山陰旅行(赤穂〜倉敷〜岩国〜萩〜広島〜宮島)

 

2003年4月25(金)〜30日(水)

GWのスタート!今年は山陽の旅にでました。 金曜のpm6:30東京を出て一路西へ。
あいにくの雨。多賀のインターへ到着し、一晩を狭い狭いジムニーでユウコもジュンコも膝を曲げて寝ました。
(ジェスパとビッケは手足を伸ばして気持ち良さそう・・・ちょっとムカツク!)

翌朝、美観地区の倉敷に向けて出発。 
岡山県に入ると新緑の山々が、黄緑と緑と深緑のグラディーションの中に山桜のピンクがちょっと混じって
本当に綺麗だった。途中、忠臣蔵の赤穂へ立寄りました。
赤穂城の跡や大石くらのすけの住居跡を見学し「ここが江戸からの早馬が到着した門なんだねぇ」とか
時代を遡って思いを巡らせていました。(東京に帰ったら泉岳寺に行ってみよう)
やっぱり大阪のたこ焼きはうめぇ〜なぁ〜
(
買ったのは兵庫のS・Aのたこ焼き屋。マジうま)
ご自由に記念撮影して下さい。
(お犬様も可とは書かれてませんでしたが)


次の立寄りは倉敷です。子供の頃に2回連れて来てもらいましたが、親手前、大きな声では
言えませんが良く覚えていません。でも確かにこんな所でした。ハッキリ覚えているのは
露天商で皮で出来たネックレスを父に買ってもらった事とみつ豆が美味しかった事だけです。
土曜日に泊まる宿は倉敷の美観地区から歩いて10分の所にある旅館・御園です。
予約の際「中型犬まではお泊めできますよ」と言っていたが、隣の部屋にはGレトリバーが!
当然うちの短足ジェスパは体高が中型犬並なので堂々と泊まらせて頂きました。
サービスが行き届いていて居心地が良かったです。

倉敷の美観地区にて ちょっと季節はずれだけど宿の自慢料理
鴨鍋をお願いしました。
とっても美味しかった!


翌朝、またも西へ向かってひた走ります。倉敷〜山口県の岩国へ。
今回の旅のメインはこの岩国に錦帯橋を見ることでした。ちょっと地味な目的ではあるけど。
この橋も、流れる透き通る川も、周りの長閑な景色もすべてが時間を忘れさせてくれます。
気が付けば初夏の陽射しで腕が真っ赤に日焼けしてしまいました。ジェスパはずっとここで
泳いでいたかったんだよね。本当に良い所でした。
○十年前、キンチョウの蚊取り線香のCMで「夏ぅが燃えまぁ〜す、渦まぁいてぇ〜♪」
と、この錦帯橋の上を小柳ルミコが浴衣姿で歩いてその後ろを花火が炸裂していたのを
何人の人が覚えているだろうか・・・? 

ジェスパは錦帯橋の下を流れる川がお気に入り。
でも流れがムチャクチャ早くて、遠〜くまで
流れて行っちゃったんだよね♪ ご苦労!!

いやはや、山口まで付いて来てしまった
ブライスちゃん。 でも撮影はやっぱり
恥ずかしいんだよね〜。 これが。 


岩国見学の後、本当は柳井へ寄り瀬戸内海を見渡せる海辺のキャンプ場でテント泊という
ジェスパにとっては至福の1日の予定でしたが、錦帯橋しか見なかったのでまだ昼過ぎだし、
このまま柳井経由キャンプ地へ行くのはもったいないな・・と思い始めてしまった我々。
「折角山口まで来たのだから萩まで行っちゃう?」と歴史好きのユウコの一言により、
ジェスパの夢は泡と消え、一行は一路、萩に向かいました。 
車の中ではご機嫌な人間様が「♪西へ向かうぞ、ニンニキニキニン ニ〜ン♪」
(知る人ぞ知る ドリフの西遊記のテーマソングより)を歌い続けている間、「遊ばせろー、泳がせろー」
と不機嫌な犬は鼻を鳴らして拗ねていました。

城下町の萩は古い町並と歴史が今でも色濃く残っていて、遠路はるばるやって来た甲斐はありました。
それに何より魚が旨かった!夕ごはんは観光案内所で聞いた居酒屋さんへ行ったのですが、
白身魚のお刺身の美味しかったこと。(@_@) 名物のウニ丼も味が濃くて最高でした。
やっぱり最後は食べ物だね〜ジェスパ家の場合は!
この日は急遽萩に行ったので慌てて犬同室OKの宿(ペンション萩)を探して泊まりました。ここはねぇ・・^_^;
(翌日、萩市内にもキャンプ地があることが判明した。く〜〜〜、キャンプ道具持っていたのに・・涙)
萩に来たことで食費&ペンション代と思わぬ出費をしてしまいましたが、でも来て良かった。

桂小五郎の生家の前で
菊ヶ浜の海水浴場で1時間ほど泳ぐ。満足した?
ランチもちょっと贅沢して「割烹・千代」で
板さんのおまかせコースを食べました。
山口と言えば「ふぐ」
(もちろんトラフグではありませんが)
美味しかった。


3日目は松下村塾や松陰神社などゆっくり萩を見学した後、pm3:00頃に宿泊地の広島へ向かいました。
広島は県外からの人間にはとても走り難い道路で、市内をグルグルグルと回ってやっとこさ宿へ着きました。

宿はジュンコが2年前に会社の友人と旅行した時に泊まったビジネスホテルです。
ジュンコが宿泊した際、オーナーがシーズーを飼っているという情報を隣の居酒屋のおばちゃんから入手し
「おじちゃ〜ん、シーズー飼ってるんだって?今度は犬連れてきても良いかなぁ〜。」とちょっぴり強引な
交渉により許可が出たところで、ご案内はできませんが、広島にも数軒は犬OKの宿はあるようです。

広島に到着したのはすでに夕方だったので、この日は観光もせず「広島風お好み焼」を食べる事だけに
全神経を集中することに決め、宿のおじちゃんに教えてもらった地元でも有名な「八昌」に行きました。
お店の混雑ぶりで美味しいお店だと言う事はすぐにわかりましたが、良い匂いの店内でお好み焼が
焼き上がるのを待つ間が地獄の様でした。(もちろんその後至福の時を過ごしたのですが・・)
宿のおじちゃんも、近所の居酒屋のおばちゃんも、銭湯の客も広島の人は明るく、かつ親切(世話焼き)で、
さらには「じゃけん!」と菅原文太の様なしゃべくりで、ジェスパ家はとても気に入り、当然翌日にはすべて
語尾に「じゃけん!」と付けて会話していました。←当然、メチャクチャな広島弁。

そばが決めての広島風お好み焼。
美味かったぁ〜。
また行きたい広島。(また食いもんにつられてる?)
ジェスパ!ダメダメ、涎が垂れてるぞっ!
あっ!ジェスパじゃなくてユウコだった!
翌朝、お散歩がてら平和記念公園へ。
公園内を通って広島城までぶらぶら歩きました。


翌朝は平和記念公園、広島城を見た後、安芸の宮島へ行きました。宮島に渡る船は15分ごとに
出航していて、リードを付けていれば犬も乗れるのでとても便利でした。宮島にはご存知の通り、
いっぱい鹿が生息しております。 お約束ですが、やっぱりジェスパは尻尾を振り振り元気に近づき
鹿にシカられていました。(スンマセン) 厳島神社は抱き犬であれば連れて入る事が出来るので
ジェスパはその辺に繋ぎ、ビッケちゃんだけを連れて参拝しました。 満潮の時に来るととても素敵な所で
しょうけど、我々は干潮の上、ゴー
ルデンウィーク真っ只中、地元民の楽しい潮干狩り日和に行ってしまった
ようで、見渡す限り長靴を履いて熊手を手にしゃがんでいる人ばかりを薄らボンヤリと眺めていました。

宮島を発ち京都で1泊した後、我々チームは一路東に向かってひた走ったのでした。
西に向かう時とはまるで別人の集まりのように押し黙り、口を開けば「楽しかったね〜」か「美味しかったね〜」
と振り返っては同じ言葉を繰り返し、そのうち「はぁーーーっ、疲れた!」とか「今度はユウコが運転したらっ!」
とか「また菓子食ってるのかっ!」「べつに良いじゃんよー」とか段々と言葉がささくれだって行くのでした。
(旅の常) お終い。

犬は降ろさないで下さい。 ですから!犬は降ろさないで下さい!
(すみません。写真だけですから・・・)

今回お世話になったところ

      
旅館御園 086-422-3618 http://ww1.tiki.ne.jp/~tombow21/

ペンション萩 0838-28-0071 http://ws.31rsm.ne.jp/~pension/penhagi.htm         

愛車ジムニー ついに走行距離9万8千キロに。 ご苦労様でした。 (^-^)                  

                                   
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