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発注していたダミーロードBIRD 8890-300が届いた。 米NM3E/Timのサイトに先月28日"International Postal Money Order"をEMSで発送してから到着まで丁度2週間だった。購入費用と運賃の他、送金(EMS全額補償)に\1450、通関に\200、消費税に\2000かかった。状態は底部アングルがぶつけて変形しているが、その他はまずまず良好であった。 Timとは購入の話以外にも10回程度メールのやり取りでWeb談義等を行い人間的な安心感を得ていた。またPAYPALはOKだが「一般のクレジットカードは使わない!」と言う彼のポリシーも気に入っていた。 参考だが知人のT氏は$450と破格の出物を購入したそうだが、その他の手続きで費用がかさんだと話していた。実はそのT氏が購入したモノを暫く借用させて頂いた時期があり、それが今回の購入のきっかけになった。何しろ連続で2.5KWを2.4GHzまで放り込めるダミーロードはそんなに無いだろう。またファンキットで底からエアを送れば5KWまで使えるシロモノでもある。 Timのサイトでは43やエレメントをはじめとするお馴染みのBIRD高周波グッズや、その他米国の測定器が摘価で販売されている。特筆は1台1台丁寧に前後左右と名盤の写真をアップしており、受け取ってから「カタログと違う!」なんて事はまず無いと思う。大変良心的なサイトである。 輸送はEMS(国際スピード便)を使用してもらったが、船便等を使い気長に待てば更に低価格で購入が可能になる。 参考だが最近地上デジタル放送がUHF帯で始でまっているが、この8890-300を付属した送信設備があると聞いている。GHz帯まで安心してKWを放り込める8890は一生物のアイテムと言えよう。 写真は届いた8890-300。オンマウスでT氏のも拝見できるがちょっと作りが違う。 |
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SONYは2004年10月15日、民生用ハイビジョンカメラHDR-FX1を世に送った。標準のハイビジョン映像である1080iの収録再生可能なハンディカムは、「ハイビジョン機器は高い!」と言う固定観念を打ち砕いた。しかしこの日発売のHDR-HC1は更に我々を驚かせたくれた。何と\18万と言う超低価格1080iのハンディカムが完成してしまったのだ。カメラはモニターより高いと言う常識があったが、この長年続いた常識も簡単に打ち砕いてしまった。価格破壊であり、今後の市場動向が大変興味深い。低価格が実現した背景には、CMOSセンサーの採用とそれに伴う駆動回路の簡素化、さらにHDR-FX1で実績のあるプロセス以降の回路を共有化し開発コストを低く抑えている等が考えられる。写真は床に無造作に置いたHDR-HC1。オンマウスすると色再現評価に使ったMacbethのカラーチャートが見える。固体撮像デバイスは一般にマゼンタ方向の色再現が悪いので、紫やピンク方向の識別具合を確認したが良好だった。ゲインアップするとCMOS特有のFPN(固定パターンノイズ)が確認できるが、ここ数年で劇的に低減されている。またFPN抑制や暗部のS/Nを稼ぐためにガンマの立ち上がりを抑えるなどの処理がされている様に見える。 |