JH2CLV's Topics & Memorandam
December 2016

Jan 1 快晴の年明け
写真は大峰の茶畑(リモートシャック付近)からの朝11時頃の眺望。雲一つない快晴だ。発電機もここ暫く好調な始動動作を見せていたが、今朝、内部タンク燃料面が低下し外部タンク燃料の吸い上げが不調になった。内部タンクを満タンにして対応する。事のついでにオイルの交換(500CC)を実施。ローカルで一発起動して下山したが、そのまま正月の宴会が始まり停止行為を失念。気が付いたのは20時過ぎてからで慌てて停止。8時間余り空運転をしてしまったが始動用バッテリの充電は完璧だ。
オンマウスは朝9時から行われた東久佐奈岐神社の年頭会後の様子。今年は40名程の参加があったと思われる。既に勤め(挨拶・お参り)は終わり、焚火を囲んでお神酒を頂戴した後で、三々五々帰路に就いている。残っているのは話好きの呑んべぇと自治会役員殿。数年前までは朝7時集合だったが、各種団体のお勤めが輻輳しない様に調整した結果この時間になっている。でもやはり正月は早い方が良い、と言うよりしみついている。
午後から姉夫婦と甥夫婦、義兄夫婦に娘一家、そして長男一家、次男、三男夫婦と入れ代り立ち代りだが順次帰省し、一気に賑やかになりお祭り状態だった。我々夫婦はこう言うのが好きで、待ってましたとばかり対応に追われたが、それでも楽しい時間が流れた。

Dec 29-31 Symbol/AP-3121のテスト・・・正月支度に奔走
年末休みになったと言うのに、実にやり残しの多い年だ。年賀状印刷は全く手付かずだし、そのまま年越しになりそうだ。気になっていた青島ミカンの後拾いは年末休みになってから何とか切り終えたが、大道を通ると未だ目立つところに数個のミカン…もう力が入らない。恒例の年末挨拶の戸別訪問対応…農耕用水の件や農業借地等、叔父・叔母宅、そしてお寺への挨拶と続く。それから忘れちゃいけない正月飾り準備。神様が6つも7つもあり困惑するが、これも田舎の面白さだ。
リモートシャックの無線LAN端末をAirStationにしてから、通信タイムアウトが頻繁に発生するため、初期段階で試用していたSymbol社のAP-4121の復活を目指している。とこかで設定(WLAPのブリッジモード)が変わってしまったようで、設定したIPアドレスにPingが通らない。だからWebサーバーで内部を覗くことも出来ない(シリアルポートからTelnet操作は可能)。稀に通ることがあるが長続きしない。一体これは何?とこの筋の専門の次男に打診するのだが、マニュアルがあるなら勉強しろ!と冷たい。当然の話なのだが、そんな悠長なことは言ってられないと伝えてもらちが明かない。オンマウスは邪魔にならない様に箪笥の取っ手に吊下げてテストを繰り返すAP-4121。

Dec 25 EG-2600Rのシリンダ上部室を開ける…スルガエレガントに落下防止剤散布
25日朝からリクエストのあった太田ポンカンと青島の戸配の荷造りを行う。車庫前で店を広げると通り掛かりのお兄さん達が立ち止り世間話で油を売って行く。のんびりした光景で楽しい。話好きのカミサンは乗せるのが巧くついつい長話になる。イノシシやカモシカが出た話から今年のミカンや農作物の出来に地区の訃報の話などなど。
その合間を縫い懸案のEG-2600R発電機の吸気不良の原因を知りたくてエンジン部の分解が始まる。目的は吸気弁やカムそしてカムチェーンの状況を目視して、クランクシャフトが回ってもカムが閉じて動かない状態を見ること。写真はシリンダ上部室の蓋を開けた様子。カムチェーンが脱落し、かつクランク側のスプロケットが破損していると思われ、自由に引き回せる状況に唖然。リコイルを引いてクランクシャフトを回すもチェーンは動かず当然カムや弁も動かない。予想通りだった。これ以上の深入りは時間的に無理なので写真撮影を行い早々に蓋をした。この作業はキャブレターやセルモーター、そして内部カバー等を取外す必要があり中々の作業量だった。
その後寒波での落下を嫌い、昨年同様に舞台のスルガエレガントに落下防止剤(マデック3000倍)を散布。凡そ40リットルを背負式の発動噴霧器を稼働させ日没前に作業を終了。何でもやる一日だった。

Dec 23-24 はるみの収穫
先日JAで糖度検査をしたところ収穫は1月に入ってからが好ましいと告げられた。しかしこのところの低温が気になる。先週は初氷があり、この後も年末年始の寒波が心配だ。試食すると未だ酸味が強いものの味は濃厚。年明けまでに寒波がやってきて霜焼け等の被害が出かねない。それで、この連休が恰好のタイミングとばかり、23-24日で田んぼのミカン畑ではるみの収穫を決行。23日はカミサンと2人で終日。暗くなってから車の明りで作業する程の気の入れ様。そし24日は藤枝姉夫婦の加勢もあり全てのはるみを収穫。この後は木箱へ移して2月までの貯蔵体制をとる。実は、見渡すと未だ早生の小玉や青島の後拾いが残っている。年内に採り終えるだろうか…。
ところで昨日22日は職場の忘年会だったがとんでもない風雨だった。会場から道路に出たら傘が裏返り、ズボンの膝から下がずぶ濡れになった。後で分ったがリモートシャックタワーも右に60度程旋回していた。写真はその風雨で倒れたはるみの木。実を採ってから起こしてあげたが、良い実を付ける木なので何とか根付いて欲しい。
オンマウスは最近使い始めたYAMAHAのスピーカーマイクPJP-10UR。ヘッドセットを用意する必要も無くUSB接続で相応の音が出せ集音もできる。全く無線局とは思えない雰囲気だ。

Dec 17-18 親父の3回忌…SYMBOL社無線端末シリアル制御
早いもので親父が他界してから3年目に入った。18日に3回忌を設定したため今週末は忙しかった。母親の時の3回忌は簡単に済ませたのだが、今回は親父の兄弟衆の年長者が80代後半に差し掛かっており、次に集まるときは全員揃わないかも知れない、意識して皆さんをお呼びした。また食事も街中まで出るのは大変と、自宅で済ませる様に考えた。17日は朝からお墓の掃除や祭壇と食事会場の準備、そしてお寺との往復で時間が流れた。写真は18日の食事会の様子。色々準備は大変だったけど、皆さんに喜んでもらえて本当に良かったとカミサンと頷いた。
オンマウスは17日帰省した次男の助言でネットワーキングする様子。アクセス不能に陥ったSymbol社の無線Lan端末に、シリアルポートからTelNetを使って制御を掛けている様子。夏の終わりに、Webサーバーを覗き設定変更を行っている最中に可笑しくなり、そのままだった。この日の確認で通信相手を指定するIDに誤記があり動作が可笑しくなっていたことが判明。TelNetで修正して起動すると様子がガラリ変わり、Webサーバーも覗けるようになった。しかし有線Lanを無線Lanへコンバートする機能が巧く動かず、完全復旧にはまだまだ時間がかかりそう。Symbolの無線端末に拘る理由は、速度は11MBPSと速度は遅いが通信タイムアウトエラーが出ないから。

Dec 15 マイカーに初氷…リモートシャックIC-7300ファームアップ
今朝は今季一番の冷えで、自宅で1℃だった。写真は出勤しようとしときの車のフロントガラス。厚く凍りワイパーもくっ付き、引っ掻いた位では取り除けなかった。台所からヤカンでお湯を運び流したが、考えたらホースで水を掛けても良かった。そうさせる位に氷はガチガチだった。地元恒例の秋葉山の火祭りが15〜16日に行われるのだが、当地では丁度この頃から寒さが本格化する。それまでにミカンは全て切ってしまう習慣があったのだが、最近は中晩柑類の栽培が多いためその様にならない。奇しくも昨日は雨、大量の露が残った処への冷え込みだったので、未収穫のはるみを中心とする中晩柑の「雨焼け」が心配になる。
オンマウスは昨日、燃料系の確認にリモートシャックへ赴いた折り、ファームウェアのバージョンアップをするIC-7300。最新のVer1.14に更新された。手順は分っていたつもりだったが曖昧で、結局山頂からインターネット接続して確認することに。晴れて最新に更新されたが、何がどうなったのか分らない始末でおかしな話。背景に免許状と落成検査結果通知書が見える。ところで燃料系の話は、外部タンク給油ホースの真鍮金具のネジが緩み。僅かに空気が入り吸い上げ不良になっていた。シール処理を手抜きしていたためで、反省しきりだ。ここに来て忘れ物が散見され苦笑している。

Dec 11-12 連日の青島温州収穫…はるみに防腐剤散布
早生ミカン以外は何れも貯蔵が主体の我が家。収穫前に果樹向けに防腐剤(べフラン・ベンレート)を散布することが習わしになっている。確かにその効果は絶大で、子供の頃に見た貯蔵ミカンの腐りの山は随分と少なくなった。12日7時過ぎの青島収穫部隊到着前、背負い型噴霧器(発動機式公称20リットル)ではるみの実に向けて防腐剤を散布した。100リットル程度必要かと思ったが、80リットル程度で田んぼのミカン畑にあるはるみ全てが散布完了となった。ちなみに噴霧器の重量は7kgあるので、防腐剤を一杯に入れると総重量は30kg近くに達し、これで動き回るのだから最初は結構重たい。はるみの収穫は年末から年明けにかけて行う予定だが、天気予報を見ながら寒気襲来のぎりぎりまで生らせたい。ちなみにスルガエレガントの落下防止剤の散布も年内に行う予定だ。
写真は青島収穫の休憩のティーブレイクでくつろぐ今週末のメンバー(撮影はカミサン)。姉とそのご主人だが、皆60代後半に掛かり昔なら敬老会の歳だ。しかし今でも、ミカンの木に上ったり、20kgコンテナを積み下ろしたりと皆さんの元気振りには驚く。軽トラが畑の中まで進入するなんて、昔からは想像できない話だ。畑はミカンの木で埋め尽くし、車は公道留めでOKだった時代が懐かしい。

Dec 7 日本平からの富士…旅立つ8F76R
5日の朝、所用で出勤前に日本平を回った。自宅から南下し港湾道路を進み日立の工場を左に回り日本平パークウェイを上る。清水港の先に富士山がやけにくっきりと見える。登頂すると8時。早々に所用を済ませて下山しようとしたら、清水港を臨まない公園越しの富士が目に留まりパチリ。定番ではないがこう言う富士も良い。静岡側へ下山して出勤したが、下山途中日本平の裏側に位置するJA2JZ佐野OMと51MHzで安定な更新が実現した。やや驚きだと伝えると、この辺の伝搬は安定だとご教示頂く。
オンマウスは友人からリクエストのあった7R76R。何処にしまい込んだか忘れていたが。コンテナ倉庫の奥でビニール袋にシリカゲルと共に入っていた。この巨管を何に使うのか知らないが、所詮はワレモノ。発泡スチロールやエアキャップの2重梱包にしてダンボール箱詰めにした。発送は週末の予定だ。ところでこの真空管がいつごろ自宅にやって来たかは良く覚えていない。製造メーカーは日立で昭和50年の製造となっている。NECや東芝そしてJRCなど、多くのメーカーがTVやFMそしてRadio用の送信管を作っていた時代が懐かしい。そして送信管に関する多くのノウハウが有ったのだが、今となってはアマチュア無線の一部にしか生きていないのだろうか。

Dec 3-4 週末の農作業…青島温州・太田ポンカン収穫開始
写真は12月4日(日)、自宅庭先の通称屋敷ポンカン畑から見上げたタワーとアンテナ群。ここでも夏場の摘果で不精をしてしまい、小玉が目立つ。また枯れ枝の処理でも手を抜く結果となり、黒点が多い。何時もながら収穫期になるとカミサンとこんな呟きをするのであるが、専業でない身には時間と体力に限界があり辛い話だ。タワー上部にリモートシャック向け無線LAN用パラボラアンテナが白く見える。ちなみに上から14/21/28MHz/トライバンド4エレ八木、50MHz/HB9CV、10MHz/3エレ八木。黒箱はMFJ-988RT/ATUで80m長逆V型Windomにつないでいる。パラボラ下の茶箱は無線LAN端末を収納し、ここまでLANケーブルでPOE。茶箱の右は144/430/1200MHz/多段コーリニア。タワーはKT-22Rで1989年の建設。当地は海岸から3kmの山間だが、潮風が届き、タワー下部には無い発錆が上部に見られる。
オンマウスは3日(土)収穫した田んぼの青島の貯蔵状況。奥は早生ミカンをお求めに来られた方の対応をするカミサン。明かりは移動式のLED電灯を吊っているが、何とも怪しい雰囲気だ。幼少の頃、親の言うことを聞かないため、お仕置きとばかりこの貯蔵庫に閉じ込められた思い出がある…保育園の頃か、思いっきり泣いた。明かりがないと真っ暗闇で本当に怖かった。

Dec 1 1933年のJOPKのべりカード
画像はネット検索中に偶然発見した1933年に発行されたと思われるJOPK(1931開局)のカード。ニュージランドのEric Shackle氏の所蔵らしい。サイトに1933年とあるだけで日付や時間に周波数等は不明。連絡をとって詳細を尋ねてみようと思っている。ちなみにカードであしらわれている送信鉄塔とT型アンテナは、83年経た現在も静岡市葵区の谷津山にそびえ健在である(東海大学所有)。演奏所と送信所は東側麓の柚木にあり並行給電線で山頂まで導かれていた(先輩談)が今は現存しない。谷津山を南西へ下った麓にある清水公園には当時設置されたと思われるラジオ塔がありこちらも健在。現在のJOPKにはこうした歴史を語る人は誰も居ないだろう。オーナーが赴任した1973年頃は、戦前からの先輩が幾人も居られ、当時の逸話をよく聞かされた。静岡大火の翌朝は柚木から安倍川の鉄橋が見えたとか、ジャミング用送信機の製作と妨害放送に勤しんだとか…。その後JOPK送信所は駿河区宮竹(1959)に場所を移し140m高円管柱による送信アンテナに変わり現在に至る。また演奏所は葵区追手町(1954県民会館)・葵区西草深町(1963)・駿河区八幡(建設中)と変遷。

Nov 26-27 山梨県境に積雪…早生ミカン収穫・撰果
写真は11月26日(土)朝、大峰からの身延山脈方面。県境にある十枚山や青笹山辺りに積雪が見られる。実は降ったのは前日の25日朝。自宅の気温は朝6時半頃1.5℃で今季一番の冷え込みだった。したがって、標高400m近い大峰のリモートシャックでは氷点下になったと推測している。出勤時、R1バイパスに出て北側を眺めたら稜線に雪が積もる絶景。早々にカミサンへ電話を入れ撮影を指示したが、携帯電話の超ワイド映像では良く分らず、今朝の出向となった。1日経って大分解けてしまったが、一番右の十枚山には未だ十分な積雪が感じられる。11月に雪が積るなんて記憶には無い。
オンマウスは田んぼ古木の早生ミカン越しの青空。この季節独特の風情だが、それにしても青空の色は絵具では容易に出せない色だと思う。デジカメの色再現も怪しいが雰囲気が分るだろうか。生で見ると本当にスゴイ色だ。ミカンは古木で色の着きも良いのだが、夏場不精をし、摘果不十分で小玉が多くJA出荷出来ないのが難点。だが、味は抜群で関係筋にだけ出回る。酸味と甘みのバランスが絶妙で一日中食べていても飽きない。26(土)午後〜27日(日)は早生ミカンの収穫と撰果に追われたが、この古木群は特別扱いで収穫は控えてある。糖度だけを競う昨今のミカン市場をよそに、この独特の味わいに舌鼓を打っている。