今宵は、お茶のお稽古に行ってきました。
今宵はちょっと無理かなぁと思っていたのですが、思いがけず、行って来れたのです。
いつもは20時までに先生のお宅(正確には、私の先生はその家のお嫁さんなので、大先生のおうち)に伺うのがルールなんだけれど、先生に電話してみたら、少しなら待っていてあげるとおっしゃるので、お言葉に甘えました。
今月は炉開きです。
炉開きとは、冬のお点前のスタートです。
5月から10月は風炉を使うんだけれど、11月から4月はお点前畳の一部を四角く切ってあるその下の炉を使ってお手前をします。
風炉のお点前はお客様が熱くないように、お客様から遠い位置にお釜がありますが、冬場は寒いので、炉ではお客様の目の前に炉が切ってあり、暖を取るということも出来ます。
その炉を開くから、「炉開き」。
11月の最初のお点前が「炉開き」なんだけれど、1回きりじゃ、お稽古出来ない人が出来てしまうので、今月というくくりでやってくださいました。
今回のお棚は四方棚(よほうだな)。
白木の二本柱のお棚で、上の板が下よりも少しだけ大きく出来ています。
炉開きだからと言って特別なお手前をするわけではないのですが、「開く」事はおめでたいこと、ということで、おめでたい日は織部のお道具を使うのが風習らしく、本日は、水差しが織部でした。
お点前はいつものように、お薄→お濃茶の順。
前にも書いたけれど、お茶会では、逆です。
でも、お薄のほうが易しいからこの順にお稽古しています。
お菓子はというと、炉開きは亥の子餅というのが習慣です。
ラッキーなことに、この社中で炉開き第3回目にも関わらず、今日のお菓子は、亥の子餅でした。
私の異動の話なんかもしながら、楽しくお稽古。
そうそう、今日、びっくりしたこと。
私、正座が苦手なんだけれど、今日のお稽古では、お薄でもお濃茶でも、足しびれなかったの!
いつも、どこかのタイミングで足の痺れを治さないと立ち上がれないんだけれど、今日はばっちり、問題なく。
嬉しかった♪
駆け込みだったけどお稽古させてもらえてよかった。
やっぱり、大好きです、茶道。