Hand Made Coaxial Relay Isolation Tset Data


別項ではSWR特性を紹介しましたが、アイソレーション特性も測定してみました。測定はリレーボックスの各ポートを50Ωでターミネートし、リレー電源をON/OFFしてメイク時の出力側を基準に、ブレイク側を経由して、入力側に漏れるレベルをスペアナで測定しました。信号源はMFJ-259とKuranishi BR-400で、スペアナはアドバンテストR4131Aです。
写真は測定風景とリレーボックスの内部。それにハムバンドのみと全帯域を含んだデータをグラフにしてみました。データは、東洋通商のCX-800Nなどの高周波専用リレーには到底及びませんが、144MHz程度までなら使えそうな特性です。このリレーの用途はHFアンプですので、全く問題はありません。SWR特性と併せてご覧下さい。こうしたデータを数字的に把握しておくと、実装時のトラブル対策のヒントにもなります。また新しい発見もあります。