R-390Aのオルダムカップラーの調整(Jun 1. 2014)
1982年に購入したR-390A。当時オルダムカプラの滑りが悪くなり注油を施した記憶がある。
冷え切っているときに発生しやすく、温まると回復するのでここ暫く様子を見ていたが、暑い初夏を迎えても一向に回復の兆しが無い。AGC調査のために天板を外していたため、内部の温度が上がらないのかも知れないと考えていたがどうもそうでは無さそう。
滑りが悪くなると、PTOシャフトが滑らかに回転せず数10Hz程度の周波数飛びが発生しバックラッシュも伴う。SSBやCWのチューニングがスムーズでなくなる。
それでオルダムカップラのスプリングを外し、PTOを取り出して、オルダムカップラの構成部品を洗浄・注油した。作業はPTOとダイアルダイアルの位置関係は崩さないように行う。
これによりスムーズな滑りが復活しチューニングも滑らかになった。
写真はPTOとダイアルシャフトを結ぶオルダムカップラ。下はオルダムカップラのクローズアップ。