13 時 00 分から 14 時 00 分ごろまで,総合メディア基盤センターで 「新しくなったWebClassの操作方法について」。 前のを知っている人を対象に,“差分”の形で話が進められた。
金沢大学角間口のバス停で, 四月 1 日からのダイヤ改正のお知らせ(≒新ダイヤの時刻表) がないことを発見。 うちの学生が持って行ったのだとしたら,きわめて残念なことだ。
WebClass の練習に,.html ファイルをアップロードしたら,文字化けする。
……とあった。
総合メディア基盤センター第一演習室で,Windows 10 上から, 「計算数学 a」「計算数学 b」で使ったアカウント z17hkt01 の整理。
新規作成で WinZip ファイルが作れると思っていたらさにあらず。 コマンドラインから zip が動かせることがわかったが, メール個々のファイル名が Windows のものでないせいか,成功しない。 センターの N.-N. さんにきてもらって,仮想的に Linux を動かす方法を教えてもらった。 Windows キーに続いて h キーを打って, 「hyper-V マネージャー」を起動すれば,Ubuntu が動くのだった。 (前に教わったはずだが,実習が Windows だけで完結していたので,忘れていた。)
そこから xterm を起動し,その中で tar cvf ... し, KAINS Webmail に添付して下書き保存, それを自分の PC に落として,.tar を .txt に変更, Internet Explorer で見たら読めた。成功。
なお,学生からは読めないようにしておいたはずの作業用フォルダが, Linux からだと読めることがわかった。 パーミッションの変更は Linux からおこなうほうが無難なようだ。
14 時 00 分から 17 時 30 分まで, 「金沢数理データサイエンス研究会」の第5回に出る。 小原功任氏(金沢大学),佐藤洋祐氏(東京理科大学), 岩根秀直氏(富士通研究所)の講演を聞く。
佐藤氏のスライドから引用する。
- XY - 1 = 0
- 3XY + 2X + Y = 0
これを解けという問題が出されたとする。 普通には第一式を Y = 1/X と変形して第二式に代入,という方法をとるだろう。 しかし,ある理論を使うと以下の式が成り立つことがわかるそうだ。
- (-3Y - 2) (XY - 1) + Y (3XY + 2X + Y) = Y² + 3Y + 2
- (-3X - 1) (XY - 1) + X (3XY + 2X + Y) = 2X² + 3X + 1
ここで赤字で示した式の求め方は私にはわからないが, 計算してみると確かに成り立つ。 左辺は 0 だから右辺も 0, すなわち, 右辺 = 0 という二次方程式二つを解けばよい。
講演後,佐藤氏に質問した。仮にこれが大学入試で, いきなりあとの二式を書いてきた答案があったらどう採点するか, という質問である。満点よりよい点をあげたいがそれはできないので満点, とのご回答をいただいた。
私だったら,赤字の部分の求め方が書かれていないので,かなり悩むだろう。
一年に一度だけみる北國新聞で,木越治先生の死亡記事を見る。