JH2CLV's Topics & Memorandam
October 2020

Oct 30 田んぼマキノ木剪定終了…環境整備準備
田んぼのマキノ木の剪定がようやく終わった。最初は外側を南側の東から攻めてバス通りを北上し北側を東に入る。恐らく100m以上ある。道路側はシートを敷きそこに枝葉を落とし一定量になったら引きずるか背負って内側のミカン畑へ廃棄する。その繰り返しを何十回も繰り返す。枝はは全てがシートに落ちることは無いので、最後は竹ボウキではいて回収する。ここは田舎なので、作業していると車で通る友人知人が声を掛けていく。中には止まって世間話が始める御仁がいるから苦笑する。内側はシートは敷かずそのまま切り落としてしまうだけなので作業早い。マキノ木の作業が終わると、気になっていた山切川土手の草木刈りが始まった。小木が成長すると石積みを動かしてしまう。12月1日が環境整備日なのだが、毎回手が回らないので、事のついでにバリカンを掛けた。電源は側溝の土管に電源コードを通して川側へ引き出した。発電機(EG-2600)を摘んだ軽トラをミカン畑へ乗り入れた。土手に梯子を掛けて作業を始めたが、梯子を移動するより石垣を上った方が早く、昔取った杵柄(?)で対応した。
写真は大体刈り揃ったマキノ木の生垣。オンマウスは軽トラに積んだ発電機とマキタのバリカン。バリカンの消費電力kは400Wとあるので、発電機はオーバースペックかも知れないが、親指位の太い枝をガリガリ切るときは、回転数が上がり唸っていた。

Oct 28 迷い犬の飼い主見つかる…マキノ木の生垣剪定
10時20分頃、動物保護センターから携帯に電話があった。飼い主が見つかったと。目撃情報から当地か、当地を流れる山切川沿いに飼い主が居るものと思っていたが、当地東側の山の反対側(池之沢)で農作業をしていて離れ離れになった模様。それも保護した日よりもっと前の10月20日と伺った。保護するまでの6日間、一体どこで何を食べていたのだろうか。飼い主によると畑には小屋があり餌も置いてあったが、食べた痕跡は無かったらしい。それにしては元気で奇麗だったのが不思議だ。そして年齢は昨年1歳で里親として引き取り現在2歳。カミサンをはじめ、写真を見る人の多くが自分で飼いたいとか言い出していた。いきなり他人の発する「お座り!」や「伏せ!」に素直に従う姿には驚いていた。
写真は午後御礼に訪れた飼い主Mさんと迷い犬だった「マメ」。隣の奥様も駆け付けてくれた。マスクはカミサン。迷い犬が元で、多くの皆さんと情報交換が出来たり、新たなコミュニケーションがあったりと、ここ2・3日は一喜一憂の日々だった。皆さん有難う!。
オンマウスはこの日から始めた田んぼのミカン畑周辺のマキノ木の生垣の剪定作業風景。撮影はスマホのカミサン。マキタのバリカンはAC100Vが必要なので軽トラに発電機EG-2600を積んで、40m程のキャプタイヤケーブルで電源供給している。生垣は100m以上あるため、作業は2・3日かかるかも知れない。

Oct 25-26 迷い犬の珍客
3ヶ月振りにアウトバックのエンジン起動を試みるがウンでもスンでもない。計器のランプが全く灯らない。30A電源を取り出して充電を試みる。その間、舞台早生の収穫前チェック。3年生で生らせた庭先の極早生ゆらより味が濃い。枝の重なりや不要果を落とすなどして再び車に戻と電源が落ちてる!。定額料金の車庫は電灯2個分のNFBのため充電器は過負荷だった。充電ではらちが明かないため、ジムニーを寄せてブースターケーブルをつなぐと無事エンジンが掛かった。学習データもダメで、隠しコマンドで工場出荷時に戻し、新たに学習しながら充電。既に日没を過ぎ夕暮れ時だ。エンジンルームを覗いていると何となく後ろに気配…振り返るとふっくらとした雄の柴犬。青のハーネスを付けているがリードが無い。手を差し伸べると逃げ出した。隣のご子息が雌のラブラドールと一緒に追いかけると、柴犬はラブラドールに興味を示し接近。そこでリードを掛け保護となったが、一体飼い主は誰?。その晩、茶色の柴犬を飼われている皆さんへ電話調査が始まるのだが皆空振り。結局、我が家で預かる事になった。翌朝5時、せがまれて散歩に出る。ものすごく元気だ。戻って写真撮影し迷い犬のチラシを作製。人の集まる場所やスーパー、ペットショップに郵便局など掲示して回る。奇しくもレントゲンの日で、自治会館に連れ出し皆さんと対面。しかし全く決め手がないまま1日が終わり、夕方動物保護センターに引き取って貰うことにした。

Oct 22 今年もやってきたアサギマダラ…秋の味覚
10月11日に裏山の「二つ石」へ登ったとき、山頂の中電鉄塔のところで「アサギマダラだ!」とカミサンが声を出した。もうそんな時季かと思っていたら19日、夕食時にカミサンからアサギマダラが1匹来ていたと呟き話題になった。そして20日12時半頃、フジバカマの花にしっかりとやって来た。前日の1匹と同じ固体かどうか分からないが、写真の様に鮮やかな姿を見せてくれた。
淡い藤色の花を咲かすフジバカマは、カミサンがミツバチエリアの周辺に移植した。昨年はそれに、多いときは7〜8匹程がやってきて乱舞していた。今回は元々あった庭先のフジバカマにやってきた。移植先の方が群生しているのにと思うのだが、コイツはまだこの辺の状況が分からないのかも知れない。ご近所のアマチュアカメラマンM氏は、これを待ち構えて居られたが果たしてどんな写真になったのだろうか。毎年訪れる自然の営みを見ていると、忘れているものは無いかと自分達に問いかけてくれている様で面白い。
オンマウスは本日22日、収穫した柿。昨年木を詰めるために大胆な剪定を行ったことと、今年の猛暑の影響か収量は例年の1/10。あっという間に収穫完了だった。ただ、ヘタ虫対策で木の幹の皮をジェット水流で飛ばしたことが功を奏し、収穫した柿へのヘタ虫の侵入は全く無かった。来年は恐らく木一杯に実と思っている。

Oct 19〜20 CPE710で遠ざかりテスト
17日のデータは、CPE710だったら更に改善されるだろうと思わせるものだった。CPE510を追加購入してあったCPE710へ取り換え再トライ。雨の中、CPE710搭載の軽トラで、再び11.4km離れたベイドリーム屋上駐車場へ赴いた。時間は15時を回っていたため、駐車場は前回の様にガラガラではなかった。前回データ取得した場所は既に車が留まっているため、最寄りの場所を転々と移動して良さそうな場所を探す。しかし、前回のSNR=22dBに至らない。結局SNR=20dBしか得られなかった。場所が微妙に異なることもあるが、雨と霧の影響もあるかも知れないし、装置自身の問題も考えられる。同時に同じポイントでテストしないと意味がないと苦笑。それでもこの状態でインターネットアクセスは十分可能で、無線運用がどうか興味があった。リモートシャックのFLEX6500へつなぎ51.14MHz/FMでJA2JZ佐野OMを呼んでみたが応答がない。するとJA2FYO篠田OMが呼んでこられ普段と変わらないとリポート。マイク出力からUSBでデジタルなので、移動運用と言っても音が変わる要素がない。20分程度ラグチュウして安定な無線運用を楽しんだ。これに気を良くして快晴の20日。更に1km程先の駒越の海岸まで移動してみたが、こちらは見通せる場所が見つからず不発。いずれにせよ山頂アンテナの芯が自宅向けにも関わらず、谷間を抜けてくる電波で11km先でもこのCPE710はSNR=20dBを確保できリモート局運用が出来ることが分かった。

Oct 18 東久佐奈岐神社例大祭
10月16日は子供の頃から「おひまち」で地元東久佐奈岐神社のお祭りの日だった。戦後は80戸に満たない農村で集落が点在していた。平地は田んぼの稲作、山は段々畑のミカン栽培。昭和38年に大規模な水田転換が行われ、水田はミカン畑に変わった。ミカンの過剰生産や市街化調整区域外と言うこともあって、昭和50年代になると平地は徐々に宅地へと変身、今や500戸に及ぶ大集落となった。それでもこの大古に始まった東久佐奈岐神社のお祭りは現在も続いている。昭和初期までは相撲、そして昭和30年頃からは豊年踊りが始まり、また平成に入ってから子供会の参加も始まった。老若男女、地区を問わず多くの人々が訪れ秋の一夜を楽しんでいた。ところは今年はコロナ騒ぎ。主催する自治会・氏子連は熟慮の末8月には中止を宣言。ただし例大祭のみは規模を縮小して行うことになった。当初は10月10日の予定だったが台風14号の影響を嫌い、本日18日に延期して開催の運びとなった。朝8時より山切と草ヶ谷の当番が集まり、コロナを気遣いながら参道と境内の清掃を行った。そして11時より神主殿をお招きし例大祭となった。写真は11時開始の例大祭の様子。自治会長・JA運営委員長・社会部長・女性部長・氏子総代の皆さんが玉串を奉納。オンマウスは清掃の様子。凡そ1時間の作業で、皆さん一生懸命で見違える様になった。昨年も台風で取り止めになり2年連続の中止だが、来年は何とか実施に漕ぎつけたい。

Oct 17 再び遠ざかりテスト…CPE710〜CPE510の場合
リモートシャック・タワーのCPE710は固定で自宅タワーのCPE710と対向させている。なので、遠ざかりテストをする場合は、その延長線上を離れた方が良いだろうと、googleマップ上でプロフィールを確認した。11日のテストは真南方面の見通し地点を探して実施したが、今回は電界を少しでも確保するために、延長線上の地点を探した。すると港湾道路を南下した駒越の商業施設ベイドリームに突き当たる。ここは屋上駐車場があり調査には打って付けだ。17日の朝食後、雨の中軽トラで現地へ赴きテストする。雲や霧のため稜線は見え無かったが、車の方向を変えてSNRの最大点を探した、その結果SNR=22dB(スパン11.4km)を得られることが判明。しかも今回は軽トラ側はCPE510。CPE710なら更に良好なデータが得られるに違いない。またリモートシャック側のパラボラを振り上げ、芯を合わせればSNR=30dBが期待できるかもしれない。 写真は軽トラにCPE510を取り付け、ベイドリーム屋上でテストしている様子。雲と霧で、目的の山頂がどれだか分からない。未だ8時頃で、出社する店舗の従業員の車がようやく表れる時間だった。次回は軽トラ側もCPE710にしてデータを取ってみたい。これまでの総括として、清水区南部や三保半島辺りでも、山頂が見通せれば容易にリモートシャックの運用が可能であることが分かった。インターネット接続に依らない無線LANのダイレクト接続がかなりの範囲で実現できる。

Oct 15 CPE710自宅タワーで復活
7月に投入して8月に不具合が発生した自宅タワーのCPE710。早々にメーカーへ修理依頼をすると代替品で対応とのこと。人気商品の様子で、その代替品が先週ようやく届いた。それで本日、ほぼ2ヶ月振りに現用投入となった。バックアップで投入していたCPE510はお役御免となりタワーから撤去。写真はタワーの最上部セクション。上からCPE710、その後方に先代のCPE510、下のメッシュパラボラは2.4GHz用。タワーの反対側はATU/MFJ-998RT(1.8〜7MHz専用)…ブームは10MHzモノバンド3エレ八木。リモートシャックタワーのCPE710と結ばれたことで、MIMO機能が生かされ通信速度は劇的に改善。電話で交信中、リモートシャックPCを自宅からデスクトップリモートしてYoutube動画再生をしても、通信には全く影響がない。リモートシャックPCでBNRサイトのスピードテストを行うと70〜90Mbpsを示した。ちなみに伝送スパンは2kmでCPE710が示すSNRは31dBだった。この値は、同一方向へ5km離れた地点(見通し)でも変化が無い。パラボラ仰角は自宅タワーとリモートシャックタワーに芯がある(標高差≒350m)。てことは、自宅は完ぺきに樹木がフレネルゾーンを犯している半見通し外。オンマウスは左後方からの撮影。下のメッシュパラボラは実験用で、南西を向いている。茶色の箱は2.4GHz無線LAN端末収容箱。真っ青な青空は秋の空だ。

Oct 11 デジ簡無線の飛び…8年振りの裏山「二つ石」…CPE710で10km伝搬リモート運用
この日は朝から防災機材チェック。その後デジタル簡易無線の伝搬テスト。自分は自治会館でMC、3名がハンディトランシーバを片手に3台の車に分かれて学区内を走り回った。地区内の伝搬は9月30日のテストで粗方判っていたが、今回は学区内へテスト範囲を広げた。その結果、車内でのハンディ機運用で、殆どの主要ポイントと通話が可能であることが分かった。351MHz帯伝搬の特徴を感じた。
写真はカミサンのお供で裏山登り。尾根の向う側で道路工事が始まりその様子を見るためだ。尾根の一番高いところに中電の鉄塔が昭和30年代に建てられ、長年のランドマークだった。この辺りを地元では二つ石と呼び、往時は一面段々畑のミカン山だった。今は中電の出向路があるだけで、人の出入りは殆どない。写真は尾根の西側の林を歩く様子。殆ど山の住人の様に見える。
オンマウスはCPE710対向での遠ざかりテストの様子。写真は山頂(自宅向けアンテナ固定)より5kmの神明橋でSNR=33dB、更に遠ざかると10km先の上力町交差点付近(山頂見通し)でSNR=9dB程度(山頂は方向調整できないので無理もないが)。JA2JZ佐野OMをリモートでコールすると応答があり交信が成立。OMは日立町でそこから何百mもない。何とも不思議な世界に浸った。山頂側で方向調整が出来れば、SNR=20dB以上は得られるだろうと推測している。

Oct 9-10 CPE710で不具合…ところが設定の問題だった
TP-LinkのCPE710の修理代替品がこの日の朝届いた。人気商品らしく生産が追い付かない傾向があり、予定より1ヶ月以上到着が遅れた。実は追加注文していた1対向(2式)も届き、都合3式が揃った。ところが幸か不幸か、友人のリモートシャックで使用中のCPE710の1台で不具合が発生、代替として1台提供することになった。朝から車を飛ばし代替をお届けすると共に不具合品を回収。輻射LEDが点かないらしい。それで到着していた新品を確認すると妙…こいつらも輻射LEDが点かない。とっかえひっかえ調べると、アクセスポイントモードでは点灯するが、クライアントモードでは点灯しない。そして、クライアントモードのサーベイ機能でアクセスポイントを拾上げ、これをLock to UpまたはConnectすることで、ようやく電波発射が実現し輻射LEDが点く。これが分かるまで、今まで何気なく設定をしていたことに反省しきり。友人の場合は正常だったのが不具合になっているが、これは恐らく設定がLock to UpではなくConnectだったのではと思われる。コネクトの場合は何らかの外乱により保持状態が外れるのではと推測している。 写真は無線部屋のサイドテーブルに展開したCPE710の輻射ノーズ3本。IPアドレスを間違えない様に付箋を付けているが、相変わらずの散らかり様に苦笑。オンマウスは10日、雨の中フィールドテスト用に軽トラに取り付けたCPE710。

Oct 6 ローカルOMが2HD持参…
スペアナのFDDをUSBエミュレータに置き換えるプロジェクトは、入手したSFR1M44-DU26(1.44MB)をつなぐとスペアナ側がI/Oエラーを発しデバイスを認識しない。
可笑しいじゃない!と入手先の中華ディーラーへ苦言を入れるが、毎回トンチンカンな返事しか届かずやや業を煮やしている。国内で入手したSFRM720-DU26(720KB)はI/Oエラーは無くデバイスとして認識しているが、イマイチ動作が理解できないでいる。
それで勉強を兼ねダメ元で購入したモノ。26Pinのフラットケーブル差す一般的なI/Fなので普通は認識すると思うのだが…。結局棚上げになり、元のFDDに戻すことにしたのだが、手持ちのFD(2HD)が壊滅状態。良品は1/4程度しか無かった。その話をローカルのJA2JZ佐野OMへ話したら保存状態の良い2HDをお持ちと判明。その内頂戴しに伺おうと思っていた矢先、本日10時頃電話が鳴った。何と近くまで車で来られているらしいが、道に迷われた模様。道案内が悪かった様で、数百mのところまで来ていたのに、逆へ数kmも走らせてしまった…ゴメンナサイ。
写真は当シャックに座られたOM。散らかっていて恐縮だ。オンマウスは届いたケース入りの2HD。早々にシリカゲル袋を投入し湿気対策を行った。2HDなんてもう死語かも知れない。

Oct 3 尾羽畑総道路の草刈り…
恒例の尾羽畑総の草刈りに8時から参加する。道路際の法面の草刈りが毎年春と秋に行われる。総合整備された農地の地主さんが集まり、関係する地区ごとに割り振られた道路の草刈りを行う。最近は役員殿が事前に除草剤を散布するので作業量が大幅に減った。ご苦労なことだ。ただ、竹とか葛には殆ど効かないため、それなりのマンパワーや時間が必要になる。この日は11時まで3時間、みっちり作業をさせて頂いた。写真は適宜休憩を取る参加者。高い方から順次車で移動しながら草刈り機を掛けている。
ところで、何時の雨の影響か分からないが、法面から土砂が崩れ出し側溝の上を塞いでいる処があった。見た感じ5立程度かそれ以上だろうか。幸か不幸か土が欲しいときは助かる。軽トラを付け、肥料用ビニール袋へスコップで土を詰める。凡そ25kg位いはなるか。それをミカン畑へ運び込み。土の流れて根元が見えている木に掛ける。もう何年も前から気になっていたのだが、はるみを中心に根元の土が寂しくなっていた、1本に1袋程度掛けて足で踏んで固める。草刈り機で誤って根に傷を付ける心配もなくなり、新たな根の発育も期待できる。などと呟くが、だったらもっと早くやれよと言う声が後ろから聞こえてきそうだ。この日は200kg程の土を運んだが、まだまだ残っている。そして畑でも土の到着を待っている木が何本もある。

Oct 1 中秋の名月…今年も10月
写真は自宅の縁側に設置したお月見セット。21時10分頃の撮影。畑で採れたカボチャと庵昇堂のお月見饅頭、花瓶にはカミサンが近くの土手から摘んできたススキと彼岸花。萩の花が定番だったが、持ちが悪いので彼岸花にしたらしい。カメラのレンズの汚れで、月が丸くならず縦に流れているがご愛敬。遠方に見えるのは自宅の裏山で標高は約150m。朝晩は寒いくらいの今日この頃だが、あのクソ暑い夏は何処へ行ってしまったのかと思う。
虫の音も完全に地べたを這うコオロギ・マツムシ・スズムシばかりになり、まさに秋の夜長を楽しませてくれる。あの憎きゴマダラカミキリは、見逃して生き延びたやつが木の内部をかじり根っこを目指して下る。かじったときに排出する切粉を探し縦穴を見つける。殺虫剤のノズルを突っ込み人吹き。そして自作のステンレス針金治具で引っかき出して潰す。生き延び子孫を残すために彼らは必死だが、大切なミカンの木が枯れない様に努めるこちらも必死だ。アゲハたちも最後の気力を振り絞って、ミカンの若葉へ未だに卵を産み付けている。卵を潰すか数日で孵化する幼虫を潰す。うっかり孵化を見落とすと若葉が食い荒らされてから気付くことになる。こんな虫との闘いももう暫くで終わりだ。オンマウスは15時頃の富士山カメラ。朝は雨が残ったが、その後一気に回復した。

Sep 30 デジタル簡易無線の伝搬テスト…思いのほか良く飛ぶ
自治会の自主防災会で、行政の支援を受けてデジタル簡易無線を導入した。350MHz帯を使ったこのデジタル簡易無線は、いわゆる免許は不要で登録申請を行えば個人でも団体でも利用することが出来る。当地は山切川沿いに南北2km程度に展開している。自治会館はそのほぼ中心にある。ただ、一部山に食い込んだ地区があり、自治会館から見ると山の反対側になる。144/430MHz帯のアマチュアバンドでの経験から、自治会館から地区内を安定にカバーできると推測していたが、10月30日に通話テストを行うと予想以上の出来でビックリ。山切川沿いの地区外や150m級の山1つ超えた原地区まで安定に通話できるのだ。近い内に詳細な通信エリア調査を行う予定。
写真は自治会館に設置したDIAMONDの350MVH。オンマウスは自治会館に仮設したicomの固定器IC-DPR100とハンディ機IC-DPR7S(4式)。アンテナ工事は9月29日自前で行い、旧TV用の腕木へパイプを差し込みラジアルが屋根を超える高さに設置。ケーブルはアリモノの5D-2Wを使い、コンクリート壁の既設穴(電力線・同報無線同軸)とへ引き込んだ。351MHzでのSWRは1.1程度だった。
なお運用開始予定は9月からとしていたが、奇しくも工事を行った29日に電波利用料の請求書が届き苦笑いだった。ちなみに電波利用料は1台あたり¥400で都合\2000。アマチュア無線の感覚だと高い。