今年最後の日になってしまった。気温が下がらず、結局年内の初氷は観測出来なかった。こんなことは記憶のある限り初めてのことだ。太陽黒点も一時は全くゼロが続いていたし…やっぱり可笑しいぞ。例年なら安定した国内交信が楽しめる7MHzや3.5MHzのコンディションも不安定だ。何より太陽黒点数が異常に少ない。 写真は朝から始めたガラス引き戸の洗浄。ケルヒャーのジェット水流ノズルをで埃と汚れを一気に飛ばしている様子。数えたら母屋だけでこうした戸が20枚もあり苦笑する。余り強すぎると木がささくれ出すので頃合いを見ながら吹き付ける。この後、縁側のサッシのガラス戸を洗浄するなど、午前中はお掃除オジサン。カミサンは正月の食材等の買い出しで行ったり来たり。 午後は庭の洗浄と整理、そして暗くなるまで草むしり。その後家の中の掃除と子供や孫たちを迎えるための整理。食事を挟みながら深夜まで続く。TVは年末の特別番組で盛り上がっているが、こちらはそれどころではない。オンマウスは紅白歌合戦を横目で見ながら掃除をしていたカミサン…立ち止まって三山ひろしのけん玉を眺めている。今年の大晦日は、コタツにあたってゆっくりとTV観戦などほど遠い。日常の不精かげんが、ここではっきり出てくる一日だった。来年は何とかしたい…。 |
年末恒例の正月支度。神棚の埃を落として雑巾を掛けて諸々のセッティングを行う。家には幾つか複数の神様が祀ってあり面白い。
歳神様、火の神様、地の神様、大黒様、おいべっさん…それぞれに写真のごとき飾り付けを行う。榊を入れ替え、半紙を敷き餅を供え、お神酒を供える。大黒様は祖母の信仰の産物。地の神様は親父が何を思ったか、裏庭に石のほこらを作ったのが始まり。歴代の遺産がそのまま継続されているのだが、実態の無いものもあり苦笑する。何も分からないまま親父から引き継いで始めたものだが、今では習慣となり我が家では玄関の飾り付けと共に主人の仕事となっている。何処かで整理した方が良いのではと毎年思うことだが、大した作業じゃないからそのままになっている。と言うより、年に一度気持ちを素直にする、或いは原点に戻る行いとしている感じが強い…後から付けた話なのだが、管理人の様でもある。今日は朝から終日雨降りで、地の神様は屋外なので雨でビショビショ状態。半紙も敷けず、餅はサランラップで包んで供えるなどしたが、正月は晴れて欲しい。 オンマウスは、28日朝の餅つきの様子。カミサンの監督でお供えを丸めたり、切り餅を伸ばしたり、最後はアンコを入れて大福にしたりと中々忙しい。昔は臼に杵でカミサンとあうんの呼吸だったが、もう30年も触っていない。電気餅つき機も昨年から2代目に突入している。 |
今年もあと数日になると、色々な忘れ物を片付けだすから、ただでさえ忙しいのが更に忙しくなる。正月準備もあるから、だいたい最後は見切り発車で切り上げてしまうのだが…毎年の様に。 写真は、カミサンからのヘルプで始めた家の前の畑仕事。今春に植えたゆら早生の間にカミサンがサトイモやサツマイモを植えた。サツマイモは何時しかカミサンが掘り起こしてあったが、サトイモは葉も朽ちているのにそのままだった。ウネを崩しながらイモの塊を掘り起こすと、後からカミサンが土を払いイモを拾い上げている。この後水で泥を落としてイモ洗いする。ン10kgあったから、暫くは旬の味を楽しめそうだ。後方に柿の木が見えるが、中央の木は来年の収穫は諦め、かなり切り戻したのが分かる。右奥にポンカン、左奥にセトカの実が生っていたのだが、午前中に切り取った…孫たちのミカン切り用にポンカンを20個程残して。ゆら早生も随分と大きくなり大きい木は顎位まで伸びてきた。木を強くしたいので来年も花を落とすつもり。 オンマウスは到着して暫く箱のままだったミニマルチのツイン・ロータリーダイポールMDP-5DX(WARCバンドを含む14〜28MHz)。数日前に無線部屋へ持ち込み組み立てていた。これは屋外に出してウェザーコートを塗っている様子。撤去したHexBeamの代替で、リモートシャックのタワートップへ上げる予定だが、何時になることやら…。 |
昨年12月25日に注文したジムニーの新型が届いた。昨年12月22日に3名だけの高校ミニ同窓会をやった時に、自動車販売を営む先輩にお願いしようと考えたのが発端。それにしても1年とは長い。20万km近く乗った前車のフォレスタが、8月末で車検が切れるので丁度上手く繋げられると目論んだのだが、想定より4ヶ月もオーバーしてしまった。この間、任意保険を停止するなどの措置を行ったが、保険屋さんも気になる様で毎月確認の電話を入れてきた。保険屋さんの話では「ジムニー待ち」のお客さんが複数居られ、現時点では1年半待ちが相場らしい。一時は年明けになりそうだとの噂が届いていたが、年内の納車となり幸いだった。先輩は奥様と一緒に納車に来られ引き取りの儀。家の前でカミサンも含めて記念写真を撮るなどして談笑して帰られた。 車の造りは同じ軽でもワゴンのEVERYやトラックのCARRYとは大きく異なっていて面白い。ギアレシオやサスペンション等々、やっぱり普通の車とは違う。ナンバーは白でかつての相棒の小型送信管「6146」を指定したら、五輪マークがプリントされてきた。写真は右後ろからのショット。「6146」が誇らしく見えるが、真空管時代を知らない人にはチンプンカンプンだろう。オンマウスはリアドアに取り付けたアンテナ基台と、折り曲げたHF&50MHzホイップアンテナ。無線機の設置はこれになる。 |
忘年会のシーズンだ。20日は57歳まで務めた職場がどう言う気遣いか分からないがOBを招いてくれた。今でも時々遠回しで支援をしていることもあり誘いに応じ参加してきた。離れてから8年余過ぎるが、懐かしい面々と言葉を交わしているうちに現役時代の心意気が蘇ってきた。今後も深入りはせず、程よい位置取りでいたい。21日は地元ワイワイ倶楽部の忘年会。こちらは生涯続くだろう地元JAや青年団時代の仲間の集い。1月のどんどん焼の打ち合わせの後忘年会へ雪崩れ込んだ。職場とは違う趣があって自分のライフスタイルの一部を担っている。そして22日は毎月行われる旧隣組の寄り合い。昭和初期から続く6軒だけの集まりで、会場は各家庭が年2回ずつ持ち回る。報徳訓の読み合わせの後の懇親会が22時まで続いた。 ところで21日ははるみの初切りを行った。裏年で例年の半分以下の出来で、色の遅い大玉を残して収穫完了。折りを見て後拾いを行う。 21日より太田ポンカンの貯蔵体制を敷いた。熟成を早めるために貯蔵庫の南室へ写真の様に木箱で積み上げた。着色の遅い実は南窓に寄せ、かつなるべく高い位置に積んだ。今までは窓側を2列にしていたが、貯蔵中のチェックができない箱があるので、中央に1列を設け人が覗けるような形にしてみた。もう少し予措してからゴザや毛布を掛けて保温する予定。新聞紙はインクに除菌効果があるので、箱の底に敷いて活用している。 |
19日までに伊野のポンカンの収穫を完了した。着色の遅い実を残しで一通り切った後、再び元に戻って後拾いを行った。今年も昨年同様に台風による強風で、実を付けた状態で木が痛めつけられ主枝が折れるなどの被害が出た。昨年の様に根元から木が傾くようなことはなかったが、実を付けトップへビー状態での強風は辛いものがある。それでも木が成長していることもあり、昨年を上回る収量になった。 その後、場所を田んぼに移し、青島と早生の後拾いを20日朝まで実施。とにかく例年の半分以下の出来なので、何かに使えるかもしれないと、各年結果の木の大玉やガサゴソの実も収穫。後拾いと言いながら100kgを超える収量になった。 ところで気になる今年の気温。例年なら12月中旬までに氷が張る当地だが、まだ氷どころではなく温かい。11月30日に3.6℃を記録したのが最低で、それ以降それを下回っていない。その時は県境に積雪があり、自宅前の畑に初霜があった。昨年は12月1日にポンカンを切り出しているが、今年は1週間以上も後の9日から始めている。このまま行くと、年内初氷の無い年になるかもしれない。 写真は孫たちに見せようと残しておいたブドウ生りの早生。オンマウスは青島の老木と奮闘するカミサン(JK2WBD)。左手ははるみ。 |
ところで20日は昼食を挟んで寺山の寿太郎も収穫した。昨年初めての収穫を行っているが、今年は昨年より良い生りをしている。ただ実が大きくなりトップヘビーで台風の襲来を受けているので、伊野のポンカン同様に折れたり裂けたりした枝があり心苦しい。来年に向け枝を切り込んではいるが、もっと大胆な選定が必要と思われる。慌てて生らさない様に、木を太くしてから実を付ける形を取っていきたい。 写真は青空バックに映える寿太郎の実。寿太郎は青島の枝変わり種で、沼津市の西浦方面が主産地となっている。たまたまカミサンの親父殿が栽培していたことがきっかけで、寺山の頂上の平地に試に6本だけ苗を植えてみた。青島の系統だけあって保存性(貯蔵性)も良く、3月終わり頃になっても表皮が安定していて独特の甘みを放つ(同一貯蔵庫での比較)。正直なところ萎びて行く青島をよそに、てかてかと収穫時の光沢を残していている姿に驚いた。収穫2年目で収量は200kg程度だが、行く行くは500kg程度を目指したい。 余り自信はないのだが、隣接する畑ではるみを収穫していたミカンの師匠M氏の奥様が「いい玉が生っているじゃん!」と声を掛けてくれた。有難いことだが、実は陽当りの良い道路側だけで奥側はそうでもないとやり取り。まぁ来年以降の課題として、遮光している雑木の伐採等を考えたい。同じ肥料と農薬散布をしていても、こうも違うものかと言うのが率直なところだ。 |
昨日からの雨で露が残り、快晴の朝だが伊野のポンカン畑はミカン切りどころではなかった。幸か不幸か今日は10時より柿の剪定講習会。乗り気ではなかったが、カミサンが参加申し込みをしてしまった。剪定より、ヘタ虫による実の落下が気になっており、その対策が聞ければ幸いと思っていた。出掛ける前に、オークションでゲットし昨晩到着のIC-9100のテストを行った。写真がその様子。USBでサーバーPCをつなぎ、RS-BA1の無線機リストへIC-9100を登録。RS-BA1でローカル接続を試みると一発でつながった。これまでシャドウになっていた144・430・1200MHzのバンドボタンが通常表示され、マウスクリックすると見事に切り替わる。電源ON/OFFはRS-BA1非対応の模様。リモート運用する場合は外部で電源ON/OFF制御をする必要がある。拙作リモートシャックではインバータ発電機の発電誘起がスイッチ代わりになるので、AC電源を用意すれば間に合いそうだ。 さて、オンマウスは10時から始まった剪定講習会。30分程の座講の後、柿畑で実地講習を受けている様子。剪定は、柿の芽の出方を理解して居れば、あとは考え方次第でマニュアルは無いと言うのが結論。これミカンと同じだ。聞きたかったヘタ虫対策の知恵を講師から直接授かり、これが本日一番の収穫だった。 13時前に伊野へ赴き、乾いたポンカンから切り始め17時頃まで作業を続けた。残りは2本と後拾い分となった。 |
連日伊野でポンカン切りが続いている。よく冷え込む高台で、ちょっと湿度が高いと朝露が強い場所だ。近隣のミカン農家も一斉にポンカンやはるみを切り出していて競争の様だ。作業開始や終了時間をお互いに競い合ったりする気持ちになるから不思議…あのお宅には負けられないとか。東側の段々畑のお宅は5〜6の体制で臨まれ、日毎に山のオレンジ色が上から消えて行く様子が分かって面白い。こちらは2人で、一反ちょっとの平地だから角から黒くなっていく様子が見えるのだろう関係…。それで9日、14日、15日、16日(これ以外は雨か露)と収穫を続けているが今日までにようやく8割程度が片付いた。ところが明日は多分朝から雨でその後も続く様だ。後拾いも含めて全てが片付くのは何時になるのだろう…はるみもあるし。 オンマウスは本日届いた待望久しかった中国からのTL431他の半導体。12種x10本の筈だが、届いたのは10種x10本で調べると2袋は同じ内容。再三の到着延長でこの状況だから呆れる。さて、Amazon殿には何と言おうか…。TL431の他に78L05・78L09・78L15・2N7000・2N2222・2N5401・2N5551・2SC945・MJE13003・MJE13001・2SD882が其々10本の筈。ところが78L05・78L09・78L15が欠品で2N5551が20本(2袋)もあった。どこでどう間違ったのだろうか。取り急ぎ状況と欠品の請求、そして余剰品の取り扱いを打診。 |
自宅の45インチTV(LC-45AE5)の電源が入り難い。昨年か一昨年頃から、電源SWを入れてからTV放送が受信できるまでの時間が長目になっていた。冬場は得にその傾向が顕著で、1回のトライでは起動せず、画面右下の緑と赤のLEDがランダムに点滅する。それで電源の再投入を試みる。昨年までは数回もやれば起動できたのだが、今年はちょっと様子が違う。コンセントの抜差しも併用し、多いときは30分近く電源ON/OFFを繰り返すのが日課だ。画面を良く見るとバックライトは薄く点灯している。一部SW電源の立上がりに温度特性がある様にも思える。今年は寒くなり出した11月頃からこの状況が始まった。もう12月も後半で、このままだと正月に帰省する子供や孫たちから不評を買うとカミサン。それで昨日ようやく重い腰が上がり、SHARP殿へ出張修理をお願いした。11時過ぎに到着したサービスマンは、隠しコマンドで状況を画面表示する裏技で診断。容易にメイン基板に問題があると即答。しかし2005年製のこのTVは既に予備品はディスコン。何とかならないのと聞いても基板の中身までは関知しないチェンジニアらしい。メイン基板の接触部分の確認だけでもと告げると快く分解作業を始めてくれた。 写真は裏ブタを外し調査を始めた様子。蓋を外すまでに何10本ものビスを、その後は基板類取り外しで再び多くのビスを外す。やっとメイン基板に辿り着きコネクタ類の抜差し。しかし状況に変化は無かった。さてどうする…。 |
HL-2.5KFXが全面復旧した。当初はARF1500x2の不良とばかり思っていたが、修理して行くうちに、Bias回路の78L09や1μF/25Vタンタル、更にTL431CLPの不良が次々と発覚。シリーズRegのTL431CLP以外は手持ち品で対応したが、コイツはマルツ電波にも無く通販に依存。最初からサトー電気へ発注すれば良かったのに、Amazonを見ているうちに中国の格安サイトへ注文。過去Topicsに記したが、これが中々届かず結局先週になってサトー電気へ発注。翌日に届くも諸事情で手付かず、昨晩ようやく交換に至った。負荷が変わるるため、Bias電圧が3.6V付近まで低下、VRを再調整し4.42Vに設定。ガリオーム化したBias1系VRのガリ位置を回避できラッキィ。これで温度制御が回復、出力も問題ない。28MHzでの出力低下は内臓パワーメータでは確認できずf得調整は見送った。ここまでは順調だったが、よく見ると背面ファンが停止している。どうりで静かな筈だ。実は温度表示が高めで当初より気にはなっていた。ファンコントロール基板を見ると、MOS-FET(2SK1170)レギュレータで48Vファンを制御している。この入力(100V)に挿入されているTO220型抵抗(51Ω/50W)が断。外見は正常なので発熱で切れたとは思えない。部品箱を漁り類似の50Ω/35Wをゲット。両端電圧は6V台だったので電力損失は問題なしとして交換投入(中央)。これでファン動作も復活し、HL-2.5KFXは全面復旧…多分。色々と楽しませてくれた。 |
12月も中旬になろうとしているのに朝露が多い…風が吹けば露は飛ばされるのだが。夜明けにはミカンの葉っぱに薄く付着しているのだが、気温が上がってくるとこれが流れ出して水滴になる。ポンカンを切るぞ!と気込んで畑へ赴いても、この露で軍手や衣装はびしょびしょになり作業は出来ない。早々に諦め、貯蔵庫でコンテナ状態で予措していた青島の貯蔵作業を行う。今年の青島は例年の半分以下の収量と言うこともあり、写真の様に貯蔵庫に設置してあるモロブタ方式で行うことにした。先人が考えたカイコだな方式で、貯蔵中にモロブタを自由に引き出して腐敗チェックすることができる。積み上げてしまうと容易ではなく、やる気も途中で失せてしまい十分なチェックが出来ない。近年は収穫時のコンテナのままパレットに積み、これを出荷まで数段にフォークリフトで積む人が居るが、これだと腐敗対策が十分出来ない。11日は午後には朝露が乾いたので畑へ出ようと考えていたが、貯蔵作業が途中のため晩まで続け、12日午前中までかけてようやく完了。午後から伊野のポンカン畑で収穫が始まったが、北側の日陰には未だ露が残っていた。オンマウスは青空バックの太田ポンカン。良い色しているが、今年は柑橘全般に生育が遅く、未だ青や黄色っぽいものも多い。でも寒さに表皮がやられる前に切り取らなければならない。 |
所用で静岡県西部の秋葉山の尾根に上った。現役時代の2017年3月に入山して以来だ。12月中旬になろうとしているのに山はポカポカ陽気だった。写真は10時頃の東方向のスナップ。富士山が中央に見え雲にまみれているが、9時頃は全く雲がなく素晴らしい富士山が眺望できた。1時間の間に随分と様相が変わってしまった。最初に見たとき写真を撮っておけば良かったのだが後の祭りだった。この写真を見ると静岡県って殆どが山だなぁと感じる。この日は佐久間-水窪方面の尾根との見通しを確認するものだったが、樹木は年ごとに成長していることが良く分かった。 オンマウスは本日初切りした伊野の太田ポンカン。留守の間にカミサンが250kg程収穫してくれた。今年は摘果したつもりだったが、今になって不足気味と感じるのは毎年のこと。多量の実が木の負荷になり、台風で主枝が折れるなどあって苦い経験となった。それでも折れた先で生った実に色を付ける植物の健気さや生命力には感動する。かなりの数が生っているため、天候が安定することを期待しているが、晩には雨が降り出し明日以降の作業が心配だ。また急な冷え込みで雨焼けが発生するのも気になる。ちなみに昨年は12月1日が初切り、一昨年は12月12日が初切りだった。カミサンと2人で切り上げるまで1週間位だろうか…。 |
一体どうなっているのだろうか。HL-2.5KFXの修理でPower MOS-FETを中国から輸入して実装し、リニアアンプ動作は一定の復旧を見た。BIAS電源に使われているShuntRegICのTL431CLPが不良で取り外したままだったが、早々に部品を中国のディーラーに注文していた。このICの他、3端子Reg複数種やその他Trなどが12種類、各10本ずつのパッケージで\518と格安。しかも中国なのに送料無料。目がくらんで早々に注文したのが11月4日。11月11日に発送完了の連絡があったが、28日到着予定が12月3日になると訂正があったが届かない。12月4日に問い合わせてみたら12月25日ときた。通関に時間を取られていると言っているが、それにしてもだ。ひょっとしたら中国のディーラーさんも被害者なのかも知れない。 この状況に業を煮やし、何時もお願いするサトー電気へ本日注文したら早々に発送となった。こちらはTL431CLPx10本(@\28)のみだが、消費税と送料含めて\818。やっぱり時間と安心はお金で買え!と言うことか。さてあなたならどちらを選択するだろうか…。使う可能性はゼロではないが非常に低いと分かりながら、品数の多さに目がくらんだ田舎者の顛末と言われそうだ。 写真は出展サイトの写真をコピーさせて頂いたもの。通関時間に、このところの国際状況の不安定さが反映されているのか。オンマウスは7日サトー電気から届いたTL431CLP(10本)。 |
今日は早生ミカン出荷の3回目(最終)。7時前に軽トラのパレットへコンテナ24杯を積む。実は昨日まで撰果を行っていたが着色が遅く、当落ボーダーライン上のモノが多く苦笑…味は変わらないのに。出荷直前にミカン畑を回り後拾いを試みるが、朝露に濡れそれどころではなかった。やむなく割り当ての8掛け程の荷のまま出荷。写真は7時半過ぎ、自宅で待機する出荷前の軽トラ。今日は快晴でシートはかけていない。奥の青色は工房で、右のレモンが色付いている。
出荷から戻った8時過ぎ、いよいよ青島ミカンの初切り。今年は裏年で実を付けていない木が目立つ。隔年結果も手伝い収量は昨年の半分にも満たない感じだ。隣組の先輩は2割位だと嘆いていた。オンマウスは初切りした青島(温州)ミカンとミカン切りバサミ。ビク1杯には、実のサイズにもよるが7〜8kg程度入る。40年物の老木だと200〜250kgも実を付ける。1ビク切り取るのに10分程度要するとしたら、仮に200kgを切り取ると27ビクとなり、時間にすると4時間半もかかる。2人でやってもその半分の2時間一寸。実のサイズでハサミ数も変わるし、運搬や剪定もするから、実際にはもっと時間がかかる勘定になる。カミサンと2人でせっせと作業をしても、1日に切れる老木はせいぜい2〜3本。気の遠くなる様な気がするが、収穫の喜びや今年の総括などを2人で話していると、時間は思いのほか早く進む。 |
この日は朝から雨。晴れていれば早生ミカンを収穫し、雨になるとその撰果を行い出荷用の荷を作っていた。この時季の風物詩のようなものだ。 今日は早生ミカンの2回目の出荷があり雨の中20kgコンテナ24杯を軽トラのパレットに積んだ。写真は貯蔵庫の車庫前の軒先で荷を積んだ軽トラ。雨避けにシートをかけロープで抑えている。出荷は8時過ぎには終了するので、普通なら戻ってからそのままミカン切りが始まるのだが、生憎の雨でダメ。雨が上がったとしても露が悪さをするのでミカン切は出来ない。その代わり、幸か不幸か4日出荷分の撰果作業が始まった。基本的にカミサンと2人の作業なので、なかなか埒が明かずコツコツとやるしかない。おまけに今年は着色が遅く、当落ボーダーライン上のモノが多いとくるから悩ましい。思うように荷が出来ないのだ。 オンマウスは午後になって雨が上がり、その後顔を出した太陽により自宅裏山にかかった虹。時間は15時44分頃。手前は自宅の無線鉄塔。後方の鉄塔は中部電力の送電鉄塔。こんなところに虹がかかるなんて、これまでにあっただろうか…。気温はぐんぐん上がり、最後はカミサンのお手伝いでミツバチの餌やりに回るなど大忙しだった。 |
写真は山頂の満観峰看板越しの静岡市と富士山。ここからだと山原無線中継所の鉄塔を確認できるので、ひょっとしたらリモートシャックの鉄塔も見通しかも知れない。また掛川の粟ヶ岳が丸見えで、反対側を振り向くと日本平も丸見え。ひょっとしたら日本平〜粟ヶ岳のマイクロウェーブルートはこの辺を通過しているのではと思った。やや南の高草山から北へ少し下がった場所で、地形の恩恵を受けているなぁと痛感。1970年頃、このルートを開拓された先人たちの心意気も伝わってくる。ただ、フレネルゾーンが若干食われている感じもあり落葉樹などで季節の変化を受けるかもしれない。などと山登りには関係のないことに思いを馳せたりした。 オンマウスは昼食時、タイマー撮影でポーズ。カミサンと道案内をお願いした義兄との3ショット。義兄は豚汁を作って持参、こちらも負けじとガスバーナーと水2リットルを持ち込みコーヒーやスープの用意をしたが意外と需要が無く、水半分は持ち帰った。バーナーの点火がイマイチだったので、前夜電極の放電間隔や位置を調整するなどして準備を行った。アウトドアはやっぱり楽しい。カミサンは終始喋りっぱなしでご満悦だった。 なお登山口の小坂は、かつては有数のミカン産地だったが、現在は耕作放棄地が目立ち寂しい限りだった。 |
今朝の気温は玄関の温度計で6.1℃だった。そんなに冷えた感じは無かったのだが、R1バイパスに出て北を眺めると県境付近の稜線が真っ白だった。静岡市側の真富士辺りから奥、そして山梨県側の十枚山などが真っ白だ。その時間に車を止めて撮影すれば良かったのだが、満観峰へ急ぐ途中で叶わなかった。写真は帰宅した16時過ぎ、リモートシャックのある大峰中腹まで上り撮影したもの。朝は東から上った陽を浴びた雪が真っ白くやたらと奇麗だったが、この時間になると既に日没。雲を被っている様子は分かるが一寸暗い画像になってしまった。日中は好天だったから、夕方には溶けて無くなるものと思っていたが結構残っていた。中央のピークが3つある山が十枚山で、清水地区からは良く見える山だ。左下の道路は新東名高速道路。新清水JCTと和田島トンネルの中間付近。実はこの前日の28日、所要で身延へ出かけた帰りに佐野川温泉経由で朝霧を回ったが、みぞれ混じりの雨が降り寒かったことを思いだした。29日の富士山は5合目付近まで真っ白になった。 オンマウスは30日朝、自宅前のミカン畑に降りた初霜。この日の気温は3.6℃で今季最低だった。 |