2006年11月29日

突然お誘い有。
観たい!とは思っていたのですが、物入りだったので、諦めていたところへのお誘い。
いやー、ありがたい。

◆公演地◆
新宿コマ劇場

◆内容◆
舞台はずっと先の未来の地球。
コンピュータが支配する世の中になっていて、子供たちはみんな画一的で、個性はない。
ロックは封印され、支配者が好きな音楽だけがダウンロードを許されていた。
楽器を使用することは許されず、新たな音楽を生み出すことはできなかった。
しかし、そんな中でも、「ボヘミアン」と呼ばれる人々は、過去の偉大なミュージシャンたちを尊敬し、また、いつか、自分たちにもそんな音楽が作れることを願っていた。。。
ある日、自らをガリレオと名乗る男が現れた。
彼は、頭の中に過去の偉大なミュージシャンの音楽が湧き出てくる。
この男は自分たちが求めていた救世主かもしれない。
しかし、支配者は、ボヘミアンのアジトを見つけてしまい。。。

◆感想◆
全曲QUEEN。
フレディ・マーキュリーをリスペクトするようなシーンもあり。
思わずほろっとしそうになったり。

思いっきり楽しんじゃったもん勝ち!って感じの舞台です。
何しろ、QUEENの名曲たちが大音量で奏でられる。
そして、重厚感のある歌の数々。
ロックコンサートを見ているような感もあり、でも、ミュージカル。
ジュークボックスミュージカルってのはこういうのか〜と。
このWWRYは、歌を台詞の代わりとしてではなく、そのときの感情を表すものとして使っているように思います。
わかんないけどね、英語を完全に理解しているわけじゃないし、QUEENの曲を全部知っているわけでもないから。
二幕の残り三分の一くらいはカーテンコール、というかアンコールですね。
往年のQUEENの名曲がこれでもかと出てきます。
客席からも歌が聞こえてきます。
私も、知ってる歌は一緒に歌っちゃったりして。

東京にいるせいで、私は基本、ご当地ネタには出会えません。
東京以外の都市で観たとて、その土地の住民ではないので、素通りしちゃうことも多い。
まぁ、四季は元々ご当地ネタは稀少だけどね。
LKぐらいじゃないかな。
でも、WWRYは、イギリス産なので、彼らにとっては、地方巡業みたいなもんなんだろうね。
なんか、嬉しいもんですねー。
日本のみんな、東京のみんな、新宿のみんなにやってるんだぞ、という感じ。
ライブなんかで、東京べいべー!とか言っちゃうあれに近いかな。
細かいネタについては、ここに書いてしまうとネタばれになってしまうので、そのうち、自分のサイトの観劇記録にこっそりUPすることにします。

英語が割と聞き取りやすくて、だから、主役二人の台詞はなるべく字幕を見ないようにしてた。
字幕見ちゃうと、役者を見られなくなるから。
見る場合は、ちら見。
いつか、ブロードウェイに本場のミュージカルを観に行く日のために、今から英語での上演に慣れておかなくては!

少し気になったこと。
このミュージカルは、ロンドンのウエストエンドで幕を開けているらしいのだけれど、出ている役者は、オーストラリアンなのよね。
オーストラリアクルーが、ツアーをしているってことなのかな?
いずれにしても、私にとっては非常に新鮮で、また、楽しい舞台でした♪
日本語には日本語のよさがあって、日本語のミュージカルもいいけど、英語はもっとすごい!と思っちゃいました。