Dec 31. 2003 今年最後のHand Makig Radio「4石レフレックスラジオ」

今年最後のHandMakingをした。今年の春、同僚(JA9LSZ)がラジオ製作教室を行った時に、提供した工具のお礼として届いていたKitを組上げた。4石のレフレックスラジオで、「CHERRY MODEL CK-411」と説明書に記載があるが発売元は東京神田の科学教材社で、製造元は東京練馬の明光電機ある。ラジオの構成は、初段トランジスタでRF増幅後ダイオード検波し、再び初段入力に戻し低周波増幅も行う懐かしいレフレックス型である。その後シングルエンドの低周波増幅を1段行い、終断はプッシュプルで電力増幅している。昔流の呼び方だと1-V-3となるのだろうか。レフレックスの効果は大なるものがあり、放送所(JOPK)から20Km離れた実家でもアンテナ無しでガンガン鳴っている。この規模のラジオは、中学1年頃に奥澤清吉先生の指導書を基に何度も製作した思い出がある。写真は居間のテーブルで店を広げた様子でもう直ぐ完成の段階。手馴れていれば1時間、そうでなくても2時間もあれば完成出来るから、親子でオシャベリしながらラジオを覚えるのに格好と言える。


Dec 28. 2003 矢田川のカモ

犬の散歩で自宅の直ぐ南側にある矢田川の河川敷を歩いた。ここには多くの水鳥がやって来て川の小魚や生き物を狙っている。写真はカモ(種類は不明)の4ショットだが、殆どの時間は首を水に突っ込んでいて、4羽とも揃って首を上げるタイミングがつかめない。しかし良く見ると首を水に突っ込んでいる姿もこっけいで面白い。一体何を狙っているのだろうか。この辺りの矢田川の水は決して綺麗とは言えないが、鳥達にすれば他に行くところがないのだろうか。ゆったりとした時間が流れる日曜日の朝、彼らは何てのどかなんだろう・・・人間もそうなりたいと思うたまには。


Dec 27. 2003 Florida RF Labsの800Wターミネータ届く

もう1年程前の事だが、秋葉原の秋月電子で購入した30Wターミネータが、Florida RF Labs製である事を知り同社のWebを尋ねた。そこには800Wと言うとてつもない大容量のターミネータ「32-1005」や関連商品がリストされていた。入手方法について本国に幾度かメールを送るうちに返事が届いた。何と国内にも代理店(扶桑商事)が存在し、そこから連絡をもらう事が出来たのだ。写真は扶桑商事(大阪営業所)のIさんのご好意で急きょ送って頂いた「32-1005」。また一緒に写っているのは「Engineering Reference Guide」と称するデータブックで、RFに関する資料や公式等が記されており困った時に覗ける便利手帳である。このターミネータは壊れた乾式ダミーロードのヒートシンクにマウントする予定である。


Dec 24. 2003 Bird 8404譲り受ける

MakingGoodsに掲載している144MHzアンプの製作で、ダミーロードを始めとする測定環境の貧弱さを見るに見かねて明石市のT氏から写真のBird8404の提供があった。600W/50Ω連続仕様のもので、ちなみに1GHzまでならSWR=1.1以下、1.0〜2.8GHzならSWR=1.2以下、2.8〜3GHzならSWR=1.3以下を保障している。プアマンハムには全く夢のような品である。拙作HPの製作記事が縁でリニアアンプの製作情報を交換しているT氏に感謝である。それにしても良く出来た品を手にすると、ハングリー精神が消え斬新なアイデアや工夫が乏しくなるのではと勝手(実は嬉しい)な想像をしている。


Dec 21. 2003 年賀状の印刷

いつの間に12月も20日を回ってしまった。昨年は初めてカラープリンターを入手した事もあり、興味半分で随分と早い時期に印刷を終えていた。今年は住所録を保存してある文豪システムの不具合もあり作業が延び延びになっていた。作業は文豪ミニ7RXで宛名の修正や追加を行いタックシールにプリントアウトする。宛名は会社関係の異動分、喪中の分、新規分をチェックし印刷用のファイルを作るが、新しい出会いや音信不通の復活も有ったりで件数は400を超えた。一方葉書の裏面はWindowsマシンからWard上でデザインした絵をプリントする。これらをどう見るか議論のあるところではあるが、宛名は葉書に直にプリントするよりシールを貼るときに気持ちが込められる・・・と一人勝手に呟いている。

この写真は本日の部屋の様子。手前に文豪ミニ7RXがあるが、何と通電テスト中の144MHzリニアアンプの上に鎮座している。奥にはCanonのプリンタFJ-F900やPC群が見える。PCの中にはPC-9821Ap2が未だ健在で、実は自作SPC(SCSI Protocol Controller)ボード経由で同じHDDを文豪ミニ7RXと共有している。PC-9821Ap2はWindowsでLan経由で左横に見えるDos/V機につながっている。したがってDos/V機のWindowsからHDDの文豪データを直に覗きに行く事が出来るとんでもない仕掛けになっている。こうした仕掛けを完成させるのも、お金では買えないHandMadePCの楽しさである。それにしても「少しは片付かないの?」かと自分でも思う程に散らかった部屋である。


Dec 20. 2003 名古屋地区で記録的な初雪

昨夜から今朝にかけ名古屋で初雪が降った。写真は名古屋市守山区元郷の自宅前の道路を西方向に撮影したもの。撮影時間は7時45分でカミサンが撮ったが珍しくまともな写真になっていた。公式発表では名古屋で積雪9cmで、これは12月としては38年振りの積雪量らしい。雪国の人が聞いたら笑われるだろうが、この程度で大雪とまくし立てる気象台やマスコミの感覚には閉口してしまう。ところで左奥に高圧送電線の鉄塔があるが、実はこの送電線の直下に我が家がある。それでも10MHzのDXingを楽しんでいます。


Dec 19. 2003 スイッチング電源用ICパワーモジュール(MA2430)届く

文豪ミニ7RXのスイッチング電源用のICパワーモジュールMA-2420(新電元)が壊れ同じ物を探していた。東京の同僚Y君が同型ではないが上位品種のMA-2430を秋葉原で探し送ってきた。名古屋大須の半導体ショップや、新電元の代理店に問い合わせしてみたが全く話にならずトホホ状態だったが流石である。何処に有ったか尋ねるとあの困った時にいつも覗いていた「鈴商」であった。写真の左5個がMA2430で右の1個はNGになったMA2420。外形は全く同じだが前者は50Wで後者は30W。こうした部品のニオイをかぎつけるには、いつもジャンク店を回り記憶に畳み込むしかない。ある意味で大変なノウハウで同僚のY君に感謝している。


Dec 15-16. 2003 5年半振りの金沢

会社の所用があり5年半振りに金沢を訪れた。名古屋から7時52分発の特急「しらさぎ1号」に乗ったが、知らないうちに写真の様な真っ白な電車に変わっていた。その昔東海道本線を走っていたあの特急「こだま」と同じ様なルックスをした先代の「しらさぎ」が目に焼き付いている。北陸に行く時はいつもお世話になった電車だ。て事は大阪と北陸を結んでいる「らいちょう」も車種が変わったのだろうか・・・。金沢に着いた時はこの時期の北陸にしては珍しい晴天だったが、午後から崩れ出し夕方には雨になり雷まで鳴っていた。写真は翌朝の9時28分発の「しらさぎ56号」で、でこれに乗って岐路に着いた。


Dec 14. 2003 久しぶりの帰省とミカン切り

久しぶりに静岡市清水の実家に帰る。朝6時前にカミサンと一緒に名古屋を出て8時頃着いた。写真は、実家の畑でミカン(太田ポンカン)を切っている時、余りにも青空が綺麗だったので携帯電話内臓カメラで撮影したもの。手前が太田ポンカンで、後方には10MHzの3elYagiと14/21/28MHzの4elYagiが乗ってたタワーが写っている。このアングルでは良く飛ぶアンテナに見えるかも知れないが、実は周辺を山に囲まれておりハイバンドは山を暖めるだけ。朝は氷が張るほどの寒さであるが、日が昇るとこのように暖かさを感ずるようになる。家族とお喋りしながらの作業は様々なコミュニケーションの場でもある。


Dec 13. 2003 8J2DTVのQSLカード完成

地上デジタル放送開始を記念した運用を行っている8J2DTVのQSLカードが完成しました。JA9VJ/毛利氏が制作されたもので11月14日撮影の瀬戸デジタルタワーをあしらったものです。オーナーも先月10MHz/CWで100局程サービスさせて頂きましたが、たまにQRVしたら電鍵が不調でご迷惑をおかけした部分がありました。交信が未だの方はお早めにどうぞ!。


Dec 08. 2003 ネットオークションで文豪ミニ7RXゲット

昨日ネットオークションでゲットした文豪ミニ7RXが本日届いた。落札から受け取りまでが17時間と言う素早い対応をして頂いた東京葛飾の御仁に感謝である。帰宅後早速開梱してビックリ・・・こりゃ殆ど新品じゃ!。分解しても内部も綺麗で、特にホコリが付着し易い高圧部分もピカピカだった。電源基板を取り外そうとしたが「部品取り」だけじゃ余りにももったいないので、NG機から部品を移植する事にあっさりと方針変更。まずFDDのベルトが伸びFDDからブートが出来ない・・・早々にNG機からFDDを外してきてチェックすると見事に復活。さらにNG機の改修マザーボードと自作SCSIボードも組み込んだ。HDDをつなぎ自作起動ディスクでブートすると見事にHDD経由で高速起動が出来た。念のためテキストを熱転写でプリントアウトするが問題ない。これで本日到着したミニ7RXに全ての機能が移植された。動作は完璧である。写真右は左の電源NGの文豪ミニ7RXからFDDと改修マザーボード、それに自作SCSIボードを移植した文豪ミニ7RX。


Dec 03. 2003 文豪ミニ7RX再び電源入らず

愛用の文豪ミニ7RXが再び動かなくなった。先月22日同様の現象が発生したが、分解して組み上げてみると回復してしまい原因が分からないままでいた。本日再び分解し組み上げてみたが回復しないため思い切って電源基板を取り外し覗いてみた。すると部品から流れ出した液体が基板全体に広がり、一部は筐体にも接し腐食を始めていた。この液体が回路のHi-Z部分に影響を与え、例えばスイッチングレギュレータ用の発振回路を停止させていたのではと想像する。しかし、アルコールで液体を流し洗浄したが回復まで至らない。さあどうしようか・・・基板だけNECさんに頼もうか。但しこの機械は「1999年にサービスを終えた」とNECが言っている。写真は取り出した電源基板と作業風景・・・ここまでやる人は余りいないだろう。時間と回路図があれば原因を追えるのだが、メーカーに相談したほうが早そうだ。この機械に接続された自作SCSIボード経由でHDDを読めないと年賀状の宛名書きが出来ない・・・とんでもないマシンである。


Dec 01. 2003 地上デジタル放送始まる

本日午前11時より地上デジタル放送が東京・名古屋・大阪地区で一斉に始まった。新聞のラテ欄では現行のアナログ放送と地上デジタル放送が同じプログラムになっているが、地上デジタル放送は一部ハイビジョンで放送されている。確かに現行のアナログ放送に比べたら雲泥の差であるが、注意してBSデジタル放送と見比べると確かに切れが甘い。これから様々なプログラムがハイビジョンとして放送されるだろうが、視聴者はどのような評価を与えるのであろうか。写真は自宅裏の矢田川の土手からみた瀬戸デジタルタワー。建築物があるものの完全見通しである。