RENT
定時に会社を抜け出して、試写会に行ってきました。
ブロードウェイミュージカル「RENT」映画版。
クリス・コロンバス監督作品。
ブロードウェイ発のミュージカル映画、というだけで試写会に応募したらあっさり当たった。
行けるかどうか、すんでのところまでわからなかったので、1枚の葉書で2人入れたんだけど、1人でさくっと行ってきました。
■内容■
〜チラシからの引用〜
プッチーニのオペラ“ラ・ボエーム”をベースに舞台を1989年〜90年のニューヨークに置き換え、イースト・ヴィレッジに暮らす若者たち(ボヘミアン)を主人公にした物語。毎月の家賃(RENT)も払えないような彼ら貧しき芸術家や恋人たちは、日々様々な問題に直面している―犯罪、エイズ、ドラッグ、同性愛、友の死…。しかし、どんなときでも愛や友情を信じ、夢に向かって賢明に生き抜くその姿は、美しいミュージカル・ナンバーに乗せられて、生き生きと描き出されていく。
〜中略〜
「“いつか”ではない“今日”を生きる―No day but
today」という普遍的なメッセージが、世界を感動で包み込む―。
■感想■
ニューヨークで暮らす若者たちの「リアル」な生き様が映し出された物語でした。
私には犯罪も、エイズも、ドラッグもその他何も縁がないけれど、でも、「“いつか”ではない“今日”を生きる―No day but
today」これには共感をしましたよ。
私の好きな言葉の一つに、ラテン語の「carpe diem(enjoy the
present)」と言う言葉があるんだけれど、それに通ずるものがありました。
525,600分という言葉が歌の中に出てくる。
この分数は、1年を分数に置きなおした時間。
彼らにとって、過去も未来もない、「今」しかないのだ。
だから、365日というくくりではなく、分に置き換えているのだ。
1分1秒を大事に生きなきゃ、と思わせるわけです。
まぁ、私は勤め人なので、1分1秒を…なんてなかなか考えられないんだけれど。
「今を生きる」ということを考えましたね、今日は。
ブロードウェイミュージカルの映画化とあって、さすがに歌はすごいですね。
しかも、メインキャストがみな、オリジナルキャストなのですよ。
有名なミュージカルだけど、ストーリーも何も知らずに見に行ったわけですが、ミュージカルきっかけで、こういう作品に出会えたのはよかったな、と思います。
ま、あたしが好きなのはちょっとくらいおバカ、でも、とびっきりゴージャスな作品なんだけど。
さあ、どうする?あたし。