JH2CLV's Topics & Memorandam
May 2020

May 30 連日の草刈り(草むしり)…5エレ八木リモートシャックへ投入
ゴマダラカミキリの時期がやってくる。先日は伊野で昨年のモノと思われる成長の遅い幼虫を捕殺した。暫くすると成虫が木に穴を開け出て来る筈だ。その監視をし易くするために草刈りと根元の草むしりを行っている。昨年は田んぼで台発生し、都合350匹以上の成虫を捕獲した。この内半数以上は園外からの飛来。自園から発生した分については出穴をコーキング材で塞ぎ、その数相当の成虫を捕獲。園外からの飛来はその後に確認された。油断も隙も有ったもんじゃなかった。穴から出て交尾するまでの段階を逃すと産み付けられない様に根元へ強力な農薬を塗布、それでも産み付けられてしまった場合は卵か幼虫が皮下に居る段階で潰す…夏の陣だ。雑草はこうした作業の妨げになるし、ゴマダラカミキリの隠れ家にもなる。除草剤を使わずミミズが飛び跳ねる園地を自負する身としては、ひたすら手作業で除草するしかない。写真は40年物の青島温州の根元。
リモートシャックタワーに50MHz/5エレ八木を上げた(オンマウス)。ロープでタワートップまで引き上げ、Windomと10MHz/HB9CVをやり過ごし、これまでのHB9CVと入れ替えた。早々に運用テストを行うとSWRは地上でのデータが再現し大変良好。ローカルのJA2JZとの交信では相応のビームパターンを示していた。HB9CVは持ち帰り工房屋根に垂直偏波で設置。こちらも従来のWhipと異なり、清水区市街地方面の飛びが大幅に改善された。

May 24 落弁期農薬散布と5エレ八木山頂へ搬送…3男夫婦に第2子誕生
ここ3日間で、柑橘落弁期の農薬散布(アプロードx10000倍、スイッチx4000倍、エムダイファーx600倍)を実施。天気と相談しながら作業を進めるのだが、雲行きが悪いとどうしても遅れがちになる。散布したのに直ぐ雨では困るから。また3分咲きの時と同様で、花弁の落ち具合は同じ園地でも位置によって異なるし、品種によっても異なるので悩ましい。3種(早生、青島、はるみ)を混植してある園地では、品種毎の散布は面倒で効率が悪いので一斉に散布することにしている。木が大きくなったことと、園地を増やしたことも手伝い約1400リットルの農薬を3日にわたって散布した。来月からは、あの忌々しいゴマダラカミキリとの闘いが始まる。ところで柑橘類の開花や落弁はどの種類でもほぼ同じ時期なのに、実の成長は様々で本当に面白い。オンマウスは満開時の興津早生(5月6日撮影)。
サイレントキーとなられたOM宅のアンテナ撤去のお手伝いをした際、50MHzの5エレ八木を廃棄寸前で引き取らせて頂いた。片側のエレメントを外し軽トラで運び復元すると良好な特性が再現された。リモートシャックで使おうと軽トラに積むが左右にはみ出す。それで車の側面に立てて取り付け手抜き搬送。途中農道で、垂れ下がった樹木と遭遇し、結局片側エレメントを外すはめになった。写真は搬送後エレメントを復元した様子。それでもこんな格好でリモートシャックの手前まで運んだんだから、年の割に良い度胸している。
群馬で暮らす3男から生まれそうだと朝カミサンへ連絡があった。早々に病院へ向かったらしいが、あっけなく午前中で出産に至ったらしい。男の子だって、おめでとう!。母子ともに健康そうで何より。大きな鳴き声の動画が届いた。世の中便利になったものだ。あと1日遅ければ6年前に亡くなった親父と誕生日が一緒だった。双方の爺婆はこれで益々元気になりそうだ。カミサンも届く動画や写真を見せてははしゃいでいる。写真は後日(5月29日)届いた、お姉ちゃんとのツーショット。お揃いのSUBARUのTシャツを着ている。本来なら車で駆けつけるのだろうが、今はそれが出来ない。
オンマウスはこれに併せ5月18日、玄関先でベビーベッドと電動ゆりかごを送るために梱包作業をしている様子。コロナウィルス感染で県外への出入りが自粛風潮のため、車での搬送を諦めた。混載で送れる様に、段ボール箱をつないで大型の箱を作り輸送コストの軽減を図った。一時は赤帽やチャーター便を考えたが、目の玉が飛び出る程の金額に呆れ、早々に諦めていた。無事届いたベッドは2歳になるお姉ちゃんが、ジャングルジム変わりに遊んでいるらしい。
退院したら果たしてどの様になるか…と思っていたら、実はこのツーショットは退院した日に撮影したものだって。

May 20 モノラックのブレーキ調整…同報無線受信調査
スルガエレガントの木生りがある西谷津。既に収穫の時期だが頼りのモノラックのブレーキ動作が甘い。昨年あたりから気になっていて、斜面で荷を積むとズルズルと動き出していた。それでも急斜面で無ければ何とかなっていたのだが、ここにきて空荷で軽い傾斜でも動き出すようになった。今日赴いた時には停止した位置から1m程下がっていて、掛けていたシートの紐で何とか留まっている状況だった。これは危ないと早々に横蓋を空けブレーキの調整が始まった。もう40年程前からの代物なので、調整の範囲にあるか心配だったが、何とかブレーキが利く状態になった。
一方、同報無線の受信電界がどんなものか、地区内で受信調査を行った。区役所〜自治会館ルートを見通し外にしている山に上ると、ほぼ見通しでS9+20dBもあり驚き。それ以外は見通し外で、伊野の畑ではS8、自宅前ではS7、自治会館アンテナは最低のS5を示した。しかし敷地内で現在の反対側一杯に回ってもSの上昇が期待できない場合は高さで稼ぐしかないか…。
写真は西谷津のモノラック。右側面のカバーを外してブレーキアジャスト調整中。オンマウスは地元の時候地区の山に上り区役所方面を望んだ様子。東名〜新東名の連絡路の向う側が区役所方面。完全見通しではない模様。それでもS9+20dBは強力だ。他の地区はこれ位で受かるとしたら大変な違いだと思う。

May 16-19 同報無線の受信改善
地元の有線放送へ常時つながれた行政の同報無線のノイズが何年も前から気になっていた。昨年3月の調査では受信電界が低く、スケルチ制御やトーン制御が所定の手順で出来ていない。スケルチレベルを調整し一時の対策を試みても、年間を通じた伝搬状態に追いつけず、何の効果もなく終わっていた。好奇心も手伝いボランティアで行政担当者へお願いしたものだが、基本的に設備改善等の対策を行う用意は無いらしい。毎日聞かされる大音量のFMノイズやトーン信号には呆れるばかり。4月25日の調査で大凡のイメージをつかんでいたが、いよいよ本格的な作業を始めた。先ずはアンテナ。調査で試作したスリーブアンテナを踏襲しようと考えたが風圧面積が大きく却下。同軸スリーブを試みるが未だ風圧面積が大きい。それで最終版としてステンレスエレメントによる垂直台ポールに決定。昔使ったセンターインシュレーターへ、ステンレスエレメントを4mmネジを切った真ちゅう6角スペーサーにロウ付けして取り付けた。風にもしなるため風圧面積は桁違いに減った。これで自宅玄関前で受信テスト(給電点高2.5m、見通し外)するとIC-7300でS7を越え、スケルチも深めに設定出来る様になり問題は解決しそうだ。場所の違いはあるものの、同じ見通し外伝搬の自治会館旧アンテナ受信より良好と思われる。写真はセンターインシュレーターとエレメントの処理の様子。オンマウスは垂直にした様子。

May 13 今季初の蜂蜜搾り
今年の柑橘類の開花は5月1日頃から始まり今が最盛期だ。山切川沿いを車で北上し当地へ入ると、プ〜ンと橘の香りが漂う今日この頃だ。お天気とミツバチのコンディションを見ながらカミサンが昨日「蜜絞り宣言」。今年は直前に複数の分蜂が発生し、油断できない日々が続いていたがいよいよ採蜜だ。早朝からの作業に備え、前日は21時過ぎには床に就いた。そして本日、天気は快晴で格好の蜂蜜絞りデー。カミサンによれば、今年は貯蜜エリアと育児エリアを完全に分離して、採蜜のスマート化を図ったという。そのために例年使って来なかった隔王板の利用や、脱蜂板の製作と試用をしている。蜜だけが貯められた巣は、他の蜜箱との相互交換が可能になるため、採蜜の作業や管理が容易になる。これまでは採蜜した巣は元の箱へ戻していたのだが、その必要が無くなり使い回しが出来る様になった。作業は6時過ぎから始まった。裏山の平石から蜂を払った巣を車で持ち帰り自宅離れの遠心分離器にかけ、自宅の巣は1輪車で運ぶ。午前中に作業は一区切りしたが、収容容器(1斗缶)の目分量を誤りオーバーフローさせてしまうなど、相変わらずのドジがあったりして、慌ただしい初搾りとなった。
写真は自宅ゆら早生畑で作業するカミサン。オンマウスは遠心分離器から流れる今年最初の蜂蜜。

May 11 朝から分蜂騒ぎ…木生りスルガエレガント収穫
写真は舞台の柿木の枝2ヶ所へ分蜂したミツバチ。枝に集結したミツバチの塊が左右に見える。カミサン依頼の所用で家を出ようとしたら彼女がミツバチエリアで騒いでいる。そこから僅か20m程の舞台の端っこにある柿木へ飛んで行ったらしい。このミツバチの塊の回収に、自家製のごみ袋による大タモを竹竿の先端に固定して塊の下から攻めるが、枝が複雑に分岐していて作業は容易ではない。結局木に上り至近からサーカス芸。枝をノコギリで切り落とすなどの作業を2ヶ所で行い、空の巣箱に女王蜂も含め回収した。しかし、分蜂前より群が大きい!とカミサン。元の巣箱に入り切れず巣箱を多段にして対応。恐らく羽化と同時に分蜂に参加した蜂が居るのではとカミサン。分蜂中の蜂は大変おとなしくなるので滅多に攻めてくることは無い。今シーズンはこれで4回目で、殆ど分蜂ミツバチ回収業者になってる。明日にでも蜜搾りをやりたい時にこの状況は辛いが、十分なケアをしている筈なのにこうなるのは、やはり蜂群の成長が例年になく大きく早いのか…。この騒ぎが落ち着いた午後、大峰と西谷津を回る。大峰ではヒノキ林で数mに伸びたタケノコを伐採。中には食べごろもあるが、割り切って蹴飛ばす。その後西谷津でスルガエレガントを50kg程収穫。完全自然栽培の木生りで、例年より生育が良く味もグッドだ。オンマウスは収穫したスルガエレガント。ご入用の向きへ頒布予定。

May 7-9 ミカンへ農薬散布…今季初のゴマダラカミキリ幼虫
品種ごとに開花時期が違い、同じ園地の同じ品種でも開花がまちまち。そのまちまちが、今年は例年になく大きく気まぐれの様な気がする。諸事情で多品種を同一園地へ定植させて来た経緯もあり、そのバラバラ加減にも苦笑する。それでも何回も農薬散布をやりたくない。3分咲きに至らない木や園地、逆に既に満開で花弁の落下が始まっているところもあって苦慮するのだが、思い切って散布の判断。7日、田んぼの早生・青島・はるみ、そして舞台の早生。8日、伊野のポンカン。9日、伊野のポンカン、寺山の寿太郎、屋敷ゆら早生、舞台スルガエレガント。都合1400リットル程を3回に分けて薬調(農薬2種、液肥2種)し3日間かけて散布。開花状況や天候(雨上がりや朝露を嫌い)を考慮し、これが精いっぱいだった。写真は舞台の早生園地。奥に清水庵原IC、自宅のタワーとアンテナが見える。まぁこの季節は緑ばっかりで田舎感が満ち溢れている。オンマウスは農薬散布の合間、伊野のポンカン畑で見つけたゴマダラカミキリによる被害補修。気がなかったので根元を見ると切粉。探ると3cmほどのゴマダラカミキリの幼虫。ほじり出して捕殺し傷口へ殺虫剤を流し込みバッチレートで固めた。元気になって欲しい。まだ成虫は出て来ていないので、昨年遅いタイミングで産み付けられた卵からかえり越冬したモノと思われる。あぁ今年も暫くすると彼らとの戦いが本格化する。

May 3-4 One Tube Super&Reflex Radio2日間で組み上げ
4月の終わりに今年のOneTubeCompの日程を確認したら5月6日までに写真や資料をUpすることになっていた。5月末と勘違いし大慌て。諸々の事情があり手付かずだったが、雨になったことも手伝い2日と3日の2日間で何とかデッチ上げ形にした。募集は昨年の晩秋の頃にあり、基本コンセプトを「前回(6AW8A単球スーパー・レフレックス)を部品面から見直し高感度を図る…」と宣言していた。基本回路は前年を踏襲するのだが、全くゼロからの製作なのでそれなりの時間を要した。部品はシャシに使ったIDEALのアルミケースのみ静岡のマルツ電波で購入したが、それ以外は全て手持ち部品で対応した。そして今回は2月にユニット交換で不用品となったFE103Σ(FOSTEX)2個と、贈答用日本酒の桐箱を生かしてみた。写真は同調ダイヤルを中心に、シンメトリックに配置したFE103Σ。ANT-TRIMとパイロットLED、AV-GAINとAF-JACKも同様に配置してみた。ちょっと格好いいじゃん!。フロントパネルは桐箱の蓋で、文字印刷を塞ぐために白塗装を施したが、これが意外とグッドなためそのまま使うことにした。オンマウスはフロントパネルに取り付けたシャシとFE103。これで昨年以上の感度を目指しているが、取り敢えずローカル局の受信までを確認、感度測定等は後日行うことになる。何とか期限に間に合いやれやれだ。

May 1〜 柑橘類の開花状況
この時季になるとミカンの開花が気になってくる。4月末に行われたJAの着花調査では、各種とも5月連休から10日頃に集中していた。今年は氷も張らず暖かだった気がするのだが、ここに来ると帳尻が合ってきて例年とあまり変わらない。写真は最も早く開いた舞台のスルガエレガントの花。ただ殆どは開花前の蕾で、畑の中を探してようやく見つけたモノ。一番北側の比較的高い所の木だ。周りを見渡すと、背景に見えるような蕾で、とても開花とは言えない状況だ。開花時期を気にする理由は、訪花害虫駆除を中心とした農薬散布の推奨時期が3分咲きの頃となっているから。この3分咲きがクセモノで、園地全ての木が同じ様に開花する訳じゃないから判断に迷う。全体の平均をとると、全く咲いていない蕾だけの木も出てくるから。開花して花弁が落ちても、横を見ると未だ蕾だけの木が絶対にあるから。それから我が家は養蜂をしている関係で、ミツバチの動向も考慮する必要があり悩ましい。農薬散布をした後に巣箱の前を見ると多量のミツバチが死んでいるから。いずれにせよ、朝玄関を出るとミカンの香り包まれる時期になり、植物も昆虫も人間も一気に忙しくなる。オンマウスはその後開花した田んぼの興津早生。開花が進まないスルガエレガントと異なり、圧倒的な早さで全体に広がりさすがに早生だ。一気に開花してボロボロと花弁が落ちだし、木の根元には花弁で真っ白くなって行く。

Apr 30 One Tube Compe 2020ようやく始動…草刈りの日々
OneTubeCompe2020(第3回)に参加宣言したのが昨年暮れ。もう提出日が来月に迫っている。構想はあっても実際に手が付くのは相変わらず間際。第一回目の時は、それから考えるとかなり計画的で早い段階から手を付けていたのだが、2回目からは大分手抜きになっている感じがする。今回はOneTubeRadioとTransistorRadioにも参加しているので、ちょっと慌てているが、昨年のRadioとTransceiverに比べたら軽いかもと楽観的だから困る。写真は以前から構想のあった、贈答用のお酒が入っていた桐の箱。見た目以上にしっかりしているので、早くからこれに何かを組み込んでやろうと思っていた物。丁度バックロードホンのSPユニット交換で出てきた40年物のFOSTEX/FE103Σを左右に、中央に標準CDサイズの目盛板を配置してみた。この日はSP用穴をシポラツールを根気良く手で回して掘り込みカッターで切り落として空けた。手を抜くことばっかり考えていて、回路は6AW8Aのスーパー・レフレックス(前年同様)で、コイルのQを高くして利得を昨年より10dB以上向上させたい。また電源トランスレスとして、B電源はAC100Vを倍電圧整流して280V程度をプレートにかける。ヒーターは一般的なSW電源でノイズの少ない物を選ぶ予定。この連休中に形にすることが目標だが、果たしてどうなるか…。
このところ日中は草刈りが続いている。昨日と今日は伊野をやっつけ(オンマウス)、明日は田んぼ、その次は舞台と…。