ジョン万次郎の夢

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テレビオンエア

いまさらながら、年末に放送された劇団四季の「ジョン万次郎の夢」を観た。

◆内容◆
かの有名なジョン万次郎の少年時代〜のストーリー。
どういうわけでアメリカに行き、日本に戻ってきて、そしてまたアメリカに行ったのか、ってトコですね。

◆感想◆
爽やかでいい作品でした。
ファミリーミュージカルと言って侮ってはいけませんよ。
どうなる、どうなるっ!?というドキドキはらはら感はないけど、でも、ストレートに心に響く、大人が観ても十分楽しめる作品だと思います。

土佐弁も良かった。
方便を使う舞台って、四季ではあんまり観ないからね。
なんか、良かったな〜。
カタカナな英語は若干気になったけど、ま、ファミリーミュージカルだしね。

アメリカでのダンスも好き。
ジャジーな感じが。

しかし、聞くところによると、一部カットになった場面があったとか。
うーん。
ちゃんと、全部観たかったなぁ。

さて、役者さんについても書いておこう。
主役の万次郎を演じていた石井雅登くんがとってもよかったぜよ〜。
君付けしちゃってるけど、明らかに年下だろう。
えぇ。あれで30近いとか言ったらあたしゃ泣くよ。

それはそうと。
アスペのアンサンブルで観ていたみたいなんだけれど、覚えてない〜〜(>_<)
今回、初めてまともに観たんだけど、ちっちゃくて、かわいくて、少年がぴったり!
タヌキみたいなお目目がキュートです。
(アスペのパンフで見ると、そんな風に見えないんだけどね)
衣装も良かった。
洋装も和装も似合ってた。
髪型がちょいちょい変わっていて、男性としては珍しいかも?
猟師だったり、短髪だったり、月代はないものの、武士の髷だったり。
見た目のことはさておき、芝居も歌もうまかった。
なんか、一生懸命さが伝わってきて、万次郎の一生懸命さとかぶるんだよね。
一本筋がしっかり通っているというかなんというか。
間もいい、ダンスもいい、声もいい。
最初は子供なんだけれど、うまーく成長してましたしね。
声の出し方とかかわってたし、最後なんてとっても良かったわ☆
これからが楽しみな役者さんですね。
夢醒めのエンジェルとかメソとか観てみたい!
私、ほめ過ぎかしら?(^_^;)
ただね、斜め上あたりを見て歌うことが多いのが若干気になっちゃったかな。

やなぴー!神様!
最近ファミミュづいちゃってる、柳瀬さんですが、ホイットフィールド船長と、島津斉彬の二役を演じていました。
どちらの役も懐の大きさを感じさせる、いい役でしたね。
相変わらずいいお声だし。
ラウルが見たいぞ、ラウルが。

藩主の遊佐さんが、どうも、ユタに出てくるいじめっこやら、BBのルフウやらに見えて仕方なかったなぁ(笑


そういや、ハワイで船を降りた4人は、その後どうなったんだろう。。。?
本筋とは全く関係ないけど、気になって調べたところ、万次郎が日本に帰る途中にハワイに寄って一緒に帰ったらしい。


満足、満足。
でも、舞台で観たかったな、といまさら思う。