Dec 31. 2004 初雪とLo-D_FETアンプの修理依頼

今年最後の一日になってしまった。目が覚めると名古屋は初雪がぱらついていた。
数ヶ月前、長男から四半世紀前に製造されたLo-D(日立製作所製)のFETアンプ(HMA-9500)の修理を頼まれた。日立といえばパワーMOS-FETの老舗である。このアンプもパワーMOS-FETを出力段に使用しているのだが、片チャンネルが歪んで使えない状況にあった。
写真は昨日深夜まで格闘していた製作中のGU-84B/50MHzアンプ(左)と、修理を依頼された問題のFETオーディオアンプ(右)。しかしこの日は9時には家を出る帰省を控えているため、作業は始めるられず年明けになる。取り敢えず作業をやりそうな姿勢を見せるために、机の上に並べただけ。
回路図も無いから、生きているチャンネルの動作を確認しながら、不良チャンネルを追っていくしかない。はっきり言って「物好き」なオヤジだと思う。それにしてもこのアンプ、重量が30Kg近くあり移動するだけで骨が折れる・・・子供は気楽なもんである。
9時前に実家への帰路に就き名古屋を後にした・・・雪は雨に変わり静岡までずっと続いていた。

Dec 29. 2004 年賀状作成と宛名書き

色々と忙しく知らないうちに御用納めが過ぎもう29日。やろうやろうと思っていた年賀状作成が今日になってしまった。昼から真面目に取り組み始め、宛名書き(貼り)を終え投函したのは夕方6時半だった。
写真は宛名用タッグシールの印刷と葉書印刷を並行して行っている様子。周辺には製作中のGU-84Bアンプやその関連部品が散らかっているが、今日だけはそちらの作業は忘れる事にした。宛名印刷は文豪ミニ7RXのデータベースに入っていて、1986年頃から蓄積してきたファイルを使用している。文豪ミニ7には自作のSCSIボード経由でHDが取り付けられデータはこの中に保存されている。Windowsで使えるようにデータ変換を試みた事があるが、適当なソフトが見つからないまま現在に至っている。しかしこのシステム(MS-DOS)は安定で毎年必ずこの時期に登場してきた。喪中などのデータを削除し、内臓プリンターでプリントアウトするとA4一枚で18件の宛名が印刷できる。葉書の作成はWindowsPCで行いCanonのBJ-F900で印刷する。一番大変なのはタッグシール貼りであるが、全部印刷してしまうのと異なり、このときが一番気持ちが込もる瞬間である…これ屁理屈!。

Dec 22. 2004 32MBスマートメディアをゲット

知人のG氏が一部壊れたからと32MBのスマートメディア3枚を持ち込んできた。不用品なので「どうぞ!」と言う事で全部貰ってきた。話によると独自OS下で使用していた模様で、かなり原始的な感じがした。つまり書き込む場所が何時も決まっていて、OSが判断して空いている場所に書くような事はしていないらしい。ひょっとしたらと思いWindowsで読みに言ったら何も認識しない。それで単純にWindowsのプロパティからフォーマットをかけに行ったが、書き込み禁止とか言われてこれもダメ。それでフォーマットメニューの中にあったもう一つのボタン(これが何だったか思い出せない、今となっては戻れない)を押したらフォーマット操作を行うことが出来た。これで無事3枚ともWindowsで使えるようになり、思わずLucky!。
写真は完全復活したBUFFALOのスマートメディア3枚。最近のデジカメは他のメディアが多いようだが、オーナーのところはずっとこれ。
余談だが接点の「光モノ」を撮影するには、白い紙などを反対側に置いて反射面(鏡)に紙が写るようにする。余り白いと不自然なので距離を調整して自然なレベルに合わせ「らしさ」を作ると良い。

Dec 18. 2004 2ヶ月振りの帰省でミカン切り

10月11日以来2ヶ月振りの帰省をした。実家のミカン切りを手伝うためだ。昨日は勤め先の忘年会で帰宅時間が遅かったため、家を出たのは8時頃になってしまった。車の運転は100%カミサンに任せ、私は助手席で睡眠不足を補った。
写真は切り取った温州ミカンの青島。ハサミはミカン切り専用だが、量産品のため自分の手に合わずやや作業能率が悪かった。ミカン切りバサミは何と言っても興津の「小澤製」が一番だろう。青島は貯蔵向きで保存性が高いため年明けの3月頃まで出荷される。切り取ってから日を追うごとに味が濃くなって行く。オンマウスで見えるのは通称「向山」のミカン畑。先人達はよくもこのような斜面を開墾し畑を作ったものだと感心してしまうが、作業能率からみたら必ずしも優れたものではないと子供心に感じていた。平地の少ない日本ならではの手法だが危険できつい作業になるため、欧米式の平地農業は憧れだった。
今年のミカンの出来は上々で味も良く、「青い!」と感じる物は殆どなかった。夏の気温と多量の雨が効いたのだろうか。しかしポンカンはいまいちで皮が全体に黄色っぽいのが気になった。後数日で今年のミカン切りも終わりだ。

Dec 9. 2004 のんべぇHam仲間の局長会議(忘年会)

名古屋ののんべぇHam仲間の忘年会が行われた。場所は恒例になった名古屋TV塔東方にある中華料理の龍園支店。一昨年まで名古屋勤務だった同僚の八原氏(JA9LSZ)が、仕事で久しぶりに来名することになりこの日が設定された。今回は山形氏(JA2BNV)は東京出張中のため参加は無かった。しかし、一緒に実験と製作を行っているロシア球GU-84Bによる50MHzアンプの話は、持ち込んだ写真や部品(FETや3端子Reg…山形氏から依頼)と伴に、参加された皆さんの酒の肴になった。また菅野氏(JA2ALN)と岩田氏(JA2AIC)は、製作したスペアナ・アダプタ・キット「Giga St」の写真を持ち込み熱弁を振るっていた。このキットは非常に魅力的で(HJで紹介あり)PCと併用して使用する物で、オーナーも是非挑戦してみたい。また岩田氏はこれは最後の自作かもしれないと言っていたのが印象深い。
写真は終了間際のスナップである。左から中井氏(JA2OMM)・富田氏(JA2AVU)・中西氏(JJ2NYT/幹事)・菅野氏(JA2AAU)・杉山氏(JA2AZX)・望月(JH2CLV/オーナー)・岩田氏(JA2AIC)・森島氏(JA2ATE)・八原氏(JA9LSZ)・櫻井氏(JE2CZG)。

Dec 6. 2004 晩秋の三国山に登った

所用で晩秋の三国山に登った。瀬戸市品野からR363を登る途中は紅葉が未だ見頃の所も有ったが、さすがにR363から三国山への林道を登りだすと紅葉と言うより枯れ葉が目立った。もっとも一昨日の台風27号崩れの温帯低気圧の通過や昨日の強風もあり、随分と散ってしまったようだ。この日の三国山山頂は好天であったが、昨日程ではないにしろ風が強かった。
どうしても三国山山頂のアンテナやタワー群の写真を撮りたくて、帰り道に瀬戸市のあちこちを回った。名鉄尾張瀬戸駅付近まで降りてきてふと後方を見ると三国山が見える。街中からだと電線や樹木がかかり余り良いカットにならない。かといって近傍の丘に登ると今度は写真の様に山中にある送電用の高圧電線や鉄塔がかぶってくる。でもこれが本日のベストポイントであった。場所は瀬戸市陶祖公園にある野球場のセンター側のフェンス越しに撮影したもの。
まだまだ良いポイントがあると思われるので、天気の良い日にまた探しに行く事にする。何方かご存知の方いらっしゃいますか?。余り遠くではレンズが届かないので、なるべく近距離で!。

Dec 4. 2004 IC-756のLCDディスプレイ復活

HFのメイントランシーバーであるIC-756のLCDに黒の横筋が発生して困っていた。なにしろファンクションの表示はディスプレイに映し出された文字に依存しているから、文字がドット抜けすると全く操作できなくなる。周波数など大きな文字は良いが、小さな文字は想像して読むしかなく、トランシーバと呼ぶには程遠い状況にあった。
アイコムと数度のメールのやり取り後、部品として購入し個人で修理をすることにしたもの。本日行きつけのハムショップである名古屋市の平丸ムセンから持ち帰った。写真は交換後表示した様子。LCDを見ても何も苦労を感じないが、分解には基板の取り外し手順が判明するまでかなりの時間を費やしてしまった。組み立て図ではそれが読めないのである。オンマウスカーソルすると分解中の写真が見える。本件についてアイコムは、同社のWebサイトで正式なアナウンスを行うとの連絡をしてきた。
これで安心してオンエアが出来るようになり、早速10MHz/CWでブルガリアのLZ1YW/YoanとDX-QSOを行った。

Dec 1. 2004 名古屋テレビ塔に上った

今年も既に12月・・・やり残しそうな事がいっぱいある。写真は12月1日11時過ぎに名古屋テレビ等バルコンから携帯電話付属のデジカメで撮影したもの。 名古屋テレビ塔は展望台までエレベーターで上がれるが、さらに1階分階段を上ると写真を撮ったバルコンに出ることができる。余談だが名古屋テレビ塔は地上からも階段で上がることもできる。 バルコンからは簡単に手が出ないように写真の様に分厚いネットが張られている。写真は塔の南側から見上げたもので、放送用のアンテナ群が設置されている。一番上がNHK総合TV(3CH)、その下が中部日本放送(5ch)、更にその下に東海TV(1ch)・名古屋TV・NHK教育(9ch)の各アンテナが設置されている。 名古屋TV塔は今年で50周年を迎え、記念のイベントが開催されるのでWebを覗いてみるのもよい。しかし、テレビ送信塔から発射しているアナログTV波は、2011年に本当になくなってしまうのであろうか?・・・長年親しんだNTSCやコンポジットTV信号と言う言葉も過去のモノになってしまうのだろうか。