誰でも思わず笑っちゃう 静電ブランコ  menuへ

 冬になるとピリッときていやな静電気、でも、これを使ってこんな愉快なブランコができます。小さく振れて上品に鳴ったり、踊るように振れて忙しい音を出したりと子どもだけでなく大人にも面白いブランコです。人が代わったり、その日の湿度のちがいがあったりしてもブランコの音が違います。また、静電気コップをつけると溜めてある静電気がなくなるまで鳴り響き揺れ続けます。リサイクル空き缶と発泡スチロールを使って簡単にできます。科学コーナーや廊下に展示して置くと学校が楽しくなります。
 
作り方
1 空き缶二個を用意して向かい合った面の表面を紙やすりで磨き、あいだ1cmくらいあけて発泡スチロール台の上に固定して立てる。(台はできるだけ高くする)

2 空き缶の上に絶縁棒を渡し(プラスチック棒、ガラス棒等)中央から糸をつけて金属の小さいおもりを下げる。

3 布と塩化ビニール管を用意する。または、静電気コップを用意する。これで完成。(静電気コップは、プラスチックコップ2つを用意し、それぞれの外側にアルミホイルを貼って二つのコップを差し込んで組み合わせ電極をつけて静電気がたまるようにしたもの。ライデンビンのようなものです。)

 

動かす時の注意点

 

 始め片方の空き缶に静電気がたまるまで集中して3〜5回くらい繰りかえし試みる。塩化ビニール管を布等でこする際、静電気を逃さない様、管の先端から中央部分に手を触れないようにする。布も手許へ引き抜くようにはずす。良く動かない時は残る缶にアースをつけるか、手で触れるかしてマイナス静電気を逃がしてやると良い。静電気コップを使う時は、接続してから充電し、ブランコが動き出してからもしばらく充電をつづけると長く動きます。

静電気コップをつないだ静電気ブランコ

2000.5 記

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