「虹は円い」をたしかめる       menuへ   
 飛行機から虹をみると円い形に見えると言います。最近は、ジェット機が多く高度1万mあたりをマッハ1くらいで飛ぶのでスピードアップした分、速く虹が過ぎ去り、また、飛行高度が高くなった分、虹のみかけの大きさが小さくなり、見逃すことが多いとか。                                   
虹が本来円形なら、飛行機に乗らなくても地上でも円い形が見えないだろうか

実験1

人工の虹をつくる

(1)太陽を背にし、ホースで水をまき、虹を作ってみる。

2)虹ができたら虹のアーチに沿って散水ホースをゆっくりまわし

 虹の形をたどる。

結果 

虹のかたちは、半円らしいとまで探れました。

考察

虹の下半分ぐらいは、地面となって消えています。もっと背の高い虹をつくれば下の部分が立ち上がってよく見え、円い形の虹になるのではと思います。太陽光の角度が低いとき、虹をつくればもっと背の高い虹ができるだろう。それには、朝日や夕日の時に試せばよいと考えました。               

丸い虹づくりに挑戦!

実験2 

夏の夕方4時頃、まだ輝いている太陽の光線を背にホースをまわして散水し、虹を作ってみた。

結果

虹はかなり立ち上がって見え、そのアーチをたどっていくとほぼ円形になっている虹を確かめることができました。(円形の虹の最下部だけは一部、自分の影で欠けてはいるが、)同様に朝日で試しても円い虹が確かめられました。日差しの強力な夏の晴天の日の出1時間後位、または日没2時間前ごろが適しているようです。     

考察 

太陽光と虹のできる関係は、下図のようになります。

                                                               
 太陽光の反射したものが42度の角度のところで目にはいると虹に見えます。従って太陽光の入射角が低いほどできる虹が立ち上がって高く見えます。夕立後にできる虹ほど良く目に付くのはそんなわけでしょう。子ども達と霧吹きを使って実験してみました。ある子は、霧を吹きながら霧吹きを回すと虹が円形にたどれて「本当に円くなっている。」と叫びました。人工虹は小さく作れるので、こうしてその形の円さが目で見て確かめられますが、自然の虹は大きいため地上からでは、決して円形全体を見ることはできません。でも高層ビルから虹を見たら円形のかなりの部分がみえるのではないでしょうか。ランドマークタワーの上から見たらどうでしょう。いろいろ円い虹等実験された方や上空からの円い虹の目撃情報をお持ちの方は、ぜひEメールでお知らせください。2000.4 記    

  寄せられた円虹の写真&サイトの紹介 (ご提供有り難うございました)

宮崎県 喜島様より  
           機上からの貴重な写真、虹の中央に機影が映っている。


神奈川県 高橋様より ドイツの美しい円い虹 ←ここをクリック 

                                      

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