2001年2月の日記

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2月28日(水) 2月度の返品は、クラシックが担当することになっていました。20日に集めて、月末までに処理するのがお約束。なんだけど、とりかかる時間が持てませんでした。(^^;というか、土台無理!ジャンルによって仕事量は違うのだから。もとい、各人の責任感の問題なんだけど。(^^;つまり、手を抜こうと思えば、いくらでもやり方はあるということ。(^^;

 ごたくを並べても責任回避はできないので、今日は1日、返品処理に費やしておりました。アルバイトはレジに入ってしまっているので、12時から15時までの間、クラシックのフロアは無人の状態。(^^;問い合わせは少なかったのでよかったけれど、万引き常習犯がいたら盗りほ〜だいだったのかも。(^^;

 NHKのBS放送、メリル・ストリープ特集第3夜。「シー・デビル」を観たのでありました。1989年の作品。スーザン・シーデルマン監督。ロザンヌ・バー、メリル・ストリープ、エド・ベグリー・ジュニア出演。メリル・ストリープは主役というよりカタキ役。主役は201ポンド(91キロ)の女優、ロザンヌ・バーでした。(^^;ニュース枠が延長になったために、放送開始が21分遅れ。通常なら、前の番組との間に番組紹介が入るのだけれど、今日はダイレクトに繋がってしまいました!(^^;というわけで、録画失敗!(^^;「まあいいや」と自分を慰めてみたけれど、今日の映画はなかなか面白かったのでした。

教訓:「録画し損ねた映画ほど面白い」(「釣り逃がした魚ほど大きい」)

 でぶで不細工な主婦(R.バー)(そういう設定なのね。わたし的にはいいキャラだと思うのですが。)は、豪邸に住む美貌の女流作家(M.ストリープ)に亭主を奪われてしまいます。怒りに燃えた彼女は、亭主とその女流作家に復讐を誓い、自らをデビル(悪魔)と化したのでした。

 復讐とは、亭主の「家」「家族」「仕事」「自由」を奪うこと。まず自ら火を放って家を爆破!「住むところがない」のを理由に、2人の子供を女流作家の豪邸に送り付けます。(^^;
 そして、老人ホームに閉じ込められている作家の母親をそそのかし、またもや彼女の元へと送り込むのでした。好き勝手、我侭放題に生きてきた作家の家は、もうめちゃくちゃ!でもそれだけでデビルの復讐は終わりません。(^^;

 今度は人材派遣のビジネスを起こし、セクシー秘書を亭主の会社へと送り込むのでした。罠にかかった彼は、もうメロメロ。女流作家にも知れて、2人の関係にもひびが入ります。(^^;

 デビルは秘書から情報を得て、顧客から、亭主がこっそりお金を横領している事実を突き止めます。すかさず税務所へ告発!横領事件として亭主は逮捕され、18ケ月の禁固刑を言い渡されました。これでようやくデビルの復讐は幕を閉じたのでした。(^^;

 ロザンヌ・バーの演技は迫力もので、復讐を誓うとき、瞳の中にはぼぼぼと炎が燃えるのでした。(まるで星飛雄馬みたい。)メリル・ストリープもヨゴレな役をみごとに演じています。やっぱこの人、根性ありますわ。「ミュージック・オブ・ハート」では、アテ弾きでなく、本当にヴァイオリンを弾いていましたからねえ。(^^;というわけで、お腹抱えてゲラゲラ笑ってしまいました。(^^)


2月27日(火) 昨日は会社をサボったけれど、本日は何事もなかったかのように出勤。(悪)それとは関係ないけれど、またもや社員が1人辞めるそうです。オープン当初からのメンバーなので、古参といってもいいでしょう。新人、または他店からの転勤者が決まるまで、店長が代行としてフロアに出ることに・・・。(^^;やれやれ、辞めたい気持ちはひしひしと解るんだけどなあ。(^^;

 NHKのBS放送、メリル・ストリープ特集第2夜。「心みだれて」を観たのでありました。1986年の作品。マイク・ニコルズ監督。メリル・ストリープ、ジャック・ニコルソン主演。「めぐり逢えたら」「ユーガット・メール」のノーラ・エフロン監督が、自身の夫婦生活を原作に脚色したドラマだそうです。

 ひとくちでいうと、非常に地味な映画でした。でも、これが現実なんですよね。お互いが”彼(彼女)こそ、わが理想!”と思った結婚。可愛い子供にも恵まれて、何の不足もない生活。そう思っていたはずなのに、2人の間には知らぬ間にすきま風が・・・。(^^;やがて、我慢と忍耐の2文字がのしかかる夫婦生活へと変貌。すっかり会話も少なくなり、口を開いたと思えば大喧嘩。ラストはやはりこうならざるを得ないでしょう。(^^;私はまだ独身ですが、結婚、こればかりは経験してみないと解らないものかもしれません。(^^;


2月26日(月) 今日は会社をサボりました。理由は体調不良ということにしてあるのですが、結局はフリーペーパーの原稿を書いていたりして。(^^;よく考えたらこれも仕事のうち。仕事のために仕事サボって有休申請して・・・。もう何やってんだか分からないや。いい加減なことはしたくないし。こんな仕事辞めたくなります。(^^;

 2800字の長文原稿は、2100字くらいしか埋められませんでした。とりあえず送信したものの、レイアウトの工夫で何とかならないものかしらん?文字数オーバーなら、にっちもさっちもいかないけれど、少ない場合には、行間を広げるなどの処理が可能なんですよね。恐ろしいのは”書き直し”。これまで何度も食らってはいるけれど。(^^;

 わざわざ休まなければならなかったのは、もうひとつ原稿を引き受けていたからでもあります。こちらはDVDの紹介で、150字が2種類。極端に少ない文字数(笑)で書くのも大変なんですよ。最初は300字くらいで書き、文字数カウントでチェックしながら、贅肉を削ぎ落としてしまいます。何だか書き足らないぞお〜!(以下、引用)

★「王と鳥」(「やぶにらみの暴君」改作)
 監督:ポール・グリモー 脚本:ジャック・プレヴェール 音楽:ヴォイシエチ・キラール
 ビーム・エンタテインメント IVCF−230 ¥3800(税別)

 かつて「やぶにらみの暴君」のタイトルで、未完のまま公開されたアニメーション映画。宮崎 駿や高畑 勲ら、日本のアニメーターに多大な影響を与えた。27年後、グリモーは「王と鳥」として作品を完成させる。羊飼いの娘をクラリスに、煙突掃除の少年をルパンに置き換えると「カリオストロの城」になるといえば言い過ぎか?

★ポール・グリモー短編傑作集〜ターニング・テーブル〜
 監督:ポール・グリモー 音楽:ヴォイシエチ・キラール 出演:ポール・グリモー/アヌーク・エーメ他
 ビーム・エンタテインメント IVCF−231 ¥3800(税別)

 本邦初公開といってもいい?短編アニメーション。編集室に集まったアニメのキャラクターが「映画を観せて」とせがむと、グリモーはおもむろにフィルムを取り出し、昔のことを語ってくれる。作品には小さきものへの愛情と、戦争や権力への批判が込められていて、びっくりしてしまう。アニメの巨匠という言葉がふさわしい。

※この原稿を書くために、15年前に買った「王と鳥」のLDを引っ張り出してきました。内容はDVDと同じなんですけどね。(^^;LDとDVD、本当はDVDの方が高画質のはずです。しかし15年という歳月が、フィルムを褪色させてしまったのでした。DVDのために新たにプリントを起こしてはいないようです。久しぶりに観るLDの「王と鳥」は、本当に色鮮やかでした。(^^)

 夜はNHKのBSで映画観賞。今週は、メリル・ストリープ特集が組まれています。「殺意の香り」を観たのでありました。1983年の作品。ロバート・ベントン監督、ロイ・シャイダー、メリル・ストリープ、ジェシカ・タンディ出演。

 ヒッチコックを意識した、サスペンス映画でした。主人公は精神分析医ですが、彼の治療していた患者が何者かに殺害されます。患者の愛人だった女性に犯行の疑いがかけられますが、医者は謎めいた魅力を持つ彼女に惹かれていくのでした。彼女の秘密、過去に人を殺している?深く愛するほど疑わしく、謎が謎を呼ぶ。果たして真犯人は誰なのか?

 ちょっとドキドキ。「白い恐怖」を思わせるけれど、ヒッチコックのような冒険活劇はなく、淡々としたストーリー運びでした。低予算ながら、なかなか楽しめる映画ではありましたけど・・・。地味だなあ。(^^;


2月25日(日) 編集部から矢の催促。フリーペーパーの原稿〆切りは23日だったのに、とっくに過ぎてしまっているから。(^^;私の日記を読んでおられる方は、物理的にそんな時間が持てなかったことにお気づきでしょうけど、約束だからそうもいかないしねえ。(^^;

 徳間ジャパンのドイツ・シャルプラッテン¥1000シリーズの原稿なんですが、とりあえず資料もサンプルもない状態で2800字を書くのはツライ。それでも自腹を切って、CD3枚は購入したのですよ。(^^;深夜2時までかかって段ボール箱を総ざらいしたところ、同内容の演奏を含むCDを3枚。曲目は違うけれど、同じアーティストのCDを3枚、探し出すことに成功しました。その後、3時半までCDを聴いたものの、疲れてヘロヘロになった頭では、文章の1文字だって浮かんでこないのです。だって昼間は働いて、夜の10時過ぎに帰宅したんですよ〜!(^^;とりあえず、寝ます。(^^;明日は会社サボリます。(^^;


2月24日(土) お昼の”オムそば”は美味しかった。焼きそばを玉子焼きで包んだもの。先日は”モダン焼き”を食べて失敗したばかりです。(^^;いや、”モダン焼き”が悪いんじゃなくて、注文があるまで、鉄板の上で保温されているのが良くない。端っこはコゲコゲ。焼きそばはパリパリ。(^^;

 帰りしなにコーヒーを飲もうと休憩室に入ったら、会社の同僚がいて、パソコンの話、オーディオの話が弾んだため、すっかり帰りが遅くなってしまいました。(^^;彼は最近、”ThinkPad”を購入したのですが、その前は”iMac”を使用。発売と同時に購入した製品のため故障が多く、非常に苦労したそうです。(^^;

 そこから脱線してオーディオの話になるのですが、以前はコンポーネントを組んでいたのに、最近になってミニコンポを購入したので、音が物足りなくなってきたといいます。(^^;う〜ん、それはそうでしょう。”良いもの”から”悪いもの”への後ずさりはできないんですよね。(^^;

 ”JBL”のスピーカーといえば、オーディオ・マニアが一度は使ってみたいアイテムです。確かに開放感のある鳴りっぷりは魅力です。しかし、重大な欠点があります。ウーファのコーン紙を支えるエッジの部分に、ウレタンが使用されていることです。ご存知のとおり、ウレタン=スポンジですよね。寿命が短く、だいたい7〜8年くらいで破れてしまうんです。(^^;そして、修理=買ったほうが安いの理論で、ミニコンポに乗り換えてしまったというわけ。私の周りには、同じ経緯を辿った人が何人もいます。(^^;


2月23日(金) いよいよ本番!この日も朝から会場でウォーミング・アップ!といっても、開演まではセーブ、セーブ・・・。昨日は思いっきり練習したから、今日はあまり吹かずに調子を整えていくほうが良いのです。集中していきましょう!

 午後からは私と一緒に裏方を手伝ってくれる方が登場。偶然にも私と同じ苗字でした。M芸の後輩でクラリネット奏者。師匠らとともに木管五重奏の仕事をしておられるそうです。でもやはりフリーターはつらいよねえ。大学を卒業してから3年になるけど、最近になってようやく毎日、演奏の仕事が入るようになったそうです。でも支出が、収入を超えることもしばしば・・・。(笑)夕方には受付嬢のアルバイトも登場。後はただ時間を待つのみです。

 前日しっかり練習できたおかげもあって、自分としてはまあまあの出来映え。アンコール曲も吹かせてもらえて、出番はひとつ増えたし。ヒンデミットもボザも、日本民謡メドレーも、師匠のライネッケも良い出来映えでした。調整室には録音の専門家が入ってくださったので、テープ(もしかしたらCD?)のダビングが待ち遠しい。はたして上手く聞こえているのでしょうか?(^^;


2月22日(木) 演奏会前日!守山文化小劇場のご好意により、前日は練習のため、丸1日貸し出してくださることになったのです。(夢のような話じゃないか!)朝から会場に出かけて、リハーサル・ルームでゆっくりとウォーミング・アップ。これがまた広くて、音のよく響くこと!午後からはステージで、本番前の最後の仕上げ。

 他のメンバーがステージで合わせているときは、客席に腰掛けて、演奏がどんなふうに聞こえているか意見を述べるわけです。残響が深いので、耳が慣れるまでは自分の音と、人の音がズレて聞こえます。椅子の配置を工夫したり、ピアノの蓋を開け閉めしたり。

 何年かぶりに、丸1日、音楽のことだけを考え、どっぷりと浸ることのできた1日でした。頭がスッキリして、集中力が出てくる。鈍っていた感覚が研ぎ澄まされる。毎日がこうだったらいいのになあ。(^^)師匠と一緒にデニーズで夕食を採り、帰宅したのは10時過ぎでした。錆びついた楽器をピカピカに磨いてメンテナンス。明日はがんばるぞっと!


2月21日(水) お昼には何か変わったものが食べたいぞっ!ということで、名鉄百貨店9Fの食堂街に行ってみました。が、どこも満席。何でこんなに爺様&婆様が多いんだろう。メニューも基本的に高額だったのであきらめました。仕方なく、メルサ6Fの喫茶店”東京アラスカ”へ・・・。一番の人気メニューが”ハッシュドビーフ・ピカタ”だそうなので、それを注文。これが意外と美味しかったのでした。バター・ライスの上に、ベーコンとぷりぷりの海老を包んだ玉子焼き。その上にビーフシチューがかかっている。¥880で消費税を入れると¥924。少し高めだけど納得できる味でした。(^^)

 本社商品本部の後輩、Y君から電話がかかってきて、しばらく話をしていたのですが、「ねもさんって、戸田奈津子に似てますよねぇ?」ということになってしまいました。そんなに似ているかな?”つんく”と”上沼恵美子”が似ているのを発見したのはかの”タモリ”ですが、それは間違いない。皆さんはどう思いますか?(^^;


2月20日(火) 怒涛の2月新譜入荷日。キング・レコードは、癒し系コンピレーション・アルバム”アリア”がリリースです。またも”癒し系”か、とお嘆きにあらず。これはなかなか面白いのです。デザインがちょっとダサイけど・・・。(^^;
 白鳥英美子の歌う”アメイジング・グレイス”に始まり、米良美一の歌う”オンブラ・マイ・フ”。「エナジー・フロウ」は坂本龍一ではなく、今井窓雅というピアニストが弾いているけれど、教授ご本人よりもピアノは巧いぞ!?驚くべきことに、かつてのNHKドラマ「阿修羅の如く」に使用された、オスマン・トルコ軍楽隊の音楽も収録。これは未だに探しておられるお客さんは多いんですよね。(^^;

 ビクターのイチ押しは、美形ヴァイオリニスト、川井郁子の”レッド・ヴァイオリン2”。筑紫哲也も推薦という、ポップス・ヴァイオリン。技巧はなかなかのものだが、アレンジは”クライズラー・カンパニー”=”葉加瀬太郎”と大差ない?音楽性はさておき、完全なアイドルとしての”売り”だから、一般ピープル対象なのです。ホントはこんなの置きたくないけど、今回は特典が4つも付いています。1.大判ポスター。2.コンサート無料招待。3.応募抽選でコンサートご招待。4.応募抽選でフォト・スタンド・プレゼント。(^^;

 ポニー・キャニオンの推薦は、ヴァイオリンとチェロのデュオ・ユニット、”クリスティーナ&ローラ”のシングル盤”AMOROSSO”。これはかの坂本龍一教授作曲&プロデュースによるハウス・スープ・スパゲティのCM曲なのです。さて内容はというと・・・。?坂本君、名声にあぐらを掻いてないかい?これは、”マイケル・ナイマン”でお馴染み、2小節の短いフレーズを延々と繰り返す、”ミニマル・ミュージック”という技法で作曲されています。だけど私に言わせれば”モノマネ”&”手抜き”。これまたホントはこんなの置きたくないけど、坂本龍一の名前とCM効果で売れてしまうんだろうな?ポニー・キャニオンさん、売り残したら全て返品させていただきますよ。(確約済み。)(^^;


2月19日(月) 3月度で3人のアルバイトが退職します。というわけで新人募集の広告を出してはみたものの、集まった履歴書はたったの7通。少し前までは、かなりの競争率であったのに、何だろうこの体たらくは・・・。(^^;

 1.拘束時間が長い。(社員でもアルバイトでも同じ。)2.仕事は思ったよりも大変である。3.給料は安い。(CDは安く買えるけど。)4.いつまでたっても昇格できない。(将来性がない。)(^^;長年、社員を務めている自分がそう感じているのだから、アルバイトの立場はさらに辛いものでしょうね。(^^;

 結局、募集期間を2月26日まで延長することに・・・。(^^;現在までに集められた履歴書と、同封の自己PR文は、悪筆、鉛筆&筆ペン書き、誤字脱字、小学生作文のオン・パレード・・・。言いかえればウチの会社が、いかにナメられているかということがお分かりでしょう。あ、頭痛い・・・。(^^;


2月18日(日) WARNER HOME VIDEOのDVDカタログを入手しました。”ハリウッド・プライス”と銘打った新価格のDVDです。懐かしの映画が¥2000。最新作が¥2500で買えてしまうとは・・・。や、安すぎる。(^^;

 少し前から、中古のLDがかなり安く販売されていることに気がついていました。「ははん、DVDに交代する時期だから、今が狙い目かも・・・。」と思っていたのに、もはやここまで低価格化になってしまうとは意外でした。昨年の夏に公開されたばかりの「パーフェクト・ストーム」が、¥2500なんですよ!VHSやLDなら、2巻もしくは2枚組で、福沢諭吉が登場したであろう「風と共に去りぬ」や「マイ・フェア・レディ」が¥2000とはねえ。(^^;メイキングや未収録フィルムなど、映像特典の付いた映画も多数。何だか普通のCDを買うのがもったいなくなってしまいました。(^^;

 そして音楽CDにおいては現在、高音質CDとして、SONYが提唱する”SACD”(SUPER AUDIO CD)と、5.1サラウンド再生が可能な”DVD AUDIO”の2つのフォーマットがしのぎを削っています。しかし再生装置にこだわらない新世代が、どこまでこれを受け入れるかは難しいところです。(^^;ときにはお客さんから、SACDやDVDオーディオが置いてないのか?と問い合わせを受けることがあっても、むしろ少数派。年代的には40代以上のリッチな紳士のみだからです。

 私の見解。2チャンネル・ピュア・オーディオとしての完成度は”SACD”がずば抜けています。しかし、その音質を100%発揮させるのためには、最高級のアンプとスピーカーが必要です。CDプレーヤーとは別に、最低100万円くらいは投資してください。CDソフトはSONYが孤軍奮闘しているため、極めて淋しい状況です。

 ”DVD AUDIO”はやがて、すべてのDVDプレーヤーで再生可能となるでしょう。ただし、高音質を発揮させるためには、ホーム・シアター用の安価なサラウンド・システムでは物足りなくなるはずです。人間の五感は、視覚がかなりの情報量を占めているので、それがなくなると今度は聴覚が鋭敏になるからです。本格的な装置で、5つのアンプと5つのスピーカーをセッティングするとかなり高くつきますよ。(^^;

 私の予想。”SACD”は消えるでしょう。性能ではなくシェアの問題です。(”ベータ”対”VHS”の時代と同じです。)”DVD AUDIO”は”DVD”の付属機能として生き残りますが、あくまでも”オマケ”です。DVDプレーヤーでは普通のCDも聴けます。一般家庭の再生装置だと、5.1サラウンドは楽しめても、CDとの音質差は発揮できないからです。
 結論を言うと、円盤をモーターで回して音楽を再生する時代は終わりです。振動で音が飛んだり、途中で電池がなくなったりすることのない、新しいメディアに切り換えなければ!(^^)


2月17日(土) 出勤であります。特に変わったこともなく、スムーズに仕事が流れた1日でした。2月度の予算達成は、かなり厳しいものがあります。来客数が極端に少ないのであります。商品は充実しているんですけどねえ。不可抗力というやつですね。(^^;月末の強力新譜で、挽回できないものか?というところ。

 CDを聴きながら日記を書いています。「ウィーンフィル、世界の名曲」VOL.7に収録されているのは、ブラームスのヴァイオリン協奏曲(ナタン・ミルシテイン(vn)、オイゲン・ヨッフム指揮)と交響曲第3番(カール・ベーム指揮)。いいっすよ、ブラームスは、胸に沁みます。(ちょいとお疲れ・・・。)(^^;


2月16日(金) 午後からホルン・アンサンブルの練習。いよいよ来週は本番を迎えるわけです。私はオープニングのファンファーレと、ワルツの2曲しか乗っていないので、演奏を終えた後は、裏方に回ります。室内楽で用いるピアノは、スタインウェイのフル・コンサート。時価1000万はするというピアノなので、会場関係者はピアノの扱いの慣れた人に、移動をお願いしたいとのこと。(かなり神経質になっている。)しょうがないので、私が引き受けましょう。これでも学生の4年間はずっと、サロン・コンサートの裏方をやってきているのだから。(^^;

 常連のお客さんにもらった、名古屋ボストン美術館の招待券。期日が2月25日までなので、今日行かねば、来週は行かれません。北風がぴゅーぴゅー吹きすさぶ中、出掛けたのでありました。(^^;「レンズがとらえた20世紀の顔〜カーシュ写真展」です。

 ごく一部のカラーを除いて、ほとんどモノクロばかり、80点のポートレイト。ハリウッドのスターたち、舞台俳優、芸術家、ミュージシャン、政治家、そして労働者たち。想像していたのよりも原画(写真)はかなり大きく、髪の毛1本1本にいたるまで鮮明だし、うっすらと浮かんだ耳の血管まで見えてしまうのでした。
 そして何といっても、その人の人生を切り取って、1枚の写真に写し出す魔力がありました。じーっと観ていると、写真に吸い込まれそうになります。被写体が生きて、話しかけてくるような気持ちにもなります。カーシュはモデルとなる人たちと、ごく短い時間で打ち解け、その人のいちばん美しい表情を引き出すことに長けていたのです。
 おみやげに図録(展示写真集)を購入して帰りました。オール・グラビアの美しい装丁でありながら¥1900とは安い。今日は大満足。(^^)

 感動したので?お腹が空きました。その後は名駅に移動して、”テルミナ味の街”へ。”キッチン・バリ”というレストランで”ハンバーグ定食”を食べました。握りたて、焼きたてアッツアッツのハンバーグ。ポテトと人参、ご飯と味噌汁、コーヒーがセットになって¥750とはうれしいねえ。(^^)ヤクルトが1本、付いているところが何ともご愛嬌。(^^)


2月15日(木) 公休日です。睡眠不足がたたって、午前中は完全ノック・アウト(^^;午後からは、ビデオ・ロードショー。「ペティコート作戦」を観たのでありました。1959年、ブレイク・エドワーズ監督。ケーリー・グラント、トニー・カーチス主演。真珠湾攻撃の傷跡も生々しい第2次大戦下、潜水艦シータイガー号は日本軍の襲撃を受け、戦線に出る機会もなく、港で沈没してしまいます。マット艦長は何とか潜水艦を浮上させ、応急処置を施して戦線に復帰しようとするのですが、物資は乏しく、修理もままならぬ状態。そこに現われたのは実戦経歴ゼロ、天才ペテン氏のホールデン大尉でした。彼は目まぐるしく物資を調達(略奪)し、潜水艦を出航させるのですが、日本軍の危機にさらされた南の島から、セクシーな5人の看護婦を連れてきてしまいます。艦内はいっきに色めきだつこと・・・。(苦笑)

 年代に似合わず、これがまたお馬鹿な映画で笑わせてくれました。(^^)さすがブレイク・エドワーズ監督。ケーリー・グラントは堅物艦長でありながら、フェミニストであったり、照れ臭そうに振舞うあたり、なかなかカワイイ役どころです。(^^)ちゃっかり、セクシー・ダイナマイトな美女を射止めてしまったりもするのですが・・・。(^^)NHKのBSから録画したのですが、今回はフィルムの褪色が激しく、おそらくヴィスタ・サイズであろう画面も、両端が切り取られていました。残念!(^^;

 昨年末に購入した”ERICSSON”の携帯は、不具合が発覚したため、最寄りのDOCOMOショップで交換するようにと、DMが届いていたのでした。(通常は、何ら影響なく使用できるのですが・・・。)夕方は、それを交換するために出掛けました。ついでに”しなき”で”Aらーめん”(厚切りチャーシューメン)食べたのでお腹一杯。(^^)

 夜はビデオ・ロードショー第2部。める友さんに借りた「緑の館」を観たのでありました。1959年、メル・ファーラー監督。オードリー・ヘップバーン、アンソニー・パーキンス主演。この映画は以前にもテレビで観ているのですが、オードリーがまさに”妖精”のように描かれていて驚いたものです。ストーリーにも謎めいた部分が多く、もう一度観たいと、ずっと気になっていたのです。監督のメル・ファーラーは当時、オードリーの夫でもあり、俳優としても「戦争と平和」で共演しているのですね。(^^)

 あらすじとしては現代のメルヘン。現実離れしたお話ですが、オードリーはアマゾンの奥地に住む少女の役。ばら色の素肌を粗織りの布に包んだ出で立ちは、まさに妖精そのもの。夫君でもある監督が、愛情を込めて彼女の美しさを称えています。空想の森で2人が戯れていると、仔ジカがちょこちょこ後を着けてくる。これはもうファンタジーとしかいいようがありません。(^^)


2月14日(水) 今日はバレンタイン・デーですね。私は彼女こそいないのですが、アルバイトの女の子からチョコをいただきました。もちろん義理チョコです。(彼女は結婚されています。)部下には気を使っているつもりですが、毎日、顔をつきあわせて働いている以上、どうしても不満とか、いろいろあると思うんですよね。(^^;そして彼女の方も、”家”の事情や何かで、イレギュラーなお休みをいただくことがしばしば。(お嫁さんはたいへんです。)(^^;そんなこんなで、毎年、気を使ってくれてるわけです。コミュニケーションというやつですね。私も毎年、ホワイト・デーにはクッキーをお返ししているのですが・・・。(^^)

 さて、本日の味覚探求。”テルミナ味の街”へ出掛けてみました。松坂屋の7階にあるのですが、テルミナ地下街からエレベーターで上がっていけるのですね。名駅地下の飲食店はほとんど7時で閉店ですが、ここでは大半のお店が夜9時頃まで営業しています。10時頃まで営業しているお店もあるので、私にとっては夢のような街です。(^^)もっと早く知っていれば良かったのに・・・。(^^;

 広いフロアには、蕎麦屋、和定食、洋定食、豆腐料理、お好み焼き、そして”寿がき屋”。20数軒の店が構えています。価格もリーズナブル。今日はとんかつの店”和幸”で、”ロースカツ定食”を食べました。”和幸”は全国チェーンなので、その美味しさは、皆さんもうご存知のことかと思います。(^^)ここの定食は、ご飯、蜆の味噌汁、キャベツがお替り自由なのですね。ものすごい腹ペコだったので、ご飯と味噌汁をお替りして・・・。いや〜満腹。次は1人ではなく、友達を誘って行きたいものですな。(^^)


2月13日(火) 大量のオーダーが出ているのに、中央倉庫は今日からやっと作業を始めたところです・・・。什器に穴が開いているような状態。(^^;”フジ子ヘミング”のCDは数が合わないよ?どうやら大量に万引きされてしまったようです。誤動作ばかりしている新セキュリティ・システム。何千万もかけて従業員の仕事量を増やし、万引きの数を増やすだけ・・・。誰もがそう感じていることでしょう。そこで提案。「私が社長やります!従業員の生活を最優先し、なおかつ命をかけて利潤を追求します!」現在の社長さん、命かけてここまで言い切れますか?(^^;

 帰りは電車の待ち時間があったので、上飯田の”MOSバーガー”でいっぷく。久しぶりに利用したんだけど、”マクドナルド”や”ロッテリア”と比較して、”MOS”は高い?”というイメージがあったのですが、意外でした。(^^;生き残るために、どこでもいろいろ工夫しているんだなあ。オーダーを受けてから調理を始めるので時間はかかりますが、美味しかったです。特にコーヒーの味が気に入りました。チェーック!(^^)


2月12日(月) 昨日は建国記念日だったので、今日は振替休日。祝日や休日に関係なく仕事をしている私たちは、完全に感覚がずれています。今日も今日とて、食の探求に励むことにしました。(^^;

 三井ビルの地下街に、”気楽亭”という名の飲み屋さんがあります。ここは昼過ぎの時間帯まで定食を扱ってくれているので、3時や4時に休憩に出る人種に、たいへん都合がよいのです。今日は”わらじカツ丼”(¥730)を注文しました。まあ、値段が値段なので、”矢場とん”のごとく、分厚い”わらじカツ”ではありません。紙のように薄くて大きなトンカツのことです。ビア・ホール”ミュンヘン”の”かみカツ”は有名ですが、薄くて硬くて、とても食べられたものではありません。(酒の肴なんです。)ところが”気楽亭”の”わらじカツ”は適度な厚みもあって柔らかい。たいへん美味しくいただけました。あくまでB級グルメなんですけどね・・・。次回は別のメニューにチャレンジしてみましょう。(^^)

 帰りにJRの”キオスク”で文庫本を買いました。八坂裕子著、「ハートを伝える聞き方、話し方」 PHP文庫、ISBN4−569−57517−X (¥476(税別))です。どうも最近、突っ張って生きていくのに疲れ気味です。(^^;私、言いたいことはハッキリ言えるほうなのですが、すべての場合において・・・というわけではありません。気を使いすぎて自分を殺してしまうこともしばしば・・・。こう書くと、「どこがやねん!」って言われそうですが、他人にそれを感じさせないよう、冷たく振舞ってしまうんですよ。(^^;(”え〜かっこしぃ”ともいう。)

 付き合いの長い友達でないと、自分のことを理解しずらいのかも?。だけどそれでは、ほとんどの人が途中で理解を放棄してしまうだろうな。メールのやりとりだけの友達では、どれだけうまく自分の意思を伝えられているのかな?自分を変えていきたいものです。(^^;


2月11日(日) 食のパターン化を避けるために、お昼休みは豊田ビル地下街まで出掛けてみました。しかし、豊田ビルは間もなく改修工事に入るようで、名店街は軒並みお店をクローズ。営業していたのは”寿がき屋”を含む数店舗のみ。かなりの飲食店が入れ替るようです。(^^;

 結局そこでは食にありつけず、”ラケル”で”香味チキンのオムライス、ポテトとサラダ添え”を食べたのでありました。この店はすでに定評あるところ。(^^)皮付きのジャガイモ1個をまるまる茹でたポテトは美味しいよ。(^^)

 市バス・ターミナルの建物の中、以前は”長崎ちゃんぽん”だった場所に、”豚骨らーめん九州楼”がオープンしたのでありました。仕事が終わってから食べてみることに・・・。う〜、豚骨スープとはいえ、シチューのようなトロトロ感はいったい何だろう。答えは”ラード”なのでした。豚骨ラーメン数あれど、大抵は見掛けよりあっさりした口当たりですが、これに関してはかなりHEAVY!。しかも脂身の多い叉焼は冷たかったです。う〜、胸が悪くなりました。ごめんなさい、もう食べられません。(^^;


2月10日(土) 贔屓にしていたあんかけスパゲティの店、”いためん亭”は名前を変え、地下1階から地下2階へお引越し。フロアも広くなっていいカンジなのですが、PM3:00〜5:00まで準備中!ってどういうことやねん。(^^+遅番で食事に出る私としては、まったく利用できなくなってしまったのでした。ちなみに夕方からは、いわゆる”お酒”の店としてメニューが変わるのです。

 当てが外れてしまった私は、”寿がき屋”でラーメンを食べることに・・・。いや、安くて美味いというのはいいんですけどね。(^^;新しいお店も開拓していかなければ、最近、食がパターン化しつつあります。明日からの課題といたしましょう。(^^;


2月9日(金) 午後から、久しぶりにホルン・アンサンブルの練習に行ってきました。もう本番も近い!(^^;それにしても、ワルツって奥が深いものです。小奇麗な小品なのですが、シンプルなだけにごまかしがきかないのです。(^^;練習のために録音をとってプレイバックしてみると、アラが見え見え。考え過ぎても不自然になってしまうし・・・。本番までに何とか聴かせられるものに仕上げたいものです。ぐぬぬ・・・。

 家に帰ってパソを立ち上げたら、映画める友のH子さんからメールが来ていました。ビデオを貸し借りする約束をしていたのですが、「本日、お店のほうに寄らせていただきます。」とのこと。こちらも渡さなければならないビデオがあるので、名駅に直行。6時にはお店に着くことができたので、久しぶりにお会いすることができました。(^^)少しだけしかお話できませんでしたが、お薦めの映画を3本貸してもらって・・・。休日にゆっくり楽しむことにいたしましょう。(^^)彼女は試聴器に入っていた、オペラ・アリア集のCDを買っていかれました。(^^)

 家に帰ってご飯を食べていたのですが、まだ最終上映に間に合う時間だったので、小牧コロナにダッシュ!「ハート・オヴ・ウーマン」を観に行きました。これはとても楽しい映画でしたね。アイディアこそ単純なんですが、脚本がよく練られており、最後まで飽きさせることがありませんでした。(^^)

 ヘレン・ハントは、昨日観た「ペイ・フォワード」にも出ていて、そちらでは水商売のアル中女。化粧したまま眠ってしまって、翌朝の寝起きなどは、目も当てられないほどヒドイ顔。(苦笑)「ハート・オヴ・ウーマン」では打って変わって、イケてるキャリア・ウーマン。う〜む、女優業ってたいへんなんだな、と思ってしまいました。(^^;

 ちょっと脱線しますが、最近の洋画の俳優さんはアップで見ると、シワ、シミ、ソバカスも露にしていて、その役になりきっていますよね。(リアル!)メイクはしているんだろうけど、ものすごくナチュラル。

 それに比べて、日本のテレビ・ドラマなどは、何であんなにお白粉塗っているんだろう。しかも、ハイライトで飛ばしちゃったりして。(笑)不可解なり。というわけで、私はNHKの大河ドラマが嫌いです。オールスター・キャストが豪華絢爛の衣装を纏い、不自然なセリフの棒読み合戦・・・。って、昔の人たちは、本当にあんな文語調の物言いで、毎日を過ごしていたのだろうか?(^^;(ゴメンナサイ)

 ハナシを元に戻しましょう。ラストは、ハッピーエンドとも、アンハッピーともいえるものですが、2人は愛情を確かめることができた・・・。そこからまた新たな展開があるのでしょうね。後は観ている人たちの想像に委ねてしまうのでしょうけど・・・。(^^)


2月8日(木) 今日は公休日でした。小牧コロナのスタンプ・カードが一杯になったので、映画を観に行きました。今、話題の「ペイ・フォワード」(可能の王国)が封切られたばかりだったので、それを観ることにしました。

 社会科教師のシモネット先生が与えたひとつの課題。「世界を変えるために君たちができること・・・。」それに答えるべくトレバー少年が考えたアイディアは、誰にでもできる簡単なことでありながら、やがて世界を変えていく大きな可能性を秘めていました・・・。トレバーの努力は、報われることもなく消えてしまったものも幾つか・・・。しかし先生と母親との間に、大きな実を結ばせることに成功。そしてこの運動は、ラスベガスの小さな町に留まるのみならず、やがてロサンジェルス、全米へと広がっていくのでした。

 シモネット先生役として、ケビン・スペイシーが出ているのですね。監督こそ違うのですが、音楽を書いているのはトーマス・ニューマン。私にはどうしても「アメリカン・ビューティ」がチラついてしまうのでした。ねも艦長は音楽に過敏なのです。(^^;同じ作曲家ならすべて一様の音楽を書く?というわけでもないのですが、この映画に関しては、「アメリカン・ビューティ」とほぼ同じつくりだったのです。

 やはり”ドロドロしたアメリカ社会”をふんだんに見せつけてくれますが、絶望しか残らなかった「アメリカン・ビューティ」よりは、人生に対して肯定的で、”美しい輝き”も見せてくれました。・・・だけど、何で最後にそれを握り潰してしまうかな・・・。選択・・・ラストはどちらの結果でもよかったはずなのに、敢えて悪い方を持ってきてしまった。”小さな輝き”を消して欲しくはなかったです。(^^;


2月7日(水) 仕事が片付かないです。書類を整理して、退社したのは夜の10時半。もう最終電車しか残っていないので、食事を採る時間もない。ローソンでおにぎりと、鶏の唐揚げを買って、駅のベンチで食べました。(むなし〜!)(^^;

 自分の時間がなくなってしまったのが悔しいってんで、家に帰ってからテレビを観て、風呂にゆっくり浸かって、炒飯をこしらえて食べて、3時過ぎに就寝しました。ところがすぐに気持ちが悪くなって、吐いてしまいました。(^^;(汚くてすみません。)相当、身体が弱っているみたいで、胃が受け付けなかったようです。立ち仕事なので、太腿もパンパンに腫れ上がっているし・・・。明日、明後日は公休日なので、ゆっくりと身体を休めることにしましょう。(^^;


2月6日(火) 今日は入荷もほとんどないし、わりとサクサク仕事が片付いたんですよね。で、定時に仕事を上がって、NHKBSの映画を観ようと、急いで家に帰りました。「めぐり逢えたら」を観たのでありました。1993年、ノーラ・エフロン監督。トム・ハンクス、メグ・ライアン主演。

 最愛の妻を失い、シアトルに移り住んだ建築家のサム。すっかり落ち込んでしまっている父親を心配して、一人息子のジョナは、ラジオの人生相談に電話をかけたのでした。ボルチモアで放送を聴いていた新聞記者のアニーは、この話にもらい泣き。婚約中の身でありながら、サムのことが頭の中を離れなくなります。
 ラストはニューヨークのエンパイア・ステートビルで運命の出会いを迎えるわけですが、往年の名作「めぐり逢い」をモチーフに作劇されたラブ・コメディでした。

 月曜日にはその「めぐり逢い」(1957年、ケーリー・グラント、デボラ・カー主演)が放送されていたのですが、残念ながら観られませんでした。この「めぐり逢えたら」の劇中にも、「めぐり逢い」のビデオを観るシーンが何度も登場します。ラジオ放送を聴いただけで、”運命のめぐり逢い”を感じてしまうなんてナンセンス!映画の観過ぎなんじゃないの?というわけです。(^^;
 でも、トム・ハンクスの親しみやすさと、メグ・ライアンのナチュラルな美しさ。全編に流れるオールディーズの名曲。(^^)現実には起こり得ない?ハナシでありながら、それはよくできたもので、なかなか楽しい映画だったのです。まあ、恋愛が現実を飛び越えてしまうっていうのは、むしろ日常的なのかもしれませんしね。(^^;いい映画を録画できてラッキーでした。(^^)

 同じ監督(ノーラ・エフロン)、同じカップル(トム・ハンクス、メグ・ライアン)で、「ユー・ガット・メール」(1998年)という映画があるそうです。調べていたら、トム・ハンクス、メグ・ライアンは夫婦で、最近、離婚したの?俳優さんのことをサッパリ知らない、ねも艦長でした。(^^;

お詫びと訂正)映画通のH子さんより、ご指摘をいただきました。トム・ハンクスは離婚していません。ちなみに最近、離婚の申し立てをしたのは、トム・クルーズとニコール・キッドマン夫妻です。メグ・ライアンは離婚しています。でもご主人はトム・ハンクスではなく、デニス・クエイドだそうです。ネット検索で辿り着いた個人HPの記述を、鵜呑みにしたのが間違いでした。申し訳ありません。


2月5日(月) 連続映画特集!(笑)昨日録画して観た「ラヴソング」について。1996年(香港)ピーター・チャン監督。レオン・ライ、マギー・チャン主演。

 天津から香港へと上京したシウクワンは、北京語が解らないのと要領の悪さで、何ともイケてない田舎者。念願のマクドナルドでハンバーガーを買おうとしたところ、そこで働く勝気な美少女、レイキウに出会います。北京語も英語もペラペラで、複数のアルバイトをこなし、猛スピードで生きている・・・。そんな彼女に、シウクワンは次第に惹かれていくのでした。やがて2人の友情は、愛情へと発展していくのですが、シウクワンには天津に残してきた恋人がいます。感情のもつれから、2人は袂を別つのですが・・・。

 そして数年後、それぞれの連れ合いと一緒に、2人は再会します。もはやかつての恋人同士ではなく、共に苦労を重ねた良き友人としての再会でした。しかし燻っていた愛の炎は、容赦なく燃えあがってしまいます。過去を悔やみ、新しい人生をやり直そうと決意する2人ですが、時間の歯車はもう元には戻らないのでした。

 出会いから10年。今は独りで料理の修行に励むシウクワン。連れ合いを亡くし、旅行会社の通訳として活躍するレイキウ。舞台はニューヨーク。テレサ・テンの急死を伝えるニュースが流れる電器店のテレビの前で、偶然にも2人は再会を果たすのでした。

 何とも可愛らしい純愛映画ですが、露出こそないもののエッチな部分もふんだんに・・・。(^^;アジア映画って、こういう部分をものすごく艶めかしく描くんですよね。(そう思うのは私だけ?)
 今から10年前のこと(1986年)とはいえ、何日もバイトして稼いだお金で、やっと買えるご馳走が”マクドナルドのハンバーガー”とか・・・。(^^;英語学校の教師が教えてくれる単語が、”クソ野郎”とか、”大っ嫌い”だったり・・・。(英語の教材と称して、西部劇を生徒に観せている。)まさに井の中の蛙。自分たちの文化を揶揄しているところが何とも笑えました。(^^;

 関係ないけど、100円均一で新しい筆入れを買いました。それまで使っていたものは20年選手だったので・・・。(さすがにボロボロ・・・無頓着。)(^^;


2月4日(日) 3日も休んでいたら、浦島太郎。またまた新譜が入荷していました。書類は山積みなのですが、日曜はこれ幸い、流通が止まっているので入荷はありません。じゃかすかと書類を片付けにかかりました。明日(月曜)も入荷はほとんどないはず。あと1日あればなんとか片付きそうなところまでこぎつけました。(^^)

 今日はNHKの教育テレビ(午後3:00〜5:00)で映画「ラヴソング」が放送されていたのですが、しっかりタイマー録画しておきました。1996年の香港映画。”エム・テレパル”の解説によれば、美しい純愛映画のようです。今からこれを観て眠ることにしましょう。感想はまた明日。(^^)


2月3日(土) 今日は出勤日だったのですが、出がけにひどい頭痛に見舞われたため、いったん駅まで出たものの引き返し、お休みをいただきました。毎日、寝るのが2時、3時って、こんな生活してたら身体も壊すよねえ。(^^;幸いバファリン飲んで寝ていたら、頭痛は治まったので、今日はゆっくり練習でもしましょう。何だかむしょうにホルンが吹きたくもありましたし・・・。(^^;

 購入したCDも、封を切らずに山積みにしたまま。レコード雑誌も買っただけでろくに読みもせず。オーディオに電源を入れるのも久しぶり。って、今年初めてじゃないのかな?何だか生活にゆとりがなかったのです。年末年始も出勤してましたからねえ。たまにはサボリもよしとしましょう。(^^;特に何かをした、というのでもないのですが、充実した1日でした。(^^)

 そうそう、今日は節分でした。父親が食事会に出てしまったので、豆を撒くのは私の役目でした。これも実に久しぶり。(^^)歳の数だけ食べる豆も、今やお腹一杯になるほどです。(^^;私の家では、家の中に「福は内」を3回。最後に玄関に出て、外に向かって「鬼は外!」。豆を投げつけた後、ピシャリと戸口を閉めるのがならわしです。みなさんの家ではどんなふうですか?


2月2日(金) 深夜のBSで、映画「子熊物語」を録画しながら観賞しました。1988年、ジャン・ジャック・アノー監督作品。冒頭は瓦礫の山の斜面。母子の熊が蜂の巣を荒らし、蜜や蜂の子をむさぼっているシーンで始まります。朽ちた木の根っこを掘っているうちに、岩が崩れ落ちてきて、下敷きになった母熊はあえなく即死。独りぼっちになった子熊は哀れなもので、まだ子供だから母熊の”死”というものさえ理解できず、しばらく寄り添っているのですが、やがてたくましく生きていくことを覚えて成長していきます。

 私、動物ものが大好きなんです。この映画は実際の熊の動きを、巧みに物語に当てはめていて、ちょっと驚いてしまうのですが、登場するハンター2人の会話以外は、セリフもナレーションもほとんどありません。子熊が草原を駆けていくだけでも、実に”絵”になってしまうのです。
 面白い演出として、子熊の見る”夢”のシーンがあります。昼間に出会ったアマガエルが、ゲロゲロと群れになって現われ、そのうちカエルの身体にトゲトゲが生えてきたりとか。(^^;また、母熊の回想シーンなどは、実に切なく子熊の気持ちを表現していました。妙に擬人化することもなく、動物そのものをストレートに描いているところがとても良かったです。(^^)

 遅がけに起きだして、昼食はお好み焼きの”道”で。その後、美容院へ整髪にいきました。話は変わりますが、ビデオ・テープの整理のために、パソコンで背ラベルを作ろうと目論んでいます。悲しいかな、プリンターのカートリッジは、またもやいかれてしまった。インク・ジェットのカラー・プリンターって、しばらく使わないとインクがダメになってしまうのです。(^^;今のプリンターは¥20000そこそこの代物ですが、¥4000のカートリッジを5回交換するならば、新しいのが1台買えちゃうぞって、ホンマかいな?みなさんもよ〜く計算してみては?(^^;


2月1日(木) 今日は映画デーなのです。「ハート・オヴ・ウーマン」を観ようかな〜と思い、小牧のコロナへ出かけたのですが、渋滞のため時間に間に合わず。(^^;(クルマの移動には、時間の余裕を持って行動しましょう。)次の回まで待つのも手持ち無沙汰だったので、北野武監督、主演作品「BROTHER」を観てきました。

 ”仁侠映画、海を渡る!”といったイメージと、”マフィアの麻薬コネクション”をミックスした・・・とでもいうのでしょうか?不思議な映画です。とりあえず、”平成教育委員会”のイメージを利用した「バトル・ロワイヤル」よりは、こっちの方がマトモかな?とも・・・。(^^;”たけしのびっくり箱”とでもいったらいいのでしょうか?あちらこちらに意表を突くアイディアが、盛り込まれていました。

 たけしの役づくりは氷のようにクールでありながら、強暴さを秘めた男。サングラスで表情を押さえてはいるものの、いつになく、どことなく笑いを秘めていて、何ともいえないおかしさがあります。無理造語ではありますが、”おかしさ”と”かなしさ”を”かばん”に詰め込んだ、”おかなしさ”とでもいったらいいのでしょうか?

 久石譲の音楽が妙に美しすぎて、映画全体を優しく被っていたように思えます。逆にいうと音楽がなかったら、とんちんかんな映画だったかも?好悪の分かれる映画なので、観たくない人は観ないでね。(ごめんなさい)

 さて、夜はNHKの衛星放送で、「恋はデジャ・ブ」(1993)を録画しながら観ていたのでありました。ハロルド・ライミス監督、ビル・マーレー、アンディ・マクドウェル主演。「ひょっとしたら面白いかもしれない」と、当てずっぽに観たのですが、これがなかなか笑える傑作なのでした。(^^)

 テレビの気象予報士フィルは、明けても暮れても同じようなニュースを、繰り返し読む仕事に少々ウンザリ。春の訪れを告げる2月2日の聖燭祭を取材するため、美人プロデューサーのリタ、カメラマンとともに、とある街を訪れます。そして取材を終え、街を出ようとしたところ、吹雪のため道路は閉鎖。やむなく彼らは街に戻り、そこで一夜を明かすのですが・・・。

 翌朝、目覚めたフィルは驚きました。昨日とまったく同じ出来事が繰り返されているのです。それからというもの、「2月2日」という1日が永遠に繰り返されていくのですが、彼独りが気づいている他は、誰もそのことを知りません。たちまちパニックに陥るフィルですが、持ち前の逞しさから、この珍現象を利用して、女の子を口説こうと試みます。それに絶望すると今度は破天荒な行動を取ってみたり、自殺をはかったり・・・。不思議なことに、どんなことをしても(死んでしまっても)翌朝の6時には、同じベッドで目覚め、同じ1日を繰り返すのですが・・・。(笑)

 ビル・マーレーがお得意のとぼけた味わいで笑わせてくれました。(^^)この映画、なかなか傑作だと思うのですが、観たことのある人はいるのかな?


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