May 24. 2003 福井県三方町で「トランジスターラジオ製作会」

福井県三方町で親子の「トランジスターラジオ製作会」が開かれた。同僚のJA9LSZ/八原氏がその様子を写真に撮って送ってくれた。三方ラジオ放送所の開局に併せて行われた企画で、会場の三方町中央公民館には親子連れ40人が参加し、4石トランジスターラジオを製作した。悪戦苦闘の末に鳴った感激もさることながら、物作りの楽しさから広がるコミュニケーションはお金では買う事のできない貴重なもの。少年少女たちはラジオ作りを通じて何を感じてくれたのだろうか・・・。それにしても、きっかけを作ってくれた関係スタッフの心意気に拍手である。実は私(オーナー)のラジオペンチ・ニッパー・ハンダゴテ2セットもそのお手伝いに参加していた。


May 23. 2003 Ham Journal No.106

Ham Journal No.106 が本日発売になった。発売日に本屋を訪ねたのは再刊第1号のNo.101の時以来だった。何がそうさせたかと言うと、表紙でも分かる「軍用無線機の魅力とメンテナンス」に引かれたからである。著者は20年程前に三才ブックスが企画した「魅惑の軍用無線機」で筆をとられたJA2AGP/矢澤OM。この本にもメンテナンスについての説明がカラー写真で丁寧に紹介されていて、読み物としても資料としても大変貴重なもので現在も持ち歩いている。今回の記事はR-390A/R-388/SP600JXの3機種についての解説とメンテナンスについて書かれている。これもまた貴重な資料になるに違いない。楽しみを忘れてしまったOMの皆さんも真空管を知らないYMの皆さんも是非御一読ください。様々な資料や写真を整理し分かりやすく説明され出版までこぎ着けた矢澤OMの心意気と努力に敬意を表したい。
なお矢澤氏のホームページではBOATANCHORS IN JAPANのタイトルのもと、軍用無線機の資料と解説が満載です。


May 18. 2003 ドライタイプのダミーロード届く

ダミーロードの抵抗値が上昇し実験が出来ない旨の話をしていたところ、札幌のFDT Laborから昨日声がかかったが、今日昼前に届いてしまった。送った方も受け取った方もその速さに驚いている。日本電業工作製の空冷型で、元々業務用でしっかりとした造りになっている。大型のチップダミーにアルミのヒートシンクが両サイドからサンドイッチになっている。コネクタはN型である。メーカーの名盤はビス留めされているが、電力についての表示は無い。早速144MHzのアンプをつなぎ、120W出力で30分と3時間の連続運転を行った。強制空冷にするか油冷にすれば、500W以上も可能と思われる。直流抵抗は50.9Ω、BR-400(Kuranishi)でみたSWRは520MHz(測定上限)まで1:1で完璧でした。


May 16. 2003 カウンターダイアル届く

札幌のFDT Laborにお願いしていたカウンターダイアルが届いた。写真はお願いした2個の裏表とダイアル覗き窓(エスカッション)。ダイアルはしっかりとした造りで、フリクションがやや堅めに設定されている。インチサイズのイモネジで、フリクションの圧力を調整する事が出来る。ダイアルの右下のノブは機械式ロックである。これを一体何に使うかって?・・・勿論アンプ用であるが、製作途中のアンプを抱えながら夢はその次のアンプに馳せている。


May 10. 2003 久々の豊橋

仕事で豊橋に行った。豊橋の名物と言えばチクワと路面電車(独断と偏見)。仕事帰りにその路面電車に乗ってみた。あの懐かしい油の匂いが車内に漂っていた。この匂いは少年時代に乗った清水市(静岡鉄道)の路面電車と何ら変わらない・・・不思議である。東海圏で未だ路面電車が活躍しているのは豊橋市の他に岐阜市がある。写真は豊橋市役所前駅に到着した豊橋駅行きの路面電車。全国の廃止路線から電車が集まっており、乗ってそのルーツを探るのも面白そうだ。何処まで乗っても\150。この名物が末永く活躍する事を願っている。


May 9. 2003 ハトを救え!

帰宅したら何とバスケットの中にハトがいた。カミサンに聞くと、足に釣り糸が絡まって指先に血が回らない状態だったらしい。近くの獣医さんに持ち込み釣り糸を切ってもらったが、長時間食い込んでいた部分は完全にとり切れなかったらしい。それでも写真の様に随分と楽になったようだ。既に指先が無かったり足が膨らんで無残な姿だったらしく、放置しておけば歩けなくなってしまったに違いない(歩ければ餌を探す事が出来る)。
場所は名古屋市守山区の矢田川で、近所のお婆さんと一緒に格闘したようだが、お婆さんは以前からこのハトの事が気になり、何時もハサミを持ち歩いていたとの事。彼女達の力で捕獲が出来たと言う事は相当に弱っていたものと思う。また我々には健康なハトとの違いが分からないが、お婆さんには顔色が分かるらしい。
無造作に釣り糸を捨てていく釣り人の皆さん、こうした事実をご存知ですか?。近所のお婆さん、無償で対応してくれた獣医さん、その他の皆さんお疲れ様でした。
PS:5月10日朝残った釣り糸をカミサンと3男が刻んでやり、12日に矢田川で仲間のもとへ放してあげた。


May 8. 2003 ARRL QEX誌の更新手続き

ARRLが隔月で発行するQEX誌の購入手続きの更新をした。ARRLから送られてきた用紙にカードナンバー等必要事項を記入し返信用の封筒で投函した。ARRL会員なら船便で年間$31である。1冊単位が$5なので、年間6冊で$30だから大変リーズナブルである。実はそんな値段よりも内容である。無線と実験とデジタルを毎回バランス良く編集している。写真はMar/Apr-2003号であるが、表紙を飾っているHFのプリセレクターは大変興味深い製作記事である。


May 7. 2003 久し振りのJR高山線

仕事の帰りに久し振りにJR高山線に乗った。既に特急は終了しており、19時44分発の美濃太田行き各駅停車に乗ることになった。車両は1両のみのワンマンカーで、美濃太田には時刻表で21時54分着予定であったが3分ほど送れた。美濃太田からの太多線は高山線の到着を待って21時58分頃多治見に向かった。連絡が順調に出来るかやきもきさせたがJRさんも商売である。多治見では約30分の待ち合わせで22時50分の中央線に乗り名古屋(新守山)に帰った。なお太多線には生まれて初めて乗った。外は真っ暗だったが今度は明るい時に乗ってみたい。
写真は平成15年4月7日19時半頃のJR高山駅舎と車内で稼動していた懐かしい扇風機。この扇風機は取り外せばアンチーク品として売れるかも・・・その絶対に壊れそうにないメカニズムが何かを教えてくれる。
高山から同乗した高校生男女グループのやり取りを横で見ていたが、明るく楽しそうな雰囲気に35年前の学生時代がダブり何やら嬉しくなってしまった・・・各駅停車で乗り降りする地元の人達も高山線の名物かも知れない。