はだかの王様
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1991年1月15日?
母が、ニッセイのこどもミュージカル第一回で、この作品を観たという思い出もあり、小学校6年生のときに母と妹と私の3人で観に行った。
みんなで「王様は裸だ」の歌を歌うんですが、気恥ずかしくってちっちゃい声で歌ってました。
でも、ミュージカルっていいなって、とても思いました。
母も懐かしく観ていたようです。
母が連れて行ってくれなければ、劇団四季を観ることもなかったのかなぁなんて思ったりして、思い出深い作品の一つです。
テレビオンエア
生の舞台を観てから幾年。
テレビオンエアを観た。
衣装から何から、10年以上経っていることもあり、ずいぶん変わっていた。
でも、歌もストーリーも変わらず。
名作はいつ観てもいいもんだ、と思ったりして。
鈴木涼太氏が、王様の娘の王女サテンの恋人、デニム。
相変わらず爽やかです。
デニムの「牧場のお袋が縫ってくれた服」もばっちり似合っています。
でも、カテコの表情が相変わらず硬いです(^_^;)
2007年3月4日
母にとっても、私にとっても、今の観劇好きを形成する重要なキー作品。
ふと行きたくなってチケットを取った。
◆思い出話◆
母は第一回のニッセイ名作劇場(確かそんな名前)を小学校6年生の時に観ている。
日生劇場の赤い絨毯が非常に印象的だったらしい。
私も26年後にその招待公演を観ている。
私のときは「王様の秘密」(現 「王様の耳はロバの耳」)。
ちなみに妹は人猫。
(その時のライオネルって誰だったんだろう…)
私が「王様の秘密」を観に行った後、母は、懐かしくなったんでしょうね、「はだかの王様」に妹共々連れていってくれた。
日生劇場のどの辺に座っていたかも明確に覚えている。
(中2階の上手側でした。)
この頃既に、映画でも舞台でも、「質問は幕間か、閉演後!観劇中には一切説明しません」ってのが、母とのルールがあった。
それができないと次から連れて行ってもらえなくなるのだった。
(今なら、私は母に対して「寝たら次から誘わない」というルールを提示したいところだ(;^_^A
)
それから母と共に観劇するのは15年も先の夢醒めになるのだが、母にとっても私にとっても、この「はだかの王様」は、思い出深い作品。
私の心に枯れない夢を咲かせてしまったわけですね。
しかし、今日は私一人で観劇です。
ファミミュなのに(;^_^A
いやー、子供が多いね〜。
9割が親子連れだろう。
ま、ファミミュだからね。
◆客席の様子◆
1階センターの3列目がつぶれてます。
理由は後述。
今回は2階の1列目だっただけれど、ほんと近い!
自由劇場は舞台が小さくていいね。
客席と舞台の一体感がいいわ。
そうだ、幕を開ける歌の練習があったよ。
オンエアではカットになってたのかな?
おや!?と思った。
(さすがに16年前に練習したかどうかは忘れちゃったんだよね…。)
「王様ははだかだ」の歌は2幕の頭に練習したの覚えてたんだけどね。
そうそう、時間きっかりに始まってちょっと意外だった。
基本的には、他の舞台は、必ず5分は押してるからね。
容赦なく始まった。
まさに、「遅れた子供は早くお座り」である。
◆役者さんおよび登場人物の話◆
ネタバレ含みます。
観るまで細かいことは知りたくないというという方はご遠慮ください。
尚、順不同です。
□味方隆司さん (王様)□
昨日キャストチェックしたとき、味方さんが王様!?
味方さんって、だって、ニラミンコでしょ?
夢の配達人でしょ?
桃次郎でしょ?
スレンダーだから、イメージ違わない?と思っていたんだけれど、全然違和感ナシ!
ってかねー、味方さん最高よ。
鏡を見て自分の姿にがっかりする感じとかかなり好き。
優しくてキュートな王様でよかった!
16年前に観たとき、アップリケにキャスティングされていたみたいなんだけれど、遊佐さんとWで、どっちだったのか覚えてないのよねぇ。。。
□大橋伸予さん (デザイナーフリルフリル/王妃パジャママ)□
白塗りがすごく気になった。
ちょっとアレはかわいそうな気が。。。
フリルフリル、前はあんなじゃなかったじゃんよ。。。
白塗りだけならまだしも。。。(>_<)
幕を開ける歌から、気になって気になって仕方がなかったよぉ。
そうだ、まともに歌声聴いたの初めてかも。
□玉城任さん (王女の恋人デニム)□
やたらハスキーなお声ですね。
マンマのアンサンブルで何度も観てるみたいなんだけど、ソロで声を聴くのは初めてな気がする。
この枠は、スカイ枠なんだろうか。
爽やか青年でした。
婚約披露パーティで着ていた上着は内側が牛柄でした。
牛柄。。。
これも牧場のおふくろが作ってくれたんだろうか。
□小川美緒さん (王女サテン)□
早回し、または、なんか音声の調整してるみたいに聞こえるほど、甲高い。
ディズニーランドのチップとデールの声みたいだよ。
ちょっと苦しかった。。。
でもときどき、わりと普通の声になる。
あと、歌も普通にキレイな声なんだけどね。
□川口雄二さん (アップリケ)□
後述の丹下さんとともにWエディ。
1月にマンマで出会ったよ。
アップリケ、ちょっと鼻の頭赤くしてた。
着てるものからして、彼は、きっと貧しいと思われ。
鼻が赤いのはそのせいかな?
狂言回しの役がとても似合ってました。
今回気付いたけど、あたし、川口さん好きみたいです。
□丹下博喜さん (運動大臣アロハ)□
Wエディのもう一人、丹下さん。
今年は、年明けに、CATSのカーバで出会ってます。
で、アロハ…
気になって、細かい芝居注目しちゃったよ。
エディもわりとよく踊るけども。
アロハー…(>_<)(>_<)(>_<)
いい意味でのギャップにやられちゃったわ。
ちなみに、アロハ、オープニングの男性アンサンブルに混じってます。
戦争大臣のブルーマーもね。
□菅本烈子さん (眼鏡屋ピンタック)
テレビオンエアではフリルフリルとパジャママだった菅本烈子さん。
この方も16年前の公演から観てますね。
(そのときは、衣装大臣チェックだったみたい。)
眼鏡屋ピンタックの時の衣裳も髪型もかわいった☆
□木村仁美さん (ホック)□
テレビオンエアで、真鍋さんがやられてたので、真鍋さんイメージが強いんだけど、良かったよ。
ジョン万のオンエアで、ギンをやっていて、うまいな、と思っていたので。
ちっちゃくてかわいくてよかった。
□その他諸々□
16年前と同じ役で観ている方が1名。
立岡晃さんです!
外務大臣モモヒキです。
そういうのって、なんか、嬉しいわ。
当時は松宮五郎さんが、相方の内務大臣ステテコをやられていたんだけれど、今は、神保幸由さんなのね。
年はずいぶん離れているだろうに、それでも、親友って感じが出ていて、この二人の組み合わせ、好きだな。
そうそう、戦争大臣のブルーマーの赤瀬賢二さん。
年明けのCATSで、マキャとめちゃ目が合ったこともあり、今日も注目してました。
やはり、でかい!
戦争大臣には適役ですね。
◆全体感◆
テレビオンエアを何度も何度も観てるのに笑っちゃった。
やっぱりそれは生の舞台のパワーなんでしょうね。
王様が裸になったあとのあの客席の騒ぎっぷりったらなかった。
わいわいがやがやすごいことになってた。
でも、それもそれで面白い。
子供の反応って素直なんだな、と。
先述した3列目だけれど、王様たちが客席に下りてくるための列でした。
アロハの裸に、2列目の子が恥ずかしがってちっちゃくなってたよ(笑
あ、そういえば、2幕の頭かな?
ホックが、「見えないよねぇ?」って客席に向かって聞いたら、後方の子供が「見えるっ!」って。。。
おいおい。
かわいくない子供だ。
でもさ、真面目な話、大人になると、本当のことをはっきり言うことって難しくなってくるよね。。。
総じて、観て良かった!とすごく思う。
最近、ファミミュ好きだからね。ふふふ。