JH2CLV's Topics & Memorandam
March 2025

Mar 11, 2025 先輩の墓参り…旧富士川町妙松寺を訪ねる
3月4日、カミサンの友人宅を由比の入山に尋ねた際、旧富士川町(現富士市)の松野へ続く県道を走った。峠を超え暫く下ると松野の街が見え出した。奥に位置する北松野には、2年先輩で31で没されたK先輩の実家があった。昭和54年4月に1度訪ねたきりだったが、田畑に住宅が立ち並び当時の面影はなく、何処だったか分からない。そのまま帰路に就くが、先輩のことが頭から離れない。没後から一度もお参りをしていない自分を恥じているのか…。帰宅後ネット上に何か情報が無いだろうかと検索を試みるがヒットする筈もない。もう40年以上も前のことだからと半ば諦めていると、旧富士川町の「広報ふじかわ」昭和59年3月号がヒット。そこには紛れもないK先輩の訃報(2月届出)が載っていた。気になっていた6日、北松野の妙松寺へダメ元で電話を入れると、「K家は檀家で今年になり墓仕舞いをされ、現在は供養塔でお参りが出来る」と、丁寧に説明して頂いた。それで本日午後、小雨の降る中カミサンと妙松寺を訪ねた。写真はその様子。本堂左に真新しい供養塔が建てたれていた。塔の周りには、家名や施主名が彫られた石板が設置してあった。ぐるっと一回りする途中にK家を発見…感動的だった。K先輩のご尊父の名前を偶然憶えていて確認が出来たのだ。もう少し早くその気になれば、K家のお墓を訪ねられたろうにと悔やんだ。それでも、何十年も胸につかえていたことが穏やかに消えていく感じがした。オンマウスは昭和54年4月14日、K先輩とのツーショット。

Mar 8, 2025 完熟のハッサク収穫
伊野のハッサクは、これまで小出しに収穫して頒布していた。大玉から収穫していたので、残りは小玉が多くなってきた。この時期のハッサクは完熟状態で、収穫時に気を付けないとヘタを残したまま落下する。果に振れなくてもちょっと強い風が吹くと、それだけで落下するから始末が悪い。木の根元を見ると、自然に落下したハッサクがコンテナに入れると2〜3杯分もある。ヘタがしっかりしていれば、高い所は木に登って収穫するが、熟している場合は高切りバサミの登場となる。果から離れた部分を切断し、果に過剰な振動を与えない様にそっと切る。高切りバサミで対応できない果は、木に上って行って枝を巧みに手繰り寄せて切る。しかし70の爺がやる木の上のサーカスは余り格好の良いものではない。結局今期のハッサクの収量は300kg超程度になった。写真は加勢してくれ奮闘するカミサン。太田ポンカンに会食するときに残しておいたハッサクの木2本が、毎年独特の味を提供してくれる。カミサンはもうじき収穫するスルガエレガントより好きだと言っている。オンマウスは、自宅玄関前で各種ミカンをついばむヒヨドリ。喉を伸ばしてまさに飲み込もうとしている。ハッサクより青島がお気に入りの様だ。何とものどかだ。

Mar 4・7, 2025 リモートシャック(大峰)に積雪
3月4日と7日、リモートシャックに積雪があった。写真は7日朝6時19分日出前の様子。この日は自宅は4.1℃で、そんなに寒さを感じなかった。ただ予報では山間部の積雪を伝えていて、東名や新東名は早々に通行止め宣言した。床に就く前の0時半頃、リモートシャックカメラを赤外モードで見ると、確かに雨から雪に変わっていた。それでもしやと起きて直ぐ覗くと辺りは真っ白に雪化粧していた。フレーム外だが、静岡市から山梨県へ続く稜線や県境の稜線も真っ白だった。
ところでオンマウス、4日も午後から寒くなり自宅周辺では風花が待った。リモートシャックの燃料が尽きたと思われ、灯油を100リットル持参し赴くとビックリ。辺りは既に真っ白だった。時間は16時52分。風が強く手袋をしていても直ぐ手がかじかむ状況で、発電機を回し排気で手を温めて作業する程だった。ダッシュボードに置いたPCから、インターネット経由で発電機をリモート操作している様子。窓外の畑は真っ白だ。
ところで発電機の燃料。4日に半分の100リットル給油し、7日は80リットル給油し満タンになった。タンクは200リットル程あるので、空っぽではなかった可能性がある。そう言えばEMPTYアラームは出ていなかったので、給油系に問題が有ったのかも…。7日は100リットル持参したが、20リットルは現地待機している。

Mar 3, 2025 待望の雨…久々の下部温泉
待望の雨の朝だ。昨晩から降り出した雨は、朝40o程度に達していた。アクリルの箱に溜まった雨水へ物差しを突っ込んで測る簡易雨量計だ。しかしこの程度だとあっという間に地面に吸い込まれ溜まりが出来ない。まぁそれでも昨日までのカラカラの天気に比べれば、しっとりとしていて屋敷のゆら早生の葉も元気そうに見える。早々に貯蔵庫の瓦の葺き替えが気になり見に行ったのが写真。順調に工事が進んでいたのに、もう少しの所で作業を残しているのがチト残念だった。聞くところによると材料に問題があったらしい。さてこの日はカミサンの一声で温泉に行くことになった。最も近い佐野川温泉のつもりでいたら、中部横断道を北上中に今日時間があるから下部温泉が良いと言い出した。内心は「急に言われても」だったが、まぁ何時ものことだからと納得。昼前に日帰り温泉サンロードしもべの湯到着。施設内のレストラン・パセリで昼食をとり、暫くうたた寝してから風呂に浸かる。3時間程滞在し、15時丁度に帰路に就いた。中部横断道の開通で甲府まで1時間もかからない時代になった。地元静岡市葵区の口坂本温泉が1時間以上かかるから、どうしても山梨県方面に足が伸びてしまう。雨のおかげで、一日のんびりした時間を過ごしたが、農作業の遅れが気になる一日でもあった。オンマウスは3月4日昼までの降水量で59o程度に達していた。ちなみに5日には90mm程度まで増えていた。

Mar 1, 2025 いよいよ3月…友人から届いた文豪Mini7HR写真
早いもので3月だ。ミカン栽培と貯蔵・出荷に追われ、芽吹き時期の農作業と今月は4年毎のローカル選挙。例年にない忙しさだ。70になったのに、こんな状態で良いのか頭を抱えたりする。懸案が山積みで、残された人生ではとても収まりそうにない。そんなこと考えていたら頭が痛くなるから、その日暮らし模様が今後も続くんだろう。代り映えのしない3月になりそうだが、月初めに現状認識をすることも大切ではとテキトウなことを言っている。
ところで、このタイミングに合わせたかのように、彦根の友人からメールと写真が届いた。何とあのNEC文豪ワープロシリーズMini7HR復活の連絡だ。Mini7HRはCRTを縦長に配置し、シリーズ初のDTP機能が内臓されていた。DTPはWindows時代のワープロでは当たり前だが、当時はテキストに画像をはめ込むなんて至難の業だった。また、2DDが一般的だったワープロ専用機に、初めて2HDドライブが搭載されていた。彼はMini7HRのJUNK品をかき集め、3個1で見事復活を果たした。写真はその内部。CRTが縦長にセットされ、左に2HDドライブが見える。PC-9801/21と同じなので相互に2HDが使える。オンマウスは彼の作業部屋。これ「文豪Mini7ワールド」を感じさせてくれる。この後、マザーボードからデータバスとアドレスバス、そしてI/O制御などを引き出したいとメール末尾に記してあった。自作のSCSIカードをつないで、HDDをつなぐのだろう。それを見ていて楽しくなり、SDカードをSCSIドライブに仕立てたら面白いと口にしてしまった。さてどうするか。

Feb 28, 2025 ワケアリはるみの個配…貯蔵庫の屋根補修
2月26日、はるみのJA出荷が終わった。選果落ちの中に2S果が多くあった。今年は特別集荷で2S果の荷受けをする旨FAXが届いていたが、選果落ちした400kg近いはるみは全て個配に回すことにした。今期はカメムシや鳥獣による被害が甚大だったが、中晩柑(太田ポンカン・はるみ等)は酸抜けが遅いこともあって被害は拡大しなかった。今冬はこれまで、一斉頒布案内が出来なかったことで恐縮していることもあり、思い切って一斉案内をすることにした(連絡を頂いた皆さんへは別途対応)。それで27日午後、メーリングリストで一斉に頒布案内を配信した。例年より割高な価格設定にも関わらず、一晩で半分以上がはける程に注文が殺到。有難いことでユーザーの皆さんに感謝している。その後もボチボチと追加注文が届き、近日中に完売になるだろうと見込んでいる。写真は箱詰め作業中のカミサン。
ところでオンマウス。一昨年頃から貯蔵庫北室の瓦屋根の雨漏りに気付いていたが、雨の少ないこの時期に補修することにした。昭和30年頃の建築で土盛りの瓦屋根、油紙を敷く工法になる以前の造り。傷みが激しく、瓦と天井を全て剥ぐって全面吹き替えとなった。大工は後輩のM君で、カミサンと何やら世間話をしている。穏やかな感じが伝わってくる。雨が来る前に瓦が乗ると嬉しいが…。