2001年3月の日記

日々思うことに戻る

表紙に戻る


3月31日(土) 少し前に録画した、ちょっとHな映画、「完全なる飼育」を観ていました。(AVじゃないよ!)監督:和田 勉、主演:竹中 直人、小島 聖。少女誘拐監禁事件を題材にしたものですが、凄惨なハナシではありません。(^^;(これはあくまでフィクションです。)

 文房具メーカーに務める中年サラリーマン岩園(竹中)は、ジョギング中の女子高生(小島)を誘拐。おんぼろアパートの自室に監禁したのでした。普通?ならレイプ目的なんでしょうけど、今まで本当の愛を得ることのできなかった岩園は、彼女を飼育し、お互いの完全なる愛情によって結ばれたいと願うのでした。ここからが何とも不思議なんですが、最初は何とかして逃げ出そうとする女子高生も、ストイックで献身的な岩園に心癒されるようになり、やがて2人は結ばれてしまうのです。(^^;

 しかし、楽しい同棲生活も永くは続きませんでした。外出を許されるようになった女子高生は、スーパーへの買い物の途中で警察に保護され、岩園は逮捕されてしまいます。
 「君は誘拐されてずっと閉じ込められていたんだね?」刑事がそう尋ねると女子高生は、「いいえ、岩園さんは尊敬できる人です。私たちは楽しい同棲生活を送っていたのです。」と答える始末。いっぽうの岩園は、ことが露になった以上、幸せが続かないことを悟っています。「これは誘拐です。私を死刑にしてください。」と答え、安らかな死を望むのでした。

 何年か前には、本当にこんな監禁事件があったんですよね。これは映画だからあくまで想像の世界だけど、少女が”逃げられない”という観念のもとで、飼い慣らされてしまったのか?それとも一緒に生活するうちに、愛情を感じるようになったのか?という、”フォーカス”的な人間の好奇心をくすぐる夢物語です。暴力で支配されていた実際の事件とは、まったくの別モノですが・・・。そして”怪優”竹中 直人だからこそ成し得た演技でもあります。

 (R-15指定です。人によっては、あまり気持ちのいい映画ではないかもしれません。ごめんなさいね。)


3月30日(金) 午前中は歯科に通院で、午後からはお出掛け。栄の明治生命ビルで行われている、”シム・シメール&アルフォンス・ミュシャ展”へ。展覧会というよりは、展示販売なのですが、アート・コレクション・ハウスというディーラーさんの主催でした。

 ”かなり強烈に購入を薦められますよ”と助言をいただいていたのですが、案の定、シム・シメール展では、販売員の女の子がずっとくっついていました。嫌みなところはなかったし、ノーといえる日本人だからいいんですけどね。販売員さん曰く、「私、画像の転送の仕方がわかんないんですよ〜。」って、何で私が、そんなことまで教えてやらにゃいかんのだろ?モテモテ気分を味わってしまいました。(爆)艶っぽい油絵調のリトグラフは、動物の図柄がいっぱい。ホワイト・タイガーの赤ちゃんなどは、ふわふわした毛並みの感触がすばらしかったです。

 さて、アルフォンス・ミュシャ展。こちらは元気のいい男の子がお相手。(^^;リトグラフの複製画は、かなりたくさん展示されていました。印刷や写真でしか見たことがなかったので、もっとセピア調だと思っていたのですが、ずいぶん色鮮やかなので驚きました。ミュシャの絵はもともと、美術館に飾られるようなものではなく、街角のポスターや広告、はてはクッキーの缶などに装飾された大衆芸術。保存状態の良いものは少ないんだそうです。展示されていたのは、オリジナルではなく、新たに石版を起こし、発色に優れた現代のインクで刷られたもの。照明は明る過ぎるし、会場はとても騒がしい。落ちついて観られなかったのが残念です。購入目的で来てるお客さんと、私のような観るだけのヒトは、一目瞭然だと思うんだけどなあ。(^^;でも、ポストカードのセットや、ダイアリー(日記帳)も無料で頂いてしまったので良しとしましょう。(^^)

 名駅に移動して、金券ショップで映画券を購入。通常¥1800のところが¥1350だもんね。”ピカデリー1”で、「プルーフ・オブ・ライフ」を観たのでありました。ラッセル・クロウとメグ・ライアンという2大スターの共演で、話題になってはいたんですよね。(^^)

 ラッセル・クロウ演じる保険の交渉人が、夫を誘拐されて涙に濡れる夫人(メグ・ライアン)のために、一肌脱いで大活躍というあらすじ。(こんなにかいつまんでしまっていいんかいな?)「男の使命、それは命をかけて守ること。ただし決して恋に落ちないこと。」 これは宣伝用のコピーなんですが、ちょっとニュアンスが違いましたね。(^^;ラッセル・クロウのタフガイ&不器用さはとても良いのですが、恋愛についてはほとんど描かれていないのです。(^^;

 次の映画まで少し時間があったので、毎日ビル中2階の”ギャラリー奨”に行きました。映画館の横に立て看板があったのです。小さな画廊ですが、ここにもミュシャが10数点ほど展示されていました。あまりにも静かなので、おそるおそる入ったら、人が誰もいないんですよ。何て物騒な。(^^;サラ・ベルナールのポスター(オリジナル)は、茶色に日焼けしてしまっているけど、145万円なり。他は複製画なんですが、これは照明の違いによるものか?アート・コレクション・ハウスの複製画と比べると、落ちついた色調に感じられるのは何故?刷られた時期や、版元がちがうのでしょうか?ここでは額付きで平均6〜7万円の値段が付いていました。絵の大きさこそ違うものの、アート・コレクション・ハウスと比べたら、ゼロが1ケタ少ないような気がするんだけどなあ?(^^;

 その後は、”グランド4”で韓国映画の「幽霊」(ユリョン)を観ました。オカルト映画ではありませんよ。この後の文章はフィクションなので誤解のないように。(^^;

 「ユリョン」とは、韓国が秘密裏に完成させた高性能の原子力潜水艦です。このストーリーの中では、日本も原子力潜水艦保有国として名を連ねています。(^^;そしてユリョンの乗組員はすべて、地上から存在を抹消された人物ばかり。上官を射殺したかどで処刑された軍人チョン・ウソンは、手厚く介抱され命を取り留める代わり、強制的に「ユリョン」へ乗りこむこととなったのです。誰も知らない「ユリョン」の目的・・・それは核保有国同士のデス・ゲームに終焉を告げるため、太平洋沖での自爆を遂げることでした。

 ところが艦内ではクーデターが発生。強烈な愛国心を抱く副艦長は、艦長を殺害したのでした。彼の狙いは、日本の潜水艦をおびき寄せて発砲し、戦争を仕掛けることにあったのです。前艦長からは特別な信頼を寄せられ、砲台の鍵を預けられたチョン・ウソンは、たった独りでそれを食い止めるべく戦うのですが・・・。

 好き嫌いは分かれるかと思いますが、全編、緊迫感溢れる構成で、私はけっこう楽しめました。閉塞感を感じさせる潜水艦の艦内。汗臭い男ばかりの世界では、それでなくてもストレスが溜まること。ちなみに、女性は1人も登場しません。(^^;


3月29日(木) 小牧のコロナで映画まらそん。「セル」と「スナッチ」の2本を観ました。(^^)

 「セル」 21世紀の科学は、精神治療の分野で大きく変革を遂げ、生きている人の意識の中に、自分の意識を投影させることを可能にしたのでした。心理学者のキャサリンは、今日も意識不明状態に陥っている少年の心をカウンセリング。閉ざしてしまった少年の心に働きかけます。

 おりしも連続女性殺人事件が発生。精神異常者のスターガーは、若い女性をガラス張りの水槽(セル)に閉じ込め、40時間後に水を満たす。恐怖に慄きながら溺死する姿をビデオに撮影し、女性の死体を漂白剤で洗った後、捨てていたのでした。FBIの捜査で犯人は捕らえられたもの、既に薬の飲み過ぎで昏睡状態。行方不明になった女性はどこに閉じ込められているのかわかりません。刻一刻と時間は過ぎていきます。キャサリンは女性の監禁された場所を聞き出すため、意識不明の犯人の心の中に潜入するのでした。

 狂気に満ちた精神世界。魔物に姿を変えたスターガーと、純真な少年のスターガー。少年は彼女に好意を抱いてはくれますが、2人は一心同体なのですね。キャサリンは魔物のスターガーに捕らえられ、元の世界に戻れなくなってしまいます。勇敢なFBI捜査官は、自らスターガーの脳に潜入して、彼女を救おうとしますが・・・。

 恐いもの(キモいもの)見たさで観ていたのですが、CGを駆使したビジュアルはかなり奇抜で度肝を抜かれました。主演のジェニファー・ロペスは歌手でもあるのですが、たいへん美しゅうございます。私も心の中をカウンセリングしていただきたい。いやいや冗談。(^^;

 「スナッチ」 私はいつも、ぜんぜん予習なしで観に行くものですから、ブラッド・ピットが出てるなんてことも知らなかったほど・・・。(苦笑)あらすじはどうってことないんですが、スピード感溢れるドタバタ喜劇でしたね。登場人物の1人が、飛行機で移動するシーンなどは、こんなに省略してしまっていいんかな?というくらいハイ・スピード。(3秒くらい!)

 面白くない部分は、カットされて当然ってことですか。そのイージーな、割り切り感覚が楽しかったです。私は、ブラッド・ピットのことをよく知らないんですが、今や”世界でいちばんカッコいい男”と言われているようなヒトですよね。それなのに、こんなジャンキーな役を演じてしまっていいんかしら?見事、ツボにはまってはいたんですが・・・。(^^;

 夜は家でNHKのBS放送、映画「ライトスタッフ」を観ました。1940年代、初めて音速の壁を破った1人のパイロットと、1950年代末、マーキュリー計画に選ばれ時代の英雄として祭り上げられた7人の宇宙飛行士の物語です。

 少し前に観た、クリント・イーストウッドの「スペース・カウボーイ」と時代背景がダブりますね。彼らは1940年代に音速の壁を超えたパイロットだったのに、宇宙開発がNASAに移管したため、月へ飛ぶことを諦めた人たちでしたから。(^^;その後で読んだ、ジーン・サーナン著「月面に立った男」(ある宇宙飛行士の回想)も感動的でしたが、もちろんこの映画も実録なので、知った名前が登場するわけです。

 最初の宇宙服には排泄のための設備がなかったため、仕方なく中でオシッコを漏らすしかなかった。完全密閉された宇宙服だから、身体中がオシッコまみれ。そんなカッコ悪いエピゾードも出てきます。外野から見るほどカッコいいものではなく、命がけのプロジェクトであったことがこの映画からも窺われますね。(実際、多くのスタッフが命を落としている。)

 劇中にはクラシックの名曲がふんだんに使用されていますが、メイン・タイトルとなるのは、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を、グラズノフの「四季」風にアレンジしたオリジナル曲。これ、当時のトヨタ・クラウンのCMで流れていたんですね。(^^;映画のことを知らない私と、ホルンの仲間は、「チャイコフスキーなんだけど、巧みにアレンジされてるよねー。CMのためにわざわざ録音したのかなー。トヨタだったらお金持ちだからするかもねー。」と話していたのでした。(^^;


3月28日(水) 前日に引き続き、今日がオフィシャルの発売日となるわけで、やはりたいへんな客入りでした。私はさっさと定時に仕事を上がり、40枚組ボックス・セットの廉価CDを購入して帰宅。

 40枚組ボックス・セットって高いんでしょ?うんにゃ、トンデモナイ。廉価CDについて語らせたら、私の右に出るものはいないよ。(笑)店頭価格¥6890(税別)なのだ。私はもちろん社販割引が使えるから、それよりさらに安く購入しているわけ。1枚あたりいったいいくらになるんだろう?

 蘭DISKY社は、EMIの音源を廉価で販売するライセンスを取得しています。このボックス・セットの音源は、独INTERCORDの録音によるものですが、レーベルが消滅したため、独EMIに吸収されてしまいました。だから今は、蘭DISKY社から発売されているわけです。

 ”安かろう、悪かろう”ともいいますが、指揮者ではカール・ミュンヒンガー、ミヒャエル・ギーレン、ガリー・ベルティーニ。フルートのオーレル・ニコレ、ピアノのイェルク・デームス、チェンバロのクリスティアーネ・ジャコテなど錚々たるアーティストを抱えていた独INTERCORDレーベルです。知る人ぞ知る名盤揃いなのですよ。(^^)


3月27日(火) 宇多田ヒカルと浜崎あゆみの新譜、ボンジョヴィのベスト盤が入荷する日です。オフィシャルは発売日は翌日ですが、お客さんはその前日に入荷することを知っているわけ。いやはやものすごい客でした。普段、開設していないレジまで、臨時に開くありさま。通常平日の2倍近い売り上げを記録してしまいましたね。(^^;

 忙しいには忙しいんだけど、棚ボタ式のバイイング。私はちっとも面白くない。自分が経営者だったら別なんだけどさ。(^^;担当ジャンルのバイヤーは、ホクホク顔かも知れないけれど、2、3週間過ぎたら客は遠のいていくんだろうなあ。冷たい言い方かもしれないが、そんなものなのだ。(^^;


3月26日(月) 今日はアカデミー賞の授賞式ですね。作品賞、主演男優賞は、「グラディエーター」とラッセル・クロウでした。うんうんまず納得。映像も素晴らしかったし、いい男を演じていましたからね。ここ1週間ほど前から、WOWWOWでもNHKでも、オスカー受賞の作品をこぞって取り上げていましたが、今日は名作中の名作ということで、「サウンド・オブ・ミュージック」が放送されていたんですよ。

 ミュージカルの名作ということで、誰も異論はないと思います。劇中の歌がすべて名曲で、すべてがスタンダードとして今なお歌い継がれている。こんな映画はあと、「マイ・フェア・レディ」くらいのものでしょう。(たいていは1、2曲しかヒット・ナンバーがないもんね。)これだけすべての条件が揃った映画というのは、なかなか生まれません。この映画を最初にテレビで観たのは中学生のときですが、当時はビデオなんてなかった時代です。音声だけをカセットに録音して(90分と60分テープ)、何回も何回も繰り返し聴いたものでした。


3月25日(日) 「メグ・ライアン自らを語る」というインタビュー番組がありましたね。録画は少し古いもののようでしたが・・・。もちろんテレビ番組だから”演技”は入っているんでしょうけど、くしゃくしゃショートの髪。溌剌と下した語り口は、映画の中で見る人柄と同じでした。頭の回転が早く、ユーモアたっぷりのトークに観客も大喜び。う〜む、いい女じゃのう。(^^)

 残念ながら映画の話となると、初心者の私には、ほとんど知らない作品ばかり。(「めぐり逢えたら」と「ユー・ガット・メール」しか知らない!)でもまだこれから観るチャンスはあるもんね。彼女の出演作品はすべて観るように心がけましょう。(^^)


3月24日(土) 名古屋三井ビルの地下に新しいカレー・ショップがオープンしたのでありました。(3/23オープンでした。)三井ビルってどこだ?近鉄百貨店の向かい、映画館の”ピカデリー”が入っているビルですな。

 カレー・デポ(CURRY DEPOT)名古屋三井ビル店
 名古屋市中村区名駅4-8-14 三井ビル北館B1
 TEL 052-541-0058

 今日、初めて入ったのですが、驚いたのはその値段。税込みで¥390とはねえ。(^^;東京、大井町にはかつて¥300カレーというのがあったのですが、昨年8月の時点では¥380に値上がりしていましたからね。とりあえずポーク・カレーの大盛を食べました。グルメ嗜好とは言えない、何の変哲もない普通のカレーだけど、豚の角切肉は、崩れる寸前まで煮込んであって、美味しかったです。(^^)

 (価格はすべて税込み)(テイクアウトもできます。)
 ●カレー・ライス
 ビーフ・カレー¥390
 ポーク・カレー¥390
 カツ・カレー¥420
 (大盛は¥100UP)

 ●サラダ
 セット・サラダ¥100
 ポテト・サラダ¥150
 ゴボウ・サラダ¥150
 グリーン・サラダ¥150

 ●トッピング
 チーズ¥50
 コーン¥50
 オニオン・ソテー¥50
 ラッキョウ¥50
 生卵¥50
 温泉卵¥70

 ●ドリンク
 ウーロン茶¥120
 牛乳¥120
 オレンジ・ジュース¥150
 アサヒ本生(350ml缶)¥250

 ちなみに、マイアミコックの缶カレーでお馴染みの、”チタカ”さんのアウトレット・ショップなんだそうです。これが安さの秘密かな?明日はビーフ・カレー、その次はカツ・カレーに挑戦してみたいと思います。うむむ・・・それにしても安い。(^^;


3月23日(金) 体調回復、熱はすっかり下がりました。ビデオ・テープが無くなりかけていたので、買い物へ・・・。さてS-VHSの120分テープですが、最初は10本セットで¥1980(税別)で買っていたんです。1本あたり¥198ですよね。ところが他のお店でも、5本セットが¥900(1本あたり¥180)で売られていることを発見。今日はわざわざ北区の”ビッグ1
”まで出向いたところ、何と5本セットが¥798で出ているではありませんか!1本あたり¥160ですよ!安〜い。これからはここまで出向くことにいたしましょう。(^^)でも、悩みのタネは、160分や180分のセット販売がほとんどないこと。S-VHSではなく、ハイ・グレードまでなら、けっこう安売りもされてはいるんですが・・・。(^^;

 映画は普通、120分内に収まるものとされていますが、WOWWOWのノーカット放送だと、126分とか130分とか、微妙にオーバーしているものが多数。(^^;ちなみに120分テープには、122分まで収録できます。録画マニアの知恵袋。(^^)

 家に帰ってから長編アニメ「プリンス・オブ・エジプト」を観たのでありました。これはディズニーではなく、ドリームワークス製作によるものです。あらすじは”モーゼの十戒”に基づく神話なんですが、実写でも、セシル・B・デミル監督による超スペクタクルがありますよね。今回はそれをアニメで見せてしまおうというわけです。

 CGとアニメの合成は完璧。大海が割れるシーンもものすごい迫力でした。アニメ自体もコンピュータ仕立てで、おそらく立体のデータをインプットし、平面に置き換えるソフトを用いているのでしょう。360度くるくる回るカメラ・ワークも目まぐるしいものですが、絵がちゃんとついていきますからね。

 技法のひとつとしてなら、コンピュータもたいへん便利だとは思うのですが、私は手描きのアニメのほうが好きなんです。どうしてもキャラクターが人形のように感じられてしまうし、TVゲームを体感するようなカメラ・ワークも好きではありません。(^^;しかし、ここまで完璧にやられると、力づくでねじ伏せられてしまったようなカンジです。(笑)

 ミュージカル仕立てで、歌も音楽も美しいものですが、ワン・パターンでスパニッシュな雰囲気。くんくん、匂うぞ匂うぞ。(^^;案の定、ハンス・ジマーでした。最近だと「グラディエーター」や「MI:2」で音楽を担当していますが、どうも私は好きになれない作曲家です。(^^;


3月22日(木) 微熱があるので、家でずっと寝ていました。WOWWOWで映画を観ながら。(^^;午前中は、「女性No.1」を観たのでありました。1942年アメリカ、ジョージ・スティーブンス監督作品。スペンサー・トレイシー、キャサリン・ヘップバーン主演。

 スポーツ記者のサムは、ちょっと我侭だけど、セクシーな政治記者テスと結婚します。外交官を父に持ち、上流社交界の中でも花形的存在のテスは、マスコミからも”女性No.1”とお呼びがかかるほどの才媛でした。誰もが羨む結婚だったのですが、ジャーナリストとして超多忙な彼女は、コーヒーの入れ方も知らず、おまけに亡命大使をかくまったり、ギリシャ難民の子供をボランティアで引き取ったりと、新婚生活はメチャクチャ。やがてサムは1人暮らしを始めるのですが、愛情溢れるテスは何とかして彼に認めてもらおうと、涙ぐましい努力をするのでした。

 何気に観ていたので録画を怠っていたのですが、主演の2人が可愛くて、結構楽しめたのでありました。(^^)こういうモノクロ映画のラブ・コメディにはもっと掘り出し物があるかもしれませんね。(^^)

 夕方は、「バットマン」。1989年アメリカ、ティム・バートン監督作品。この映画の封切はお正月だったかな?当時の私は熱心な映画ファンではなかったので、悪友に連れられて「ゴジラ」(VSビオランテorキングギドラ)を観させられたのでありました。なぜそんなことを憶えているかというと、ラスト・シーンで救出されたヒロインが、ヒーローに向かって、「カッコよかったわよ、バットマンみたい♪」と対抗意識に満ちたセリフを吐くからであります。肝心の「ゴジラ」ストーリーは実にしょーもないハナシで、お互い「バットマンにすりゃ良かったな。」と嘆いていたのでした。(ビオランテだったかキングギドラだったか思い出せないくらいだから・・・。)(^^;

 さて「バットマン」。昔のTVシリーズは、ちょっと貫禄ある(肥満体)バットマンでしたが、私はロビンの方がお気に入り。子供の頃はストーリーがまるで理解できず、格闘シーンで飛び出す”絵文字”とベンチャーズばりのサウンドに心躍らせていたのでした。(改めてみると、本当に他愛ないストーリーだたっかも。)

 今回は、ティム・バートン監督の「バットマン」として観ているわけです。う〜む映像が美しい。主人公ブルース・ウェインは変わり者の大富豪として、バットマンの誕生についてもしっかりと描かれていますね。そして彼の愛情と、悩めるヒーローとしての姿も・・・。当時、悪役ジャック・ニコルソンのギャラが、主役のマイケル・キートンのギャラを上回ったとも聞きましたが、納得できます。実にいい味出してます。(^^)


3月21日(水) 鼻水止まらない、喉が痛い。(^^;早番で出勤して、あくせく働いていたものの、昼頃には熱が出てきてフラフラし始めました。がんばりが効かなくなってきたので、早退させてもらうことに・・・。頭がぼーっとして、一歩一歩踏み出すごとに身体が重く感じられます。負傷兵になったような気分です。(^^;

 上飯田の書店で「MONSTER」(浦沢直樹)の第16巻を購入。2月の末には出ていたそうなんですが、忙しさ?の故か忘れておりました。ぜんぜん進展しないストーリーも、ようやく佳境に迫ったかという感じ。(^^;早く終わって欲しいなと思うのは、私だけではあるまい?ストーリーに行き詰まると、いつも新しいキャラクターが登場し、その人の生立ちから、トラウマにまつわる幼児体験でページを埋めていましたから・・・。これ以上、風呂敷を広げたら、纏まりがつかなくなりそうでコワイです。(^^;

 夜はWOWWOWで映画「プライベート・ライアン」を観ました。1998年アメリカ、スティーブン・スピルバーグ監督作品。冒頭30分の戦闘シーンは凄まじいものでした。カメラ・ワークを駆使して、手足がちぎれたり、内臓の飛び出した負傷兵をアップ。夥しい流血の沙汰を描いておりました。(^^;

 しかし、ですね。昔の戦争映画と比べたら、技術的、映像的にはリアルかもしれませんが、私はどうも納得がいかないのです。(^^;当時の日本と比べたら、桁違いに豊かなアメリカではあったでしょうが、この兵士たちのぽっちゃり肥えた顔。(^^;死の恐怖と隣り合わせた人の姿には見えないのですが・・・。ああ、戦争を知らないスピルバーグ!(^^;


3月20日(火) 今日は春分の日ですね。昼休みに外へ出て、先週、買い損ねた「星願」のパンフレットを買いに行きました。せっかくの好天気なのに、屋内で仕事をしているなんて、何てもったいないんだろう。(^^;そんなことを考えながら、時間ぎりぎりで仕事に戻ったのですが、その後、くしゃみと涙が止まらなくなりました。(^^;

 花粉症かな?体調によって出る年と、出ない年があるのですが、まあ今年は体調最悪だし・・・。(^^;何だか喉まで痛くなってきたので、流行り風邪を伝染されたのかもしれません。憂鬱。(^^;


3月19日(月) アルバイト君が、家の用事でお休み。独りで売場を切り盛りしていました。最近、次々と人が辞めていくので、売場面積における人員が足りない!何だか無茶苦茶忙しかったです。今日のミーティングでも、また1人、アルバイトの退職が発表されました。その代わりと言っちゃ何だけれど、以前に働いていた人が、1人復帰するそうな。(^^;ヴェテラン不在で、藁にもすがる思いといったところでしょうか。

 今日の食事は名駅東の”かつや”というお店で。とんかつ専門のファースト・フード・ショップ。”吉野家”のとんかつ版とでもいったらいいんでしょうか?かつ丼が¥490(税別)と、かなりリーズナブル。専門店だから、味もなかなかのもの。(^^)とん汁は¥150だけど、丼椀に入っていてボリュームたっぷり。これも美味しかったな。(^^)

 帰りは名鉄の待ち時間があったので、上飯田駅で屋台のラーメンを食べました。¥400なら安いし、けっこうお気に入りでもあるのです。(^^)テーブルには、幼稚園くらいの可愛い女の子を連れた若いお父さんと、通りすがりのおじさん。何気に2人の会話が聞こえたのですが、おじさんはお店で食べるより、屋台のラーメンが最高だといいます。どのラーメン屋も最初は屋台から始まったものだと・・・。しかし店を構えるようになると、それまで1日350食限定だった麺も、保存のことを考えなければならなくなり、おのずと味が落ちてしまうのだそうです。(^^;どこまで真実なのかはわからないけれど、ひとつだけ確かなことがありました。「きしめんだったら、名駅のホームで食べるのがいちばんうまい。わしは、きしめんが食べたくなったら、入場券を買ってそこで食べるんだ。」と・・・。おじさん偉い!それは本当だよ!


3月18日(日) 眠いんです。(^^;職場では立ったまま、THINK PADでオーダーを入力するのですが、1点に集中していると、とてつもない睡魔に襲われます。あやうくガクンと倒れそうになりました。(^^;気絶は今まで経験ないけれど、落ちる感覚ってこんなものかしら・・・。(危)

 休憩時間に”エイデン21”に出掛け、またもやビデオ・テープを購入したのですが、家電店は現在、”ホーム・シアター”を押し進めているようです。私も建設中?ではありますが、そんなものに50万以上かけたりはしませんよ。オーディオを知らないお金持ちを騙すには恰好の材料です。(^^;”JBL”のスピーカーは今も根強い人気ですが、エッジがウレタン製なので、私としては却下!昔の映画館は”ALTEC”のスピーカーを用いることが多かったと思います。映画をサラウンドで楽しむためには、セリフの明瞭に響く、乾いた鳴りっぷりが必要なんですよね。

 ”エイデン21”の帰り道、”かつや”というとんかつのお店を見つけました。牛丼”吉野家”のとんかつ版ともいえる店構え。(^^;かつ丼が¥490というのは安いなあ。明日の昼食はこれに決まりです。(^^)


3月17日(土) 160分のS-VHSテープを購入しなければならなかったので、いつもより早く家を出て、矢場町の”カトー無線”に寄ってみました。ところが驚くなかれ!そこに”カトー無線”はなく、いつのまにか”マツヤ電気”に変わっていたのでした。実はどうやら、ずいぶん前に改装されていたようなんだけど・・・。(^^;

 困るんですわ、そんなことをされてしまったら。(^^;”カトー無線”のパーツ売場(電子部品売場)には、中学の頃からお世話になっているんですから。(^^;さすれば、大須のラジオ・センターまで出向かなければならないではありませんか。(^^;ラジオ・センターの方が安く買えたりもするのですが、小売り店によって価格が違ったり、扱っている種類が違ったりするので、あちこ探し回らなければなりません。すべてのパーツが揃っている”カトー無線”には、それなりの意義があったのです。(^^)

 パーツもさるところながら、”マツヤ電気”では160分のテープが買えませんでした。仕方がないので、休憩時間に少し歩き、名駅の”エイデン21”に出掛けてみました。家電は不況と言われながらも、オーディオ&ビジュアルに思いきりボリュームを裂いた建物だったのです。ビデオ・テープも購入できましたね。(^^)世間一般、家電店でビデオ・テープといえば、120分の安売りパックばかりですが、実際に映画を録画するとなると、僅かばかり120分を超えるものが少なくないのです。有名メーカーの全長種類が揃っていれば便利なのに、そこまできちんと揃えている店は少ないのです。(^^)今日は時間がなくてゆっくり見れなかったので、”エイデン21”についてはまた明日。(^^;


3月16日(金) 午前中は歯科医へ定期検診に行きました。スケーリング(歯石をとる)だけのつもりが、歯茎のぐらつく個所が発覚。レントゲンを撮ってみると、やはり骨が侵食されてしまっています。これはもう、以前のように人工骨(アパタイト)を埋める手術を施さなくてはならなくなりました。

 名駅のシネマスコーレでは、香港映画特集。観に行くのは初めてだったんですが、これもめる友さんから教えてもらった情報。「ひとめぼれ」と「星願、あなたにもういちど」を観に行きました。(^^)

 「ひとめぼれ」 以前、NHKの教育テレビから録画して観た「ラヴソング」(私は知らなかったんだけど、名作として有名らしい。)と同じカップル、レオン・ライとマギー・チャンが主演なのです。といっても、監督は別の人。(^^;あらすじも続編ではありません。

 舞台はサンフランシスコ。エレン(マギー・チャン)は、タクシーの運転手として働きながら、10歳の息子を育てるシングル・マザー。マイク(レオン・ライ)は、すご腕の若き天才プログラマー。何の関係もない2人が偶然、夜のバーで出逢い、半分遊びのつもりが深い愛に陥ってしまいます。婚約を果たし、同棲生活を始めた2人ですが、幼い頃から我侭に育てられたマイクは、年上のエレンから見ればまだまだ子供。大手ソフト・メーカーに逆らってしっぺ返しを食らい、女社長に弄ばれたりもします。一度は別れを告げ、マイクの元を去ろうとするエレンですが・・・。

 低予算でありながら、作劇の面白さでついつい引き込まれてしまうのでした。感傷的な甘さと、妙にシュールだったりするところが、ちぐはぐにミックスされているのですね。(^^)

 「星願、あなたにもういちど」 幼い頃にかかった病気の後遺症で、目が見えなくなり、口もきけないオニオンという青年が主人公。でも彼は病院の中で事務員として働き、いつも快活で、暗さなど微塵もありません。彼の周囲はとても優しい人たちで溢れています。特に大好きなのは、看護婦見習いのオータム。彼女はいつもオニオンに優しくしてくれるのです。

 幸せな毎日を送るオニオンですが、ある日、交通事故で天に召されてしまいます。しかし、天国へのパスポートをもらう受付で、係官は600億人目の当選者として、5日間だけ地上へ戻れる許可を与えたのでした。「大好きだったオータムへ愛を告げ、気持ちを確かめたい。」喜ぶオニオンですが、これには厳しい条件がありました。
 「地上での君の姿は、他人の身体を借りている。だから誰も君だとは気づかない。目も見えるし、口もきけるが、自分の正体を告げることはできない。」

 地上に戻ったオニオンは、オータムの美しさに見とれてしまいますが、自分の姿は別人。オニオンが亡くなる前に契約した保険の外交官(チョク)と偽って、オータムに会い、オニオンに対する彼女の気持ちを探ろうとします。ところが、「何で見ず知らずのあなたが、私にそんなことを聞くのよ!」。オータムは怒りだします。(よく考えれば当たり前のことですが・・・。)何とかして彼女にアタックしようと試みるも、自分の正体を明かそうとすれば、胸が苦しくなって倒れてしまいます。手紙を書いても、彼女が触れると文字は消えてしまうのでした。

 以前は彼女の愛情を、幸せいっぱい感じられたのに、目も見え口もきける今では、会うたびに彼女を怒らせ傷つけるばかり。恋敵であるウー先生に彼女を託したほうが、彼女にとっても幸せじゃないか・・・。そう悟ったオニオンは、ウー先生に花を持たせ、いさぎよく彼女の元を去ろうと決心するのですが・・・。

 人の心とは不思議なもので、そうすることによって今度は、オータムがいないはずのオニオンを身近に感じるようになり、深い愛情に目覚めていくのでした。「オニオン、あなたはどこにいるの?私に会いに来たの?どうして姿を見せてくれないの?」・・・。

 映画館の中は、鼻をすする音が鳴り響いておりました。(^^;そしてオータムを演じるセシリア・チャンは可憐でした。この人、容姿は美しいのにガラガラ声。泣くときは目も鼻も真っ赤にしてグジャグジャに泣くんです。そのちぐはぐが親しみ易さであり、魅力なんですね。たいへん美しい映画でした。(^^)


3月15日(木) ジョーシン電機へ、2台目のビデオ・デッキを買いに行きました。先週購入したビデオと同機種です。使い勝手の違う2台を所有するのは大変ですから・・・。しかも先週より¥2000も安くなっているし・・・どういうこと???これさえあれば、裏番組の録画も、時間差録画も、同時録画も何でも来い。しかし贅沢な世の中になったもんですなあ。(^^;贅沢といえば、先週はちょっと映画館に行けなかったので、今日は小牧のコロナで「キャスト・アウェイ」&「小説家を見つけたら」の2本を、ぶっ続けで観たのでありました。(^^;

 「キャスト・アウェイ」 いわゆる無人島ものであります。飛行機事故で遭難した、高速宅配便の営業マン(トム・ハンクス)は、運良く南の島に流れ着きます。文明から切り離され、独りぼっちになってしまった彼は、浜辺に流れ着いた宅配便の荷物を紐解きながら、何とかして生きていくことを考えねばなりません。恋人の似顔絵を洞窟の岩壁にしるし、自分の血で顔を描いたバレーボールを友とし、ひたすら孤独に耐えた4年の歳月。延々と1時間半におよぶトム・ハンクスの独り芝居で、バックには音楽すら流れません。役作りのために過激なダイエットまでして臨んだ迫真の演技でした。

 「小説家を見つけたら」 ブロンクスに住む16歳の黒人少年ジャマールは、仲間と賭けをして、とあるアパートに忍び込んだのでした。あやうく見つかりそうになった彼は、リュックを置いたまま飛び出してしまいます。後日、窓から放り出されたリュックと、その中身・・・。仲間に内緒で文学に嗜むジャマールのメモ帳には、びっしりと赤ペンで直しが入っていたのでした。アパートの主は、隠遁した大作家、ウィリアム・フォレスター(ショーン・コネリー)。彼はジャマールの文才を見出し、いつしか2人の間には、友情が芽生えていくのでありました。

 ”本物”といえる人の感性は、隠れた”才能”を見出す。というか、引き合うものがあるんでしょうね。残念ながら”教育者”とは似て非なるもの。”素人”にはその区別がつきません。(^^;権威をふりかざす教育者に、黒人少年は押しつぶされそうになりますが、危ういところを大作家の登場によって救われるのでした。(^^)

 舞台はアメリカの高等学校ですが、有名私立校だけに、日本の大学にも似た雰囲気を持っています。優秀な学生を、学校の宣伝材料として特別待遇にしたり、老教授が才能ある学生の論文を、自分の名前で発表したり、といった事実は実際に横行しているのが現状です。昔の先輩で、「学校は社会の縮図だよ。」と名言した人がいましたが、今や教育者=聖職という価値観も失われました。

 講堂の壁には、アメリカを代表する文豪の肖像画が架けられています。若き日のフォレスターの肖像画は、ジェームズ・ボンド時代のショーン・コネリーそのもの。当たり前なんだけど、ちょっとご愛嬌。(^^)


3月14日(水) める友さんに借りた映画のビデオ、「恋の手ほどき」(原題:GIGI)を観たのでありました。レスリー・キャロンは可愛いなあ。(^^)ちなみに私は○○コンではありませんよ。誰だって純粋に可愛いと思うはず。(^^;エメラルド・グリーンの瞳がいいですね。眼の中に宝石を埋めてるんじゃないかと思ったくらい。(^^;そして、

脚本:アラン・ジェイ・ラーナー
作曲:フレデリック・ロウ
音楽監督(指揮):アンドレ・プレヴィン
衣装:セシル・ビートン

といえば、「マイ・フェア・レディ」と同じスタッフによるもので、似てるな〜、と思うところも非常に多いのですが、よくよく考えたら、「マイ・フェア・レディ」は1964年製作。「恋の手ほどき」は1958年製作だから、こちらの方が先でした。(^^;ちなみに、ジャズ・ピアニストととして華々しくデビューした、アンドレ・プレヴィンは、ハリウッド映画の音楽監督を経て、その後、クラシックの指揮者に転向するんですよ。(^^)


3月13日(火) 何か忙しかったです。お昼は”パストランテ”で、あんかけスパゲティを食べたのですが、ものすごくお腹が減っていたのです。一昨日、Lサイズを注文したところ、大した量ではなく、さくっと食べられてしまったので、今回はWサイズを注文しました。そして登場したのは、ピザ用の皿に盛り付けられたパスタの山。(驚)これって、”ココ壱番屋”の1500gくらいあるんとちゃうの?(^^;とか何とか言いながらも結局、平らげてしまったという、何とも不思議な私の胃袋。(^^;


3月12日(月) 月曜ミーティングは、採用するアルバイトの品定め。クラシックのスタッフ募集はないので、私はお気楽。(^^;ところが神経質になるあまり、候補者を選出して再度、面接を行うという意見まで出てきました。(^^;自分の部下は、自分で面接して決めないと、気が済まないというわけですか?面接官はスタッフの持ち回りだったのですが、他人の判断には任せられないというわけですか?何とも失礼な話じゃないですか。(^^+

 自分の経験からみても、まず、履歴書だけでは、その人は見えてきません。実際に会って話してみて、初めてその人がわかります。(^^)採用した後で、ずいぶんと印象が変わることもありますが、それは仕方のないことで、何度も面接を行ったからといって、それが変わるということはありません。(^^)誰にでも欠点はあるもので、完璧な人などいないのだから、そこで上司の指導力が発揮されるのではないでしょうか?

 クラシックのスタッフを募集するときは、まず、適切な知識を持った人など望めません。これまで、右も左もわからない素人さんを、引っぱたいて育てていくのが常でしたからねえ。(^^;人をどうこう言う前に、自分のことをよく見つめてほしいものですな。(^^+すみません、ちょっと熱くなりました。


3月11日(日) 今日は昼食を半端な時間に出たために、”災い転じて福と成す”。”いためん亭”改め、”パストランテ”に入ることができました。(午後3時から5時まで準備中なんだよね。)以前の店舗と比べて、ずいぶんと賑わっているじゃないですか。味はそのままなのが嬉しいねえ。(^^)

 帰宅してから、昼間に留守録画した映画「ユー・ガット・メール」を観ようとしたのだけれど、睡魔が襲ってきて沈没。日を改めてゆっくり観ましょう。(^^;BS内臓のビデオと、普通のビデオを組み合わせて、時間差でNHKのBS映画劇場「炎のランナー」をセットしておいたのですが、これは失敗。(^^;BS内臓のビデオは、テープが終わりに達すると、自動でEXITされてしまい、おまけに電源まで落ちてしまうのでした。これはやっぱりもう1台、BS内臓のビデオが必要ですな。もはやラジカセ感覚で買える値段でもあることだし・・・。(^^;


3月10日(土) 今日は出勤なのですが、スクランブル解除を依頼するため、朝イチでWOWWOWに電話をかけました。電話・・・といっても自動音声サービスで、言われるままにID番号をプッシュしたのでした。5秒後にスクランブルは解除。当たり前のことかもしれませんが、ハイテクってやつを感じましたね。それではさっそく録画予約、「ジャンヌ・ダルク」をセットしてと・・・。上手く録れているかなあ?

 夜は久しぶりに”T君の父”さんが遊びに来てくれました。(もっと呼びやすいHNはないものかしら?)この日も吹奏楽の練習があったそうで、さすがにお疲れ。DVDを観ながら眠っていました。(^^;私も土日が休めるのならアマ・オケなどに参加できるのですが・・・。もとい、世の中そんなに甘くはないのです。アマチュア楽団には2つのタイプがあります。(^^;

(1)音楽的完成度を重視する厳しい楽団。
(2)楽しければそれで良し、みんな仲良し楽団。

 私は前者の楽団でしか演奏したくはないです。音楽的に充実できたとき、初めて歓びもひとしおと思うからです。(^^)そして多くは、後者の楽団であります。みんなで群れたいだけ、男女の出会いの場、大勢で酒が飲める・・・。(^^;楽しいことを否定するものではないし、男女の出会いも素敵だと思いますが、人前で恥ずかしい演奏をするのは嫌です。(^^;ほとんどの場合、その楽団の創設者、リーダー、運営スタッフのキャラクターで、カラーが決まってしまうんですけどね。真面目な人が、いい加減な人の中に放りこまれたら、どんな思いをすることでしょう。かつて私も、彼も、さんざんな目に逢っているのですが・・・。(^^;


3月9日(金) 休みの間に用事を片付けておかなければ!(^^;警察へ免許の更新に行きました。優良ドライバー(ゴールド・カード)は、講習なしで即日交付なのがありがたいです。警察へ寄ったついでに、半年前の拾得物¥1,000を受け取りました。

 さて、昼からはBSアンテナの取り付け工事です。カーマ・ホームセンターで鉄アングル材を2本購入しました。軒下の太い梁にブリッジを打ちつけて、アンテナを取り付けるのです。まずはドリルで壁に穴を開けました。梯子を架けての取り付け作業は、無理な姿勢をとっているため困難を極めます。明日は身体じゅうが痛くなるだろうな。(^^;ケーブルを壁に這わせて打ち付けていたら、雪がちらほら。やがて吹雪になってしまった。(^^;寒い、寒い、BSはさっぱり映らない。以前、自分で取り付けたときにも苦労したけれど、今回はダメなんだろうか?(^^;待て、落ち付け!ジョーシン電機に電話をかける前に、自分でできることはないのか?・・・ビデオ・デッキの取り扱い説明書を、血眼になって読んでいたら、”BSアンテナ用の内蔵電源を設定モードからONにしてください”とのこと。・・・ようやく映りました。(^^)万歳万歳!工事費用まるまる浮いたもんね。自動車を飛ばし、別件でジョーシン電機へ直行!ふふふ、WOWWOWを契約してしまったのさ。(^^)

 夜は店舗(職場)へと移動。実は昨年末入社したアルバイト君の、歓迎会が立ち消えになっていたのでした。クラシック・チームの3人で、”テルミナ味の街”へ。”とんかつ和光”で定食を食べて、ぐだぐだとお喋りをして。とんかつも良いのですが、かきフライが最高でした。この味を覚えたら、スーパーのパック詰めや、冷凍食品のかきフライは食べられません。(^^;

 帰宅してから、WOWWOWのデコーダーを取り付けました。でもスクランブルはかかったままです。明日、朝イチに電話をかけなければなりません。お楽しみは明日まで取っておきましょう。(^^)


3月8日(木) 今朝はホルンの練習日だったのですが、体調がすぐれないのでお休み。口内炎もひどいし、唇が切れちゃっています。(^^;ゆっくり睡眠をとって、10時頃起きてきたら母が、「喫茶店でモーニング・コーヒーがしたい」というので仕方がない。(^^;近くのまんが喫茶”やまんば”に連れて行きました。あいにくモーニング・サービスの時間は過ぎてしまっていましたが、ホット・ケーキのセットを賞味。少年マガジンもまとめ読みできたことだし、満足満足。(^^)

 午後は、ジョーシン電機へビデオ・デッキを見に行きました。昨日までは、ジョグ・シャトルの付いた三菱のビデオ(¥50,000↑)を狙っていたのに、ビクターのBSチューナー付きS-VHSビデオが¥29,500で出ていたため、さっさと方針変更。(^^;ビクターなら信頼できるし、何といっても安いんだもの!(^^;もちろん、BSアンテナも購入しなければなりません。パナソニックの店頭処分品を¥5,980でげっちゅ!それでもぜんぜん予算内だぞっ!電化製品って本当に安くなったものです。(^^)

 自動車の任意保険を更新に行きました。優良ドライバーだから、もう60%引きだもんね。上のグレードへと奨められたりもしますが、完全な休日ドライバーで、走行距離もサッパリ延びません。(^^;

 夜は江南フィル時代の友人、Mさんが遊びに来ました。彼もオーディオ&ビジュアルには相当詳しい人であります。話題は、「MDは持ってますか?」ということになったのですが、私はまだ購入しておりません。彼もまだ購入していないといいます。(^^;共通する結論は、結局、過渡期のメディアではないだろうかということ。(^^;周囲には、MD愛用者がたくさんいますが、これは日本だけの現象で、世界的にはほとんど普及していないのだそうです。(^^;もっとも安く買えるので、無駄にはならないでしょうが、大切な録音をMDだけで保存するのは要注意かも?(^^;


3月7日(水) ザンデルリンクの指揮するブルックナー:交響曲第7番が再入荷。先週末、不良品が発生した商品なので、1枚ずつすべて開封し、チェックをすることになりました。(^^;今回入荷したのは50枚。25枚ずつ段ボールの箱に梱包されているのですが、チェックの結果、1箱(25枚)が良品、もう1箱分(25枚)が不良品でした。結局、早番(6:30)で上がれるはずだったのが、ラスト(8:30)に退社することに・・・。(^^;

 大急ぎで帰宅して、NHKのBS映画劇場、「わが命つきるとも」を観たのでした。1966年イギリス/アメリカ映画。フレッド・ジンネマン監督、ポール・スコフィールド主演。16世紀初頭、ヘンリー8世は自分の離婚をローマ法王に認知させるため、弁護役としてトーマス卿を引き込んだのでした。人格高潔、権力に屈せず信念を貫くトーマス・モアの生涯を描いた史劇ですが、最期は断首刑に課せられてしまうのです。まさにヒロイック、ポール・スコフィールドの演技が光っていました。作劇としてはかなり渋いものですが、映像がとても美しかったです。(^^)

 その後は、める友さんにお借りしたビデオを観賞。「砂塵」を観たのでありました。1939年のモノクロ映画。ジョージ・マーシャル監督、ジェームズ・スチュアート、マレーネ・ディートリッヒ主演。西部劇なのですが、歌あり、恋あり、笑いあり、これは傑作ですな。(^^)

 ジェームズ・スチュアートといえば、ヒッチコックの映画で絶叫している、ちょっと頼りなさげな紳士といったイメージが強かったのですが、この映画のスチュアートは若い!拳銃は持たず、酒場ではミルクを注文するといった、いっぷう変わった保安官を演じます。やがて黒幕の情婦だったディートリッヒが彼の優しさに惹かれていく・・・。何ともミスマッチな組合せですがこれがまた愉しい!ラブ・コメディのような西部劇というか、サーヴィス精神旺盛の映画でした。(^^)

 BSで深夜に放送されていた、チェコの映画特集。タイマー録画したビデオを観ようとしたら、途中で消えているのです。夜中のつまみ食いに起きた父親が、ご丁寧にも録画待機になっているテレビのスイッチを消したようです。(^^;今夜も特集第2夜だったのですが、いやな予感がするので確認しにいったら、やはり消されていました。がっくり。マイナーな作品なので、もう一生見られないのかも。(^^;やはり自分専用のBS内蔵ビデオが必要ですね。(^^;

 自動車保険の更新があるし、名鉄の定期券も切れていました。(^^;唯一微々たる臨時収入といえば、ちょうど半年前に上飯田駅で拾った¥1,000札が、落し主不明で自分のものになることくらい。(^^;そうそう警察といえば、免許の更新もありましたっけ。休日は片付けることが一杯です(^^)


3月6日(火) 今日は休館日なんですが、全員出勤で大掃除。ああ、出てくる出てくる綿埃。(^^;世界一不潔なCDショップの汚名を返上せねば!(^^;午後からはレシービング(入荷処理)のレクチャーを受けました。商品はすべてPOS管理されているので、必ず入荷時に一度スキャンしなくてはならないのです。(^^;やってみたら、これがけっこう簡単でした。が、お客さんのいない日だからこそ、時間も取れるわけです。営業日であれば、クラシックのシフトは早番1名、遅番1名。1人はアルバイトなので、レジに3時間拘束されます。それぞれ1時間ずつの昼食休憩を取るなら、入荷処理に費やす時間は皆無!売場を空っぽにすることもできません。(^^;

 帰りに北区の”サウンド・オン”に寄って、BS内蔵ビデオ・デッキを見てきました。我が家ではBS内蔵テレビが1台だけ。しかも茶の間に置いてある、家族用のテレビなのです。ビデオにはBSが内蔵されていないため、録画するときは付きっきりでモニターしなければなりません。チャンネルを変えられたり、スイッチを消されたりするとおじゃんです。(^^;

 そして、いつも静かに映画が観られるとは限らないのですね。(^^;家族の出入りがいちばん激しい場所にあるのと、きわめて言い争いの多い家なので・・・。(^^;一刻も早くBS内蔵ビデオ・デッキを購入し、自分の部屋に設置したいのです。WOWWOW契約しようかなあ?ゴージャスな映画を1日中放送しているものなあ。(^^;

 現在使用しているのは、普通のハイ・ファイ・ビデオ。(かなりくたびれている。)次に買うなら当然、”S-VHS”ですよね。かつては高級品だったけど、すっかり安くなったし。(^^;”S-VHS”は水平解像度が400本以上あるんだそうです。(通常は230本程度。)しかも最近のビデオはほとんど、”S-VHS ET”対応。何だろうこれは?というと、”S-VHS”専用テープではなく、”ハイ・グレード”テープを用いて”S-VHS”と同等の性能を得る方式。テープ・コストは安く押さえられますが、”S-VHS ET”対応のデッキしか、うまく再生できないんだそうです。もっとも”S-VHS”専用テープの価格はずいぶん下がっており、お徳用3本パックでも、”ハイ・グレード”テープとの価格差は¥100ちょっと。画質と保存を考えれば、専用テープを用いる方が賢明かも。(^^)

 BS内蔵で、”S-VHS ET”対応。CMカットや繋ぎ録りに便利な”ジョグ・ダイヤル”装備となると¥50,000はするみたい。ちょっと高いなあ。”S-VHS ET”対応だけなら¥30,000で買えるんだけど・・・。(^^;前者は店頭在庫がないので、即決は避けました。そうそう、BSアンテナも買わなきゃいけないのか。(^^;これがケーブルなどのパーツを含めて¥15,000くらい。工事費は捻出不可能。屋根の上に登って自分で立てるしかないでしょう。(^^;BSアンテナはケーブルに電源電圧をかけているので、映るまでのタイムラグがあります。(経験済み)う〜む、意外と大きな出費になりそうです。誰か背中を押してください。(笑)


3月5日(月) 今や”Y電気”も、地下街の”ヤンレイ”も、DVDには力を入れています。まず在庫量が膨大です。(^^;アクション映画、SF映画、サスペンス、ミュージカルetc.と、しっかりジャンル分けされているし、パッケージのデザインを見せ、レイアウトもたいへん見やすいものです。(^^)なのに、何でウチの店はこんなに情けないのだろう。(^^;DVDのラックは1列だけ。しかも狭いスペースに詰め込んであるので、すべてアイウエオ順の背表紙配置。言うまでもなく見にくいし、DVDプレーヤーも、フラット・ワイド画面のテレビも置いてないから、デモンストレーションも一切無し。いまどきこんなCDショップが存在していいのでしょうか?(^^;


3月4日(日) アルバイトの面接官。今回の応募者は、少数ながら真面目な人ばかりで、まずはひと安心。(^^;以前にも書いたと思いますが、常識をわきまえない自己チューのオン・パレードだったこともしばしばなので・・・。(^^;人は去り、また新しい人がやってくる。今月は4人がまとめて退職するのです。(^^;

 そんなわけで夜は送別会。今回はゲストとして、退職された人たちも集まってきて、何だか同窓会のような雰囲気になりました。新しい目標を立てて、辞めていった人たち・・・初志貫徹してるかというと、そうでもない。(^^;もっぱら話題は失業手当の交付について。言っとることと、やっとることが違うだろ〜がっ!(^^;

 「勉強をして税理士の資格を取りたいから!」と言って辞めていった人もおりました。えらいじゃん!と思っていたけれど、話を聞けば結構うさん臭いもの。(^^;税理士の親父さんは、風俗業を中心に仕事をしているそうです。=(イコール)ヤクザとの付き合いなので、けっこうやばかったりもするけれど、収入自体はたいへんよろしい。彼は資格を取得して、親父さんの跡目を継ぐんだそうです。ハイ。(^^;

 人生いろいろ。綺麗ごとだけでは済まされないんだろうけど、何のためらいもなくそれを受け入れられるアンタ!私は好きじゃないな。そんなんだったら例えビンボ〜でも、私は今の仕事の方がいい。彼は元の職場の女性と現在も交際中だが、やはり彼女もヨゴレが平気な人ではある。私はプライドの感じられない人が嫌いです!(^^;


3月3日(土) 今日も忙しく働いていました。今週いちばん売れたCDは、クルト・ザンデルリンク指揮シュトゥットガルト放送交響楽団の1999年ライヴ。曲目はブルックナーの交響曲第7番。とてもすばらしい演奏なのに、不良盤が発生したのです。3楽章から早送りすると2楽章に戻ってしまう。4楽章から再生させようとするとエラーになってしまう。慌てて店頭から下げ、開封して試聴してみたところ、42枚のうち3枚だけが良品。39枚は不良品でした。(^^;初回入荷の50枚はともかく、再入荷分の50枚はほとんど全滅。本日、お客さんのクレームは3件だけですが、明日はもっと増えそう。ひえ〜!(^^;

 仕事を終えて帰宅したところ、東京に住んでいる弟が、取材のために帰省していました。相変わらず、やかましい奴。(^^;顔を合わせるたびに、仕事を手伝えだの、2階の部屋を改造して、自分の会社(未登記)の中部支社として活用したいだの、大ボラ吹いています。(^^;

 最近、よく見る夢・・・。というか錯覚。(^^;昔飼っていた猫が、布団にもぐってきます。(^^;お腹や背中にくっつく、妙にリアルな感触。(^^;何だろねこれは?さみしがりなのかしらん?さてと、今夜も猫と遊べるかな?(=^・^=)


3月2日(金) 午後から美容院で散髪。その後は高校時代の友人と会うことに・・・。わざわざ家まで出向いてもらって申しわけないです。私は高校の2年から吹奏楽部に入部したのですが、当時はトロンボーンを吹いていて、友人はチューバでした。これも何かの縁というか、もう20年もの親交があるわけです。(^^;

 といっても、その前に会ったのは、かれこれ3年前。矢場町のPARCOで偶然に・・・でしたけど。何だか積もり積もる話が満載で、CDを聴いたり、DVDを観たりと、結構、夜遅くまでうだうだと喋っていました。やはり、同じ釜の飯を食った仲間というものはいいもんです。(^^)


3月1日(木) 今日は映画デーですね。朝寝坊なんかしていたらもったいない!いそいそと仕度して出かけたのでした。今日は小牧のコロナではなく、矢場町PARCOのセンチュリー・シネマへ。もともとプラネタリウムだったスペースですが、今では映画館になったのです。ずっと観たかった「リトル・ダンサー」は、ここでしか上映されていないのです。

 これは久しぶりのぽかぽか感動映画でしたね。舞台は何年か前に上映された「ブラス!」と同じく、イギリスの炭坑町。主人公のビリー少年は父親に薦められ、ボクシング教室に通っているのですが、同じガレージで練習しているバレエ教室を見て心惹かれてしまいます。いつの間にか女の子達に混じって、ステップを踏んでいる彼を、女教師は来週からレッスンに来るよう薦めてくれたのでした。

 もちろん父親には秘密です。ボクシングに通うフリをして、こっそりバレエのレッスン。でもやっぱりバレてしまうのですね。「男がバレエを踊っちゃいけないの?」父子の価値観の違いというか、拳でものいう親父さんです。もし母親が生きていたら、ビリーの気持ちを解ってくれただろうに・・・。ボケの始まったお婆ちゃんはビリーの味方ですが、炭坑閉鎖の危機、組合のストライキと、父親も兄も仕事のことで切羽詰っているのです。

 ボクシング代(=バレエのレッスン代)を断たれて、がっくりのビリーですが、バレエの女教師は無償でレッスンを引き受けてくれます。「あなたには才能がある、ロイヤル・アカデミーのオーディションを受けてみない?」かくして秘密のレッスンが再開。いよいよオーディションの日が訪れますが、その朝、ビリーの兄は過激な組合運動がもとで、警察に捕まってしまうのでした。

 ロンドン行きはやむなく断念。腹を立てた父親は、母親の形見だったピアノでさえ、斧で打ち壊してしまいます。「今夜はクリスマスなのに、何もかもぶち壊しだ!」怒りをぶつけるように、ビリーは深夜のガレージで踊り狂います。またもや運悪く、近くを通りかかった父親に見つかってしまうのですが、ビリーは踊るのを止めません。無心に踊り続けるビリーを見て、父親はようやく自分の愚かさに気がついたのでした。「この子には未来がある、行く先の見えない炭坑夫なんかにしてはいけない。バレエ学校に行かせてやろう!」と。

 劇中にはこんなエピソードも。(^^) ちょっとおマセな女の子が、ビリー少年にせまります。「あなたは私のことが好き?私のアソコを見せてあげようか?」 「そんなことしなくても、僕はきみが好きだよ。」 おおビリー、お前はなんてカッコいいヤツなんだ!みんなで観にいきましょう!(^^)

 さて、その後は名駅に移動です。実は出かける前、とある用事で会社に連絡を入れたところ、アルバイトが1人休んでいるため、夜はクラシック・フロアに人がいなくなるということが判明。(^^;仕方なく6時30分から出勤することになりました。(^^;時間まで、もう1本映画が観られます。「アンブレイカブル」を観たのでありました。

 悲惨な列車事故。乗員、乗客132人の内、131人が死亡。だが、ただ1人だけ、奇蹟の生存者(ブルース・ウィリス)がいた。・・・「なぜ、俺だけが?しかも傷ひとつ負わずに?」・・・「真実を知る覚悟はあるか?」
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 「毛がなかったから・・・。」
 (怪我なかったから・・・。) さぶっ!

 これは冗談なんですけど、本編は冗談でなくさぶかったです。(謎)結末を明かすと、馬鹿馬鹿しくて観られません。意見はいろいろあると思うのですが、前宣伝で思いっきり盛り上げられてしまったからなあ。この映画、私はお薦めできません。(^^;


日々思うことに戻る

表紙に戻る