オペラ座の怪人

キャスト表は→こちら(1998〜2005/12) (2006/3〜)

2007年2月2日

金曜の夜、約1年ぶりに「オペラ座の怪人」を観に行ってきた。
もう汐留では終わっちゃうしね。
観ておかないと。
今回含めラス2です。

今回の凝視ポイントは鈴木涼太さん!
初の涼太ラウル!
実は、ファントムで涼太さんを観るのは2度目。
9年ぶりに観たらアンサンブル→ラウルだったというわけで。
1998年赤坂公演なんて全然覚えてないんだけどねぇ〜。

いやぁ、びっくりしました。
涼太さん、演技がうまくなっている!
こういっちゃなんだけど、涼太さんって、爽やかさが売りって感じで、台詞は…どうなんだ?ってなことも多かったけど、ラウル、熱い!
台詞がいつになく自然!
スカイでも観てるんだけど、ぎこちなさを感じずにはいられなかったから余計ね。

いやぁ、応援していて良かったと思ったよ。
まぁ、動きに若干硬さが見られたけど、それでも、すごいよ。
CATSのスキンブルでも「涼太さんいいなぁ〜」って思ったけど、それ以上にラウルは良かった!
しかし、カーテンコールは相変わらずとっても硬いのね。。。
真顔が怖いのよ、涼太さん。。。
ほとんど笑顔を見せない。
笑ったら、「あ!笑った!」と思ってしまうほどに、硬い。。。
ラウルは笑っちゃいけないのかね?
いや、マダム・ジリーでさえ、カテコでは笑顔なんだし。。。
笑って欲しい。。。

次に注目していたのはカルロッタ。
今回のカルロッタは黒田あきつさん。
今まで汐留では種子島美樹さんでしか観たことがなかったので、とっても新鮮。
種子島さんのカルロッタもあれはあれで面白いのですが、黒田さんの方が好きかも。
台詞回しがいいですよ、とても。
そして、小さくてかわいい。
あんな小さい身体のどこから、あんな声が出るのでしょうねぇ。

ファントムは村俊英さんだったのですが、なんだか不調?
若干何言ってんだかわからないところが。。。
グロールタイガーを観たばかりだったので、猫イメージ抜けず。
結構な勢いで踊っている図が頭によぎってしまいましたよ。
でも、クリスティーヌにキスされるところは、良かったなぁ〜。

そのクリスティーヌですが、こちらは佐渡寧子さんでした。
こちらも初。
彼女自体観るの初めてだと思います。
もしかしたらジーザスのマリアで観てるかもしれないけど。
彼女、歌はとっても上手だし、美人だし、いいんだけれど、どうにもこうにも、彼女の発声が気になって仕方がありませんでした。
子音がやたら強いのですよ。
特にKとSの音。
それが気になって仕方なくて感情が入らなかった。
うーん。。。
あたしはクリスティーヌは苫田嬢が一番好きだなぁ。

そうだそうだ、忘れてはいけない、アンサンブルの西尾健治さん!
西尾さんは、夢醒めの暴走族役、コーラスラインのリチー役などがあるのですが、まだアンサンブルをやることも多いのかな。
CFYのサムは、道口さんの次に好きだし、BBでのアンサンブルのチーズリナーも良かった。
ダンスがバレエがお得意みたいです。
見つけられたのは、ハンニバルのシーンでの鞭打ってる人と、ブケーが殺される前のシーンのバレエでのバレリーノ。
あと、左右が男女半分ずつの彼もおそらくそうだと思います。
バレリーノが特に良かった。
ファントムの影に動揺するバレリーナたちをいさめるかのように持っている杖?みたいなので、とんってするんだけれど、そのあたりの芝居がいい!
今、注目している役者さんの一人です。
満足。

やっぱりいいですね、オペラ座の怪人。
一緒に行った友人とも話していたんだけれど、四季のミュージカルを「日本語だからいやだ」とか言う人がいますが、それは違うよ、と思った。
日本語には日本語のよさがあるわけで、よく代表が言っている「日本人の情感に合わせる」って言うことが出来ているからこそ、こんなにヒットするわけで。

さて、私のラストは2週間後。
どんなキャストか楽しみだな。
(…同じだったりして。。。)