TL-922へプラグインで4CX1600Bを組み込む(Apr 4〜. 2013)
「TL-922へロシア製4極管4CX1600Bを組み込む」と聞いたら、誰でもシャシや空冷系の大改修をイメージするに違いない。
そうした反応を意識してここで再びOM陣をヘェー言わせるプロジェクトを立ち上げる。
それは、TL-922の機構部分には殆ど手を加えることなく4CX1600Bを組み込み、安定に法廷電力1KW(上限1.2KW)を得るものである(実力は2KW超)。
ちなみにオリジナルが恋しくなったら簡単に戻せる仕掛けとする。
以下その概要を記す。
@TL-922の機構部の改修は原則として行わない
A4CX1600BをGGで使う
Bオンディレー・リレー(Max3分/Min5秒程度)を組み込み、4CX1600Bと3-500Z両者を考慮する
Cオフディレーはオリジナルのサーマルリレーを使う
D4CX1600Bはプラグイン・サブシャシに搭載する
Eサブシャシにはシロッコファンを搭載する(噴き上げたエアはオリジナル・ファンで排出する)
Fサブシャシ内に+Esg電源、-Ecg電源を組み込む
G4CX1600Bのヒータ12.6Vは、軽負荷になる3-500Zのフィラメント電源(AC10V超)を使う
H+Esgと-Ecg電源はフィラメント電源から生成する
Iシロッコファン電源はフィラメント電源からの生成が好ましいが、直接配線も可とする
Jサブシャシと本体との連絡(コンタクト)は3-500Zソケットへ差し込むバナナプラグで行う
Kバナナプラグの内訳はヒーター(Hot・Cold・CT)とGND
L4CX1600Bのカットオフ制御はTL-922の回路を流用する
MIsgやEsgは読まない(割り切る)
NIcgはTL-922の回路を流用するがメーターレンジを修正する(シャント抵抗外し)
Oオリジナルへの復帰合は、プレートキャップ&PS追加、サブシャシ⇔3-500Z、シロッコファン電源抜き、Igメーターシャント抵抗、オンディレー・リレータイム設定等で実施する
1999年頃購入した4CX1600BとチムニーCH1600B、そしてソケットSK-3A。