今日も歯医者に行ってきた。最近は家と会社と歯医者の往復ばっかりだ。

 マイクロソフト製のPCキーボードが気になる。ログオンのボタンとか、スクロールのホイールとか、その他いろいろなキーがいっぱいついているやつだ。やっぱりあれは便利なんだろうか。


今日の日記

 歯を入れた。銀歯。銀歯を入れるのは初めてだ。まださっき入れたばっかりだからそうなのかもしれないけど、無意識に歯をかみ合わせたり、ものを食べたりするときに違和感がある。かみ合わせはちゃんとあっているはずなのに、ガチガチ銀歯が当たっているような、そういう不快感なんだけど、ちょっと考えてみてわかった。

 そう、銀歯には神経が通ってないから、かみ合わせても「歯がかみ合った」と歯が感じないのだ。だから違和感や不快感を感じる。やっぱり生身の歯ってすごいんだなあと思った。君たち、歯は大事にしなさいよ。

 

今日の日記・2

 まあ最近は猫も杓子もブログといった雰囲気なんだけど、その中で自分はgooの提供するgooブログを使ってる(jthpじゃなくて、別件なんだけど)。で、このgooブログはブログ内で使える画像の容量が3G(3000MBだよ、3000MB!)もあって、このケタの相違にちょっと驚いている。そうだなー、3000MBもあったら毎日日記絵を描いても200〜300年ぐらいは使えそうだよな〜、とうらやましくなりました。

 最近のネット絵描きの事情ってわからないんですけど、こういう背景も手伝ってblogスタイルにしている人も多いのかしらん。


 PCの前に座って模写ばっかりやってます。酒でも飲みながら。こーいうのはほとんどペンで一発描きです。ポテチとかをつまみにしながら。頭をからっぽにする感じで、ほとんど何も考えてませんね。音楽とかを聴きながら。


近読んだ本:「前日島」/ウンベルト・エーコ著

 海洋学・天文学・自然科学・神学…、ありとあらゆるジャンルが「広く深く」詰め込まれたエーコの最新刊。じつはエーコの著作は「フーコーの振り子」を以前読んだことがあったんだけど、あまりに複雑すぎて途中で投げ出してしまったのだ。ネットの評判からするとこっち(島)のほうが読みやすくておすすめ、ということだったので図書館で借りてきて読んでみた。

 物語の舞台は単純だ。主人公・ロベルトが漂流の末にたどり着いた無人船「ダフネ」、そしてダフネを挟み込むように位置している二つの島。と、ここまで書くとなんだか無人島での生活を描くサバイバルものを予想するが、実際はそういう小説ではないのだ。…っていうか、ラストになってもロベルトがダフネを降りて島に行き届いた描写もないし、いったい上下巻あわせて700ページ近くも何やってたんだよ!と、いえば、ただ主人公のロベルト君が延々と回想を続けてウジウジしていたのだ。

 

 ロベルトがなぜ航海に出ることになったのか、ロベルトの生い立ち、ロベルトの社交界での振る舞い、ロベルトの恋、挫折…。なかでも、こうして不幸な目にあっているのはロベルトの実在しない兄・フェッランテのせいなんだ!と彼は思い込むようになり、彼は心の中にフェッランテという虚像を作り出すのだ。ラストはロベルトの手によるこの遭難劇のサイドストーリーが展開され、彼はそこに救いを見出す。

 この小説のあとがきで作者自ら「果たしてロベルトは『島』にたどり着けたのか?」と自問しているが、実際にたどり着くことはできなかったと思う(たぶん、誰もがそう思うだろう)。まず、ダフネには救命艇などの小船はなく(その理由は徐々に明かされる)、泳いで行くにも、潮の流れが急で外海に流されてしまう危険性もあるし、「島」のまわりには広大な珊瑚礁が広がっていて脚を怪我してしまう。もちろん毒を持った生物もいるから、気を抜くこともできない。(とかいいながらもロベルト君は途中、毒にやられて苦しむハメになるのだが…)

 

 そして何よりも、この本のタイトルにもなっている「前日島」だ。じつはダフネと「島」の間には日付変更線が横たわっており、「島」にたどり着くことができれば、彼は一日前の世界に行くことができる。(ここからは多少神学が絡むことになるが、)ユダはキリストを救うことができるし、その他諸々、彼は世界で初めて人類の領域を超えて過去の世界に行く人間になれるのだ。

 しかし流れる時間の中で、過去に遡ることは不可能なこと。それは神ですら許されないのだ。かくしてその『島』はロベルトにとってのあこがれであり続け、到達することのできない真実、理想(、あるいは現実、なのかもしれない)。

 

 …と、ここまで書いたところですごくネタバレになったような気がしました。これを読んでから本編を読むとすごく損した気分になるでしょうが、それ以上にエーコの作り上げた精密で深遠な「ダフネ」と「ロベルトの世界」はすばらしく、ときにはあまりもの知識の洪水に溺れてしまうかもしれません(じっさい、『鳩』の章は窒息しそうになるほど…)。全編読むと、なかなか頭が良くなったような気分になれる1冊です。むちゃくちゃハードな本ですが、ある意味、おすすめ。


 あけましておめでとうございます。

 去年は別プロジェクトで2冊出したんですけど、今年こそは出したいですね…jthpの同人誌。今描いてる作品はデータが半分ぐらい消えちゃったんでもっかい作り中です(かなりきまぐれペースで)。

 まだしばらくは朝起きて会社行って帰ってきてご飯ペチャクチャ食べて寝るだけで終わりそうな感じ。


 金がないとなんとなく不安になるし、かといって財布に金があっても不安になる。そういうのっていわゆる貧乏性なんですか!?最近になってまた、あらゆることが不安に思えて仕方なくなってきたよ。

 それと、最近オフは歯医者に行ってます。歯なんてとっくのとうに欠けてなくなっているんだけど、なぜか急に痛み出して。歯を抜く時って麻酔をしているからそんなに痛くはないんだけど、脳に近いところでガリガリやってるもんだから精神的ダメージがでかい。

 と、まあそんな感じの近況です。冬コミはもしかしたら受かって行けるかなと思ったけど、どこかの記入漏れで落ちました。たぶんもう仕事の都合とかでコミケには出られないだろうなあ(なぜなら同僚がコミケ休みを取るから)。以上。


 エースコンバットは後半から涙が止まらない展開。な、なんつーものを作ってくれるんだナムコは!とりあえず1周クリアしたところで止まってるけど、ゲームとしてはこれからが本番だ。よーし、全機体コンプリート目指すぞー!

 2chの情報筋によれば、サントラの発売は12月22日とのこと。


・燃料

 昔はリプトンのミルクティーとじゃがりことウイダーインゼリーが燃料だったんだけど、今はジャスコの100円のソースカツとカロリ(桃味)が燃料。なんだかおっさんくさいセレクション。

 でも昔も今も烏龍茶だけは愛飲していて、はっきり言って烏龍茶がオレの燃料ではあるのだが烏龍茶自体は0Kcalなので厳密には燃料にはならないのだ。どちらかってゆーと体を循環するオイル、みたいなもんだな。

・シーラちゃん

 腰をふりふり、かわいいよシーラちゃん。そんなことしたらシーラちゃん好きになっちゃうじゃないか!あくまでオレはアルスちゃんを応援したいんだよー!


 最近何やってるんでしょうね、オレ。…いや、ちゃんと生きてますよ?

 

 そういえばプラネテスは面白いね。これはコミックが原作なんだけど、アニメを見てから漫画のほうをみると、すごく驚く。「よくこんな原作のモチーフをいろいろ使いながら、まったく新しいものに再構成できるなあ」って。やっぱり第三者から自分が作ったシナリオを冷静に見ると、色々とわかるものなのかな。

 アニメのほうも感動する出来なんだけど、漫画のほうも世界観が分厚くて興味深い。文学からの引用を使ったり、こまごまキッチリと描かれたメカ群やストーリーの作り方など、ああやっぱり凄いよな、違うよなって感心させられちゃう。

 そしてふと、こうやって物語を分解して分析してみたり、細かいディテールに注目してみたりする観賞の仕方っていかにもオタクだよな〜、ということにも気付いたりもする。そういう方法の見方でも十分面白い、それだけ分厚く作られた作品だってことですよネ。

 うん、プラネテスは普通の人から超オタクまで万人にオススメできる作品だね。


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