マジックアイ"6E5"の修理(Aug 1, 2009)

物置に眠っていた旧型真空管を分別・洗浄した。その中にはUZ-6C6やUZ-6D6等に混じってマジックアイ6E5があった。 汚れた硝子を磨こうと、プラグ部分をつまんで作業している最中、管との接着状態が悪化しグラグラになった。 続いてリード線のハンダ付けが外れた。接着強度に依存しているのか、この時代のハンダ上げは意外と弱い。写真左はその様子。
6本のリード線に十分にハンダを馴染ませ、プラグのピンに通して再ハンダ。接着剤は使わずに何とか元通りになった。しかし、テストする方法が手元には無くまた暫くお蔵入りか・・・でも再びあの緑の光に会いたい。
40年ほど前(1967-8年頃)、一時は投げて割ったりゴミにしてしまったST管だが、今となっては実に惜しい事をしたと思う。残った球は綺麗にして写真下の如く保存する事にした。目に見えない懐かしい思いでも放っている。