TL-922のシールド版の不思議
TL-922内で、3-500Zとファンの間に黒色パンチ板が立っています。
言わずと知れたシールド板ですが、この板により風量に制限が掛かっている事は紛れもない事実です。
これを撤去し、代わりに目の粗いステンレスネット等をファンに取り付ける事で、風量増とシールドの目的を果たすことができます。
どうしてこのような設計をされたのか疑問が残ります・・・確かにプレートから輻射される遠赤外線による熱を吸収・放熱する狙いも分からなくもないのですが風通しが悪過ぎます。
写真は取り外した黒色塗装のアルミのパンチ板。(2003.08.11)

パンチ板の撤去に伴い、ファンの内側にダイアプレスのネット(鉄製)を貼る。
程よきサイズに切り出し、シャシの外側からファン穴周辺にある4箇所の3mmタップへワッシャを挟んでビス締めする。
ネットの穴は必ずしもタップ位置に一致しないので、事前に千枚通し等を押し込みビスをガイドすると良い。
写真は背面箱(ファン箱)を取り外し、ネットを取り付けた様子。奥にAmpelexの3-500Zが見える。
不要輻射の低減のために是非とも施しておきたい。(2012.07.15)