Manual Antenna Tuner
1988年の電監検査の際、3.5MHzのロングワイヤーの同調用に製作した500Wチューナーです。間に合わせ気味で作ったため、グランドルートがやや貧弱。母体は秋葉原ラジオデパート3Fの斎藤電気のKit。既に13年を過ぎたが、斎藤電気に行くと同じKitがウィンドウに置いてある。また1994年発行の、CQ誌別冊「アンテナのチューニング技術」の表紙を飾っている。
VCはシャフトがポリロッドで出来ており、不要なRFの流出やグランドへの流れ込みを考慮してあり好感が持てる。ただKitはRF部品のみで構成されているので、ケースやコネクタ類は自前で用意しなければいけない。
パネル面のシーソーSWは、チューナーのIN/OUT用で、不要な場合はOUT側に倒して使用する。レタリングはインスタントレタリング後クリアラッカーで塗り固めてある。ワークバンドは直近上位のバンドを流用している。
現在第一線からは退いているが、アンプやアンテナの実験中に擬似的に整合させたい場合等には出番が回り、大変重宝しているグッズ。