子供の頃から夢であった「タワー」が、とうとう現実の物になりました。
最初は自立のKT−20Rも考えましたが、以下の理由でクランクアップに致しました。
それでは、建柱記に入ります。
5月4日(土) GW真っ最中というのに、FTIの塩野さんが家に来てくれました。
懇切丁寧に建柱場所、工事内容、配線方法、見積り等して頂きました。
基礎工事の日程を打ちあわせ。5月14日(火)、18日(土)、25日(土)なら
会社は休める旨を伝えると、25日(土)に基礎工事、6月1日(土)建柱と仮決定。
5月11日(土) FTI塩野さんよりメールが届く。
5月14日(火)にガレージのコンクリート壊し、掘削、18日(土)に掘削、コンクリート打ちという予定に変更。
5月14日(火) FTI塩野さん、東海林さんが来て基礎工事開始。
なんと今週は雨が多く、今日は快晴で絶好の工事日和ということで
生コン打ちまでやってしまうとのこと。本当に終わるのだろうか?
ガレージのコンクリートは厚さで15cmくらいありました。
ここまで掘るのに苦労した。
しかし土を掘ってびっくり。なんと外の流しの上下水道管が
見事に真中を貫いてました。
塩野さん、庄司さん曰く、「たいしたこと無いですよ」と自信たっぷり。
上下水道の管をとりあえず切断し、穴掘りに専念。
さすがは名人塩野さん。1時間ぐらいでここまで掘ってしまいました。
花壇があるため、間口を狭く、中を広く掘るようにして頂きました。
なお、ガレージのコンクリートが頑丈なため、
間口80cm角、中95cm角、深さ160cmで十分の強さであるとの事でした。
基礎アンカーを入れたところです。
下水管、水道管が見事に避けられています。
生コン注入。基礎アンカーを設置しているときに現場から注文。
近くの建材店だったらしく、20分ぐらいで到着。流し込みの開始。
流し込んだ後です。ここからが塩野さんの芸術技。
どうです。このきれいな仕上がり。
なお、モーター電源用の配管(写真の白い管)は基礎のコンクリートの下に入って、
後ろの花壇から出てきています。
花壇は住居に付いていますが、配線がぶらぶらしないよう管を通して花壇を抜け、
住居に這わすようにして頂きました。
これで後は本体がくるのを待つばかりです。6月1日がたのしみだなぁ!
6月1日(土) この半月は非常に長かった!でもやっと、やっと建柱の日がやってきました。
日頃のおこないが良いのか、下り坂であった天気も土曜日には見事に回復。絶好の工事日和です。
10:00頃、FTIの阿部さん、町田さんがタワーを持ってやってきました。
マスト(60mm、5、5m)を通してクレーンで吊り上げ。
1本で1tは耐えられるネジ。5本×支柱3本分=15本で固定します。
ここではクレーンを使いませんでした。その場その場で段取りが違い、
非常に手際良くあっという間にアンテナは吊り上げられました。
タワーに乗っての作業とは思えないほどスムーズにアンテナは上がって行きました。
ウォー、5エレ(ナガラTA−351)が翼を広げました。
とりあえず、ケーブルの長さを調整するためにフルアップテスト。タワー本体も問題なさそうです。
電源ケーブルの処理も念入りにやって頂きました。
特に家の正面とあって、なるべく目立たない処理をしてくれました。
3本の8D−2Vとローテ−ターケーブルが見事に1本にまとまっています。これはまさしくプロの技。
阿部さん、町田さんのコンビネーションが見事でした。
完成です。前の8Fの団地からのショットですが、これで団地を越えて電波は飛んでいくでしょう。
ナイスショットを最後に・・・。これでバリバリQSOできます。お声が聞こえましたら4649。