JH2CLV's Topics & Memorandam
August 2018

Aug 29-31  クソ暑さの中の草刈り
つい2週間程前に農薬散布をするために草を刈ったのに、伊野のポンカン畑はもう腰高位に草が伸びている。何と言う成長の速さだろう。子孫を残すために雑草たちも必至なのだろうが、それにしてもそのパワーには驚く。真っすぐ生える草だけならまだしも、藪枯らしやアサガオ等横にも這って絡み付くツル系の草も元気だからたまらない。草刈り機を振るのに力が要るのだ。
29日から日差しの強い日中はなるべく避けて作業を続け、ようやく31日午前中で伊野の草刈りは終了。暑くなければ夜明けから初めて1日で終わる仕事なのだが…。ポンカンの木の根元の草を払って刈った草を木の根元周辺に集積し地面が日差しで容易に乾かない様にする。除草剤で雑草も生えない状態にするのは容易だが、刈った草がそのまま日除けと堆肥になり、ミミズ等が繁殖する。それを狙って地中ではモグラが、地上ではイノシシが活動する。どれだけ効果があるか未知数だが、ポンカンには自然で負担が無い様に思える。この猛暑の中でも深緑の葉っぱと実を付け、水もやらないのに元気一杯だ。
写真は軽トラ越しのポンカン畑。刈った所と刈ってない所が分かる。オンマウスは31日12時頃の自宅玄関の温度計。38℃を示している。暑い訳だ…。

Aug 28  HexBeamアンテナ被災1ヶ月でようやく地上へ
7月28日に通過した台風12号で被害を受けたリモートシャックHexBeam、丁度1ケ月経った本日、ようやくタワートップから地上に下ろす作業が終了した。
HexBeamを下ろそうとタワートップへ上るとビックリ。45度程度傾いた10MHz/HB9CVのエレメント1本の先にHexBeamのエレメントが絡み付き、内心こりゃまずい!。HB9CVを水平方向へ戻そうとしても絡んでいて動かない。おまけにその反対側はWindomの南側エレメントに20cm程引っ掛かっている。熟慮の結果、HexBeamを外してロープで吊り、徐々にHB9CVへ浴びせ倒してHB9CVのブーム軸を回転させながら、下方へ移動する方法を取った。これ見事に成功しHB9CVをクリア。その後ロープで地上まで吊り下ろした。一部ヒノキの枝が邪魔していたが、これは枝払いして対応。
地上に下ろしてから軽トラのマストに挿し、Uボルト固定され折れたスプレッダ2本分を取り除き、残った部分を使い仮復元。エレメントとバラバラのスプレッダとの絡みは、一時はどうなるかと心配したが見事に形になった。そのままでは置き場所が無いので、茶畑の茶の木の上に置くことにしてこの日の作業を終えた。
写真は地上に下ろしたHexBeam。やはりそれなりの大きさだ。オンマウスは給電部のアップ。18時過ぎ家路を急いだが、この1ヶ月間の重荷が解けた感じで妙に充実した気分だった。

Aug 25  ハムフェア2018を訪ねる…1年振りの各種アイボール
恒例のハムフェアが8月25〜26日で行われた。毎年初日の土曜日に赴くのが恒例になってる。今年はカミサンを誘ったが、コール(JK2WBD)は持っていても無線には興味ない模様でつれない返事。その変わり東京の友人と合流し、そこへ次男を誘い東京見物を決め込んでいた。朝6時頃家を出て清水駅近くの駐車場へ車を入れ、6時22分の東海道線で静岡駅へ。新幹線切符はカミサンが前日市内のホームセンターで買い求めた。最近はホームセンターでも新幹線切符を取り扱うのかと感心。6時42分のこだまに乗り上京。カミサンは品川下車で友人と合流。こちらは東京まで行き、八重洲口からビッグサイト行きのバスに乗る何時ものコース。東京時代に色々ルートを試したが、このルートが一番で、とにかく現場横付けなのが良い。2Fのカフェ・ロイヤルが開くのを待っているとJF2XGF大橋氏とJF1IST藤原氏とばったり。大橋氏からスタッフカードを借用し、会場前の中を覗く。会場したかの如き多くの皆さんが準備中。その後、ロイヤルに上がりコーヒーを注文すると、テーブルに見慣れた白髪、JA2QXY川村氏だった。会場する時間までリモート制御談義。TeamViewerよりany-deskの方が良いんだって。写真は会場を待つ人々。オンマウスはラジオパーツジャパン前の通路。人・人・人だ。
写真は昼前にバッタリ会ったJA2AGP矢澤氏。何時もFacebookの真空管式無線機でお世話になっている。春先の1TUBECOMPでも大変お世話になった。類希な軍用無線機ファンで、そのコレクションと補修技術は世界的。「魅惑の軍用無線機」(三才ブックス)や「VintageRadioCollection」(CQ出版)など著書多数。特に米国軍用受信機R-390AとコリンズPTOのメンテナンスでは右に出る人はいない。ご自宅を訪ねると、無線機のコレクションに併せ、その蔵書の多さにも圧倒される。この日は丁度、真空管式無線機の仲間のミーティングに参加するタイミングだった。
オンマウスはハム工房のブースでのスナップ。左は主宰者のJR1EUX大久保氏、左は東京単身赴任中のJA2XCR丸尾氏、手前は自作SSPA(HPA)の権威JA0TJU真貝氏。大久保氏とその仲間が作られた430MHz帯のLD-MOSによる水冷SSPAを見る。このサイズで500W、デバイスを変えれば1KWだって。もう真空管の時代じゃないよなと大きなテーマを投げかけられた気分だった。
前後するが昼食はJA2IYJ山田氏と2Fロイヤルでビール&ラーメン。そこに真空管式無線機のJR1UIA田附氏が加わり、その後にJA2XCRご夫妻が駆け付け楽しい時間を過ごした。
写真は12時過ぎに集まった真空管式無線機の仲間。短時間のアイボールだったが、お名前を存じ上げていても初対面の方が殆どだった。1TUBECOMPに参加した神奈川のK氏は、早々に昭和30年前後の真空管ラジオパーツを仕入れられ、店開きをする元気さだった。JT65-DX.comのH氏から声をかけられ、昨年悪戦苦闘したELMER社の軍用受信機R-1022を修理中だと伺いビックリ。世間は狭いなぁとつくづく感じさせられた。
オンマウスは八重洲南口近くにある「むろらん」での夜の懇親会の様子。何時頃から始まったのか不明だが、前述の川村氏の音頭により毎年初日に開かれている。1年振りの方も居れば、初対面の方も居る。人が人を呼んで輪になっていく様が、最近忘れてしまったことを思い出させてくれる。無線仲間って中々良いぞ!。 毎回そうだが、話に熱中して帰りの電車の時間を忘れてしまう。今回は島田のJA2IEM谷下氏と牧之原のJA2TVD中西氏が先に発たれた後を追った。一緒に21時30分のひかりに乗り帰路に就いたが、酔い酔い状態で、静岡駅では最後のお別れが出来ず仕舞だった。清水まで東海道線で戻り、TAXIで帰宅すると23時頃だった。カミサンも友人との盛り沢山の話を並べ出してきた。楽しい一日だった。

Aug 23  Flex6300/6600MとIC-7300のスプリアス特性を視る
8月13日、友人のJA2IYJ山田氏からFlexRadioのスプリアスを新スプリアスで見てみたいと打診があった。山田氏はFlex6500のユーザーだが、Flex6300や6600が用意できるらしい。海外ベンチャーのSDR機のスプリアスがどんな状況なのかちょっと興味があり22日ならOKと二つ返事。と言っても今春の1TUBECOMPの残がいや製作環境がそのまま机を占拠しており、それを前日の空き時間で何とか片付け(と言うより移動)、何とか測定環境を整えた。ところが一段落したところでAdvantestのスペアナR3273の自己校正を行うと突然電源断。工房は扇風機と換気扇だけで35℃。確かに暑い。直接風を当てると良さそうだが、大事を取り知人よりAnritsuのMS-8911Bを借りるハプニング。それで迎えた当日。比較対象としてIC-7300も見たいよなぁとなり、早朝リモートシャックを往復して取り外してきた。
写真は机に並んだFlex6600MとIC-7300、そしてR3273とMS-8911B。フレーム外にBird4410AとFlex6300。オンマウスは作業中のJA2IYJJP1HUJ大山氏。東名が神奈川県内の事故で渋滞し、到着が1時間半程遅れ12時半頃。早々に作業が始まり16時前には帰路に就かれた。結果は50MHzを例に上げると、全機スプリアス領域(CW)および対域外領域で-70dBc(SSB無変調)をクリアし見事!。ただ、スプリアスの出方が各社で特徴があって面白い。十分に基準は満たしているのだが、これはソフトウエアの違いなのか、或いは作り込みの違いなのか大いに興味があるところだ。

Aug 18  草刈り…農薬散布に勤しむ
猛暑の後に雨が断続的に降り大そうなお湿りになった。ミカンも大分楽になったと思うが、雑草たちはもっと喜んでいるに違いない。こないだ刈ったばかりの草が一気に延びている。そこで農薬散布のホースを引き回すのは骨が折れるため、先ず草刈りをするのが手順。特に伸びていた田んぼと舞台。土壌や日当たりの関係か、雑草の成長も其々で面白い。研究に値すると言っても良いのかもしれない。根こそぎ刈ると日照りで地表に水分が無くなることもあって、我が家では除草剤をここ10年程使っていない。草刈り機による完璧な手刈りなので、刈る度に雑草の主役が変わって行くのも興味深い。
それで本日19日、天気の様子を見ながら朝5時より一気にかけ切った。今日はカミサンの支援が得られず、終日の作業となった。終日と言っても陽がまともに当たると暑くてヘロヘロになるので、朝は9時頃まで、午後は16時以降19時頃までの作業となる。ペンコゼブ水和剤(黒点病)とスタークル顆粒水和剤(殺虫)の混合で約1100リットル程散布。太陽の直射を避けても、カッパや長靴の中は灼熱地獄で汗が流れ体重が一気に減る。
ところで作業していると摘果した筈のはるみの繁りが気になる。要するに摘果不足。放っておくと実の自重で枝が折れるので、せっせと摘果作業が始まる。大きい玉を作りたい訳じゃないが、木が潰れるのは忍びない…。

Aug 17  QEX(Japan)No.28届く
QEX(Japan)No.28が17日届いた。何故に敢えて紹介するかと言うと、5月に行われたOne Tube Compeの概要が紹介されているから。74ページからトピックスとして4ページに渡り紹介されている。紙面の都合上詳細はFacebookの真空管式無線機とその関連サイトの方が圧倒的だが、Compeの概要や背景が「単球ラジオコンペ(真空管の世界を現代に楽しむ)」として編集され、概要はつかみ易いだろう。18日発売なのでメモリアルとして購入しておくのも良いかも知れない。
写真は掲載されたページ。概要・実施要綱(抜粋)と出展18作品の写真と特徴等が紹介されている。幹事の皆さんには、これでようやく一件落着と行ったところだろうか。次のCopmeにも期待したい。
ところでオンマウス。蜂蜜の濾過器のコック。以前より、カミサンから漏ると指摘されていたが、ようやく重い腰が上がった。ステンレス円筒缶に真ちゅうのコックがハンダ付けされている。コックの質量が結構あるので最初はガストーチを遠目から当てたがこれ大失敗。クラックに浸み込んだ蜂蜜が燻り出し、ハンダが流れるどころの話ではない。おまけに曲面に平らなコックをハンダ付けしてあるので、正常なところのハンダも熱で流れ出す。結局ハンダゴテに持ち替える。部材を慎重にサンドペーパーで研磨し、ステンレス用フラックスを流してハンダ付け。見事に復活し現用復帰となった。カミサン喜ぶ。

Aug 16〜  スピーカーキットの音出し&エージング
15日の朝までに完成した工房Zスピーカーキット、昨朝までに製作完了し本日より本格的な音出しが始まった。音源はFM放送、一定音量で一日中鳴らすにはこれが一番。各種ジャンルの音楽、トーク、シングルトーン(時報)、FMノイズ(離調)…何でも有りだから。
写真は17日朝のスナップ。居間のKenwoodのミニコンポにつないでいる。装置は出窓上にレイアウトしている。口径8cmで実効径6cm程度の振動紙(コーン)で、どうしてこの様な音が出る(ラウドネス補正)のかと不思議でならない。箱が乾いてくると、音が変わってくるものと推測しているが、その変化も楽しみである。はっきり言うとKenwoodオリジナルのスピーカーにはもう戻れない。ALTEC/A-7の如き聴き慣れた低音の響きはないが、痩せた低音にはならず、それなりのバランスで鳴っている。作る楽しみと聴く楽しみを家族で共有でき、それが\3万台で手にできるなら、これは絶対に買いだろう。
オンマウスは14日夜の組立風景。ハタガネの入らない部材の貼り付けは、底面の平らな石で圧力をかけて行う。この怪しげな石は、床の間に飾ってあった祖母の遺品で重さは20kg近くある。接着剤の量が多いと、重さで部材が流れる(移動)場合があるので注意。孫たちにこの様子を見せながらの作業は結構骨が折れる。重しに使った石が床の間にあったことも手伝い、作業はそこにある和机の上で行った。

Aug 15  全国戦没者追悼式で久々の東京
地元の遺族会から全国戦没者追悼式への参加依頼が先月あり、今日終戦記念日に東京を往復した。
写真は会場の日本武道館へ到着し、静岡県のスペースに落ち着いた様子。静岡からはバス7台に分乗した凡そ250名程が参加。乗車した6号車は、足柄SAと海老名SAで休憩をとり多摩川を超えて首都高速に入り、10時半頃会場の武道館へ到着するとものものしい警備。11時半までに配られた弁当を食し、11時45分からの追悼式に備えた。この模様をTV中継するカメラマンに先輩E氏を発見し挨拶、するとレンズはその後静岡県席を捉えている様に感じた。
オンマウスはその帰路、戦没者が祀られている靖国神社を参拝した様子。
東京には一年中途切れることの無いお祭りを感じる。何処を訪ねても人ばかりで苦笑する。かつては地方文化が華やいでいたのに、地方は人が減り合併により古来の地名が消え寂しい思いをしている。笑われそうだが…この状況は一体何なんだと田舎者は上京するたびに思う。

Aug 13〜15  子・孫たちの夏休み帰省
13日から子供や孫が帰省し、家の中は久し振りに賑やかになった。何故か次男は長男一家と一緒の車で帰ってきた。名古屋に行っていたらしい。カミサンは前日から家の中を整理したりして出迎え準備は万端。三男一家は孫がまだ生後2ヶ月と言うこともあり、今回は帰省を見送った。
写真は14日の昼。柿の木の下にアウトドア用の机と椅子を並べソーメンを突く様子。机の上に四角い箱があるが、これは福井時代に製作したICラジオで甲子園の野球中継(常葉菊川-日南学園)が流れる。実況は久し振りに聞く女性。名古屋局の澤田彩香アナで今回3試合目の担当らしい。甲子園と聞くとちょっと血が騒ぐ…初のワイヤレス「土集めカメラ」製作投入とか懐かしい。
オンマウスはその夕方行ったスイカ割り大会。孫の大芽といづみをケアするカミサン。人から頂いたスイカと、カミサンが切ってきた柔らかく太い笹竹を用意。ところが子供たち、スイカ割りのシーンはイメージしていても段取りや細かなルールは未経験。目隠しをして一回りさせると、目隠しを外して先を見ようとしたり、竹で地面を探ったりと…大騒ぎだった。
この他、恒例のカブトムシ・クワガタ捕獲作戦、川釣り、沢ガニとり、コマ回し、花火大会、祖父母訪問と忙しい3日間だった。

Aug 12〜  待望久しきまとまった雨…音工房Zのスピーカーキット
久し振りにまとまった雨が12日昼前から降り出した。その後断続的な雨が続いている。写真はその雨を受けた自宅前(屋敷)の太田ポンカン。畑も雨が浸み込み当分は水撒きの必要はなさそうだ。
オンマウスは音工房Zのキット、Z701_Modena_Ver3の仮組立風景。7月末に到着していたのだが、孫たちと完成を見たいとする思いが有り、製作を送らせていた。構造と製作手順を確認するために、部材の組み合わせ確認やケガキを行っている様子。しっかりとした合板(フィンランド製バーチベニヤ)が使われて居り組み立てが楽しみだ。そしてどんな音が出るのか…。ハタガネやウェイト、そして木工ボンド等を用意してタイミングを伺っている。キットとは言え、スピーカーボックスを作るのは20代の頃以来だから40年近く経っている。このスピーカーの魅力は、8cm(実質6cm程度)のコーンスピーカーユニットとバックロードホンが再現する低域。それが報告通りなのか自分の耳で確認すること。 そして20代に製作したFOSTEXのバックロードホンキット(10cmフルレンジユニット)との視聴比較。そして聞き慣れたALTEC/A-7との視聴比較。果たしてどうなるか…。手前の台形段ボールはスピーカーユニット。本当にこの大きさで?…と思うのが普通だ。

Aug 10  百花蜜搾り…静岡護国神社永代祭
今年最後の蜂蜜搾りを行った。既にミカンの様な特徴的な花は無く、自然に生息している草木の花の蜜になる。とは言っても主要な花は分かっていてカラスザンショウ。実は昨日も早朝から家の裏山にある蜂箱置き場から巣枠を持ち帰り試し搾りをしている。今朝はカミサンの号令で5時起床、家のポンカン畑に置いてある蜂箱を搾った。この時季は蜜蓋をした巣が殆どで、その蓋を熱湯で加熱したナイフで切り落とす(写真)のだが、その作業が難航。作業場は早朝だと言うのに気温がどんどん上がり、春と違い蜜が流れ出し作業効率が上がらない。遠心分離機にかけた時の蜜の流れも全く違う。流れ方が早い。山間でも8時過ぎになると作業場に日が差す様になり、気温が一気に上がる。9時頃には34℃位になり朝の作業を打ち切った。若干の蜂箱が残っているが、それは明日以降のお楽しみだ。
ところで10日は戦没者の永代祭が静岡護国神社(オンマウス)で行われ14時に赴いた。明治以降静岡県の戦没者は県内だけでも7万人以上に上るそうだ。その殆どが20代で日本の将来を担っていった筈である。一般の死亡とは異なり国の命により亡くなられている訳で、こうした祭りの営みを永代続ける必要があると宮主殿が話されていた。毎年のことだが、写真と親からの話でしか知らない伯父を思い、心静かにお参りをする。

Aug 8  続く日照り…リモートシャックANT保守準備工
写真は草ヶ谷橋から山切川上流を臨んだ様子。遠方の山はリモートシャックがある通称「大峰」。連日35℃を超える日照りが続き、途中に降った雨はお湿りにもならなず、川の水位は下がる一方。川面には青みどろが目立つようになり、岸辺には雑草が延びている。まだ干上がってはいないが、この天気が続くとそれは時間の問題。ちなみに自宅やミカン畑(田んぼ)はこの上流2kmの位置にあるが、汲み揚げを始めた頃と水位は殆ど変っていない。上流の川底は殆どが岩で自然に出来たモノだが、下流域は歴史的に人の手が加えられてきたので伏流水となっていると思われる。ちなみに上部は東名清水JCTと新東名新清水JCT間の連絡路。
リモートシャックのHexBeamを地上へ下ろすための準備工として、タワー北側にあるビワの巨木の枝払いを行った(オンマウス)。自然に生えたモノだが根元は直径が30cm近くある。この枝が四方八方へ展開し、地上からアンテナを吊り上げるときに難儀する。下ろす時も同様。昨年HexBeamを上げる時に、エレメントやスプレッダが枝に引っかかり、クリアするまで大変な時間を要した。同じ繰り返しはしたくないので、思い切って原形を留めない位に切りつめた。これで大幅に作業効率が上がるのだが、連日の猛暑で肝心の作業は二の足を踏んでいる。タワーに見える風力発電機は仮に置いてあるだけ。

Aug 5  帰路は軽井沢経由で南下
写真は上信越道碓井軽井沢ICを出ると正面の稜線に見える高岩。実はこの高岩、上信越道を走っているといきなり現れ度肝を抜かれる。まるで和製グランドキャニオンで地球の歴史を感じさせる。助手席のカミサンは写真撮りまくりモード…ボー大な枚数に上った。
ここから山越えして軽井沢の町まで出るが、カミサン目的の喫茶店が見つからない。大通りや国道沿いはナビ検索が容易だが、小路を入った所は中々分からない。ようやく辿り着くと既に満席でダメ。店の写真だけ撮らせて貰い移動。開店前の丸山珈琲を訪ね簡単な朝食を摂る。1番乗りだったが、10分も経たないうちに内外のお客さんが訪れ、出る頃にはほぼ満席の盛況。長居をしたかったが静岡への道程を考え、早々にR18で小諸へ下りR141を南下。途中無料開放中の中部横断道を10km程度走行。殆ど貸し切り状態だった。 オンマウスはR141沿いにあるヤツレンのショップで、八ヶ岳バックに特製アイスクリームを手にしてポーズ。野辺山のJR最高地点の踏み切りに出るかと思い楽しみにしていたが、ルートが変わったのかR141沿いにはそれが無かった。 軽井沢からのルートは新婚当時HONDA1300で走ったことがあり懐かしい。途中宿泊した小梅町の松原湖畔にも寄ってみた。道路は随分と整備されて時間も短縮され驚く。野辺山から先は清里・韮崎と一気に下りR52で静岡に戻った。

Aug 4  群馬伊勢崎でミュージカル鑑賞
昨夜は何とかその日の内に東海道線に乗り、カミサンの迎えで自宅に辿り着いた。朝5時過ぎに起床し、伊勢崎市行き(三男出演ミュージカル「ネバーランド おかえりピーターパン」鑑賞)の準備をする。ところで富士駅で分かれた某出版社のO氏は無事朝を迎えられただろうか。
7時位に家を出れば、圏央道の八王子JCT辺りの渋滞はかわせるのではと思っていたがとんだ誤りだった。7時目標も、朝の諸々で出発は7時15分になった。新東名から御殿場で東名へ移り、厚木から圏央道に入り快適なドライブだったが、やはり八王子手前で渋滞。しかし前回走った時より渋滞時間は完ぺきに短い。ラッキィ!と思ったのも束の間、関越道に出る鶴ヶ島JCTの前後でまた渋滞。これは想定外だった。しかし考えてみると夏休みの土曜日だから当たり前なのだけど…。今回は18時から開演予定だが、時間があるので高崎JCTから北関東道経由で藪塚温泉ホテルふせじまへ赴き時間調整。そして東京からやってきた次男と太田駅で合流し会場の伊勢崎市境総合文化センターへ赴く。暑いと思ったら車の温度計は40℃。18時過ぎに開演し20時前に終了。初演日だが良く頑張っていた。
写真は公演後のロビーで、劇団ポーキーホーキーの皆さんとお客さんの交流の場となる。オンマウスは三男親子を囲む家族の面々。

Aug 3  サムウエイ社の夏祭り
富士市の(株)サムウエイ恒例の夏祭りに赴く。例年は7月に行われているが、今年は何故か8月になった。日頃のご愛顧とは言え、毎年地元や関連の皆さんを招いて、社員の皆さんの手作りによる振る舞いを続けられる社風には感心する。この日、実は親戚で18時から始まるお通夜があったが、早めに訪問してお悔やみを申し上げ失礼させて頂いた。それから帰宅して、カミサンに清水駅まで送って貰おうと思ったが、待ち時間や徒歩時間を考えたら直接走った方が早いと考え、R1バイパスを東走。ところが富士市内で助手席のカミサンと世間話をしているうちに何時ものICを通り過ぎてしまうハプニング。カミサンは「Jatcoが見えたから次のICよ!と言ったらしいが、こちらは何を考えたかその次と理解。気付くと富士市の外れまで行ってしまった。最初の信号までが長く、一度脇道へ出てUターンして辿り着くと何とか18時半頃に到着。カミサンはそのまま運転して帰った…申し訳ない。
業界仲間、Ham仲間、出版仲間と色々なお話が出来て楽しい。終盤は別室に上がり込み缶ビール片手に無線談義。何故かLD-MOSのHPAの話…Lowバンドでf特が落ちるのはコアの特性もあるが、大方の意見は耐電流容量の少ない「パスコンに問題あり」に落ち着いた。たた他デバイス(MRF150)でOKなのは何かの間違い?…とRFアンプ好きの議論は尽きなかった。

Jul 31  台風12号の後処理…キコリの一日
台風12号の通過は、リモートシャックのアンテナだけではなく、樹木にも被害をもたらしていった。普段吹く風と違う方向からの風は、当地で自然に育った樹木にも想定外だった様だ。なにしろ、南北に延びる谷筋を北に臨むと、普通なら西から東へ移動する雲が、東から西へと逆にしかも早く流れていた。その結果何時もはからない力が樹木に加わったと思われる。
写真は寺山(尾羽畑総)の20cm級の雑木での後処理風景。風にあおられ10cm程度の枝が折れてぶら下がっていたのを切り落とし、最後はこの木も根元近くで伐採した。北側で栽培する寿太郎への日影回避の目的もあって…。
オンマウスはリモートシャックの南にあるニッキの木での作業。こちらは今回の台風では影響なかった(過去にはあり)が、枝が道路や隣の家の畑の上まで伸びているため、枝落としを行った。枝と言っても太い物では直径15cmもあり、重さも100kgを超える。先端から部分的に切り落とし、最後に付け根を切り落とす。ところでニッキの木、切断するとあの独特の匂いが辺りに漂う。その昔のお祭りで、ニッキの根を乾かして切ったモノを束ねて売っていた。しゃぶるとあの独特の風味を味わえるのだ。ちなみにこのニッキ、根元の直径は50cmもある巨木だ。