![]() 久々にサイトリニューアル。
ところで、こういう日記ってもっと頻繁に更新したほうが嬉しいですか? もちろん好きなページに行って更新されているのは楽しいんだけど、あまりにもクダラナすぎる内容の日記は困ります。やっぱり自分としては、ひとつの事項について深く掘り下げているスタイルの文章が理想的だと思うんですよ。 ちまたではニュースサイトが流行っているらしくて、リンクをたくさん集めて簡単なコメントをつければお手軽ヒットサイトのハイ出来上がり…という寸法らしいけど、やっぱりひとつのニュースに対して深く考えることは重要だと思うんですよね。リンクの自動取得なんてロボットでもできるんだから、その先の何をやるか・どんなリアクションを取るか…に管理人の腕が試される。 そういう意味で某バーチャルネットアイドルはスゴいですよね。もちろん、マイナーなゲームとか漫画の知識に関してちゆ12歳よりもずっと詳しい人はたくさんいますし、げんに自分もそういう人を何人か知っています。でも重要なのは知識じゃなくて、そのアタマから導き出されるコメント。コイツこそが人間を人間たらしめているものなのですよ。ネット社会が進むにつれて、じつはこういった主観性や独自性が希薄になりつつあるのではないでしょうか。
ちゆ12歳といえば、最近ではネット以外のメディアでも活躍していますがこういうスタイルの活動ってどうなんでしょうね。基本的に、ちゆ12歳の魅力っていうのはカウンターカルチャーであることだと思うんです。えー、つまりメインカルチャーに対してのカウンターカルチャー、マイナーだから面白い、アングラっぽいダークなイメージがあるから面白い、etc…。 ネットで人気があるから雑誌でも起用しようというのはいいかもしれないけど、ちゆ12歳の魅力がカウンターカルチャー…それが単にメインカルチャーの裏をかくから面白いだけ…というのでは、それがメインカルチャーにのし上がったときやっていけるわけがないんですよね。なぜなら自分自身がメインカルチャーで、ちゆ12歳にとっての叩かれるべき相手だから。 …とか言ってますが、べつにオレはちゆ12歳がキライなわけではありません。 たとえば同人とかアマチュアで活動している好きな人がいて、その人が漫画家デビューして雑誌に連載するようになったりすると、急に現実臭くなってファン熱が冷めてしまうことってないですか。 オレはありますよ。ウェブでよく見ている絵描きさんが雑誌や本のカバーを描いてたりすると、もうそれだけでげんなりします。もちろん金を取って、クライアントと打ち合わせを重ね、しかるべきクオリティの完成品を納品するのはプロとして、社会人として誉められるべき姿ではあります。自分にはとてもできそうにもありません。 でも自分が愛してたのはてきぱきと仕事をこなす○○さんじゃなくて、自由奔放にステキな絵を描く○○さんだったんだよな〜、っていうのはファンの勝手な妄想なのでしょうか。趣味としての絵描きや漫画は楽しくやれるけど、これにビジネスやらカネやら生活が絡んでくると、とたんにそれがキタナイ話に思えてきて、○○さんの描くラフ絵ひとつから日記の文章の1文字まで激しく嫌悪してしまう自分は、「アイドルはトイレなんかに行かない」と信じてやまない潔癖主義者と同類なのでしょうか。 いったいオレは何を言おうとしているのかわかりません。
最近のマイブームは出勤前にアーケードの湾岸ミッドナイトをやること。でも、ヘタに最終ステージまで進むと遅刻しちゃうんだなこれが。1コインでステージ6〜レイナ戦まではいくんだが、いかんせんアキオが倒せねえ。 「生きていくのがつらいね」とか言うと、ぜったい人から「人生は辛いことばかりじゃないんだ、だから死ぬな」とか言われそうなのであんまり言わない。でも自分の持論からいけば、人生の中で重要なのは楽しい時間よりもむしろ辛い時間だと思っているんです。 なぜなら、人間は痛みを感じることでしか生きていることを実感しないから。夢見心地な気分を味わうだけだったら、それは死んでいてもできることです。楽しい時間はあっという間に過ぎ、苦しんでいる時間はとても長く感じる…。その苦しいときこそ、まさに1分1秒をこの上なく噛みしめ、生を感じている瞬間なのではないですか? で、もうヘッドホンがボロボロなんで買い換えようと思ってます。 ヨドバシ行ったところソニーのMDR-F1というヘッドホンがあって、これまたソニーらしいヘンテコで激しくアグレッシブなヘッドホンなのでこれに決めようかと思ってます。装着してみたところ、驚くほど軽くて圧迫感がない!これなら原稿やってるときの長時間のリスニングにも耐えられそうです。価格的にもいちおー高級ヘッドホンに分類されるので音質も期待できるんじゃないでしょうか(といっても、聴くのはほとんどMP3だけなんだけどね)。 でもちょっとだけ問題がありまして。このヘッドホンはオープンエア型といって、いわゆる耳をすっぽり覆う形のタイプではないので音が外部に漏れてしまうのです(ヘッドホンなのに音が外から聞こえる、というのもなんだかおかしな話だけど…)。 そうです!つまりエロ動画コレクションを再生してるときに、いちいち音声が外に漏れてしまうんですねー。さて、これをどうしましょうか…。 最近の出来事
セブンの続編、「Venus&Braves」の全貌がオフィシャルサイトで少しずつ明らかに。 主人公が不老不死だったり、自分のチーム内のメンバー同士が恋愛したりと前作に比べてなんとヌルいことか。おまけにフルボイスによるストーリー進行もあるし、さらにCVが皆口裕子さんだったりと、ちょとこれはかなり自分の興味から外れかけている…! (でもゲームのインターフェイス部分は前作より進化していて、それはなかなかカッコイイと思った。) …でちょっと思ったんですが、確かに新しいものを否定することって簡単なんですよね。10代の子ならともかく、20の後半にもなれば本能的守りに入っちゃうっていうか…。たぶん、これはきっと作ってるスタッフの人も前作の強烈なイメージを捨てるのに相当苦労したと思うんですよ。 そういうことを考えれば何もせずに昔は良かった、とか抜かしてるよりはどんどん既存のイメージを壊して新しいものに挑戦していくほうがずっと望ましいわけでありまして。もーどんどん「ときめきモールモースの騎兵隊」とかやっちゃってくだしゃい。 (…っていうかときめきシリーズはメーカー違うだろ!) 「ヒカルの碁」を読んでる。ホント単純に、絵がキレイだからおもしろいよね。漫画のテンポ的には、少年漫画というよりもむしろ青年誌のそれに通じるものがあるんじゃないかなー。キャラの人気だと主人公のヒカルが一番なんだろうか?オレはむしろライバルの塔矢のほうがすき。戦闘モードの表情と、くつろいで普通の少年に戻ってる表情のギャップがかわいいな。 あとバカ真面目なところとか。 これが代わりに能条純一が描いてたらもっとキャラがエロエロになって、対局中に血ヘド吐いたり、失禁したり、射精したり、チンポから血を噴出したり、サイボーグになって戦ったり、最後は塔矢が負けて廃人同然になっちゃったりする展開なんだろうけど…、まあ少年漫画じゃそういう展開は望めないっすよね。 「対象物をマンガ絵として模写する場合、写実性や正確性はさほど重要ではなく、 Henlyさんにもらったjthpネームプレート。 自分より上の世代の人が考えてることって何となくわかるんだけど、下の世代となるとまったく何を感じ考えているのかワカラナイ。たとえば自分たちの世代だったら子供時代に「レイダース」とか「天空の城ラピュタ」とかの映画にすごく興奮したものだけど、下の世代だったらどういう映画とか本に熱中したんだろう? まあもちろん未だにラピュタを超える映画が出てこないのも問題だし、未だに世間がラピュタを持ち上げ続けているのも気持ち悪い。しかもそれよりずっと前の、カリオストロの城とかひっぱりだしてくる輩もいたりするから困ったもんだ。
そのかわりダンジョンシージ(前回の日記参照)をずっとやってて、ほんとうにこのゲームだけが自分と現実世界をつなぐものだった。で先日やっとクリアしたからもうこのゲームとは卒業。ゲームスタート時、ほんの一介の市民だったJohn君は今や画面のとおりゴツイ鎧を身にまとい、アタマには恐ろしいボーンヘルム、そして武器にはグレネードランチャー、…とすっかり極悪君のようないでたちになってしまったのでした。 それで、トップにも一時期書いてたように頭の中ではもう次の作品が決まってるんです。今はそれに向けてまた絵の練習をしているという状態。もちろん「Idiot Preview」「Idiot Kids」の、ラッシュとアッシュの話のシリーズもいずれは描こうとは思っているけど、単純に続けてシリーズモノを描くという考えは最初からありませんでしたね。自分のプランでいけば、3作目に当たる次の話は50〜60ページぐらいのボリュームになってしまうから(笑)。 で、もちろんその3作目が終われば次のエピソードへ…と行くんだけど、そんなふうにいつまでも同じコトをやってたらきりがない。一体この話はいつまで描けばいいんだ!?というふうになってしまう(加えて作者自身ひじょうに飽きやすいので)。だからこの次のエピソード3でラッシュとアッシュのお話はひとまずおしまい、とゆーことで(じつはエピソード3でもぜんぜん完結しないんだけどね)。 それにさ、最近になってこのサークルを知ったという人もいるじゃないですか。オレのスタンスとしては、自分の世界観を広く浅く、という感じにしたいんですよ。初めて読んだ人でも楽しめるような雰囲気と、初期から読んでいる人のみがわかるマニアックな世界観と。 具体的に言えば今までの作品の世界観が新作のディテールに使われているといったところかな…前回の「Idiot Preview」には「Fatman and the Slimgirl(01年5月発行)」、そして今度の「Idiot Kids」には「カイガラの国の物語(02年05月発行)」の設定がちょっとだけ出てくる。そう、こんどはカイガラの国のアルベルト・バルザルムが神話として語り継がれている時代のお話だ! (ちなみにバルザルムの名前はエイフェックス・ツインの楽曲「Alberto Balsalm」から来てるんだけど…ちょっとわかりづらいか!?) …とまあ、そんな感じで最近は久しぶりに絵を描きまくっているわけです。
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