Dec 29. 2002  マランツPM-88SEのフレーム修理

子供がマランツのプリメインアンプPM-88SE(SpecialEdition)を格安で手に入れてきた。勿論中古だが動作はしっかりとしてf特・S/N・THDとも問題は無い。ところが、前のユーザーが重いものを乗せたか落としたのか、後部のインシュレーター(ゴム足)部のフレームが凹んでいる。後部が落ち込んで見えるのが気に入らないらしくて、オヤジに修理以来が来た。フレームに取り付けられた部品(ユニット)を取り外し、凹んだ部分を木槌で打ち出した。フレームの素材は鉄のようだが、表面に銅色のメッキを施してある。それにしてもムクの鉄製側板で装甲してある割には、フレームは貧弱な作りに見える・・・見かけを気にするオーディオファン向けの作戦なのか。


Dec 26. 2002  久々の秋葉原

12月26日東京日帰り出張の帰りに秋葉原に立ち寄った。時間が余り無く30分程の間に、10件の店で買い物を済ませた。この早業は長年通い詰めた成果と言える・・・要するに店選びに迷いがないのである。目的は製作中の144MHzアンプ用の部品である(詳細はHandMakingコーナーにアップする予定)。写真は総武線ガード北側の通りを18時頃撮影したもので奥が秋葉原駅方向になるが、右手にアマチュア無線のロケットが見える。ラジオセンターの中で斎藤電気と桜屋電機のオヤジに挨拶をしたが、まだまだ元気そうであった。物を見ながら買い物が出来るってのは名古屋では考えられない事で、製作意欲をかき立たせてくれる・・・秋葉原は素晴らしいところだと思う。


Dec 23. 2002  懐かしの「SSBマニュアル」と「SSBハンドブック」

JJ1GRK高木氏とのメールのやり取りで「第三の方式によるSSBの発生」について盛り上がった。これに関する文献は殆どないのであるが、左の「SSBマニュアル」には動作原理と回路図が克明に書かれている。この方式は音声帯域の中央にサブキャリアを同梱させるため、変調は勿論の事復調にもサブキャリアの注入が必要であった。但し音声PSNはサブキャリアの単一周波数で良いため大幅な簡素化が可能であった。写真は昭和48年5月1日発行の第二版であるが、初版は昭和44年12月20日に発行されている。著者はJA1ZB/松田功氏で、発行は電波新聞社で「Hamライフ別冊」と表記されている。右のCQ出版「SSBハンドブック」と並んで、当時田舎に住む少年にとっては最高のバイブルだった。この「SSBハンドブック」は昭和47年2月29日発行の第五版であるが、初版は昭和44年12月15日発行である。初版の表紙を飾っていたのは今は無き米SWAN社のトランシーバーだった。「SSBマニュアル」だけでは余りにも片手落ちなので「SSBハンドブック」の写真もアップした。両者の初版発行日の近いのにも驚かされる。なお「SSBハンドブック」はCQ出版の2代目である。オーナーはこれらをむさぼるようにして読み、回路図を含めて殆どの内容を頭の中に叩き込んでいた。


Dec 16. 2002  伊藤健一氏のアースシリーズ(日刊工業新聞社)

JA4CTL/浦岡氏のHPを覗いていたら伊藤健一氏についての記述があった。思わず懐かしくなり氏の著書を持ち出してきた。知る人ぞ知る「アースシリーズ」である。単体機器にしてもシステム機器にしてもアース回路と言うと経験的な部分が支配的で、どうしても体系的に学問として捕らえ難かった。伊藤氏はこの課題に果敢に挑戦し、アース回路の不良によるノイズ発生のメカニズム等を御本人の経験を基にまとめられた。既に四半世紀過ぎようとしているが、今でもその内容は新鮮で不変である。私のノイズ対策の下地はこれらの著書からの影響が極めて大きい。若いエンジニアの皆さん、是非とも御一読下さい。


Dec 14. 2002  年賀状の印刷

毎年ギリギリの年賀状印刷と宛名書きだったが今年は訳があって早い。会社の上司より譲り受けた、ほとんど新品のプリンター(CANON BJ-F900)が手元にあるからだ。写真入りの白黒印刷を業者に依頼すると\6K程度はかかったが、電気代やインク代を考えても自分でやった方が安い。おまけにカラー印刷が出来る。ただし一番高価な手間賃はゼロだが・・・。宛名書きはもう10年以上も前からの使っている文豪MINI7RXのデータベースからタックシール(手抜き!)にプリントアウトした。Windowsに統合したいが作業が大変で二の足を踏んでいる。さあ明日15日から年賀状の受付が始まる。


Dec 8. 2002  Top Pageアクセス回数10000回突破

本日夜TopPageへのアクセス回数が10000回を超えました。皆様今後とも宜しくお願いします。なお、10000回のカウンター画像はオーナーがゲットしました。


Dec 5. 2002  神戸「人と防災未来センター」を尋ねる

12月5日、大阪出張の帰りに阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター(:078-262-5050)」を尋ねた。阪神電車の岩屋駅で降り南に下ったところにある。震災から既に8年近く経過し、記憶の奥へ追いやられていたあの日の事が目の前に甦って来る。被災者の視点に立った展示やディスプレイが行われており、思わず絶句したり涙腺が緩んだり・・・。神戸方面にお出かけの際は是非一度御覧頂きたい。写真は当日の入場券である。


Dec 4. 2002  10年振りの大阪日本橋

12月4-5日と大阪出張があり4日に日本橋を尋ねた。10年程前、まだテキストでパソコン通信をやっている時代に、AIWAの2400bpsのModemを\40K位で買って帰った事があった。\40K・・・それでも結構値切り、満足して帰ったものだった(今でも持っています)。何しろそれまでは1200bpsだったから。ジャンクで同じ様なModemが\50で店先に放置してある現在とは隔世の感がある。デンデン通りに気に入った部品屋さんがあったのだが見つける事が出来ず残念であった。写真は難波駅の南側から撮影したもの。