近いので、幼稚園児が書いたおかあさんの絵を展示していた。 金沢に住んでいるはずの卒業生で、 子どもの名前も(私が)知っている人がいるので、 その子どもの名前をさがしてみたが、見つからなかった。

2007-04-28 (6)

土曜日だが大学へ。 午後、総合メディア基盤センターと学科の計算機室の間を行き来して仕事。

新しい仕事用パソコン。 買ったばかりのときは普通だったが、 ほんの少ししたら、 Alt+F だけ利かなくなった。 Alt を押して離し、それから F を押すようにしないと利かないのだ。 キーボードとかユーザー補助のオプションを見てもわからず、そのまま使っていた。

スタートアップの中に 「Collector」と「TeraTerm Menu」へのショートカットがあったので、 これらを削除したら、なおった。 TeraTerm をダウンロードし、インストールしたときから変わっていたようだ。

mathematica を使わせる授業の場合、 Network ID で linux にログインしてそこから Network ID で math にはいって mathematica を使わせるが、 メールは Contents ID から送らせる方法もあるのだった。 これだと、Contents ID は原則として授業ごとだから、 特定のメーラを使うよう指示してもあとの問題がない。 ないわけではないが、 単に「このアカウントは削除せよ」で済むから楽だろう。

一般論としてまとめれば、 授業ごとに配る Contents ID は授業期間終了後の後始末の方法を教える必要がないのに対し、 Network ID は卒業まで使うから後始末までめんどうを見なければならない。 具体的には、その授業の実習でできたファイルはどれなのか教え、 不要なら消させるなど。

「情報処理基礎」だが、 今年度は(本来の意味での) ホームページからリンクをたどっても授業のページに到達できない。 ブラウザよりも前にタイピング練習をやらせるようにし、 TeraTerm で wwwedu にログインした時点で私のホームのスクリプトを実行させ、 授業のホームページへのリンクだけを置いたファイルを彼らのホームにコピーさせる、 という方法を思いついた。

2007-04-25 (3)

お昼休み、 総合メディア基盤センター実習室であすの「計算数学1」のプリントを試し刷り。

13時から、早川先生のところの修士一年のセミナーに出る。

数学科の計算機室でプリントを推敲し、18時ごろ、センター実習室で印刷。 (このとき、 無線 LAN からは Network ID による認証を受けないと wwwedu へ ftp できないことを忘れていて、 ネットワークがおかしいと思い込み、 しかたなく Active! mail で z07eat01 からそれ自身へ、 ファイルを添付して送ったのだった。)

藤曲先生のところの院生がTAとして待機し、学生の自習を助けていたが、 math が固まってしまったようでセンターの人を呼んできた。 mathematica を正しく終わらずに帰った学生がいたようだ。 ふつうは一人あたり四つのプロセスが動いているのだが、 一つだけのユーザがいる。 前のシステムだと、間違いなく、そういうユーザは不正に終了したユーザだった。 その場合、そういうユーザ一人につき w で表示される負荷が約 1.00 だけあがったが、 今回はそうなっていないようで、ほとんどゼロである。 いっときは、コマンドラインからコマンドを打ち込むこともできないほどだったが、 kill してもらったら解決した。

2007-04-24 (2)

5限、「情報処理基礎」(第2回)の授業に出る。

少し早く終わったので、急いだら、 金沢大学自然研前を18時12分のバスに間に合った。混んでいた。 その授業に出ていた学生が乗っていた。金沢大学中央から乗ったのであろう。

2007-04-23 (1)

手ぶらでセンター実習室へいってメールを送るときは Outlook にその場で名前とかメールアドレスとかサーバ名とかを設定して送っている。 きょうはログを送る機会があり、 一行が長いまま送ったら勝手に折りたたまれていてちょっと落ち込んだ。 その設定のことを忘れていた。

帰り、兼六中学校のわきを通ったら、 大学で見かけたような記憶のあるサークル名を書いた立て札を持っている人を見た。 通り過ぎてから戻って話してみたら、どうもそのようだ。 ここで活動していたのか。

2007-04-21 (6)

午後、センター第2自習室へ。

sylpheed には「アカウントの設定」に「送信」タブがあり、 その中に「SMTP認証 (SMTP AUTH)」というチェックボックスがある。 チェックマークをつけ、「認証方式」は「自動」のまま。 これで、送信時にパスワードを聞いてくるようになる。

Active! mail とまぜて使う実験をしてみたら、 やっぱり、 メールは別のところにたまってしまう。 Active! mail でいつでも見られると思っていたメールが、 sylpheed を使ったために見られなくなってしまう、ということもあるわけだ。 学外からの場合、Active! mail は簡単に見られるが、 sylpheed は使えない。 sylpheed がどこにメールをためるかを知っていて、 math にログインすればいいとわかっていれば、 何らかの方法で認証を受けて学内ネットワークにはいり、読むことが可能。 でも、普通の学生には無理だろう。

帰りは、若松まで歩いた。 角間新町の花束はあまり香らなかった。 夜、暗くなってからのほうが香るのだろうか?

若松で、田上からのバスに乗ったら、 金沢大学線だけだと思っていた 100 円区間のアナウンスがあってちょっと驚いたが、 「若松−鈴見台二丁目」は大学からのバスなら特別扱いで 100 円であるから、 大学からでない、田上からのバスでもそうなっているのだった。

広坂で降りた。290 円。意外に高かった。 金沢大学−小将町が 270 円なのと比べると。

2007-04-20 (5)

生協購買部に見本として置かれている卒業アルバムが新しくなった。 薬学部のところを見ていたら、 「情報処理演習A」や「線形代数学第一」で教えたことのある学生さんが。 私が教えたのは1年生のときだった。懐かしい。

センターのロビーに置かれている「実習室案内パネル」で「利用の注意」を見ると、 「パソコンの設定変更をしないでください。 やむをえず変更した場合は必ず元の状態に戻してください。 後の授業で支障をきたします」とあるのだった。

念のため、おととい書いた、Linux ブート時のメッセージの有無を確認。 結論:「出るのは 1 と押したときのみ」。 だから、おととい書いたのは間違いだった。 正しくは、何も押さずにブートしたのち、 自分がログインしようとしているほうのアカウントでログインしてみる。 ログインできたら、終了後はそのまま帰ればよい。 ログインできなかったら、リブートして今度は 1 か 2 を押し、 終了後、再起動して、さっき押したのでないほうを押してブートし、 そのままシャットダウンすればよい。 (実際には、おととい書いたように、この必要はないと言われているのだった。)

上の段落に書いたやり方だと、 まずありえないことだが、万が一、 Contents ID と Network ID とで同じユーザ名・パスワードのものがあると、 ログインできてしまう。 できてしまうと、センターの別の規約に反することになりそうだ。 いったん Windows にログインし、 そこから math と wwwedu にそれぞれ自分の ID でログインし、 同名のユーザがないことを確かめて、とますますめんどうになる。

リプレース前の Windows では、 「再起動」すると次に終了しようとしたときのデフォルトが 「再起動」になってしまい、 終わるつもりが再起動してしまう、というミスがときどき起きた。 今度のシステムではそうはならない。

sylpheed はパスワードを生のまま保存する! 演習用アカウントから Network ID のメールを送受信する設定にした場合、 その演習用アカウントのホームが消去されないままその uid が再使用されると、 Network ID のパスワードがもれるおそれがある。 生のまま保存しなくてもメールを読まれるおそれはあるが、 パスワードそのものを知られてしまうほうが重大である。 せめて、パスワードは保存しないようにさせたい。

また、歩いて帰った。 角間新町の花束はよい香りがしていた。 実は、あの事故では、もうひとつの命が失われている。 それは、あそこに立っていた街路樹である。 自動車に衝突された直後には、 それほど大きなダメージは受けていないようだったが、 そのうち、抜かれて、別の木に置き換えられてしまった。 もしかしたら、あの前の木に捧げる花束だったのかも。

2007-04-19 (4)

4限、「計算数学1」(第2回)。 かなりの学生が swap() を書くところまで行けたようだ。

きょうから授業に出た学生がいてアカウントが足りなくなり、 K.-R. さんに追加を頼みにいったら、 今年度のシステムではすぐにはできないらしい。 3年生には学籍番号とアカウントの末尾二けたが一致するように配っていたが、 履修しない学生もいるから、余っているのもある。 それを使ってもらうことにした。 誰が履修しないかは厳密にはわからないが、 去年の実習用アカウントが kenroku に残っているのを思い出したので、 指導用 ID でログインして一つ上にあがり ls -lat し、 全く使われていないものの一つを選んで渡した。

その次の時間、藤曲先生のレポート課題をやりたいという学生が何人かいたので、 引き続き第1演習室を借りてやらせる。 一人ずつではかなり困難な箇所があったようだ。 Network ID で Linux にログインするのだが、 日本語入力が、私の先週の授業でもそうだったように、 途中できかなくなることがある。

一人の学生は、math の中で暴走した。 この場合、Windows を立ち上げてログインし、 TeraTerm で math にはいってプロセスを kill すればいいのだが、 普通の学生には、一人でやれといっても無理だろう。

2007-04-18 (3)

13時から、早川先生のところの修士一年生のセミナーに出る。 符号の話で、第一回目は出なかったが、ほぼついてゆけた。

センターは“コンピュータの設定は変えないように。 やむをえず変えた場合は元に戻しておくように”と注意している。 Linux を使う場合、Contents ID と Network ID のどちらを使うかで 1 か 2 を入力すると、設定を変えてしまうことがあるのだった。 この点について受付で尋ねたところ、 H.-M. さんから、“それは構わない”との回答をいただいた。

(もしもこれを気にするなら、次のように指導しなければならなくなる。 Linux を立ち上げる場合、 1 または 2 を押すことなく、60 秒待って、どちらが立ち上がるかをまず覚えよ。 それには、ブート途中に

system logs copy start
system logs copy end
の2行が出るかどうかを見極めることが必要となる。 出れば 1, すなわち、Contents ID である。 出なければ 2, すなわち、Network ID である。 それを覚えたうえで、利用したのち、 必要なら、元のほうでもう一度ブートし直し、それからシャットダウンせよ。)

2007-04-17 (2)

センター実習室へ。 Contents ID と Network ID とは全く別物だが、 同じ uid のものがある。 どちらで Windows にログインしても、Explorer のアドレス欄に \\fs01 あるいは \\fs02 と打ち込めば、ホームが並んでいるのが見える。 uid が同じだと見えてしまうのではないかと思ったが、 そういうことはないようだ。安心した。

5限、「情報処理基礎」(第1回)。 数学科、生物学科、地球学科、計算科学科の1年生の合同授業。 教室は総合教育棟C10だ。 鈴木先生の担当だとばかり思っていたが、佐藤先生だった。 私は単に見学。 学務係が私につけてくれたTAは来ていなかった。

TAがアカンサスポータルのアカウントを配る際に、 私が担当する学生の学籍番号を見せてもらった。 今年度も、偶然だろうが、学籍番号とうまく対応するようにIDを配れそうだ。

第15回目にアンケートをやることが決まっているそうだ。 絶対に授業をしなければならないのか。

昨年度に単位を取れていない学生の対応法は学務係が連絡してくれることになっていたはずだが、 話が通っていなかった。帰りに学務係に寄ったら、 私の担当するクラスの分はもれていたようだ。

歩いて帰る。 角間新町のY字路に花束が置いてあった。 きのう、帰りのバスの窓から見えたような気がしたので、確認のため。 5年前の四月15日未明にここの街路樹に衝突して亡くなった兒玉徹さんに捧げられたものと想像される。 よい香りがしていた。

雨が降ってきたので、若松からバスに乗った。

2007-04-16 (1)

昨年度の実習用 ID で kenroku にログインできるので、 ファイルを保存するのを忘れた学生は急いで保存するように、 との掲示を出した。 やり方も書こうかと思ったが、 テキストファイルを一つずつ Mail address < filename で送るにしてもその前に ls でファイル名を知る必要があるし、一つずつだから手間がかかる。 tar で固めて ftp で持ってくれば全部まとめて OK だが、 パスワードを間違えたなどの理由でエラーになった場合の処理まで書くとなると (私が)大変だ。 センターの人に聞いて、としておいた。

2007-04-14 (6)

午後、センター第2自習室へ。 「計算数学1」の準備。 ノートパソコンでプリントの原稿を書き、 Linux でプログラムを動かして確かめる。 以前は Web ページの原稿そのものを直接エディットしていたが、 このやり方だと無線 LAN でつないで ftp で送ることになるのでちょっとめんどう。

2007-04-13 (5)

センター自習室へいったら、 藤曲先生の授業の TA をしている院生がプリントの update をしていた。 Mathematica を利用するにはネットワーク ID で math にはいる必要があり、 Linux にコンテンツ ID でログインした場合でも、 Mathematica の結果を収めたファイルはネットワーク ID のほうのホームにたまる。 先生はレポートはコンテンツ ID で送らせることを希望しておられるようなので、 必ず ID の使い分けの必要が生じる。 授業をとる学生にとっては、昨年度までよりもめんどうになったわけだ。

2007-04-12 (4)

センターから、センター内の無線 LAN などは Vista には対応していません、 というメールがきた。 三月末の学会出張のとき、 Vista を載せた PC を買って帰ろうかと思ったのだが、 やめてよかった。

昼に見たら、足湯にコインが投げ込まれていた。 フジの実も中に落ちている。 また、上から水が出ていた。 少し前に気づいたのだが、上から出る水は浴槽にははいらない仕組みになっている。 その後、また見たら、コインが増えていた。

「計算数学1」のため、アカウント受領証を作る。今学期も手書きだ。

4限 (14:45-16:15) は「計算数学1」(第1回)。 第1演習室(旧:第1実習室)。

前(まえ)半分に座ってもらった。そのほうがやりやすいので。 前の時間が早く終わったようで、 休み時間のうちにかなりの学生がそろった。 そこで、プリントとアカウント受領証を持っていってもらい、 受領証と引き換えにアカウントを渡した。 授業時間になってからプリントの説明。その後、実習にはいったら、 ログインできない学生が二名。 私が ID とパスワードを入力してみてもはいれない。 アカウント発行にミスがあるのか、 「情報処理基礎」 では60名弱のアカウントを全部ログインできるかどうか確かめてから配布しなければならないのか、 とかなりあせったが、 ブート途中の “コンテンツ ID かネットワーク ID か”の指定を間違えたのでは、 と指摘してくれた学生がいて、その通りだった。助かった。

emacs の設定のところで「変です」の声があがった。 「不正なヌルコマンドです.」と出る。 プロンプトも違う。調べてみたら、shell が違っていた。 私の指導用 ID は bash, 学生のは tcsh である。 コマンドラインから「cp ~z07eat01/.em* . &> /dev/null」 と打ち込んで私の emacs 設定ファイルをコピーしてもらうつもりだったが、 tcsh ではリダイレクトの指定のしかたが違うようだ。 リダイレクトが失敗しているだけかと思ったが、コピーも行われていない。 センターの人に相談したが、すぐにはどうにもならず、 少し考えてから「& 以下は打ち込まない」と伝えてとりあえず突破。 ただし、ディレクトリ emacs.d が存在するので、 「ディレクトリは対象外です」というメッセージが出る。 (これを抑制するためのリダイレクトだったのに……。 エラー出力をリダイレクトする方法は覚えていなかったので、 おととい man bash して調べたことを思い出した。)

あと、Active! mail への名前などの登録の際、 日本語入力が一度しかきかない、との声も多くの学生からあがったが、 全員ではなかったようだ。 これは私の手元では再現できなかった。

emacs で打ってコピーしてもらえばいいのだが、 emacs からのコピーは相変わらず変。 私の氏名はホームページからコピーできるはずだが、 範囲指定したのとは少しずれた範囲がコピーされてしまう、という報告もあった。

emacs の地の色を自分の好きなように変えたい、という声もあり。 これは私の宿題に。

初回であり、また、 女子学生がきのう授業と重なって受けられなかった健康診断に行きたいというので、 プログラミングまで進んだ学生は少なかったが、 16 時で終わりにした。 (ふだんも、残り 10 分になると「適宜終わってください」と言っていたので、 5 分しか違わないのだが。)

授業のあと、shell の件の原因について尋ねてみたところ、 登録時のミスとのことだった。

センター内で無線 LAN に接続した場合、 gipc.kanazawa-u.ac.jp はそのまま見えるが、 ipc.kanazawa-u.ac.jp はもう一度ネットワーク ID で認証を受けないと見られない。 これは仕様だそうだ。

金沢大学自然研前を 18 時 12 分に出る西金沢行き(旭町経由)のバスに乗ろうとしたら、 満員に近い。ドアを開ける前に、運転手が、 “すぐ後ろに野々市車庫行きがきているので、 桜町より先まで行く人だけこのバスに乗ってほしい”と言っていた。 いままでは聞かれなかったアナウンスだ。 野々市車庫行きは 18 時 15 分発だが、すぐ後ろにきていた。 乗ったら、バス停のロータリー内で西金沢行きを追い越し、先に発車した。 その前には 18 時 11 分の金沢駅行き(鈴見経由)もかなり混み合って発車していった。 この三台が同時にロータリーにはいるようにダイヤが改正されれば、 混雑が緩和されると思う。 最後にくる野々市車庫行きが最もすいていることが多いが、 遅れていたり、満員だったりしたらと考えて、 前のに乗りたいと思ってしまうのが普通だからだ。

若松西で降りて、浅野川にそって少々歩いた。

PPP 接続し、kenroku から ipe3001 にログインすると、 z07eat01 の shell は tsch になる。

2007-04-11 (3)

きのう印刷した、「計算数学1」のプリントの推敲。 昨年度までは、訂正したら全てを印刷し直していた。 しかし、今年度からは印刷枚数が限られるので、 もしも訂正のないページがあればそのまま使おうと思う。 汚すといけないので、コピーをとってそちらを読む。 そのあいだ、新しく買ったパソコンのバッテリーを充電。

センター第2自習室へ。

24 時間うごかす Linux マシン二台は電源が切れたままだ。 ネットワークから電源が入れられるのかと思い、その方法を尋ねたところ、 そうではなく、電源がはいっていないだけだった。 そのマシンは local な IP アドレスと global な IP アドレスとを持っている。 後者は 133.28.1.210 と 133.28.1.211 である。 しかし、ログインできない。 数学科のマシン theta.s.kanazawa-u.ac.jp にログインして nslookup で調べても local な IP アドレスのほうが返ってくる点も変だ。 直してもらえることになった。 (深夜、家から PPP 接続し、ログインできることを確かめた。)

各端末のディスプレイに、 Contents ID, Network ID でのログインの方法を書いた紙が貼りつけてあった。 (研究用 ID でのログインはもはや想定されていないようだ。)

前に私の授業に出ていた数学科の学生から、 mathematica を起動できないと相談された。 いままでの使い方は、 ssh で math.ipc.kanazawa-u.ac.jp にログインし、 math として起動するもの、ではないそうだ。 mathematica と起動するとエラーメッセージが出続けると認識していたので、 やってみせた。 そこにセンターの人と業者の人がこられたので、聞いてみた。 いろいろ調べてもらった結果、 エラーメッセージは無視して使えばそれで使えていたのだった。

「計算数学1」のプリント完成。数学科に戻ってコピーした。 センターで印刷すると下部に必ず ID と印刷年月日、時刻がはいる。 昨年度までは、その部分が画面外になるよう少々ずらしてコピーしていた。 しかし、コピー機の調整状態によるのか、 それだと紙の端が黒く出て、みにくい。 そこで、修正テープで消してからコピーすることにした。

アカウントは、 今学期からは学生一人一人に一枚の承認書が渡るのではなく、 全員分をまとめて一枚の紙に印刷するようになった。 コピーして、切れ目を入れて、私が呼ぶところの「いかそうめん」状にした。

プリントの元を印刷して気がついたのだが、 プリント枚数を 「前期 50 枚、後期 50 枚」または「合わせて 100 枚」 と頼んでおいたら後者になっていたので、 「計算数学1」の授業の準備には 100 枚まで使えるのだった。 学生は後期の「総合演習」のために残しておかなければならないが、 私は前期で全部使ってしまって構わないのだから。

2007-04-10 (2)

総合教育棟学務係で確認。 三年生以上で「情報処理基礎」を受けたいという者はこなかったそうだ。

昼食の帰りに、大学会館でやっていた書道部の展覧会を見た。

総合メディア基盤センターで授業の準備。 あすから授業開始なので、学生が多くなりそうだ。

Windows が立ち上がると、つい、癖で、TeraTerm を起動してしまう。 いまはメモ帳を使っているのだった。

Linux で、ウィンドウのタイトルバーをダブルクリックしたときの動作は Windows と同じになった。前は確か違ったはず。 でもプリントには省略。紙面が足りないし、困らないと思うので。

作業はいままで通りアカウント iwase で行なっていたが、 実習時には z07eat01 のホームの下にファイルをもってくることになる。 どこに置くかちょっと考えたが、

-+- .windows -+- web -+- 06comp
                      +- 07cma1
                      +- index.html
とした。 07cma1 は「07 年度『計算数学1』」を意味するいままで通りのフォルダ名であり、 ここに「計算数学1」のページを置く。 06comp には先学期の「計算機基礎論3B」のページを置く。 「情報処理基礎」についてはまだ本格的には作業を始めていないが、 ここではなく、z07jat01 のホームの下に置く予定である。 そして、授業が終わったら一つのディレクトリの下にまとめる予定。

この過程で気づいたのだが、 Windows からコピーすると ~/.windows/web 以下のパーミッションが変になる。 ここのパーミッションが 751 なのを継承してしまうようだ。 ファイルのそれが others に対して 1 だと Web サーバはそのファイルを発信しない。 センターとしては ftp ソフトで置きに行かせるから大丈夫と思っているのだろうが、 私の「情報処理基礎」ではじかにファイルを書かせるかもしれないのでちょっと注意。

きょうはセンターの PC 内で作業を行なったが、 きのう購入したノートパソコンの調整が済んだら、 それを持ち込んで、なるべくそこで作業を行なう予定である。

新年度、初めてプリントアウトを行なった。 指導用アカウントでも学生と同じ枚数しか印刷できないので注意が必要。

2007-04-09 (1)

昼前にセンターに行ったが、アカウントはまだできていなかった。

今年度から、研究用アカウントでは印刷はできなくなったとのこと。 はて。そんな通知はきていたかな。

Linux を立ち上げた PC によそから ssh ではいるのは不可になったようだ。 そうでないと、“認証”済みのマシンにわきからはいって lynx で学外サイトにアクセスし、悪さをするやつが出てこないとも限らない、 と前から気になっていたのだ。 ついでながら、自分自身に ssh も不可である。

この件に関連して、Sign-Off を忘れた場合の実験をしてみた。 Sign-On したまま「ログオフして別ユーザがログインした場合」、 「リブートして別ユーザがログインした場合」、 「いったん電源を切って再ブートし、別ユーザがログインした場合」、 いずれも、前の“認証”が有効なので、そのまま学外に出られてしまう。 Windows でも Linux でも、だ。

昼食後、生協のカウンターで聞いてみたら、 一年生の必携パソコンと同じ機種は、買えるそうだ。

午後、またセンターへ。アカウントができていた。 指導用アカウントは、 「情報処理基礎」が z07jat01, 「計算数学1」が z07eat01 である。 終わりから三文字めが数字でなく t なのが指導用アカウントの特徴。 そのため、ホームの一つ上で ls すると今回は指導用アカウントが最後にくる。

それと平行して、生協でパソコンを購入。 箱には、なぜかフランス語が書いてあった。 数学科計算機室でセットアップなどする。

センター第2自習室の、私がよく使う席で無線 LAN が使えることまで確認した。 数学科計算機室からは無理だった。 電波が出ていることは認識するがつながらない。

unix 上で tar で固めて Windows XP でほどいたファイル群だが、 本当に無事にほどけたのか、不安になってきた。 大文字と小文字の違いだけのフォルダ名とか。

2007-04-07 (6)

土曜日だが、大学へ。

13時ごろ、センターへ。

学生がたくさんいる。 昨年度の文学部の「情報処理基礎」の補習だった。 総合教育棟で掲示を見た記憶がある。 きのう・きょうでまとめて実習を行ない、 形式上は今年度に再履修したことにして単位を出す、というものらしい。 後半 9 回の授業分だけなので、 1.5 * 9 = 13.5 時間だけ授業をすればよく、 これなら二日間で済んでしまうのだ。 この補習は第2演習室(旧・第3実習室)でやっていた。 ずいぶん大勢の学生がいた。

からにしてあるアカウント iwase47 で、きのう作った .emacs* のテスト。 OK だった。 プリンタはきょうも使用不可。

「計算数学1」のためのページの作成。 誰もいなかったので、はかどった。

Active! mail のプロフィール設定に「メールアドレス」が増えた件を書こうとして、 最初に一つめのプロフィールを設定するときにはその欄はないことに気がついた。 それを修正しようとした場合、および二つめ以降を設定する場合には欄がある。

16時50分の閉館時刻が迫ったので理学部に戻る。 更新したファイルのみ、ftp で USB メモリにコピーしているのだが、 しかし、まだ手順が確立していない。 pop01 は ftp を受けつけるようになっていた。

2007-04-06 (5)

生協で1年生の必携パソコンと同じものが購入できるかどうか少し前に聞いたのだが、 まだわからないそうだ。

午後、センター第2自習室で授業の準備。

プリンタはまだ使えない。

ドットファイル、特に .emacs* の書き方を試行錯誤。 Linux に最初にログインすると自動的にできるファイルもあり、 きのう教わった、フェイルセーフモードではいって dotcp というスクリプトを実行するとコピーされるファイルもある。 そして、それらに手を加え、emacs は文字が単一色で表示されるようにした。 学生には、ログイン後、 cp コマンドで私のホームから .emacs* をコピーさせようと思う。 コマンドと引数は(いわゆる)ホームページからコピーさせるから、 間違える心配はない。

その過程で、私の以前の .emacs が必要になった。 USB メモリに入れてもってはいるが、 センターの PC には差し込みたくないので、 理学部まで戻って、私のパソコンから ftp した。

きのう書いた問題点はすべて解決できた。

Active! mail の最初のページのサーバの選択肢に mailedu がはいっていないので、一瞬、ものすごく不安になった。 きのうの講習会ではほかのメーラだけが紹介されたので、 サポートされないのかと思って。 確認したところ、そうではないそうだ。 少しあとに見たら選択肢が増えていた。

2007-04-05 (4)

総合教育棟学務係へ行ったら、センターの松本先生もきていたので、 『昨年度の「情報処理基礎」で前半は合格したが後半で落ちた学生は、 今年度再履修する際に前半をもう一度履修する必要があるのかどうか』尋ねた。 ないそうだ。

15時から、センター第1演習室で、実習室の新端末の講習会。 机の上の、パソコンの配置が前とは変わった。 プリンタは後方にまとめて2台置くようになった。 理学部の教員は、センター併任の人を除いて、私のほかには来ていないようだった。

私は一カ月の間センターに通ってパソコンを操作し、 センターの人や業者に質問もし、ようやく新しいシステムがわかりかけてきたのだが、 知識のある人はこれからでも授業に間に合うのだろう。 ものすごく基礎的な質問をしている人もいた。

Linux 上の emacs の文字を大きくする方法を教わった。 ログイン画面で「セッション」をクリック。 「フェイルセーフなターミナル」を選ぶ。 そしてログインし、スクリプト「dotcp」を実行。 ログアウト後、再度ログインする。 そして、~/.emacs-faces.el の 14 行目に 「fontset-14」とあるのを、 「fontset-20」などに変えればよい。 ただし、Ctrl+L しないと文字の大きさがまちまちだったりする。 なぜ?

そのあと pop01 や math にログインすると ls が効かない!

> ls
ls: illegal option -- color=auto
usage: ls -1RaAdCxmnlhogrtuvVcpFbqisfHLeE@ [files]
>
だって。 \ls とするのはめんどうだ。 .cshrc の中の alias を消せばいいんだけど。

学生には、私が作ったしかるべきドットファイルをコピーさせるようがよさそうだ。

emacs のかな漢字変換もなんか変。 (前と違う、というだけかもしれないけど。)

2007-04-04 (3)

数学科計算機室のノートパソコンから pop01 に ftp できない。

理学部学務係の前を通ったら、 2005 年度以前のカリキュラムが適用される学生が共通教育科目を履修する際の注意書きをまとめたものが置いてあった。 「情報処理基礎」に関しては、 来週月曜日までに申し出るようにとのこと。 ところで、あと何人受け入れられるのか、 昨年度は聞かれた記憶があるのだが、今年度は何も聞かれていない。 総合教育棟学務係に聞きに行く。 ちなみに、総合教育棟にはこのプリントは置かれていなかった。

午後、総合メディア基盤センター第2自習室へ。

ここの Windows からも pop01 に ftp できない。 kenroku からならできる。

ブート時に線分が回って見える時間は短くなった。数秒間。

Windows 上のブラウザの(本来の意味での)ホームページは昨年度までのまま。 これが変わるのかどうか尋ねたが、不明とのこと。

演習用アカウントがどのようなものか全くわからないので、 不安である。いつごろもらえそうか尋ねたが、あす以降とのこと。

プリンタはきょうも使用不可。

授業のための(いわゆる)ホームページ作りだが、 昨年度まで ~/web にあったファイルを数学科計算機室から iwase@wwwedu へ ftp で送っておき、 それを pop01 からエディットすることにした。 ところが、何か変。 html モードにはいってしまうのだ。タグが反転表示になって気持ちが悪い。 自分の日誌を参考にして適当に .emacs を書いてみたが、だめだ。 “拡張子”を変えてもだまされてくれない。 中身にタグがあるかどうかを見ているらしい。 Windows から TeraPad を使ってみたが、やはり html モードになる。 しかたがないので「メモ帳」を使うことにする。

「情報処理基礎」のほうから作成することにした。 私の担当分が始まるのはあとだが、ログインのしかたなどは 「計算数学1」と共通だから、結局、このほうがいいと考えて。

Tera Term の「セキュリティ警告」のウィンドウが出るのが速くなった。

タイピング練習プログラムは ftp してなかった (=私の USB メモリの中にある)ので、試すことができない。 数学科計算機室に戻って ftp して戻ってくればいいが、 きょうはここまで、ということにした。

更新したファイルは、理学部に戻って ftp で get すればよいのだが、 メールで送るほうが簡単、と気がついたのでそうした。

きのうと同様に兼六園へ行こうかと思ったが、 雨が降っているのでやめにした。

Outlook Express 内のメールをファイルにするには、 ドラッグ&ドロップでいいのだった。知らなかった。 複数のメールをまとめて処理することも可能。 いままでは「ファイル」「名前を付けて保存...」とし、 070404a.eml のような名前をつけていた。 070404 という名前のフォルダを作り、 その中にドラッグ&ドロップすれば簡単だ。 subject がファイル名になるが、もしも同じ subject のメールがあれば、 「(1) 」「(2)」などをつけてダブらないようにしてくれる。 subject がないメールの場合は適当な名前がつく。

2007-04-03 (2)

理学部わきにできた足湯のふたがはずされ、湯がはいっていたが、 槽のまん中に石が出ていて、寝そべることができないことがわかった。

授業の準備をどうやって進めるか、考えがまとまらない。 とりあえず、以前の ~/web 以下を tar で固めたファイルを USB メモリから wwwedu へ。 pop01 にログインしてそれをほどく。

「印刷枚数確認」のアイコンをダブルクリックし、 iwase で印刷可能は枚数を知ろうとしたが、0 だった。 今年度分はまだ登録されていないそうだ。

math および pop01 は ftp サーバでもあることに気がついた。

Active! mail のプロフィールに「メールアドレス」が増えていた。 pop01 にログインしてもここに kenroku のアドレスを書けば、 From: のアドレスは kenroku になる。

結局、ページ更新はできず、ファイルを消して終わりにした。

生協で、1年生と同じノートパソコンが買えるかどうか聞いた。 あとで回答がくるとのこと。

総合教育棟北棟の3階北側玄関に出ようとしたら、 トラックがノートパソコンを大量に降ろしていた。 あすのセットアップ講習会で渡す分だろう。

金沢大学(終点)のバス停を17時15分に出るバスに乗ったら、 金沢大学中央でセットアップ講習会の帰りの新入生と思われる人たちが、 パソコンの箱を持って大勢乗ってきた。 その結果として、金沢大学自然研前では積み残しがあったようだ。

20時台に大学に PPP 接続してメールを送ろうとしたら、 smtp サーバが反応しなかった。 しかたがないので、biglobe のアカウントから、 Reply-To: を kenroku に設定して、送る。

2007-04-02 (1)

総合教育棟では、必携パソコンのセットアップ講習会をやっていた。

総合教育棟学務係で尋ねたところ、 2005年度以前に入学した学生に対する読み替えの際の注意書きは、 昨年度とは別にまた作るのだそうだ。

理学部の学生が、新入生歓迎合宿の勧誘をしていた。 場所は能登だと立て看板で読んだ記憶があったので、 できるのかどうか聞いてみたが、大丈夫だそうだ。

総合メディア基盤センターへ。 2階に言ったが、K.-R. さんがいない。 1階におられた。今年度から、事務は1階にまとまるのだそうだ。 Windows Vista だとセンター内の無線 LAN にうまくつながらない場合があるとのこと。

「第4実習室」改め「第2自習室」へ。 きょうからは正式な運用のはずだ。 私しかいなかった。

Windows のデスクトップに、 「コンテンツIDパスワード変更画面へ」というアイコンができていた。

このページを利用し、 iwase02 と iwase47 はパスワードが変更できそうだったのに、 iwase だけは現在のパスワードが違うといわれて変更できない。 先月 20 日に、生パスワードらしきものが置かれているのを発見した際、 私の三つの ID のうちで iwase だけは見覚えのない文字列になっていたのを思い出し、 それも込めてセンターで相談したが、結局、理由は不明。 センターの側で仮のパスワードに設定しなおしてもらい、 それを更に私が変更するようにしてみたら、できた。

なお、この画面を利用すると、コンテンツ ID に使われている文字列とそうでない文字列とを判別することが可能である。

さらに、kenroku と imc2006 のパスワードはこのページでは変更できず、 passwd コマンドを使って変更するのだそうだ。

このあと、Linux の画面ロックを解除しようとした際、 パスワードは変更後のものだと思い込んでいたのだが、 実際には変更前のものだった。ちょっと意外。

Linux 上の emacs の文字は、相変わらず小さい。

センターのページで、 Active! mail ユーザが、kenroku から pop01 に乗り換えた場合、 From: が userid@pop01... になってしまうことを知った。 必然的にそうなるのだった。 「返信アドレス」を userid@kenroku... に設定することで問題を回避できると考えているようだが、 別人と間違われる可能性があるし、 メーリングリストへの投稿は大丈夫なのだろうか。

Active! mail はアドレスのみが Reply-To: にはいり、 氏名ははいらない。 受取人側のメーラによっては、返信した場合、 To: がアドレスのみとなり、誰に送ったのかわかりにくくなるかもしれない。 それを回避するには MIME 化された文字列を付加すればよいことがわかった。 それには、次のようにするのが簡単だろう。

  1. 自分にメールを送り、それを受信し、画面に表示させ、ソースを表示させる。
  2. ヘッダの中の、「From:」を含む行は
    From: "=?ISO-2022-JP?B?GyRCNGRAJT1nMGwbKEI=?=" <userid@pop01.kanazawa-u.ac.jp>
    
    のようになっているはずだ。 この、From: のあとの文字列から二重引用符を取り除き、アドレスの一部を書き換えて得られる
    =?ISO-2022-JP?B?GyRCNGRAJT1nMGwbKEI=?= <userid@kenroku.kanazawa-u.ac.jp>
    
    を「返信アドレス」に設定する。 (二重引用符がついているとエラーとなり、登録できないので注意。)

From: を userid@kenroku... にする方法が見つかれば、 この操作は不要となるのだが。


岩瀬順一