アンテナローテータKR-400を外部接点制御する(May 27. 2017)



リモートシャックタワーに設置したローテータKR-400システムを、IP接点伝送出力で自宅からリモート制御する。
KR-400のモータはAC26Vを電源として、2系統あるモーター巻線へ供給されるが、回転磁界を得るために、片側に進相コンデンサをスイッチで挿入する仕掛けになっている。どちらの巻線へ挿入するかで回転方向を変える事が出来る。
ローテータ制御器に若干の手を加える事で、外部のリレー接点によりその目的を果たすことにした。
図はその回路図。赤部分が改修または外部に追加するリレー接点。
内部の回転切替スイッチの代わりにこのリレー(IP接点伝送装置駆動)でそれを代替するが、外部には電源となるAC26Vが無いので、背面端子の空き(8番)を利用してそこに電源トランスからAC26Vを導く。
なお図面の電圧はAC26Vとあるが、電源トランスには29Vと記されている。
写真は上カバーを外して改修を施したKR-400制御部の左側面。トランスの右端ラグから左手の端子へ延びている白の配線が今回の改修分。