Apr 30. 2004 GU-84Bアンプ用電源トランス届く

伊勢市の西崎電機にお願いしてあった電源トランスが届いた。送金日から到着日までが5日間と相変わらず素早い対応だった。梱包状態の重さは30Kg近くあり、開梱してみるとやはりデカイと言うのが率直な印象だ。ローカルOMのY氏と議論した結果この大きさになりOMのところにも同じ物が届いた。写真には一緒に使う予定のGU-84Bとシロッコファンが写っている。左手の大きいのが高圧用で約3KVAの容量を誇る、中央の小振りなトランスはヒーター&リレーとスクリーングリッド、及びコントロールグリッド電源に使う低圧用。
これで50MHzのKWリニアアンプを製作する予定である。Y氏は今まで使用していた4CX1000Aアンプを改修されるようだが、オーナーは新規に製作する。出力回路はパイL型で組むが、バリL同調とし共振デバイスからのリターンと負荷からのリターンを極力短く太くし低損失に挑戦する。バリLはコイルの中でショートリングを回す、オーナーが得意とする方式を採用する。入力回路は1:1又は1:2程度のZ比で無誘導終端しAB1級でコントロールグリッドをドライブする予定。モノバンダーだからそれなりのチューニングが出来るものと考えている。一緒に製作に加わりたい方はご連絡下さい。ただし運用は最終目的であり、実験・製作・データ取得が主目的です。

Apr 28-29. 2004 久津八幡(下呂市上呂)の夫婦杉

昨年の5月以来およそ1年ぶりに下呂市の旧萩原町を訪ねた。昨年はまだ益田郡下呂町や萩原町だったが、5町村(下呂町、萩原町、小坂町、金山町、馬瀬村)が合併して平成16年3月1日より下呂市となった。昨年の5月は、車で馬瀬村から降りてきて長野県開田村方面へ抜けただけだったが、今年は久津八幡に所用があった。写真は29日朝9時頃有名な夫婦杉を撮影したものであるが、あいにくの逆光で肝心の杉の表情がいまいちである。実は前日28日にも撮影のチャンスがあったのだが、風が強く、まぁ明日もあるからと思って翌日に回したのだが、こんな方向から太陽が昇ってくるとは夢にも思わなかった。この夫婦杉は樹齢が1200年以上あるそうで、風雪に耐えてきたが、台風で折れ曲がり左の雌杉は先端が切断され頭部に腐食防止のために屋根が取り付けられ、倒壊防止用に後方へワイヤーが張られている。右の雄杉は25m程あるが、こちらは自立しているがやはり上部は切断されているようだ。
どちらも1200年以上の間この地区の歴史を見てきた訳で、眺めているとずっと昔に思いが馳せる・・・ひょっとしたら木曽義仲が京都へ向かった時の行軍や真田雪村が関ヶ原へ駆けつけた時の様子を知っているのかもしれない。

Apr 27. 2004 遅れ馳せながら"WindowsXP"起動

今月になってメインPCにWindowsXPのインストールを試みてきたがようやく完了した。今までインストール中にNGになっていた理由は極めて簡単でSCSIカードが悪さをしていた。クリーンインストールを開始し最初の再起動でハングアップしていたのはSCSIカードのIRQ取得が可笑しかった様に思える。このため、SCSIカードを外すか別のスロット(PCI)に移して行うとハングアップポイントは見事クリアする。ここで全て解決かと思いきや、インストール途中でマウスがフリーズし右下のカウンタバーが動かなくなった。気が短い小生は10分以上は待てず何回もインストールを試みた。しかし全く同じ場所で同じ様に停止してまう。時間も深夜2時を過ぎ、半分諦めたと心を決めそのまま朝を迎えた。するとどうだろう、ディスプレイには写真の如きディスクトップ画面が写りインストールが完了しているではないか!。全く驚きである。一体何分かかってあのフリーズ状態を通過したか分からないが、気が短いのは得が無いとつくづく感じた。これでWindows95/98/MEでしか動かなかったPC-VFOが互換モードで起動するようになった。ところがボードへの制御が未だNGで宿題がまた出来てしまった。しかしそれにしても膨大な時間と労力を費やしたものだ。時としてマザーボードを入れ替えたり戻したり、BIOSのアップデートを行ったり、他のPCでインストールを試みたり、インストールのトライ数は数十回に上るだろう。

Apr 25. 2004 庭先のタンポポ

以前から気になっていたのだが、天気が良いと庭先のタンポポが最近やけに目立つ。写真は休日の遅い朝食を済ませたあと撮影したタンポポたち。何をした訳でもないのに時期がくると自然に咲き我々の目を楽しませてくれる。そして咲いた順に綿毛になって種子を飛ばし来年また何処かで花を咲かせる。我々は何をした訳でもないのに・・・この自然さに感謝である。

Apr 24. 2004 女子ソフトボール日本リーグ観戦

豊田市運動公園で行われた女子ソフトボール日本リーグ「トヨタ自動車−シオノギ製薬」戦を観戦した。カミサンがソフトボールのスコアラーを志していることもあって、どちらかと言うと無理やり連れていかれた感が強い。試合は6回裏にシオノギがようやく1点を返して4:1となったところで所要のため球場を後にした。
オンマウスカーソルで見える選手はトヨタ自動車の山口投手(背番号18)で、ウィンドミル投法で放った黄色の硬式ボールが見える。OLYMPUSのC-700UltraZoomでこの瞬間を捉えるためには、ボールを放つ前にシャッターを押す必要がある。CCDカメラの宿命で映像ブランキング期間に画像転送をする必要があり一定の遅延は止むを得ない。しかし、シャッターを押してからも別の処理を行っているようで、撮影中に明らかな遅延を感じる・・・このクラスの限界なのだろうか。ちなみにシャッター速度は1/400秒と表示された。
この日の天気は風が強くやや肌寒かったがよく晴れ渡り、雨上がりと言うことも手伝い空気が澄んで遠くまで見渡せた。会場の豊田市運動公園は、豊田市の中心からやや外れており、ここまでくると畑や水田が多く空も広くなり故郷を思い出す。

Apr 22. 2004 「匠のこころを求めて」

ローカルのJA2BNV/山形氏と名古屋栄の中華料理店「龍園」で久しぶりのアイボール。主たる目的はGU-84Bリニアアンプの電源に使うケミコン(470μF/450V10個)を手渡しするためだったが、氏が持ち寄った計画中のアンプの写真や資料で話が盛り上がり、閉店まで居座ってしまった。話し出すと50・60という年なのに、殆どラジオ少年である。お金を出せば何でも買える時代なのに、わざわざ手を煩わすその理由は少年時代に染み付いて離れない物作りの心にあると考えている。
写真は春日無線(旧TRIO、現KENWOOD)の創始者で、Accuphaseの創始者でもある春日二郎氏が書かれた「オーディオ”匠のこころを求めて”」で、別れ際に山形氏が読むと面白いと渡してくれた。一晩で読んでしまったが、示唆に富んだ内容で教えられることが実に多かった。多くの方に読んで貰いたいが、残念ながら非売品で直接山形氏に謹呈されたものとのことである。
南信州の町工場で、ラジオのコイルやIFTから始まった春日無線が、さまざまな困難を乗り越え成長していく過程はラジオ少年の心をつかんで離さない。Accuphase・Kenwood(Trio)のルーツや心意気、それに世のオーディオ界の流れを知る上で大変貴重な記録な資料。

Apr 17. 2004 MainMenuページリニューアル

HPのMenuPageを試作した。ND2XのHPでマウスカーソルをアイコンの上に乗せると画像が瞬時に切り替わるやり方を見て気に入った。そのHTMLファイルを参考に独自性を加えて作成したものが左のスクリーン映像。
左右に8個づつ合計16個のメニューを開けるが、マウスカーソルを持っていっただけで画像によるプロフィルを見ることが出来る。通常はベースとなる画像が表示されているが、マウスがアイコンに乗った瞬間に切り替わるので、動きがあって操作していて楽しい。 現在はMainMenuにテストMenuとして登録してあるが、もう少しブラシアップしたら切り替える予定である。
以前から子供たちに「ダサイ」と小ばかにされていたので、これで少しは今流になったと思い長男を呼んで見せたところ、やはり趣向がまったく違うようだ。しかし内心「オヤジやるな!」と思ったかもしれない。ちなみに子供たちは独自のHPを開設しているがオヤジのHPでは非公開としている。

Apr 14. 2004 10数年振りの三国山

所要で三国山に登った。三国山の三角点(標高701m)は岐阜県の土岐市にあるが、山は愛知県の瀬戸市と藤岡町にもまたがっている。この日はあいにくの雨で、頂上展望台からの眺望は写真の通りである。天気がよければ360度のパノラマを臨めるが、霧が立ち込めそれどころではなかった。しかし標高が高いだけあって未だ気温が低く、桜は今が満開だった。
写真は右にTAO(放送通信機構)が地上波デジタル試験放送で使用していた鉄塔が見えるが、現在放送設備は撤去されていいる。左はNTTか国土交通省、或いは行政機関の鉄塔かと思われる。
三国山はアマチュア無線家の移動運用ポイントとして良く知られている。登頂ルートは複数あるが、瀬戸市経由で土岐市に入ってから登るのが早い。山頂には各機関の鉄塔が乱立しており、無線の要所である事がひと目で分かる。また何処が運営しているのか分からないが、テニスコートやキャンプ場等の施設もある。
オンマウスカーソルで見えるのは、名古屋市守山区の矢田川ごしに見る三国山で、4月24日18時大森橋から撮影したもの。

Apr 11. 2004  HDDの不思議な現象

最近購入した80GBのHDD(HardDiskDrive)と今まで使用していたHDDとの相性が今ひとつ悪く、思いがけない現象を頻発していた。すなわちIDEのPrimary-Masterに当該HDD、Primary-Slaveに従来のHDDをセットして起動すると、Bios読み込み段階でMaster側を認識しない。Secondary-Masterに接続されているDVDにSecondary-Slaveとして従来のHDDを接続すると全て正常に認識する。そこに新規購入のHDDをSecondary-Slaveとして接続するとHDDは認識されない。
と言う訳でこの新しいHDDは単独で使用しないと、私のメインPC環境では正常に動作しない事が分かった。この間約2週間ほど机の上のPCは蓋が開いた状態であったが、これで何とか元に戻せそうだ。写真はカートリッジに新規購入した80GBのHDD、一番上に従来のHDD30GBが格納されている。特に一番上のカバーは元々3.5インチディスクドライブ用であったが、前面内側にステンレスネットを張り、HDDホルダーとした。中々イケテル!・・・と言うよりは苦肉の策が功を奏していると言った方が良い。
ちなみに一番下からFDD(2Mode)、MO(640MB)、ブートHDDカートリッジ(80GB/2Party)、DVD(CDR/CD)、バックアップHDD(30GB)である。このメインPCはCPU_PentiumV/930MHz、メモリ約910MB/133MHzで動いているが、CPUはクロックアップすれば1.05MHzで動く。ケースとマザーボードは秋葉の「あぷあぷ」で、CPUは「湘南通商」で買ったJunk扱いかBulk品で殆どお金はかかっていない。当時は格安で自慢のGHzマシンだったが、今は既製品の殆どがGHzマシンに変わりしかも破格で出回っている。
なおこれを機会に、遅れ馳せながらOSは全面的にWindowsMEからWindows2000Proに変更した。但し、近いうちにWindwosXPに変更する予定である。その理由はPC-VFO(DDS-VFO)などWindwos95/98/ME系で使えたハードウェアが、Windows2000Proで使えなくなってしまったからである。WindowsXPは、Windows95/98/ME系専用のアプリケーションソフトを起動するためのツールが組み込まれていると、同僚から吉報をもらったからだ。

Apr 7. 2004 LC METER "HC6243"届く

奈良の新生金属工業からLC METERが届いた。CQ出版のHam Journal No.109でも紹介されている。型名はHC6243とあるが、製造元は中国語でよく分からないが「鴻昌濱江電子計器(深?)有限公司製」らしい。新生金属で添付した日本語マニュアルには製造元の記述が無い。本体には"Hammer"、中国語説明書には"highTeach MULTI METER"とロゴのような印刷があるが、これは社名なのだろうか?。 今まではDELICAのミニブリッジを持ち出して測定していたが、この大きさだと机の引出しにも収まるので、ちょっと計りたいときに大変便利である。精度は(測定周波数=1KHz)Cの場合、200PFレンジの分解能力が0.1PFで誤差が±1%rdg+1dと表示されている。またLの場合は、200μHレンジで分解能力が0.1μHで誤差が±2%rdg+2dとなっている。測定はワニ口にL又はCをつなぐか、本体のLx・Cxソケットに差し込めばそのまま直読できる。写真はVCを測定中のスナップ・・・表示は18.1PFとなっている。内部はジャンパーなどは無いが、調整用と思われる1%精度の抵抗が1本ハンダ付けされている。


Apr 3. 2004 福音電機(Pioneer)のPE-801

皆さんは「福音電機株式会社」をご存知だろうか?。写真はその福音電機製造によるスピーカーユニットPE-801で昭和33年(1958年)9月に製造(No.177)されたもの。16Ω/5Wだが、BTS規格(放送技術規格)に基づいて製作されC80と言うBTS番号が与えられている。直径20cmのコーン型フルレンジスピーカーユニットである。先輩のS氏から譲り受け約25年保管していたものであるが、製造から既に45年を経過しているが、現在でも心地良い音で鳴ってくれる。コーン紙もエッジも殆ど新品同様に見える。PE・・・と聞いてピンとくる方は相当古いオーディオマニアだろう。何を隠そう福音電機は後のPioneerである。昭和36年(1961年)6月、社名をPioneer(パイオニア)に変更してからも民生用のPEシリーズを製造していた。昭和33年頃、放送メディアはせいぜいラジオのみでTVは一般的でなかった時代である。今とは全く音作りが違う時代のユニットであるが、朗読や実況など人の声は大変聞きやすい。これをレストア中のFT-201Sにつないでアマチュア無線や短波放送を聞いている。


Apr 4. 2004 満開の桜に雨

今朝は雨だったが愛犬Hanaの散歩で大森公園に行く。写真はほぼ満開となった桜「そめいよしの」と「やまざくら」であるが、あいにくの天気で露混じりの映像となった。本来なら背景を青空にした穏やかな写真がこの季節のイメージだが、こうしたしっとりとした画も中々味がある。クリックすると外の桜も見ることができる。前日3日の名古屋は天気もよく気温20℃にもなったが、この日は一日中しとしとしていて気温も上がらなかった。桜は4月そして入学式を連想させる。我が家も子供の一人が来週から家を離れる事になっている。じっと見つめていると過去の思い出のシーンが脳裏に浮かんで来ないだろうか・・・。日本には300種以上の桜があって、一年中どこかで桜が咲いているらしい。でもやっぱり日本人の桜感はこの季節である。