うちの犬こんな犬

 

  

お留守番

ビッケはお留守番が大嫌い。
大抵は良い子に待っていますが、ご機嫌が斜めになるとエライ事に・・。
まず、オシッコがふとんの上や畳みの上にしてある。
ティッシュを箱から全てひきずりだして細か〜く引き千切ってあちこちに散らばってる。
ジェスパは生ゴミをひっくり返し盗み食い、飛び出た生イカの残骸に臭い付けをしているビッケ。
「ただいま〜♪」 「お帰りお帰りっ」お出迎えのビッケからただならぬ悪臭が・・・。
絶叫!
 

 

 

飲みこんだ物
ワースト3

 1位  待ち針 ・・・3日後、立派なう○ちと共に折れたマチ針が出てきてびっくり。
2位  トリの骨・・・捨ててあったのを拾い食いした。しかも3回も。 消化したのか今まで何ともない。
3位  ボール・・・ボール投げしててつるっと飲み込んでしまったらしい。
 目が白黒してたので死ぬのでは?と思った。病院まで歩かせている途中で吐き出した。
これは全て「鋼鉄の胃腸を持つ犬」の異名を持つジェスパの話しです。
 

 

 

自主おつかい

うちの店のマスコット犬ビッケは昼間はいつもお店の籠の中。
強面のジェスパはいつも家でお留守番。
だけど、その日は犬好きのお客さんだったのでお店に連れてきてました。
私が接客していてふと振り返るとあれっ、ジェスパがいない! 
「きゃー、ダメーーーッ」
もしや! 
素早く声の方へ走って行ってみると、斜め前の八百屋さんにいた。
で、蒸かしたばっかりのお芋を4つ飲むように食べたと・・。 
それからジェスパの首にはいつ八百屋にひとりで行ってもいいように、
小銭をいれたお財布がぶら下がることになりました。

 

 

拾い食い未遂事件
(別名・ラーメン事件)

いつもの様に通称「消防署の公園」にお散歩に行った帰り道のこと。
車の多い路地で 「ジェスパ、止まって。」
右見て左見て、「はい、行こうね」。 
と、ジェスパを見ると奴は一瞬ギョッとしたけど目をそらさず、ペエッ、ペエッ、ぺッぺッ・・。
私と逆側の口の端から何かを出しています。
「??」
よく見ると何やらラーメンらしきものが地面に・・。
なんと奴は、私が右見て左見ている間に、
横にあったラーメン屋のゴミ箱の廻りに落ちていたラーメンを拾って食っていたのです。
なんという早業!!
しかも、見つかった途端いかにも「食べてないよ」とばかりにアイコンタクトしたまま横口から出すあたり、
むむむぅ・・敵ながらアッパレ・・( ̄~ ̄;)

 

 

バネ

ビッケはマルチーズのくせに凄いジャンプ力を持っています。
階段の1段抜かし、自分の背丈の何倍もある山道の岩もピョンピョンとお手のもの。
 なのに、肝心なアジリティのハードルは絶対飛ばない。 
「つまらん物は飛びたくない」のか「飛んだらジュンコが調子にのってアジリティをやらせる」と知ってるのか?

ジェスパは子犬の頃からほんの10センチの段差もいちいち30センチ飛んで降りるジャンプ野郎。
私が車(ジムニー)に乗りこみ、エンジンを掛けていると窓の外から、ビョ〜〜〜ン。
何やら黒い物陰が私の前を横切り隣へ。 
ジェスパが涼しい顔をして助手席に乗っているのです。
ジェスパの得意技は「ドアを開けないで車に乗る事」

 

 

鼻血、舌血

ジェスパは藪好き。とにかくガサガサには目がありません。 
車で移動中、窓をきっちり閉めておいても、
藪や水辺が近づくと嗅ぎつけて500メーター先からバタバタ暴れ出すほどに。
 土手に着いたら藪目掛けて一目散。 
ボール探しに命を燃やします。
当然、草木で目の脇、舌、色んなところを切ってくるけど奴はお構いなし。 
鼻を切って穴がつながってしまい「天才バカボン」のおまわりさん顔になったこともあります。
 舌血をダ〜ラダラ流してボールを持来する犬と、返り血を浴びている飼い主。
かなり怖い光景です・・。
 

 

 

怖いもの

ジェスパの怖いもの、それは自転車。 
ある日私は自転車でジェスパのお散歩行きました。途中、薬局で買物をしようと自転車を止め
ジェスパをそこにくくりつけておいたのでした。 買物をしていると、ガッチャ〜ン!!
そとから悲鳴が・・。 「またしてもジェスパ!?」外に出て見ると、自転車もジェスパもいない・・。
 そして斜め前のお肉屋さんから「犬が−!!」という叫び声。
哀れジェスパはおばさんに自転車を倒され、ビックリして逃げたけれども逃げても逃げても付いてくるので
自転車を引きずったままお肉屋さんの中まで入ってしまったのでした。 
それ以来ジェスパは上から降ってくるものに弱いです。 
それからも自転車でお散歩は行きますが、自転車にはあまり近づかないで走るし
自転車の近くに繋がれると固まって微動だにしなくなりました。  ごめんよ、ジェスパ。(;_;)

 

 

おみくじ事件

この事件は我が家で今でも語り継がれている謎の事件です。 
家族で軽井沢のペンションに泊まりに行った時の事です。
 チェックインの時間には早いので途中にある「鬼押し出し園」に寄る事にしました。
中に入り少し歩くと神社がありました。
「お参りして行く?」と言うことになり、早速神社に付きものの「煙り」(何て言う名前なんだろ?)の前に。
「どうぞ、ジェスパの頭が良くなります様に。お利口さんになりますように。」
煙りでジェスの頭を撫で撫で。 ジェスパのリードを父に持っててもらい、私達がお参りをしていると
「きゃ〜〜〜っ!犬が〜〜!!」またまた悲鳴が・・。
 「ゲッ!」。 
そこには事もあろうに 「おみくじ、お守り売り場」の上に飛び乗ってシッポを振っている犬の姿が!!!
家族中唖然、赤面、平謝り。 
何故そんなところに? 食べ物があったワケでもないし、イタズラするわけでもなくただ乗っているだけ・・。
謎だ〜。動悸が謎だ〜。 
謎のまま、唯一はっきりしていることはその神社の「煙り」にご利益がないということかな。
(※ 私達家族にその後 神様の祟りはありませんでした。)

 

 

えんぞ
(注)「えんぞ」とは新潟地方の方言で、道路の脇に流れている排水路の事です。

大宮に住む友達に花火大会があると聞き、犬を連れて見に行く事にしました。 
田んぼの真中で見る花火は真っ暗闇の中で大きくひろがりとっても綺麗でした。
やがて花火大会が終わり、お友達の家に寄ることに。 
田んぼばかりの道で電灯もあまりなく暗くて怖いのでゆっくり歩きたいのに
ジェスパが何を張り切ってるのかグイグイ引っ張ります。  しかもよそ見をしながら・・・。
「危ないよ。よそ見をしてるとえんぞにおちるから。」言った途端、ジェスパが視界から消えました。 
 言われた端からえんぞに落ちたのです。(笑)

結局ドブ臭くなってしまった犬を連れて友達の家にお邪魔するわけにも行かず、
くっさ〜いジェスパを車に乗せてそそくさと帰ってくる派目になりました。(涙)

 

 

シャワー

ジェスパは洗われる時や夏の水浴びの時、「自分で」と言うと正面からトコトコやってきて顔を突き出し、
まるで「フンフンフンフ〜ン♪」とでも言うかのように目をつぶりながら(開けてる時もある)、
気持ち良さそうにシャワーを浴びます。それも何故か顔から・・。
 そのうち今度は首を回し始め肩へシャワーをそしてまた顔に戻ってきてを繰り返します。
まるで滝に打たれる修験者の様でもあります。 

 

                 

ハゲ

夜中の公園でジェスパは見知らぬ犬とすれ違いざまに接触しました。
悲鳴もあげなかったし、その後も楽しそうに水辺でバシャバシャ遊んでたので、
まさか皮と肉が食いちぎられてるなんて思ってもみなかったのですが、
翌朝、なんかわき腹の毛が盛り上ってるな〜と思って良く見たら! 真赤な肉が見えちゃってました。

で、慌てて車に乗せて病院へ行きました。先生は見るなり「縫わなきゃだめ」と言い
「傷口が汚くてくっつかないから、切るね。」とハサミでジョキジョキ切り始め、
「麻酔しないで縫っちゃうから押さえてて」と5〜6針縫われました。
ジェスパはその間固まってたけど、傷口見てたらこっちが気持ち悪くなってきた・・。(+_+)

なのに帰ってきた途端に縫った糸をほどいてしまったので、慌てて病院へ舞い戻り、
再度縫ったあとエリザベスカラーをしてもらったのですが、
今度は私がお風呂に入ってる隙に足で縫い目をほどいてしまい、また病院へ。
(家から車で30分も掛かる場所だったのに1日に何度も往復したんだよぉ!)
終いには「何回縫ってもタダ」と獣医に言われ、
結局3回も縫い直したのになおもほどいたので、とうとうその部分はハゲになってます。(呆)

        

 

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