オペラ座の怪人

キャスト表は→こちら(1998〜2005/12) (2006/3〜)

2006年3月11日

当初一緒に行くはずだった友人が急遽行けなくなったので、以前から観てみたいと言っていた母に声をかけ、一緒に行ってきた。

昨日は久しぶりにラウルに柳瀬さんが!!
98年に赤坂で観てから柳瀬さんのラウルは観ていなかったので、なんと8年ぶりの再会。
まぁ、途中、「美女と野獣」のビーストと「ジーザス・クライスト=スーパースター」のタイトルロールを観てたけど。
私としては、それだけでもうわくわく。

ファントムに村さんが帰ってきていたり、ジリー母娘がかわっていたりで、それもまた楽しみで。

席が2列目センターだったこともあり、色んな意味で存分に堪能してきましたw

昨日のクリスティーヌは苫田亜沙子さんだったのだけれど、グラマラスですねぇ。
どこ見てんのだ、という話なのですが、1幕で仮面を取られたファントムがはいずってクリスティーヌに近寄って行きながら「おぉクリスティーヌ」というのだけれど、私としては、違う意味で「おぉクリスティーヌ」って思ってしまいましたよ(笑
だって、クリスティーヌ・・・ものすごく谷間が。。。
きゃあ。
少々下世話ですね、失敬。
でもさ、美しいのですよ、えぇ。

気を取り直して真面目にクリスティーヌの話をすると、お声がとても素敵です。
かわいいし、高音がきれいに出ているし、私は大好きですね。
「Point of No Return」で相手がピアンジではなくて、ファントムであることに気付いてしまうあの瞬間の表情がほんとに良かったし。

そだ、ラウル。
先述の通り、お久しぶりのやなぴーラウル。
スマートで、エレガント☆
私には、久々のラウルをとても楽しんで演じているように見えちゃったし。
ラストの乱れ髪ラウル、好きだ。
ただ、もっと前のシーンで、尋常じゃなく汗をかいてて、大丈夫かしら?なんて思っちゃった。

久しぶりの村さんファントム。
初めて村さんで泣いちゃった。
高井さんのファントムでも同じところで泣くのだけれど、クリスティーヌのファントムへのキスが。。。
そして、何が切ないって、クリスティーヌが返しに来た指輪をファントムが自身の指にはめなおすところ。
今まではその場を立ち去るクリスティーヌを追っていたり、後ろから降りてくるメグたちを見ていたので、注目していたことはなかったので、余計にぐっときてしまいました。
胸が張り裂けそうな気持ち・・・。

芝居は生ものだというけれど、昨日もとてもそんな風に思いましたね。
ファントムとラウルのバランスってすごく重要ですね。
ラウルが男前過ぎたらファントムが引き立たなくなるし、かといって、引きにまわり過ぎても、物足りないし。
何事も調和が大事。

役者が違えば空気も変わる。
それに加えて観ている自分のコンディションによっても感じるものが全然違う。
何度も何度も同じ作品を観てしまうのは、そういう理由が強いんだろうなぁ、きっと。
観るたびに新たな発見があって・・・。

これだから観劇はやめられない。。。