Beauty and the Beast 
 美女と野獣


アラジンが劇場公開となった同年、この映画がビデオとなって発売された。
アラジン同様冒頭から街中で歌ってるし!
いやいや、ミュージカルの王道です。

◆あらすじ◆
フランスの田舎町。
発明家の父を持つ読書が大好きな美女ベルは、街の人々から「変わり者」と言われている。
ベルは、いつか、この世界の外が自分を待っていてくれていると夢見ている。
そんなある日、ベルの父モリースが、自身が発明した自動薪割機をコンペティションに出品すべく旅に出るが、その道中、道に迷ってしまい、とある城にたどり着く。
しかし、その城は、魔女に醜い姿に変えられてしまった野獣の住処だった。
不法侵入の罪を問われ、城の牢獄に入れられてしまったモリースを探しに来たベルは、自分が身代わりになると、囚人になることを申し出、その城で囚われの身となってしまう。
しかし、お城の住人である、魔法にかけられた野獣の召使たちとふれあい、いつしか、城の主である野獣とも心を交わすことが出来るようになってゆくが。。。

◆感想◆
初見の時の泣きポイントは2箇所。
まずは「ビー・アワー・ゲスト」のシーン。
めっちゃ感動しました。
二つ目はもちろん、最後のメタモルフォーゼのシーン。
初見から5回目くらいは毎回泣いてました。
音楽がいいんですよね〜。
ほんと。
あんまり好きだから、今となってはすごいCDも購入しちゃったりして。(ちょっと自慢)
「リトル・マーメイド」から「アラジン」までの、ハワード・アシュマン&アラン・メンケンコンビの作品を集めた4枚組CD。
何がすごいって、当時作成途中のデモ版とか入ってるのです。
ハワードやアランが歌っているのですよ。
ちなみに、そのCDは公開当時、カットになっていた「人間に戻りたい」のシーンの歌のデモ版も入っていました。
ブックレットに書いてあったカットの理由は「長すぎる」だって。

その後、今は別のシアターになってしまっている新宿のアイマックスシアターへ足を運び、その時、初めて、映画館でこの作品を見ることができ、「人間に戻りたい」のファイナル版も聴けたのでした。
ちなみにその「人間に戻りたい」の日本語の歌詞は、既にその時ミュージカル版も上演済みだったからか、劇団四季の歌詞とほとんどおんなじで、クレジットには浅利さんのお名前も載っていました。

この作品、その後の私の人生を変えてゆくことになったのだよなぁ。
だって〜、この作品がなかったら、劇団四季を観にいくこともなかっただろうし、ましてや今みたいに観劇が生活の一部になることなんてなかったはずですもの。