鹿沢(湯の丸山) by.yuko
97年10月中旬、長野県鹿沢の「湯の丸山」に登った。
紅葉はすでに終わろうとしていたが犬連れの私達には都合の良い涼しい山登りになった。
出発してすぐは「ハーイキング、ハーイッキング、ヤッホー!ヤッホー!!」などと余裕の表情。
すぐ近くの烏帽子山も目指そうかとも考えたが、なにしろ足手まといの犬軍団が一緒なので
(と、いうのは引っ張られて自分のペースでは登っていけず超ハイペースになる)すぐ疲れてしまい、
「今回はパスだな〜」などと言っていたら、烏帽子との分かれ道の後すぐに顎が上がる急勾配が!。
人間5人ヒ〜ヒ〜ハーハー言っていたにも関わらず
ビッケなんかはチビとはいえさすが4駆。 ヒョコヒョコと地道に歩数を重ね、気が付けば私達の先を行っていた!
「う〜〜む。なかなかやるな、チビスケめ」などと呟きつつ一同、言葉少なに頂上を目指すのであった。
もちろんジェスパはその間も余裕で頂上と私達の間をン往復(もう数えてる余裕もない)。
山、川、海に行くと思わず「隊長・・」と呼びたくなるほど頼もしくなるうちの愚直犬、ジェスパ。
自主トレか?
なんだかんだ言ってやっと頂上に立つ。持っていったビールを飲みおにぎりを食べる。
スゴイ風・・なんだか一気に寒くなってきた。山に登ると必ずそのパターンなんだよね。
写真を撮って慌てて下山。あの苦しみは何だったんだと思うほど早くスタート地点に着く。
まあ登山ってこんなもんかな〜。
キャンプ場に着いて設営し、国民宿舎の温泉に行った。
そこでとても気持ちの良いお風呂が私達を待っていた。 ハ〜・・トロトロトロ・・。
山の夜は急激に冷えてくる。宴会はおでんとキムチ鍋、それに八海山。あ〜幸せ。
紅葉の山の夜は更けていく・・・
湯の丸山の急勾配で一休み。 「みんなまだかなぁ〜?」