「AERA」を買った。
特集は「バイリンガル脳をつくる」

英語が出来る人ってのは、英語で物事を考えるんだそうな。
確かにそういう話は聞いたことがある。
日本語が母国語(いや、この場合は「母語」かな)の英語ができない日本人は、大抵こうだ。
少なくとも私はそうだ。

英語で質問される→日本語に変換→それに見合う答えを日本語で考える→英語に変換して答える

大抵がこういう変換作業を経て、やっと相手へ言葉が伝わるわけだ。
この作業がなくなる→脳の省エネ化が出来る=英語で考えることが出来るってことのようだ。

スポーツも同じで、最初はコツがつかめないから、無駄な力を使うが、そのうち、慣れてきて必要最小限の力でそれが出来るようなるわけだ。

まぁ、ぐだぐだ書いても仕方がないので、雑誌の内容についてはこの辺でやめておくが、ここで、チェックテスト。

<25歳からでも「バイリンガル脳」になれる人>
□子供の頃から(日本語の)本をよく読んでいた
□子供のとき、国語の成績がよかった
□人と会話をすることが好きだ
□まじめにこつこつ努力することが苦痛ではない
□短くても留学経験がある
□言語習得の目的がハッキリしている
□別の外国語をすでに習得している
□言語による発音や文法の違いを意識することができる
この中で3つ以上当てはまれば、25歳からでも「バイリンガル脳」に慣れる素質を持っているといえるだろう、と編集部は言っている。
根拠については雑誌の記事に書かれていたが、それはさておき、ラッキーなことに、私はこの中で4つ当てはまった。
ということは可能性ありか!
もちろん、それには努力が肝要だ。
でも、諦めるのはまだ早いわけだ。

私は猛烈、英語が出来るようになりたい。
目的は大きく分けて2つ。
異文化コミュニケーションできるようになりたいのだ。
去年アメリカを訪れたとき、英語が出来ればもっと楽しいのに、と強く感じたのだ。
タクシーなんかに乗って、まいまいはドライバーと会話が出来ているのだが、私は、ドライバーが言っていることを聞くのがやっと。
それでも、半分もわかってなかっただろう。
だから、その会話に口を挟むことが出来なかったのだ。
次に旅行するときは今よりましな状態で行って、さらにアメリカを楽しみたい。

2つ目は、映画を字幕なしで観られるようなりたいということだ。
英語で何を言ってるのか知りたい。
字幕って、限られた文字数で、端的に台詞を日本語に変換して伝える必要があるから、「なんとなくそんな感じ」の意訳が多い。
最近、2回目以降に見る映画はなるべく字幕を見ないようにして「英語で何と言っているか」聞こうとするようになった。
それで、その英語のままでストーリーを理解することが出来たら、もっともっと面白いのに、と思うようになったのだ。
要は、変換作業を行わないまま理解するということだ。
話はどんどん進んでいくわけで、いちいち日本語変換作業が入ったら、おっつかない。
しかし、聞くところによると、映画を字幕なしで理解できるようになるってのは、話すことがそれなりに出来るようになるよりも、大変だとか。
いや、でも、志は高く持たなくては!

最近、英語で言うならこの状況はこういう感じ、とか、こういうときは英語ではこう言うんだろうな、というのを時々感じるようになった。
これって成長?
歌とか映画の台詞なんかで触れている状況と似通ったものがそれに当てはまるとき、そう感じるだけだろうけど。
でも、「AERA」では、バイリンガル脳を持った中国人の女性が日本語を勉強する中で、ドラマを散々見たなんて事も書いてあった。
好きな映画を散々見るのもあながち無駄ではないだろう。

そう考えると、中学・高校の時の英語ってなんだったんだろう。
何の役にも立ってないじゃないか。
いや、何の役にも立ってないと言ったら語弊があるけど、少なくとも、学校以外の部分で学ぶ英語のほうが、話すと聞くには役に立ちそうじゃないか。
ってか、学校の授業では書くことと読むことばっかりで、話すことも聞くこともろくにやってきていないではないか。
私は書くと読むはともかく、話すと聞くができるようになりたいのだ。

とか色々考えながら、こうして書いている間に好きな映画を後ろで流してたりする。

あ〜、ほんと、英語できるようになりたい!!
ってか、バイリンガル脳になりたい!!