Jul 27. 2005 日本平の花火大会            
土用丑の日を前に、同僚とうな丼を食べて帰宅した。20時過ぎと思いもよらぬ早い帰宅だった。なにやらボンボンと音がするため東の空を見たら谷津山の向こう側に花火が顔を出している。そうか今日は日本平の花火大会だった・・・。慌ててデジカメを持ち出しベランダに立った。
7月も後半で高校野球も終盤。朝はシャンシャン(クマゼミ)の鳴き声で起こされ、学校は夏休み。忙しさに夏の訪れを記すのを忘れていた。そういえば今年の「初セミ」は7月15日に駿府公園で鳴くシャンシャンだった。
写真は27日20時半頃撮影した写真である。殆どの花火は谷津山の陰に隠れてしまうが、時としてこの様に山を越えて見える場合がある。自宅のベランダでズームレンズを長玉にしてスタンバイして撮影した。フェンスが高く三脚が使えないため手持ちとなってしまった。映から判断して、自宅と谷津山の一番北側を結ぶ延長線上に日本平が位置するようだ。
こうした夏のイメージは子供の頃に過ごした夏休みそのものである。

Jul 18. 2005 旧友とアイボール・・・クラブ局を訪問            
旧友の望月氏/JH2UVLが単身赴任先の自宅にやって来た。持ち込んだ50MHzアンプに興味津々の様子だった。エアコンの調子が悪く汗だくの状況で説明が始まった。ロシア球は初めての様なので、カバーを外しソケットからGU-84Bを取り出し手に取ってもらった。KW出力のダミーロードテストをした後だったので「熱いか?」と言われたが、手で持てる温度に驚いた様子だった。
氏とは2001年のハムフェア以来なので4年振りになる。話をしているうちに彼のグループが静岡市葵区丸子の山頂に設置したクラブ局の話になり、これ幸いと案内して貰うことになった。写真はそのときの模様である。山頂上付近に地元の地主さんから土地を借り、2間四方程度の小屋とパンザマスト3本が建てられている。アンテナの殆どはモノバンダーでまとめられている。電源は中部電力の高圧配電が成され、末端で低圧変換され単相3線で引き込まれている。氏は住宅事情の関係で自宅からは電波が出せず、個人局の設置場所をここにしてあるとの事だった。オンマウスする安倍川方面を臨めるがロケーションの良さが分かる。この距離でも新幹線が来るとノイズフロアが上がると言うから、通常は如何にノイズレベルが低いか分かる。

Jul 15-16. 2005 秋葉原探索ツアー            
同僚と1泊で秋葉原探索ツァーに出かけた。東京は好天に恵まれ猛暑だったが2日間で11時間も歩き回った。何と言うオヤジ達だろう!。顔馴染みの店を回り挨拶した後、今回はちょっと足を伸ばして神田明神に御参りしてきた。秋葉の様子も年々変わり、雑貨屋がやけに増えた。ラジオデパートなんかに電気の匂いのしない店なんか似合わないのに・・・どうも様子が変だ。PC一色と言ってもベンチャーショップは浮き沈みが激しく、同じ場所に以前の店があるとは限らない、混沌とした状況である。 写真はゲットしたグッズ。後ろの箱は\2万を切った17インチLCDディスプレイ(じゃんじゃん亭)で今回の大ヒット、その手前右から大型シロッコファンと進相コン(鈴商)、衝撃吸収ポシェット(Laox)、100V:250V/30mAトランス2個(ノグチ)、IDE(3.5/2.5)-USB変換(icon)。更に手前左から格安タイラップ、タイトのスペーサーと貫通端子(坂口電熱)、RCサーボとRF分配器(千石)。更に手前右から12V/1.2AのACパック2個(千石・秋月)、真鍮歯車2個と文豪ミニ7FDDベルト(千石)、ATIビデオカード(SofmapD)で手前は5インチLCDパネル。これ以外にTAKACHIのケース(SS無線)が宅配される。オンマウスは16日昼、Laox横から見た総武線向きの様子。

Jul 13. 2005 BIRDダミーロード8890-300届く            
発注していたダミーロードBIRD 8890-300が届いた。
NM3E/Timのサイトに先月28日"International Postal Money Order"をEMSで発送してから到着まで丁度2週間だった。購入費用と運賃の他、送金(EMS全額補償)に\1450、通関に\200、消費税に\2000かかった。状態は底部アングルがぶつけて変形しているが、その他はまずまず良好であった。
Timとは購入の話以外にも10回程度メールのやり取りでWeb談義等を行い人間的な安心感を得ていた。またPAYPALはOKだが「一般のクレジットカードは使わない!」と言う彼のポリシーも気に入っていた。
参考だが知人のT氏は$450と破格の出物を購入したそうだが、その他の手続きで費用がかさんだと話していた。実はそのT氏が購入したモノを暫く借用させて頂いた時期があり、それが今回の購入のきっかけになった。何しろ連続で2.5KWを2.4GHzまで放り込めるダミーロードはそんなに無いだろう。またファンキットで底からエアを送れば5KWまで使えるシロモノでもある。
Timのサイトでは43やエレメントをはじめとするお馴染みのBIRD高周波グッズや、その他米国の測定器が摘価で販売されている。特筆は1台1台丁寧に前後左右と名盤の写真をアップしており、受け取ってから「カタログと違う!」なんて事はまず無いと思う。大変良心的なサイトである。
輸送はEMS(国際スピード便)を使用してもらったが、船便等を使い気長に待てば更に低価格で購入が可能になる。
参考だが最近地上デジタル放送がUHF帯で始でまっているが、この8890-300を付属した送信設備があると聞いている。GHz帯まで安心してKWを放り込める8890は一生物のアイテムと言えよう。
写真は届いた8890-300。オンマウスでT氏のも拝見できるがちょっと作りが違う。

Jul 7. 2005 SONY HDR-HC1(民生ハイビジョンカメラ)発売される            
SONYは2004年10月15日、民生用ハイビジョンカメラHDR-FX1を世に送った。標準のハイビジョン映像である1080iの収録再生可能なハンディカムは、「ハイビジョン機器は高い!」と言う固定観念を打ち砕いた。しかしこの日発売のHDR-HC1は更に我々を驚かせたくれた。何と\18万と言う超低価格1080iのハンディカムが完成してしまったのだ。カメラはモニターより高いと言う常識があったが、この長年続いた常識も簡単に打ち砕いてしまった。価格破壊であり、今後の市場動向が大変興味深い。低価格が実現した背景には、CMOSセンサーの採用とそれに伴う駆動回路の簡素化、さらにHDR-FX1で実績のあるプロセス以降の回路を共有化し開発コストを低く抑えている等が考えられる。写真は床に無造作に置いたHDR-HC1。オンマウスすると色再現評価に使ったMacbethのカラーチャートが見える。固体撮像デバイスは一般にマゼンタ方向の色再現が悪いので、紫やピンク方向の識別具合を確認したが良好だった。ゲインアップするとCMOS特有のFPN(固定パターンノイズ)が確認できるが、ここ数年で劇的に低減されている。またFPN抑制や暗部のS/Nを稼ぐためにガンマの立ち上がりを抑えるなどの処理がされている様に見える。

Jul 3. 2005 HFアンテナシステム構築・・・初交信            
引越ししたら昔ならまず最初にやっただろうアンテナ設置が今日になってしまった。インターネットの普及でアマチュア無線によるコミュニケーションよりe-mailやBBSでの情報交換の方が確実だし時間を選ばない。しかしアマチュア無線は逆に空中コンディションや偶然性などインターネットにはない面白さがある。
妙な講釈はこの辺にして本題に移る。単身赴任先のアパート周辺は一戸建てが多く、目立つアンテナを立てるには気が引ける。何とか建物の金属類を巧くアンテナに生かせないか調べた。その結果2階ベランダの手すりは金属で全てつながっていた。さらに軒先に打ち込まれた金属板も屋根周辺を取り囲み、これらも全てつながっていた。両者と大地アース間の直流抵抗を測ると見事にオープン。これは行けるぞ!。写真の様にSGC社のATU/SG-230を手すりにぶら下げ両者間に接続してみた。すると見事に1.9〜28MHzまで同調がとれた。これで10MHz/CWを皮切りに21/3.5/7MHzのSSB運用を行った。
飛びはフルサイズのアンテナに比べたら足元にも及ばないだろうが、何とか国内QSOには使えそうである。オンマウスするとこれに合わせて製作したスマートロック(リモコン)が見える。

Jul 3. 2005 八幡山に登る            
所用で駅南(静岡ではJRより海側をこう呼ぶ)のマルツ電波に行った。用を足した後ふと八幡山の事を思い出した。海方向に自転車を走らすと鐘紡通りがあり、それを渡ると左手に八幡山(標高63m)がある。この山も静岡に居ながら一度も訪れたことが無かった。谷津山と同じで街の中にぽつんとそびえ、遠くから見ると箱庭の様である。地図なん無いので山の周辺を左に回り登り口を探した。登ってから分かったのだが山頂は戦国時代に「八幡山城」と言う山城が合ったらしく由緒ある場所なのだそうだ。ちなみに谷津山には「愛宕城」が有ったらしい。現在は跡形も無いが公園として整備され生い立ちを記す掲示板が設置されている。写真は幾つかある登山ルートの内、一番南側から登る途中のスナップ。公園として整備されているので大変登り易い。オンマウスすると見える写真は、頂上の公園から北側を見た様子。左に昨日登った谷津山、右にドコモビルや東静岡方面が見える。こうした場所は我々の年代には格好の遊び場だったんだが、日曜日の昼間と言うのに誰にも逢わなかった。やはりオレは変り者なのかと一人呟きながら山を降りた。そして山を左に回り切ったら鐘紡通りのジャンボエンチョー前に出た。

Jul 2. 2005 早くも7月・・・谷津山に登る            
早いものでもう7月。異動内示のあと発令・着任・引越しとあわただしい6月を過ごしているうちに7月になってしまった。新任地の仕事には慣れていないのに、時間だけは早く過ぎていく・・・。
この日の16時半頃、思い付いたように自転車で賤機山方向に走り、ジャンク屋「長谷テレビ商会」を覗いた。そして折り返し、新北街道に出て東に走り沓谷界隈を散策する。知人の会社を確認したり、リサイクルの店に入ったり・・・。すると子供の頃から眺めてきたのに一度も登った事が無かった谷津山の事が気になった。登山口を探し最初は愛宕山神社に登頂するが、やはり谷津山はあの鉄塔(旧JOPK)だ!と言うことになり更に登山口を探した。沓谷一丁目の山側に登山口を発見、自転車を降り短パンにツッカケ姿で登り出した。
写真は沓谷一丁目から見上げた谷津山の2本の鉄塔。オンマウスすると登頂して見上げた鉄塔(東側)の様子が伺える。下からは分からなかったが山頂は公園で、鉄塔間にはワイヤーが張られていた。登頂時は夕暮れ時で鉄塔がより赤く見える。谷津山は多くの植物で覆われ、また多くの水分を含み非常に涼しい。近寄るとクーラー役を果たしている事が良く分かる。又しても良い汗を流してしまった。