ライオンキング
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2006年1月7日
東京でもう何度も観ているんだけれど、しょっぱなからカンドーです。
そして、この時間が本当に幸せだとひしひしと感じた。
LKで以前にも見たことがある役者さんが沢山いたなぁ。
今回の鑑賞ポイントは、下様のスカーと、友石さんのシンバ、そして名古屋弁のティモン&プンバァ。
まず、ティモン&プンバァコンビからいっちゃいますが、もうね、自然すぎて笑っちゃう。
しかも、自然すぎて、何を言っているかわからないところも多々あり。
ティモンの羽根渕さんすごいです。
何がツボって、東京弁だと、「小僧」って言うところが「コドモ」になっているんですわ。
「歌え!コドモ!」って。
ティモンが「コドモ」って呼びかけるたびに笑っちゃいました。
何度も東京で見ているので、この2匹の台詞、「東京ではなんて言ってたっけ?」と変換しながら見てました。
歌も名古屋弁になっているし、シンバも少しだけ「うみゃあ」とか「だがね」とか言っちゃってましたね。
で、シンバですよ。
大好きな友石さんですよ。
会えて嬉しいです。
1幕終わりの「心配ないさ〜。」はほんとにたまりませんね。
登場シーンの直前はいつもどきどきしてしまいます。
「くるぞ、くるぞ」って。
そうそう、スカーのことをまだ何も書いていませんね。
下村さんのスカーもほんとに最高ですね。
今回はハイエナダンスを捨てでも下村さん凝視。
で、2幕。
何度も言いますが、友石シンバ最高です。
「終わりなき夜」とか「お前の中に生きている」とか歌い上げる系、最高。
声量がすごい。
絶好調です。
シンバとスカーの対決のシーン、前回このコンビで見たときよりも、もっと力が入っているように見えました。
実は、シンバ、この対決シーンで「おや?」というところがあったのですが、これは、シンバとしての感情いっぱいいっぱいになったゆえだと思いました。
この物語は私にとって癒しになるポイントがいくつもある。
だからこそ、これが好きになったのかもしれない。
この日も本当にすばらしい時間をすごせた。
そして、カーテンコール。
相変わらず下村さんのあんよが、チェイサーにあわせてリズムを刻むのがかわいかった。
音楽が全て終わった後も拍手は鳴り止みません。
すると、しばらくして暗転。
ん?何か起きる?
いや、「何かが起きる」??
幕が開き、プライドロックの上にラフィキ。
「なー つぃーごんにゃー」
でラフィキのソロから始まる「サークル・オブ・ライフ」が始まります。
え?ここからもう1本ですか!?w
登場人(動?か?)物がオープニングよろしく、順に出てくる。
何かアナウンスが入っているのをよく聞いていると「サークル・オブ・ライフ」に合わせて、順々に出てくる動物たちを英語で紹介している。
やたら発音がよく、ガゼルとかバードレディとか色々ね。
オープニングと同じく、象とサイから始まり、客席後方からみんなが出てきて、紹介されるときは舞台中央で一礼。
私は気づかなかったのですが、象さんの中にハイエナ3匹衆が入ってるみたいですね。
まいまいちゃんが発見していました。
オープニングでは舞台上にしか出てこないムファサやスカーなども客席後方から登場。
なんとなんと、シンバ、めちゃお近くを通りましたよ!
子シンバとともに。
スカーは反対側の通路だったので、まいまいちゃん的には残念だったけど、私にはさいこーでした。
ちなみに、役名のアナウンスをしていたのは下村さんだったんじゃないかなぁ、と思います。
シンバが通る頃、たまらなくなって思わず起立!
周りのお客さんたちもわらわら立ち始めていましたし。
全員が舞台にそろった頃には総立ちになっていました。
ここまで書いてなんですが、いわゆる特別カーテンコールですね。
まだあと2日あったし、事前告知がなかったので、まさかこれに遭遇できるとは思わなかったので、かなり感激。
舞台の後方に「ありがとう 名古屋」と書かれた大きなボードが降りてきていて、全員が舞台にそろって一礼したあとに、奈落から「2006.1.9千秋楽」という文字が出てきました。
スカーの下村さんが一歩前へ出てご挨拶。
お腹の辺りに巻物をはさんでいて、愛知県でのこれまでの公演記録を「こういう時は正確な数字を伝えたいのですが、数字に弱いものですから」と読み上げてくれました。
そして、CATSの項のときに、ムファサの深水さんを紹介。
深水さん、猫ポーズ。
LK名古屋31ヶ月をフル出演したご当地愛知出身の羽根渕さんも紹介されます。
「彼も猫をやっていました。」羽渕さん猫ポーズ。
「ちなみに私も。」下村さんも猫ポーズ。
そんなこんなで「本日はご来場いただきましてまことにありがとうございました」と締めました。
また一旦幕は下りるけれど、何度も何度も上がったり下がったり。
お芝居の中では敵同士のシンバとスカーがとても仲良しっぽくて、すごくいいなぁ、と思いました。
二人でにこにこと顔を見合わせていたり。
思えば、友石さんは現在キャスティングされているシンバの中で、一番古くからやっているんじゃないかなぁ・・・。
スカーの下村さんはオリジナルキャストだし。
そう、何度も幕が上がったり下がったしている中で、友石さんが「ありがとう!」って生声で叫んでいました。
こちらこそありがとうでした。
ありがとう名古屋。
ありがとうLK。
まだまだ拍手は続くけれど、とうとう「本日はご来場いただき…」の場内アナウンスが入り、拍手も止む。
興奮冷めやらぬまま劇場を後にする。
あぁ、本当に行ってよかった。。。