剪定に関する知識を高める。雨天のため室内で講師の話を聞く。
研修内容
・多治見市の緑の考え方(第5次総合計画より)
管理費の削減や、ボリュームのある緑を推進する(風の道構想)
不必要な剪定などは極力避け、緑化空間のある樹木は自然樹形で管理する
・市民から見た緑の考え方
緑が重要と考える市民→切りすぎると苦情が来る
どちらでもorいらないと考える市民→落ち葉や害虫等の苦情が来る
・公共施設の樹木管理
樹木管理は維持管理費が必要(維持→剪定、肥料、害虫駆除、樹木観察)
樹木1本の維持管理でも、市民1人1人の捉え方の違いを認識
必要最低限の維持管理を心がける(自然樹形で台風等で倒れるようでは×)
卒業記念などの人との関わりのある樹木に注意する
・管理方法
1.剪定(目的→維持管理、景観、危険回避)
整枝剪定(人工樹形)、樹形を整える。完成した樹形又は、新たに作る樹形のため又は、危険防止のための不要枝を切除すること
2.害虫
公共施設の樹木害虫は、樹木を保護するための防除と児童生徒に害を及ぼす害虫がいる場合を想定。低毒性の農薬であっても、散布者及び施設の利用者への安全配慮は絶対に怠らないこと(樹木観察をし、早期発見で駆除したい。帰化能力があり、翌年も現れる)
3.肥料
肥料の時期
<お礼肥>花が咲き終わった時に <寒肥>春に向けて花のため。リンを多めで
肥料の効能→チッソ(N)木の幹 リン酸(P)葉や花 カリ(K)根
研修を終えて:
市民と直接触れる機会のある講師の方の話には、なるほどと納得しました。学校も公共施設で広い敷地での管理のため、なるべく自然樹形の管理が望ましいという話でしたが、学校内の施設管理は、学校長の方針が最優先です。もちろん学校長が、児童・生徒を最優先に考えて見えるからです。そのために校務員は『報告・連絡・相談』が大事であると再認識しました。