JH2CLV's Topics & Memorandam
March 2019

Mar 31 リモートシャック発電機のインバータノイズ調査
当初の発電機EG-2600のインバータ基板はアルミダイキャストケースで密封され、インバータノイズの輻射は殆ど問題無かった。ところが代替で届いた物や、最終的に更新され始動性が改善された物は、アルミケースに収められた基板上面がむき出しでピッチ詰めされているだけ。タワー直下で運転すると、電源ラインからの飛び込みは皆無だが、アンテナへ直に飛び込む成分が馬鹿にならない。凡そ20kHzおきにエネルギーが集中したノイズとなる。本日電源線を張り遠ざかりテストを行った。40m程北東側へ下った所にある山小屋へ移動したら問題の無いレベルとなった。写真はタワー直下(従来)、オンマウスは小屋でのバンドスコープの様子。IC-7300(プリアンプ切)にWindom(80m長)をつなぎ7MHzバンドの様子を示している。この結果から発電機・燃料タンクの移設を考えることになった。

Mar 30 OneTubeCompe2019本格始動…懸案のインバータノイズ調査準備
今年もFacebookの真空管式無線機サイトでOne_Tube_Competitionが始まっている。今年は昨年の受信機部門に加えて、送信機やトランシーバに測定機部門等が追加された。小生は受信機部門とトランシーバ部門にエントリーしている。既に両者とも基本構想は出来ているのだが、中々腰が上がらない。ところがFacebookのサイトでは次々に進行状況がアップされ、明らかに出遅れている状況。そして本日S氏の作品を見て「こりゃいかん!」となった。それで、深夜になって工房に赴きDBM後の455KHzレフレックスラジオのトップに挿入するIFTのリンクコイルの最適値を探った。実験要素はあらかじめ潰しておこうと言う発想だ。写真はTRIOのT-25の1次側を取り去り(何故か既に撤去済みだった)、代わりに2次側の上にリンクコイルを5回巻いた様子。これでSG(50Ω)出力をつなぎ同調を取ると、2次側(オシロスコープ)のレベルは電圧利得で30倍(29.5dB)程度が得られる。T-25は45年以上も前に購入したもの。共振周波数のズレもなく大したもんだと思う。455KHzのレフレックスラジオが出来れば、後はアンテナコイルとDBMの最適値を探れば全体像が見えてくる。単球(3極5極複合管)スーパーの完成が楽しみだ。そしてその後には電池管3A5の50MHzトランシーバ製作が控えている。オンマウスはインバータノイズ調査のために運び込んだ予備のEG-2600。リモートシャックタワー北東側へ下った所にある旧ミカン小屋。雨と日没で延期。

Mar 28 スルガエレガントとレモンの注文…2006年のツナ缶
このところ遅れていた畑の草刈や農薬散布に明け暮れていたが、本日急なミカン(スルガエレガント・レモン)のオーダーがあり慌てて荷造りを行った。写真はその様子。元々ワケアリなので商売と言うより在庫整理やお付き合いの感が強い。残して腐らせてしまうより、流れて行って何方かに消費して頂いた方が、果実にとっても自分たちにとっても幸せである。レモンは木生りだが、手の届くところは既に収穫済みだったりするので木に登って採取した。レモンは丸型じゃないので片手切りが出来ずご丁寧な両手切り。今年は心配した寒波に当たることも無く順調に育ち、大きいものは大人の拳以上になった。しかし無農薬に近い減農薬栽培のため、場所によってはルックスが悪かったりする。この日は100kg程の荷を発送した。
こんな話を記すと「大丈夫?」と妙な視線を頂戴しそうだけど本当なので敢えて紹介したい。オンマウスは、カミサンが某所から多数のツナ缶を頂戴してきた内の一つ。見た目は何の変哲もなく普通のツナ缶だ。しかし良く見ると日付が2006.7.10となっている。てことは13年前!。製造したばかりのツナ缶より賞味期限を過ぎ熟成した方が美味しいのは良く知っている。しかしこれ、余りにも時間が経ち過ぎじゃないと思っていると、カミサンから毒見のサイン。近年の製缶技術は凄いんだと言いながらも、内心恐る恐る口にするとこれがベリーグッド。上々の味に仕上がっていた。もちろん健康被害もない。

Mar 24 田んぼで青島温州の補植
写真は田んぼのミカン畑に定植した青島温州の2年生苗。JAでまとめて注文したモノだが極早生類は量が揃わず1/3程度減らされたが、青島は人気がないのか注文数通りが届き、しかも1年生と思っていたら2年生が届きラッキィだった。
写真は植付けを終わった16時過ぎに撮影したもの。何しろ山切川沿いの谷底なので日照時間が短く既に陽が陰っている。灌漑設備も無いためクローラーで100リットル程の水を運び、大型の柄杓でかけた。20本の苗が届き8本を本日植えたが、残り12本をどうしようか苦慮している。
親父とお袋が、長男(孫)が生まれた36年前に植えた青島の老木を伐採し、昨年から補植を行っているが感慨深い。これまでに凡そ35本程度を植えたことになる。畑の雰囲気が随分と変わっている。
オンマウスは昨年まで収穫していた青島の老木の切株。枯れ枝が目立ち樹勢が落ちていた。やはりごマダラカミキリの幼虫が暮らした穴が多数あり、木の苦労が伝わってくる。
物持ちが良いのん気な人間には、枝が枯れ出しても何故か伐採の判断が遅くなり勝ちで苦笑する。早めに伐採して新しい苗木を植えておけば、枯れる前に収穫ができる様になることが分かっていても、何故か踏み切れないのだ。面白い。

Mar 23 田んぼの草刈りと施肥に補植
この間マシン油を散布した時はそんなに気にならなかった田んぼの草がやたらと伸びた。二十四節気の啓蟄(今年は3月6日)を過ぎると虫も動き出すが、草の成長も著しい。長いものでもスネ程だった草が腰か胸くらいにまでなっている。施肥の効果を上げるため19・20・22日と本日、断片的に草刈りを行ってきた。何とものん気な話だ。普通ならカミサンと2人で1日仕事なのだが、諸般の事情でこんなやり方になってしまった。刈っている間に草が伸びているのが分かるから苦笑する。そして本日は並行して配合肥料を施肥、春肥だ。その後、伐採した老木跡へ青島の苗木を補植するポイントに杭打ち。そして土起こしを行おうとテイラーを車庫から移動させたら妙。左側の刃車が回らない。調べるとドライブシャフトと刃車シャフトを貫通する鉄ピンが折れている。何というタイミングか!。そんなに仕事をするなと言うことなのだろうか…。晩までに行き付けの澤井農機を訪ね親父殿(実はHam)に鉄ピンを探して貰い無事復旧。23日は姉たちの仏さんへの彼岸参りもあった。カミサンを含め女性が3人揃うとやたらと賑やかだ。奇しくもそれぞれに孫の誕生があり大いに盛り上がっていた。
写真ははるみの根本に図々しく生えているキク科の雑草。オンマウスはテイラーの貫通ピンが折れ脱落した左刃車。

Mar 15〜18 スルガエレガント撰果と出荷
3月18日に出荷するスルガエレガントの撰果を15〜16日に行った。暖冬だから、今季こそ木生りのままこの時期に収穫できるだろうと思っていた。ところが2月1日の朝、寒さで外生りの一部がガチガチに凍りついてしまった。実の落下こそ無かったが、皮の表面が寒さに打たれて変質したり変色したりが発生してしまった。良い実がやられガッカリだった。それで慌てて収穫を行い、およそ1ヶ月半ほど貯蔵したものだ。師と仰ぐ先輩も過去に同様の経験をされ、この地形で甘夏系を栽培するには、「大寒前に有無を言わさず収穫するしかない」に至ったそうだ。長く苦渋に満ちた経験から出てくる一言で、大変重みがある話だ。ただ山の段々畑の傾斜は冷気の流れがあるためこの限りではないと。ということは地形による気温の変化とどう戦うかが勝負で、ギリギリを緊張しながら狙うより、総合的に判断して負担のない選択をしろと言うことなのだろう。分かっていても失敗するのは、やはり経験が浅いからか…何処で欲を捨てるのか、中々難しいものだ。写真はスルガエレガントを撰果中のカミサン。オンマウスは出荷品。撰果落ちしたモノはワケアリとして皆さんへ頒布案内をする予定だ。3月18日は朝8時から軽トラ3台分を出荷し、とりあえず一区切りがついた。昨年はヘタ枯れやヘタ落ちで苦渋の撰果を体験したが、今年は貯蔵方法に工夫に凝らして(通風を良くしながら予措時間を長めにとって)実の平準化に努め、何とかクリア出来た。

Mar 14 極早生ミカンの苗木植付け…マシン油散布
3月12日に苗木が届いた。自分は放送記念日の式典出席のため午前中に出かけ、カミサンが昼にJAから受け取ってきてくれた。ただ、ゆらの本数は当初予定していた数が揃わず、知人のルートで不足分を確保することになった。13日、杭打ちをした定植ポイントへ堆肥とようリンを入れテイラーで土と混ぜ込む。苗木の数、44ヶ所でこの作業を行うが、同じ畑でも土の様子がバラバラで面白い。これじゃ同じミカンが生るわけないなぁと苦笑。この日は土づくりで終わる。そして14日、朝から植付け作業が始まる。苗木の根を丁寧に自然な形に広げそこへ土を流し込む。自立させてから、今度は配合肥料を薄く撒き最後に土をかけ固める。そして十分な水やりをする。無事根が付いてくれよと願うばかりだ。この辺りはまったく人が子供を思う気持ちそのものだ。写真定植した極早生ゆら。手前はカミサン主宰の養蜂エリアの一部。
オンマウスは舞台のスルガエレガントにマシン油散布をしている様子。実は11日に伊野のポンカンと田んぼのはるみに散布した継続なのだが、諸般の事情で今日になってしまった。剪定に肥料撒きや草刈り、そして次の農薬散布とこの時季はやたらと忙しい。それからスルガエレガントの撰果と出荷も控えている。無線と実験が入り込む余地など殆どない日々を送っている。

Mar 11 中部横断道を試し走行する
3月10日の16時に中部縦断道の新清水JCT〜富沢ICまでの区間が開通した。11日の昼食後、カミサンとその話をしているうちに走ってみるかとなり、早々に軽ワゴンに乗った。殆どマイインターチェンジだと思っている清水いはらICから進入し、新清水JCTから中部横断道へ進む。走ってみるとトンネルが多く、また起伏も多い。そして制限時速が70km/hときているから公には余り早く走れない。また比較的長いトンネルは中央に紫の照明が施してあり面白い。道路では所々で車が群がって走っているが、ほぼ貸切状態。山梨向きより静岡向きの車の方がちょっと多いような気もした。富沢ICまでは30分も掛らずで、そのまました道のR52へ下るが、その道が結構長い印象。R52へ出る交差点でUターンし来た道を戻った。1時間程の慌ただしいドライブだったが、これまでは100%依存していたR52を走る機会が激減しそうな雰囲気だ。また富沢ICから先の工事が完了すれば、甲府方面がぐっと近くなり新たな流通路になることは間違いないだろう。浜松へ行く感覚で甲府へ行けるようになるのだろう…。
オンマウスは玄関先の通称屋敷のポンカン畑。今年になってから極早生種の「ゆら早生」へ改植するために土起こしをして石灰を混ぜている様子。根のしっかりしたポンカンとセトカを数本残してはいるが、これからは屋敷のゆら畑と呼ばなきゃいけないか。既に笹竹で杭打ちをしてある。

Mar 10 保福寺春施餓鬼…リモートシャック5GHz無線Lan開通
保福寺で春の施餓鬼が行われた。本堂の入り口に飾られた祭壇で米と水を餓鬼に施す催しだ。この日の朝は好天に思えたが、徐々に曇天と化し、15時頃から雨がぱらつき晩には普通の雨になった。
施餓鬼から戻り頂いた弁当で昼食をとると、昨秋より気にしていたリモートシャック無線Lanの5GHz化への重い腰が上がる。実は数日前より無線Lan端末CPE501/TP-Linkを突き合わせ、IPアドレス、アクセスポイント・クライアント等の設定と動作確認を行っていた。リモートシャック側をアクセスポイント、自宅側をクライアントに、さらに高山カメラ用端末もクライアント設定。アクセスポイント端末のWebサーバーのサーベイ機能で、拾い上げた無線Lan局リストにチェックを入れるだけで、Point_to Point設定が出来、複数のクライアントを配下に置ける。オンマウスは雨を気にしながら鉄塔に登り設置したCPE510。前方に2.4GHz帯パラボラがあるため、Windomアンテナと引き上げ滑車を吊っている腕木にローバルを吹いた金属マストを立て高さを稼いだ。中継箱まで来ている2.4GHz端末用Lanケーブルを延長しCPE510へ接続。接地は最寄りのボルトに取った。PoE電源は24Vで12VからDC/DCインバータで生成。これにより、見通し外にも関わらず2.4GHzより高速(自宅並み)で低電力(12V/150mA前後)での伝送が可能になった。また地区内を移動してBNRサイトのスピードテストを行うと、現状のアンテナ角度で高山で20MBPS、袖師の神明橋で11MBPSと嬉しい結果だった。

Mar 5 5ヶ月振りにエレメントが戻った50MHz/HB9CV
昨年10月1日未明に通過した台風24号でエレメントが千切れた50MHz/HB9CV。後部のエレメントの半分(給電側の反対)が無くなっても、極端なSWR上昇もなく使えていたため復旧に力が入らなかった。エレメントのアルミパイプはハムショップ経由でメーカーから部品として昨年取り寄せていたが、このところ暖かくなったことと好天に恵まれ、本日思い切ってタワーに上り取り付けた。これで5ヶ月振りに元の状態に戻った。しかし未だローテータの不具合は継続しいる。中古品を確保してあり、なるべく早い段階で復旧させたい。
写真はタワートップを見上げたスナップ。最上部に14〜50MHz/HexBeam、下部に10MHz/HB9CV、その間に復旧した50MHz/HB9CVが見える。
オンマウスは最近投入したDAIWA/SS-330W。右にIC-PW1、上段にサーバーPCが見える。バッテリ容量を倍の300AHに増加したこともあり、充電用電源の容量を倍加した。連続で60A/13.8Vが可能であるが、瞬間的ならさらに伸びる。両電源の出力はSanRexPakのダイオードでミックスされバッテリへ直に接続され定電圧充電され、さらに充電コントロールされたソーラー発電出力と風力発電出力もバッテリへ接続されている。

Mar 2-3 孫の初節句で群馬往復
昨年6月に群馬在住の3男夫婦に長女が誕生し初節句。カミサンが数日前からソワソワしていて面白い。3月2〜3日、1泊で群馬を往復した。なるべく早く出発し、圏央道八王子JCTあたりの渋滞をクリアしようとしたが、6時出発の予定が6時40分。おまけに東名厚木の手前からカミサンとの会話に熱中し圏央道への乗換を失念。何てこったぁ…気付いた時、車の中は騒ぎになったのは言うまでもない。カミサンはスマホでルート検索などするが、結局次の東名横浜町田で降りて再び東名に乗った。厚木まで戻らず手前の海老名JCTで圏央道へ移れたのがせめてもの慰めだ。その後快調に圏央道を飛ばすが、やはり八王子手前のトンネルで渋滞。しかし何時もより短い。関越へ乗換える鶴ヶ島JCT辺りも同様な渋滞になるが、まぁ順調なドライブだった。目的地伊勢崎の3男家には11時頃に無事到着。12時頃からお祝いの昼食会となった。3男一家と嫁さんのご両親と我々で盛り上がる。爺同士はアルコール変調が掛り酔い酔い状態だった。
食事の後は高崎の箕郷梅園を訪ねた。写真は8ヶ月になった孫の結加、オンマウスは歓談しながら梅園を歩く家族。
翌日は3男一家とラスクのGATEAU_FESTA_HARADAを訪ね帰路に就いた。その際、本庄市を走ると信号機に万年寺とありビックリ。昨年他界された友人のJR1NSL清水OMはこの万年寺にお住まいだったのだ。

Feb 28 巣箱にシジュウカラ…恒例の寄り合い
写真は庭先の柿の木に取り付けた巣箱。昨年の正月だったか、孫の大芽と一緒に2つ作り、一つは名古屋へ持ち帰り、もう一つ残ったのがこれ。カミサンが、巣箱に鳥が来ていると騒いでいた。縁側から窓越しに観察すると間違いない。出入りの様子が写真でも分かるように若干の手を加え2枚を切り替えてみた。なかなか面白い。鳥はシジュウカラだった。住みついているのかどうかは不明だが、これはは孫が喜ぶだろと思い、その晩メールで送った。余談だが、不精して柿の木の剪定を失念しているため、枝がやたらと混雑している。今年の下記の生りが心配になる。
実は28日(水)の晩は、旧隣組の寄り合い。久し振りに部屋の掃除などにカミサンと奔走した。掃除したと言うより、不用品をただ見えないところへ移動した感が強い。19時半から三々五々旧隣組の皆さんが訪れる。お勤めの報徳訓の朗読のあと、恒例の懇親会(情報交換)が始まり盛り上がる。気付くと22時を回り解散となった。この寄り合いに何時も茶菓子やつまみ類を調達するのだが、年に2回しか回ってこないのでその量感覚を忘れてしまう。今回も大分買い過ぎ、しばらくはカミサンのオヤツになりそうだ。
そういえば本日午前、確定申告を行い幾らか還付金があることが分かった。ズボラに物忘れが拍車をかけ、申告内容の精度が上がらない。