2006年6月27日
定時にきっかりPCを落としきってダッシュで初台まで行ってきた。
今回ほどぎりぎりのことはないね。
なかなかにどきどきでした。
◆内容◆
ロンドン初演。
「マンマ・ミーア!」のようなジュークボックス・ミュージカルです。
使われていた曲は全曲マッドネスの曲だとか。
チラシのイメージと内容が全然違っていてびっくりしました。
さて、改めて内容。
高校生のジョーは16歳の誕生日を迎える。
しかし、その日、ある事件をきっかけに、ジョーは二つの人格にわかれ、逃げることで得た人生(黒)、逃げないことで得た人生(白)に人格が別れる。
それぞれの人生を見せながら舞台は進行する。
人生は紆余曲折を繰り返すが、最後に笑えるのはどっちのジョー?
◆感想◆
中川晃教がかわいかった。
あの髪型はかなりグーですね。
遠目には高校生に見えたよ。
白黒のジョーをうまく演じ分けていたと思います。
(なんだか生意気な発言ですね。。。)
いや、でも、歌声も白と黒できっちり差が出ていてよかったですよ、ほんと。
舞台は一幕で判断してはならんということがわかる舞台でした。
つまり、一幕はわたし的には…。
四季のミュージカルに慣れているせいか、いまいちこういうのに乗り切れなかったのだ。
なんだかアウェイな感じ。
しかし、二幕はよかった。
ぶっちゃけ、一幕の倍くらい。
特に傘を持って踊るシーンはかなり好きだった。
白と黒で同じ事象でも感じ方が変わるというのがよくわかるしね。
最後はスタンディング・オベーションでした。
気になったのは役者さんの使い方。
なんだかもったいないなぁ、と思った。
初代シンバ坂元さん、見せ場なさすぎじゃないかしら。
四季を出てやりたかったことってそれだったのかなぁ?とやや疑問。
それに比べて、池田成志さんはインパクトあった。
どう見ても高校生の役は無理があるんだけど、こういうもんなんだ!と言い切ってる感じ?
ロンドン公演でどういう役者が出ていたかはわからないけど、リアルな年令の人たちで見たいかなぁ、これは。
役者の実年例との差が面白いのかもしれないけど。
そうだ、そうだ!
中野の順ちゃん(中野順一朗さん)相変わらず、不思議なお声で。
むかーしむかし「ALBATOROSS」という演劇ユニットの舞台に出ていた頃、何度も拝見しました。
大きな舞台に立っているところを見るのは初めてで。
ちょこっとだったけど、台詞もソロもあってよかった。
◆新国立劇場について◆
幕間に、帰り方の案内とか駐車場の案内が放送されるとこがものすごく気になる。
っていうか、かなり、どうかと思う。
興醒めだよ。。。
というわけで、おしまい。