2000年5月の日記

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5月31日(水) 仕事を上がって帰ろうとしたら、名古屋地区1号店のM君が、遊びに来てくれた。私は元々1号店の出身なので、一緒に働いていたこともあるし、ものすごく勉強熱心で、仕事に対する情熱も並々ならぬいいやつなのである。飯を食いに行こうということになったが、彼は酒を1滴も飲めないので、”ココ壱番屋”でカレーを食べることにした。名駅付近といえば、8時を回ると飲み屋以外の店は、ほとんど閉店してしまうのだ。カウンター席しか空いていなかったので、早々にカレーを食べ終え、その後ドトールに行ってお茶しながら閉店まで喋っていた。M君とは実に気が合う。最近良かったCDのこと、長岡鉄男氏が亡くなられたこと・・・彼は熱狂的な長岡ファンだった。かなりの数の著書も所蔵しているという。オーディオ・マニアの時代は、終焉を迎えたのかもしれない。ステレオ装置のほとんどが、オール・イン・ワン(一体型)になってしまった。ミニ・コンポという名称だけが残っていて、コンポーネント(単品)が、ひとつのステイタスだったことを物語っている。スピーカーの神話と呼ばれたダイヤトーン(三菱)もオーディオ部門から撤退してしまった。兵器と、スピーカーにかけては最先端の技術を誇っていたのである。妙な取り合わせだけど・・・。(笑)

 11時頃家に帰ってきて、宮部みゆきの「夢にも思わない」を読了した。途中で止められなくなってしまって、空が白んできていた。朝の4時になっていた。(笑)結末は”夢にも思わない”ほど哀しく残酷だった。犯人が・・・ではない。主人公の雅男クンが・・・だ。肝心の犯人は、ストーリー半ば、警察の捜査により割り出されてしまっていた。ミステリー自体はあっけない幕切れ。犯人は組織の手によって殺され、放っておいても大団円になるはずだった。大好きなクドウさんのために、この事件について深く突っ込みすぎた政男クンが知ってしまったのは、彼女の冒した小さな小さなミス。それも脅されて仕方なかったこと。責められるようことは何もしていないはずなのに・・・これが他の誰かだったら、同性の友達だったら、それを許すことができただろう。しかし恋は盲目だ。”好きだからこそ信じられなくなってしまう”。翌日からまた学校では、いつもと変わらない日常があるんだろうけれど、傷ついてしまった心と心はもう戻らない。(悲)

 ストーリーの途中には、この世でいちばん美しいとも思えるシーンが幾つもあって、思わず何度も何度も読み返してしまった。誰もが一度は経験する甘酸っぱい気持ちを、残酷な結末として用意していた宮部みゆきという人は恐ろしい。好き嫌いもあると思うけど、まだ読んでない人は、一度読まれるとよいでしょう。私的にお薦め。(^^)前半戦である、「今夜は眠れない」からどうぞ。(^^)


5月30日(火) 朝早くから1本の電話。大阪のNDインターナショナルからだ。「オクタヴィア・レコードの返品が、間違ってウチに来てまっせ!」(^^+だ〜っ!またしてもS君の仕業だ!昨日、返品処理した2つのメーカー。佐川の伝票を間違って発送したな!(^^;入社5年目にして、この仕事レヴェルの低さ。というか、もういい・・・君が日記に出演するのは、今回で最後だよ。勝手に決めて悪いけどさ。(笑)酒が不味くなる。じゃなくて、日記が暗くなってしまう。(^^;発想を180度転換して、見てくれる人に楽しんでもらえる日記を作りたいと思った。そのほうが自分にとっても、プラスになるはずだから。そのためには、自分でも努力していかなければいけないし、人生は楽しく生きていかなければね。(^^)

 というわけで、仕事帰りに松坂屋の地下、三省堂書店で本を漁っていた。5月15日の日記に登場した、宮部みゆきの「今夜は眠れない」が、文庫本になっているのを発見!(中公文庫)しかも、ページの隅にはパラパラ・マンガのおまけが付いているのだよ。(^^)そしてもう1冊。同じく宮部みゆきの「夢にも思わない」(これも中公文庫)も購入。(^^)実は、「今夜は眠れない」の続編だったのだ。(^^)前回同様、雅男&島崎の中学生コンビが事件を解決していく。(以下、カバー裏のダイジェストより引用)

 「秋の夜、下町の庭園での虫聞きの会で殺人事件が。殺されたのは、僕の同級生のクドウさんの従姉だった。被害者には少女売春組織とのかかわりがあったらしい。無責任な噂があとを絶たず、クドウさんも沈みがち。大好きな彼女のために、僕は親友の島崎と真相究明に乗り出した・・・」(^^)今、半分くらい読んだところ。やはり面白いなあ。(^^)

 話は変わるが、オーディオ評論家の長岡鉄男氏が亡くなられた。オーディオ評論家というのは、贅沢な装置を並べ立てて、どーたらこーたら文句を付けるだけのうさんくさい連中なのだが、この人だけは別格だった。贅沢は敵であるという潔い心の持ち主。本物の音を追求するために、日夜、スピーカー工作に明け暮れ、作っては壊し、作っては壊し・・・彼の設計したスピーカーは、低コストで製作でき、腰が抜けるくらいすばらしい音がしていた。ご冥福をお祈りいたします。

 最後に、本日のセブンティーン・アイスは焼きプリンでした。(^^)


5月29日(月) 今日の昼食は、メルサ食堂街にある卵料理専門店”卵とわたし”でオムライスを食べた。これは普通のオムライスなんだけど、卵焼きって、カリカリに焼いても美味しくない。端がちょっと半熟になってるくらいの火加減でできてるから、チキン・ライスと溶け合うんだよなあ。(^^)この店に入るのは久しぶりだった。時間帯が遅いので、客は私1人だったが、ちょうどバイトの面接が行われていた。(ここから脱線)職場でもよく、バイトの面接に立ち会うけど、今の若い人たちの感覚は解らない。(^^;まず、履歴書の字が汚い。もそもそと喋る人が多い。「はい」という返事ができない。本当にこの職場で働きたいのか?はっきりしない。20人面接して、候補に残るのは2、3人だ。私たちの年代は、こう教育されてきた。履歴書に誤字脱字は許されない。黒のペンで間違えないように書く。(自信がないときは下書きをする。)面接は第一印象が肝心だから、はきはきと、この職場で働きたいという気持ちをアピールする。服装は自由だが、ある程度整った恰好で出向くべき。といった具合だ。基本的なことだと思うんだけど、何でかな?できてない人が多いんだよなあ。(苦笑)


5月28日(日) またしても食べ物の記録。(笑)これじゃ惣一郎さんの日記じゃないか。(「めぞん一刻」)今日は三井ビル地下街の、スパゲッティ・ハウス”いためん亭”に入った。昨日の”ミュンヘン”の帰りにチェックしておいたのだ。まだ新しいみたいだけど、いつ頃オープンしたのだろう。メニューの写真は、典型的な名古屋のあんかけパスタだ。席数は15席といったところか?小さなお店。実は、ここから2分も歩かない場所に”チャオ”があるから、経営はさぞかし大変だろう。さて、味の方は?というと、ソースは”チャオ”よりもスパイスが効いていて濃厚。微妙な味わいだが、パスタも歯応えがいい。「これは”チャオ”よりも、本家の”ヨコイ”に近い味だ」などと考えていたら、厨房の2人の店員が雑談をはじめた。カウンター席に座っている私には筒抜けだ。以下、人間テープ・レコーダーとなって、その話に聞き入った。

 この店もオープンした当初は、大変だったという。なぜ大変だったのか?経営者は、最初、本家”ヨコイのスパゲッティ”のチェーン店として、この店を”プチ・ヨコイ名駅店”としてスタートさせる予定だったのだ。ところが、プライドの高いヨコイ社長から、あれこれと細かい難クセを付けられて、決裂してしまったのだという。結局、開店直前に店の看板は、現在の名前に変えられてしまった。ところが開店祝いの客寄せとして、配布したお食事券には、すでに”ヨコイ”の文字が印刷されていたのだ。お客さんは、地図を見ながらこの場所にやってきたものの、”ヨコイ”の店が無いのでとまどってしまう。分からないものだから、”ヨコイ”の本店に、電話での問い合わせが殺到する。火に油を注ぐこととなった。最終的には、開店からしばらくの間、メニューを、サービス・メニューの4種類に限定する、ということで和解したそうだか、相当やりにくかったであろう。(現在はすべてのメニューがある。)傍で聞いていただけなんだけど、何だか同情してしまった。(涙もろい)そんな事情だから、とりあえずパスタは美味い。しかし、このご時世、ノーブランドで生きていくのは、大変なのよ。しょうがないので、私たちで応援しよう。話のネタにでも、一度は入ってみることをお薦めする。(^^)


5月27日(土) 今日は朝から雨。そろそろ梅雨入りかな?通勤には困るけど、この時期しっかり降ってもらわなければ、真夏に水不足はごめんだよ。(^^;会社に着くと、机の上にメモ書きがあった。「ねもさんごめんなさい。ナカリヤコフの件、完全に忘れてました。」先日、ポカをやったS君は、有給休暇を取っていたのだった。へっ!かわいーじゃねえか。ま、今回限りは許してやるとすっか。(寛大)でもまた君は、忘れるんだろうな。(^^;忘れんように、受注が終わったらすぐに、請求書を起こしてくれよ。ああ情けない。(^^;

 休憩時間、ローソンへ電話料金の振り込みに行く。雨は降りやまず、傘を持たずに出てきたので、すっかり濡れてしまった。土曜日ということもあってか、午後の遅い時間にもかかわらず、”ミュンヘン”では、ランチ・メニューが用意されていた。”カレー・セット”は、ボリュームたっぷりで大満足。高級レストランより、気軽に美味しく食べられる大衆レストランの方が好きだ。店内は、ビールで酔っ払ったサラリーマンが大勢いて、けっこう騒がしかった。

 帰宅途中、上飯田の駅には、セブンティーン・アイスの自販機が置いてある。本日は抹茶アイス。って、日記は、開設2週目にして、すでに食べ物の記録となりつつある。そこで見ている君っ!他人ごとじゃないでしょう?(笑)


5月26日(金) 午前中は歯医者に行ってきた。本当は、先々週に予約を入れてあったのだけれど、ホームページを開設した徹夜明けで、すっかり忘れていたのだった。(^^;仮止めされていた冠を、固定してもらった。この医院の歯科助手さんたちは、きれいな人ばかり。(^^)って、こちらは治療代の上に固定され、大口開けているわけだから、何ともしようがないけどさ。(^^;こんなことばかり書いてていいのかな?いかんでしょう。(^^;

 さあ、更新するぞ!と、パソコンに向かったけれど、集中力がない。体調不良だな・・・腕にじんましんがうっすらと出ている。(^^;気分転換に映画館に出掛けた。コロナのスタンプ・カードが満点になっていたのだ。(^^)「マイ・ハート、マイ・ラブ」を観た。11人の男女が繰り広げる群像劇。ショーン・コネリー、アンソニー・エドワーズらの超豪華キャスト。少し前に公開された、「マグノリア」との比較が噂されていたけど、私は「マグノリア」を観損ねたのでわからない。現代劇ではあるが、70年代を想わせる美しい映像と、ジャズをベースにした美しい音楽。登場人物は、まるでゲーム盤の上で繰り広げられるチェスの駒だ。様々なエピソードが、やがて一つに繋がっていく。

 8時過ぎに家に戻ってきた。ホームページは扉だけ作ったものの、中身が詰まっていない。これじゃ更新とはいえないが、今日は根性なし。(^^;映画の部屋と音楽の部屋、早く完成させなければ。ごめんなさい!もう少し待っててね。(^^;


5月25日(木) 今日は公休日。疲れが溜まっていたのか、起きたら昼だった。1日中、CDを聴きながら、ホームページのレイアウトを更新していた。FrontPage Expressで編集する画面と、ブラウザで見る画面では、大きな差がある。直しては、確かめ、直しては、確かめの繰り返しだ。(^^;

 夕方、母がステーキ肉を買ってきた。1枚100円の激安ステーキだが、それを焼くのは私の仕事。ソースも何も用意していないので、塩と胡椒とガーリックで簡単な味付け。牛脂を引いて、肉の中心が桜色に残るくらいの焼き加減。上手く焼けた。(^^)安い肉だが、けっこう美味しかった。お腹もいっぱいになったことだし、さあ、どんどん更新するぞ!(^^)


5月24日(水) ううう、睡眠不足。夕方、常連さんがやってきて、レコード談義に花が咲いた。このお客さんとは、もう7年のお付き合いだ。もともとクラシックを聴く人ではなかったんだけど、私が薦める廉価CDを、いつも熱心に買ってくれて、今ではすっかり常連さんになってしまった。そう、値段の安いCDだって、びっくりするような掘り出し物はある。古い録音だって、デジタル顔負けの優秀録音がある。無名の演奏家だって、すばらしい音楽をつくる人がいるのだ。ほとんどの人は、それを知らずに過ごしてしまっているんだよなあ。(^^;

 明日は給料日だし、仕事は休みだから、今日は2枚のCDを買って帰ることにしよう。1枚目は、先日、映画館で見た、「もののけ姫・英語版」のサウンド・トラック盤。国内盤はもちろん徳間コミュニケーションズ発売だけど、これは輸入盤だから、MILANレーベルの発売だ。もののけ姫の歌を、米良美一ではなく、女声(英語)で聴けるのがミソ。もう1枚は、前からずっと欲しかった、「バーナード・ハーマン映画音楽集」。バーナード・ハーマンって知ってるかな?ヒッチコックの映画音楽を担当して、一躍有名になった人だよん。(^^)これも輸入盤で、SILVA SCREENというレーベルから発売されている2枚組。高くないかって?値段は1枚分なんですわ。(^^;演奏は、プラハ・シティ・フィルという共産圏のオケなんだけど、これがめっちゃ上手いんだなあ。(^^)どの雑誌にも紹介されていないし、批評家さえ知らない、ねも艦長オリジナルの推薦盤だ。(^^)休みの間に音楽コーナーをアップできるかな?(^^;


5月23日(火) 火曜日は、新譜入荷日ということになってるんだけど、荷物を取りにいったらびっくり!セルゲイ・ナカリヤコフ(天才少年トランペッター)のCDが50枚?あれ、協賛金交渉してましたっけ?ノートをひっくり返してさらにびっくり!協賛金¥30000のメモ書きが・・・このヘビののたくったような字は、S君の覚え書きだ。冗談じゃないよ、請求書が未提出じゃないか!S君の忘却力には頭が下がる。この手のミスは、今年に入ってから2度目だもんなあ。入社して何年になるんだよ。(^^;さてどうしたものか。協賛金を得るためには、美術担当に頭を下げて謝らなければならない。(何で私が謝るんだ?)(^^;もしくは協賛金を諦めてやり過ごす。(^^;0.5秒だけ考えて、電卓を取り出した。¥30000のロスを純益で補うためには、さらに50枚のCDを販売しないと得られないのだ。(CDは薄利多売なのです。)しゃあないっ、謝るかっ!(優し過ぎ)

 夕方、1本のクレーム電話。運悪く、私が出てしまった。(^^;「4時ごろそちらで買い物をしたんだが、店員の対応が悪くて腹が立った。」と苛々した声。こういうときは、冷静に対応するしかない。「お話を伺いますよ。」と聞いても、「責任者を呼べ!」の一点張り。あいにく店長も、チーフも出張で不在。「困った、俺しか、いない・・・」とは言わなかったけど、責任者不在と聞くと、先方はさらに苛つく。話を聞こうとしても、「責任者を呼べと言っとるのに、お前は話をはぐらかそうとした。」などと、さんざん悪態ついたあげく、「お前んとこはXXデパートだな、そちらに電話してやる。」結局、名前を聞いても答えず、ガチャリと電話を切られてしまった。腹立たしいけど、事後報告になると事が面倒になるので、デパートの営業部に出向いて、先に断りを入れておく。で、案の定かかってきた。(^^;事が大袈裟になってしまったため、庶務課と、店舗の間を行ったり来たり。同じ説明を何度も繰り返さなければならない。疲れた。(^^;庶務課のお偉いさんが電話に出たときには、先方もややクール・ダウンしていたそうだが、腹の立った理由というのはこういうことらしい。「欲しいCDがあって店員に尋ねたら、口頭で、「あちらにあります」と言われ、その場所に行ってみたが、欲しいCDが無かった。」・・・その場所まで誘導しなかったのは、こちらのミスだが、持ち場を離れられなかったのだろう。何といっても人が少ないのだから。ありがちなパターンだけに、従業員の特定もできないし、事実かどうかさえも疑わしい。そもそも、些細な不満を家に持ち帰り、わざわざ思い出したように電話をかけてくるということが、あまり普通とは言えないのだ。(^^;結局、電話の応対が悪かったということで、私1人が悪者扱いされてしまった。(^^;

 いつからウチの会社はこんな風になってしまったのか?昔はみんな、和気合々と働いていたはずなのに。昔の友達(いいやつ)は、時代の波に乗り切れず辞めていった。保身に怯えるしょーもないやつらばかりが生き残り、仲間の揚げ足を取り合っては、業務改善だとのたまっている。私は組織の一員となるよりも、いち人間でありたい。こんなことを大真面目で言うやつは、馬鹿と思われるかもしれないが・・・。


5月22日(月) ウィークリー・ミーティングに出席した。店長は出張のため不在。本日発表されたのは、近くの店舗から、5月15日付で異動してきたばかりのIさんが、6月15日をもって退社するということだった。はあん?どうしたこっちゃ?詳しい理由は判らない。推測するに、異動してきた時点で、すでに辞めることが決まっていたはずである。彼女は先日、追い出し会が行われたT君と、入れ代わりにやってきたのだが、何やら、きな臭いものを感じてしまう。向こうの店舗は、先月も7人が退社しているし、わざわざ体裁をつくろって、退社希望を受け入れたかのようにも思える。舞台裏では、何が行われているのだろう?

 お昼はカレーの店”サンマルコ”で、茄子カレーを食べた。う、う、う、美味かった。ああ!不覚にも今まで、茄子カレーを食べずに過ごしてきたのだ。(^^;他のメニューは、全部同じソースなのに、茄子カレーだけは、オリジナルのソースを使っていた。灯台もと暗し、ずいぶんと長い年月を過ごしてしまった。ああ、残念無念桃栗三年柿八年・・・(^^;


5月21日(日) 何でもない普通の日曜日。お客さんがい〜ぱい。いつものことながら、おじさん族は、CD購入枚数がすごい。今日もボックス・セットを8個くらい買っていった人がいた。私たちは社販が使えるから、CDをかなり安く買えるのだけれど、お客さんは、定価で山積み買ってくれるのだから、頭が下がる。ひょっとしたら、月に7〜8万はCD代に使っているんじゃないだろうか?

 今月はちょっと貧乏なのだ。予定外の出費がかさんだ上に、自動車税まできてしまった。このまま給料日までおとなしくしていようと思ったのに、注文しておいたCDが入荷してくるわ、定期購読していたドイツのCDカタログ、”BIELEFELDER”が届くわ、”レコード芸術”やら、”グラモフォン・ジャパン”やらも買わないかんわで、頭がクラクラしてきた。それでなくても、月末までに、名鉄の定期券、市バスのユリカ・カード、電話料金まであるというのに。(^^;


5月20日(土) 仕事帰りに近鉄の改札口前で、異様な光景を見た。幼稚園くらいの子供を連れた20代半ばと見られる美しい女性。傍にいたのは、わりと童顔の20代後半男性。男は女に向かって早口で何か罵ったかと思うと、公衆の面前で女に回し蹴りを食らわせた。周囲の視線がその場に集中した。ヤクザに絡まれたのではない。夫婦なのか、それともタチの悪いヒモといった雰囲気である。女は唇を噛み締めてうつむいている。男はなおも早口で罵っている。日本語でないことは確かだ。さすがにそれ以上、手を下すことはなさそうだったので、私はその場を通り過ぎた。

 小学生のとき、これと似た光景を見たことがある。子供心にも、女に暴力を振うなんて最低の男だと思った。だけど女は、そんな男に惚れてるんだよな。不思議だよなオトナの考えてるコト。

 そう、今でも不思議だ。大人になった目でじっくり観察すると、そういう女ってのは、けっこう美人であったりもする。性格もこれまた良さそうな雰囲気がある。男の方はしょーもない悪ガキである。我慢することを知らぬまま大人になってしまったので、自分の思い通りにならないと暴力を振う。しかもそれは自分より弱い者に向けられるのだ。美女をゲットできてしまうところだけは、天賦の才能というべきか。女も惚れている間は、相手の悪いところなど見えていないんだろうな。かなりの重症だけど・・・

 そして繰り返される。・・・ん?そんな男とは別れて、私と付き合いませんかあ?(^^;


5月19日(金) 朝起きて、電気釜の蓋を開けたらびっくり!ご飯が山盛りだ。7合も炊いてしまったらしい。「かーさん、何だよこれ。」「だってあんた今日、家におるでしょう。」そりゃそうだけど、一家4人。私を除けば年寄りばかり。それにもう食べ盛りじゃないぞ。このままだと1日で食べきれない。ってんで、そうだ!カレーにしよう。カレーならご飯がたくさん食べられる。(^^;

 結局、私が作ることになったのだが、そのレシピは独特である。普通は玉葱を飴色になるまで炒めるものだが、酸味が強くなるという欠点があるので、玉葱3個を煮込んでスープとし、残る3個を具として使用するのだ。牛肉は煮込むと柔らかくなるので、安い肉で十分である。

 材料(8人分):牛肉500g、玉葱6個、人参3本、カレールウ、粗引きガーリック、胡椒、ローレル、ガラムマサラ。

(1)牛肉は大きめのブロックとし、ローストはしない。鍋に湯を沸かして肉を入れ、表面が白く固まったところで火を止め、湯を捨てる。アクと脂を落としてしまうのだ。くれぐれも火を通し過ぎないよう注意。

(2)水を替えて、肉と人参を入れ、ここから初めて煮込みが始まる。人参は煮崩れしないよう大きめに切る。玉葱3個も煮込み用に入れる。肉の臭みを取るため、ガーリック、胡椒、ローレルの葉を入れる。中火で途中何度もアクを取りながら、2時間ほど煮込む。

(3)玉葱が溶けたら、具にする方の玉葱3個を入れる。こちらはかなり大きめに切った方がいい。(私は4分の1に切っている。)少し火が通ったら、ルウを入れる。とろみですぐに煮えてしまうので、躊躇しないこと。ガラムマサラを加えて終わり。(^^)

 最初にアクと脂を落としてしまうことで、サラッとした仕上がり。玉葱の甘さはあっても、酸味はない。これは東京、大井町の300円カレーを参考にした作り方だよん。(^^)


5月18日(木) 最近、就寝時間がめちゃ遅い。日記を毎日更新というのもあるんだけど、いまだにレイアウトをいじくったり、いろいろとお試しをしているもんだから、昨日も風呂の中で、うとうとと寝てしまったよ。(^^;

 今日は公休日なので、小牧コロナへ「もののけ姫」(英語版)を観に行った。すでにテレビや、レンタルでは観ているんだけど、大画面で観たかったんだよね。宮崎作品なら、草木の1本1本まで精密に描かれているんだから。今回は、特別ロードショーということで、期間中いつでも¥1000で入場できるんだそうだ。ところがびっくり!観客は私1人だったのだ。(^^;殿様気分を味わってしまった。うむむ、世間一般にはそんなものかなあ。(^^;でも、英語吹き替えの声優さんたちも、なかなか達者で楽しかった。オリジナル版はヒロイン役の石田ゆり子が、何ともお粗末だったので、英語版のほうが良いくらいだ。日本版のキャストと、声質の近い声優を起用しているけど、まったく違ったのは山犬のモロ。美輪明弘と同じキャラは見つからなかったらしい。(笑)女性が声を担当していたが、優しい母親という感じ。イメージはがらっと変わるけれど、これはこれでいいかなと思った。米良美一が歌った「もののけ姫」のテーマは、女声で再録音されたらしい。美しいソプラノで、私はこちらの方が好み。サントラCDを探してみようっと。(^^)


5月17日(水) 今日は人と会う約束があったので、定時かっきりに会社を出て、猛ダッシュで家に帰った。小牧のデニーズでご飯を食べたんだけど、ふとパソコンの現状と将来について喋っていた。(^^)

 私が物心ついたとき、家には白黒テレビがあったが、このテレビは、真空管式のポンコツで、チャンネルを変える度に、受信回路を同調させ、水平・垂直同期を調整してやらなければ映らなかった。(叩くと直ったりもした。)小学校1年生のとき、オール・トランジスタのカラーテレビが家にやってきて、今まで煩わしいと思っていた微調整がほとんどいらなくなり、子供心にも技術の進歩を体感したのだった。

 時が流れ、私が触れた最初のコンピューターは、”マイコン”と呼ばれていた。今から考えると、基板にテンキーと、RED表示を乗せただけのお粗末なものだったが・・・。やがて”パソコン”と呼べるものを、最初に購入したのは、18歳のときだが、”コモドール64”は、BASIC言語とマシン語を用いて、ゲームのプログラムを打ち込んでいくのだった。日本語表示は半角カタカナだけ。まだワープロさえなかった時代だから。グラフィックスといえば、方眼紙の上に色鉛筆で下書きをして、1ドットごとのデータを数字で打ち込んでいく作業。画面一杯に、ラムちゃん(うる星やつら)を描くのに1週間かかったものだ。当時はフロッピー・ドライブなど高価で買えず、データはカセット・テープを用いてセーブされた。

 さて、現在はどうだろう。信じられないパフォーマンスだ。BASIC言語は死語となり、マウスの登場など、誰が予測しえただろう。家庭からインターネットで世界に繋がり、ホームページもらくらく作成できる。それでもまだ、機械オンチの人たち(例えば私の両親)から見れば、ブラック・ボックスなんだろうな。(^^;使い方を誤ると、強制終了させられたり、壊れてしまったりもする。高度な技術を得ようとすれば、それなりに勉強も必要だ。しかし、この先10年経ったら、またどんな風に変化していくんだろう。技術的に行き着くところまで行き着いてしまったら、今とあまり変わらない形で残っているのか?それとも、普通にテレビやビデオを扱うように、簡単操作でトラブルもなく、高度な技術が使えるようになるのだろうか?


5月16日(火) 今日はサービス残業デー。というのはウソ。(^^;実はシフトの都合上、1人でクラシック・フロアをきりもりしなくてはならなかったのだ。早番だから、本来なら6時半に上がれるはずなんだけど、フロアにはお客さんがうようよ。この仕事ばかりは、他のジャンルの担当者には頼めないんだよなあ。(^^;火曜日だからしっかり入荷もあるし、音大生なんかの問い合わせも多くて大変だった。(^^;

 お昼は社員食堂で”ざるそば”に舌鼓を打つ。夏季限定メニューなんだけど、やっぱり暑い日はそばにかぎるよなあ。(^^)

 「そもさん!」(「せっぱ!」と答えてあげてください。)「そば屋のお品書きには、”ざるそば”と”もりそば”の2つがあるが、その違いをご存知か?」「簡単なことよ、”ざるそば”には海苔がかけてあるが、”もりそば”には海苔がないということ。」へへーっ、お見事!(^^;

 さて、話を戻すと10時間立ちっぱなしというのもけっこう辛い。へろへろにお腹が空いたので、家に帰る途中(もう9時半を回っている)、上飯田駅の「王将」でギョーザとチャーハンを食べた。「王将」は職場(名駅)の近くにもあるんだけど、そこは油っぽくてよろしくない。上飯田店はギョーザの焼き具合も、チャーハンの塩加減も自分好み。ラーメンなどは明らかなんだけど、店によって全然味が違うんだよね。その理由については、チェーン系列が2系統あるからだとか、モグリの「王将」も存在するからとか、諸説あるけどどうなんだろう?


5月15日(月) 昨日の日記ではかなり熱くなってしまったけれど、実はこんなトラブルなど日常茶飯事。(^^)迷惑客や、泥酔客の相手をすることもしばしば。(^^;もっとも酔っ払いには、必ず何かのお薦めCDを買わせている。レジまで誘導して、キチンと支払いをさせるところまでチェックが必要だけど・・・(^^;

 さて今日は、最近読んだ本のお話。CDショップがテナントで入っている建物には、最上階に食堂と休憩室がある。ありきたりの大画面テレビと、本棚には、誰かが持ってきたマンガ雑誌や単行本。いつものように、少年マガジンはないかな?なーんて本棚をさぐれば、ボロボロになった1冊の単行本に当たった。「今夜は眠れない」。何と作者は宮部みゆきではないか!何の気なしにページをめくったのがいけなかった。読んだことある人なら分かると思うけど、宮部ワールドに引き込まれてしまうんだよね。(以下、カバー裏のダイジェストより引用)

 「放浪の相場師と呼ばれた男が、なぜか母さんに現金で五億円もの遺産をのこした。サッカー少年の僕と両親、平凡な一家の夏休みに暗雲がたちこめはじめる。お隣りさんや、同級生の僕らへの態度が変化、知らない人からの嫌がらせ、父さんは家出・・・母さんと相場師の間には何があったのか?壊れかけた家族の絆を取り戻すために、僕は親友で将棋部のエースである島崎と、謎の解明に乗り出したが・・・」

 それからというものしばらくは、休憩室で読書の日々。借り物じゃ何だからと思って、書店を当たったんだけど、どこにも置いていない。奥付には1996年10月25日初版発行とあるから、今はもう絶版なんだろうな。結局そのまま私物化してしまった。(笑)誰が困るわけでもなし、放っておいたら捨てられてしまうでしょ?ラストはお約束のどんでん返し。とても面白かった。4年前?この本を読んでいたのは、どんな人だったんだろう?思いがけない贈り物をありがとう。


5月14日(日) 夕方、頭にくるお客が1名。(^^+25歳くらいの男性で、可愛い彼女を連れていた。バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(ラルフ・カークパトリック演奏)のCDを、私のところへ持ってくるやいきなり、「このコメントは間違っています!」えっ(^^;「この演奏は、チェンバロではなく、クラヴィコードです!」まあ、そういう言い方もありますけど・・・。「ぜんぜん違います!チェンバロはチェンバロで別の録音があります。書き直してください!」販売員には販売員なりの対応っつーものがあって、客と言い争いをしても何にもならない。その場では、申しわけありませんでしたと、頭を下げねばならんのだけど、いったい君は何様ですか?一見さんで訪れただけなのに、彼女の前で、かっこいいところを見せたかったのですか?チェンバロとクラヴィコードの違い?そんなことは判っている。適当な省略記号がないので、(cemb)と書いてしまっただけだ。ピアノ以前の鍵盤楽器なら、チェンバロ、ハープシコード、クラヴサン、ハンマーフリューゲル、アンマーチェンバロといろいろあるが、全部少しずつ違う。同じ名称の楽器でさえ、時代や製作者によって、細部はかなり違うんだよ。(^^)クラシックのお客さんって、9割方は紳士なんだけど、1部の困ったちゃんがいるために、全体の印象を悪くしてしまっているんだよなあ。(^^;

 そうそうすっかり忘れていたけど、今日はスタッフの送別会が行われるんだった。T君がチーフに昇格して、市内の別の店舗に異動するのだ。君は入社当時、とんでもない悪ガキだったな。今でもそうだ。私と2人でレジ精算のときは、定時になるといつも1人で、さっさと帰ってしまっていたな。手伝わんかい、コラ!(^^+つーか、私は君がキライ。5年の間に、アルバイトたちをアゴで使うことを覚え、上司の前ではいい顔しやがって。ま、いーさ、君の出向先は、店長がかなりの問題人物(首切り魔)。苦労してくれたまえよ。さてと天狗で送別会。君にはおかまいなしで私は酒を飲もう。飲める口実さえあればいいのだ。そう思っているのは私だけではあるまい。(見にきてくださった方、ごめんなさい。今日はむちゃくちゃダーティなので。)


5月13日(土) 今日は地元の連れの結婚式だった。連れと私とは血の繋がらない親戚にあたるので、親父と2人で招待されたのだった。最近は、結婚式場付属のチャペルで、挙式をあげるカップルが多いんだけど、新婦のリクエストにより、いまどき珍しい神前結婚。(古風だねえ)護国神社側も、本当に久方ぶりの挙式依頼を受けたらしい。でも、すごく厳粛で良かった。(^^)和太鼓を打ち鳴らし、神主さんが祝詞をあげる。雅楽の調べと、巫女さんの舞いも素敵だったな。小学校以来の友達なんだけど、ものすごい無口な男。(いいヤツなんですけどね)たまに帰りの電車で会っても、「おう、おう、そうか」くらいしか喋らない。(低い声で)でも、本当に良かったね!お嫁さんはとても陽気な女性らしい。(^^)披露宴は純和風の高級料亭。御馳走も美味しかった。鏡開きでは、本番前の予行練習があったんだけど、実は練習といいながら、本当に割ってしまった。(笑)急遽、それが本番だったということに変更されたんだけど・・・二度繰り返してはならないということで。こういったハプニングもまた、楽しからずや。(^^)そして割ったばかりの樽酒は実に美味いっ!新郎新婦は明日から、ニュージーランドへ新婚旅行に出掛けるそうな。どうぞ末永くお幸せに。(^^)ところでいよいよ私は、「最後の一人」になってしまったな。トホホ・・・。(苦笑)

 さて、イレギュラーな3連休。今日が最終日ということで、締めくくりに映画を観に行った。「アンドリューNDR114」。観る前は、近未来のロボット・コメディーと、単純に考えていたんだけど、実は原作がアイザック・アシモフ。(ロボット三原則を知っているかな?)すごく深く、優しく、哲学的な作品だった。ロビン・ウィリアムズの演技も最高!よーし近々、「映画コーナー」も作っちゃうぞ!


5月12日(金) 今朝は完全に徹夜してしまった。ホームページを完成させたのがつい嬉しくて、友達にメールを出しまくった。(^^;とはいえ、朝も早よからメールを送ったところで、仕事に出掛ける時間帯。チェックしてもらえるはずもなかろうに。(^^;

 へろへろと転寝をして、午後からは、銀行やら、ガソリン・スタンドやらに用があって出掛けたんだけど、帰りに師勝町の「道」へ立ち寄って、お好み焼きを食べた。学生時代から馴染みのお店なんだけど、いまだに、イカ・肉・玉子のミックスが¥430。それもかなり大きくて美味しいこと。(^^)ホントはこの上に、大判サイズというのがあって、直径40cmくらいかな?皿からはみ出している。(笑)最近ではよほど腹ペコ状態でないと、大判は食べられなくなってしまったんだけどね。やっぱり歳かなぁ?(^^;この店は、お好み焼き屋さんというより、駄菓子屋さんなんだけど、とても評判が良く、近くの畑を埋めて、クルマ3台分の駐車場まで作ってしまった。おかみさんは、「トムとジェリー」に出てくるお手伝いさんのような、大柄で気さくな人。店の中には、「こち亀」のコミックスが山積みになっているので、いつも食べながら読ませてもらっているんだよ。(^^)

 ところで今朝立ち上げたホームページだが、後でじっくり見てみると、ここが拙かったなとか、壁紙を変えた方が良かったかなとか、いろいろ反省点が多く、何度も何度もアップロードしまくっている。気質が凝り性だから、ほどほどにしないとねえ。(^^;


5月11日(木) 今日は公休日。朝からホームページ作成にとりかかる。FrontPage Expressを駆使して、何とかカタチを整え、FFFTPをダウンロードして転送するも失敗。そうだBIGLOBEへ開設申し込みをしていなかった!だめじゃん。(笑)

 急いでオンライン登録を済ませたものの、やはり表示されず。原因をつきとめるために、最初から全部やり直したけれど、やっぱりダメ。さっそく行き詰まってしまった。

 FFFTPの使用法を再度研究したところ、すべてのファイルを、public_htmlフォルダに収めなければ、アップロードできないことが判った。ほとんど勘だけど、本にはそんなことまで書かれてなかったよ!(泣)ひとつお利口さんにはなったので、同じ本で勉強している人に教えてあげたいところだが、身近に同じ環境の人なんているんだろうか?(^^;

 ようやく立ち上がったけど、嬉しいかな哀しいかな、文字だけで、イラストも壁紙も表示されない。画像ファイルがpublic_htmlフォルダの外に置いてあったからだ。よ〜し、すべてが繋がった。(^^)何とか1日で立ち上げたぞ。(もうすぐ明日)えっへん偉いなあ。ちょっとシンプルすぎるけど、中身で勝負だっ!


5月10日(水) 仕事が終わってから、九十九電機のBOOKSで立ち読み。やっぱり昨日買った本が、いちばん分かりやすそうだ。ホームページビルダーは、2001バージョンの本ばかりで、Ver.3準拠の本なんて置いていない。しょーがないので、本のとおりに、FrontPage Expressで作ってみることにしよう。(^^)閉店ぎりぎりまで粘って、お腹が空いたので、マクドナルドでサーモンフライ・バーガーを食べた。これは結構いける。(^^)

 帰りの電車で、地元の連れにぱったり会ったんだけど、彼はもうすぐ(5月13日)結婚するのだな。(^^)新築したばかりの新居を見せてもらった。おいおい、たたみ8畳、6畳間、フローリング6畳間と、対面式キッチンがくっついた7畳半のダイニング。むちゃくちゃ広いじゃないですか。北海道民芸家具、本漆の箪笥が3本、同じトーンでまとめた鏡台と、階段式引き出し。箪笥1本だけでも何10万円もするだろうに・・・。まだ、梱包を解いたばかりの富士通パソコン。平面ブラウン管だぞ。たいやきくんじゃないけど目玉もグルグル回っちゃうよ。名古屋人の心意気は、「買うときにゃ、いちばん高いものを買う。いいもの買っときゃあ永く使えるでよ。」である。娘を送り出す親の愛情ってやつですな。


5月9日(火) 今日は久しぶりの休館日。明日1日働けば、またお休みってんで、とりあえず溜まった疲れを癒すために朝寝坊をしたいところだが、ホルンの練習日だった。(笑)あやうく寝過ごすところだった。(^^;

 名フィルは先日、ウィーンフィルとの合同演奏会を終えたばかりで、師匠から楽しい話をたくさん聞かせてもらうことができた。ウィーンフィルは150年以上の歴史を持つオーケストラなんだよね。レコードでも、古いところでは1930年代くらいの演奏が聴けるのだけれど、すでに音楽的に完成されていて、現在の日本のオーケストラよりはるかに上手い。今日練習した曲の中にも、ゴットフリート・フォン・フライベルク作曲の序曲があったけれど、彼はもちろんウィーンフィルのホルン奏者だった人で、リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第2番を初演した人でもあったわけだ。(録音も残っている)こういうエピソードを聞くと、音楽の都ウィーンには、本当にかなわないと思う。

 昼食を呼ばれて家に帰ったら、睡魔が襲ってきて、起きたのは夜7時だった。(笑)せっかくの休日を無駄に過ごすまいと、夜10時過ぎにクルマで書店に出掛け、「はじめてのホームページ製作」という本を買った。いろいろ見比べたけれど、これがいちばん分かりやすい。FrontPage Expressを使用したテキストだけど、先日ダウンロードしたばかりのIE5.5に付いていたんだなあ。(^^)ところで、パソコンを買ったときに付いていたホームページビルダーVer.3は、使わないでいたら、新しい2001バージョンが登場して、古いバージョンの攻略本が入手できなくなってしまった。どちらのソフトで作成するか迷うところ。


5月8日(月) ホームページを作りたい!最近ずーっとそう思っていた。メール交換も楽しいんだけど、私のメールはやたら長いので有名である。自分でも「お楽しみめーる劇場」と言っているくらいだからいいんだけどさ。(^^;

 「それだけ人に伝えたいことがあるのなら、やっぱりホームページを立ち上げるべきでしょう。」と心の中の天使がささやく。実はパソコンを買ってから、勉強というものをまったくしていないのである。単なるナマケモノなんだけど、攻略本もソフトらしいものもほとんど買っていない。(^^;

 「どうするんだ!何とかしろっ!」自分の中で孤独な戦いが始まる。やがて、「やっぱり、やらねばならんでしょう・・・。」ということに落ち着いた。前々から感じていたひとつの誓い。それは、「会社の友人には公開しない!」ということ。プライバシーを守ることと、煮詰まった人間関係の延長戦を持ちこみたくないというのが本音だ。私は八方美人にはなれない。


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