音工房Zのバックロードホンキットを製作(Aug 18. 2018)
はじめに
音工房Zからバックロードホンキット「z701_modena-ver3Z701-modena(ver3)」の締め切りが迫っている旨の案内があった。以前から気になっていたのだが、はたして評判通りなのか興味があり1式購入してみた。
写真は7月下旬に到着したキット。梱包を解き内容を確認している様子。
バックロードホンは、1980年頃、FOSTEXからキットが出ていて製作したことがある。このキットは現在でも自宅で稼働中で、ユニットにFE-103を使っているが、キット名は忘れてしまっている。色々思い出すと、頭がYの文字で始まるキットじゃなかったか…。

孫たちの帰省に合わせ8月13〜15日にかけて製作を行った。一体何を作っているのか孫がのぞきに来るが、理解してもらうにはちょっと時間がかかりそうだ。そもそもスピーカーって何から説明しなきゃいけないから・・・。でも少しでも不思議さを感じて貰えれば嬉しい。

エンクロージャー組み立て
キットの部材は一部ダボを利用しているが、多くは寸法を確認しながら張り合わせる必要がある。木工ボンドは圧力を加えたとき、芯がずれていると部材が流れやすいので注意が必要。ダボで組み合わせても同様で安心は出来ない。
A4一枚の簡単な組立説明書に従うが、分かり難い部分もあるので慎重に作業する。
事前に部材を置いてみて位置を確認し、鉛筆等でケガキをすると間違いがない(写真)。
スピーカーユニットの背面の部屋には接着材で吸音材を貼り付ける。
ハタガネの入らない部分は写真の様に底の平らな石で圧力を掛ける。



スピーカーユニット取り付け
スピーカー固定用鬼目ナットはバッフル板へ打ち込み式。ネジ回し式ではないので注意する。バッフル板を張り付ける前に打ち込んでおくと良い。
ユニット(Z-Modenaフルレンジ型)は最後に背面端子と共に取り付ける。ユニットはビス、背面端子は木ネジを使っている。ケーブルはファストン端子で処理され半田付けは不要。



音出し
はやる気持ちを抑えきれず、最初の1台はハタガネを締め付けたまま行う状況だった。そしてその翌日にはも2代目が完成し、めでたくステレオでの視聴が可能になった。
取り急ぎ、居間のミニコンポのスピーカーと入れ替えて音出しをする。ソースはFMとCDにカセットテープ。ジャンルはクラシックから歌謡曲まで、内外の曲を何でもかける。
僅か8cmのユニットで、こんな音が出るの!と言うのが率直な印象。ALTEC/A-7の様な低域の響きは無いが、それなりにまとまっていて驚く。