|
中華製ガソリン発電機は、5年前(2016年)のリモートシャック開設当初より使用しているもので、オートチョーク動作も含め年間を通して安定に動作している。ところが昨今のガソリン価格の高騰や、FT8運用開始によるより低ノイズ環境実現などの対策のため、思い切ってディーゼル発電機を投入することにした。 発電機は中華製のD6500ETと称するもので、国内ディーラーがAmazonへ出店した物を\10万以下の破格でゲットした。燃料は経由で、出力AC200V/5.5KVA、DC12V/8.3A、乾燥重量138kg仕様のものだ。運送会社の配送センター渡しで受領し、合板梱包を取り外し、オイルと軽油を入れて始動すると一発で起動し良い感触だった。これに制御ロジック回路を付加し、ネットワークでLANIO経由で接点渡しして制御するイメージが出来上がっていた。早々に制御ロジックを組み込み、自宅での制御テストを経て現用投入したのが7月25日。ここまでは極めて順調だったのだが、その後幾多のトラブルに遭遇することになった。 以降は拙作BBSへ書き込んだ以下スレッドをご参照頂きたい。 ★Mountain_Remote_Shackぼちぼちと…リモートシャック何でも記録 ★以下は主な障害履歴 @セルモーター不具合・・・ギアの乗り上げ、セルモータの軸受けダイキャスト割れ2回、3社目のセルモータを試しようやく解決。 Aバッテリ充電用レギュレータ故障・・・バッテリ充電出来ず、ダイオードブリッジで応急措置後、手持ち品で復活。 BDC12V出力端子不良・・・手持ち品で復活。 C制御基板故障・・・整流ダイオード1本が脱落及び焼損・破裂、リレーブレイク接点接触不良、手持ち品で復活。 D車輪ボールベアリング破損・・・手持ち品で復活。 EAVR故障・・・手持ち品で復活。 F2ndエキサイテーションコイル断・・・AVR制御(励磁)できず、分解して断線部接続するも、以下DEで復活せず。 G出力(220V)巻線地絡・・・出力巻線の一部がレアショートした模様で地絡発生。 H出力(220V)巻線焼損・・・無負荷運転中電材が燃える匂いと発煙、ローターとステーターの擦れを全分解で確認。 写真上は現用投入した7月25日のスナップ。オンマウスは3台目のセルモータ交換で里帰りした裸のD6500ET。 写真下は焼損・地絡した発電部ステータコイルで縛り紐がバラバラ、オンマウスは断線した2ndエキサイテーションコイル。 |