2005年12月27日

<鉄工所の7割は川べりにある>

オクイシュージという人の舞台を観に行ってきた。

彼は「パーマネントモンキース」(今日の相方ちゃんいわく、「パマ猿」)という演劇ユニットをやっていたらしいのだが、既に活動しておらず、相方ちゃんがそのオクイ氏作・演出・出演の舞台を発見しちゃい、どーしても観たいといふのだ。
ゆえに、付き合いのつもりだった。
シモキタ(いや、シモキタを偏見の目で見てるわけじゃないんだけど。好きだから舞台以外でもよく行くし。)だし、なんだか怪しげだし、そもそもあたしはオクイ氏知らないし。

彼女は、大学1年生の時に運命的に出会った友人で私に観劇の楽しさを教えてくれちゃった人。
だから、彼女の高校生のときからのお気に入りも見ておくべきではある、うん。

内容はというと、芝居というかコントというか…。
いや、芝居なのだろう。
だけど、大きな流れで一つの舞台を構成しているわけではなく、細かい芝居がいくつも連なっていて、役者達が自分達のやりたいことをやっている感じ。
ある意味ルール違反といえばルール違反である、「他人のネタで舞台上で役者自身が笑ってしまう」なんてのもやりたい放題。

<胃カメラは飲むのが大変なんじゃない。出すのが大変なんだ。>

激しく同意。お〜きく頷いてしまった。

開演してすぐは何が面白いのかわからず、失笑…。
役者同士で笑うな〜〜、みたいな。
四季だったら絶対にありえない。
また、怪しい感じだからいつ客いじり入るかと妙な緊張感。
隣だけがちょうどぽっかり空席だったし。
(結局何もなかったけど)
しかし、気付いたらよく笑ってた、あたし。
大爆笑っていうのはないんだけどよく笑った。

総じて面白かった。
衣装もおしゃれでよかった。
衣装はね、特によく見てしまうのです。